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2024-03-14 20:44

【第8回】銀行のDXについて話してみた

柳澤さんが経験した銀行での出来事について、二人で話しました。デジタル化しない方が競争力あるケースもありそうです。


40’s Biz talkは毎週木曜に配信している番組です。パーソナリティは杉本浩一柳澤大介です。番組へのお便りはこちらからどうぞ!

サマリー

銀行のDXについての話題は、ネット銀行と地方銀行や信用金庫の間の差に焦点を当てられています。メガバンク、地方銀行、日本信用金庫組合などのデジタル化やキャッシュレス決済に関する話題が取り上げられています。

ネット銀行と地方銀行・信用金庫の差
エネイサーです。杉本です。よろしくお願いします。 杉本さん、今日はちょっと銀行のDXについて話したいんですけど。
もうマジ全く知らないですけどね、銀行のDX。 私、ユーザーとしてはね、でもいろいろと何か思うところありますね。
ここの銀行はいけてるな、いけてないなっていうのは今パッと浮かんできます。 あ、本当ですか?
DXって言ってもそんな大層な、その難しい話をするつもりはないんですけど、
今、銀行っていろいろあって、特に今回話したいのは法人の 銀行、口座の話。
杉本さんも会社やってるんで、銀行口座持ってると思うんですけど、
口座ってネット銀行ですか全部? えー、ネット銀行にしましたね、結局。
じゃあもう全部今の解説してるのはネット銀行? そう、そういう意味だとね、法人のやつは僕1個しか解説をしていなくて、
って感じなんですよね。なんか逆にそこ、他何個か解説した方がいいのかどうかとか、ちょっと聞きたいです。
僕も起業した時はネット銀行だけだったんですよ。 スミシンSBIとあと楽天銀行。
でまぁ全然問題なかったんですけど、 ちょうど去年1年半くらい前に
融資を受ける時に、例えば先払いしなきゃいけないものとか結構あるんですよね。 仕入れをして販売する。そういう時に黒字倒産みたいなのってよく聞くんで、
ちょっとキャッシュは持っておきたいなと思って融資を受ける。 意思決定をした時に融資を、例えば日本政策金融広報とかから
受ける時って、ネット銀行には振り込めないと言われた。 実店舗を持っている銀行。
ネットしかない銀行だとそういうのは融資の振り込み口座としては使えないから、解説してくださいって言われたんです。
なのでメガバンクでも地銀でも信金でも何でもいいんで 解説してくださいって言われた時に
じゃあちょっと解説しなきゃいけないなと思って準備しだしたんですよね。 その時に結果、とある2つの信用金庫と
地銀を解説したんです。
このDXの話で言うと、まあまあ使いづらいわけですよネット銀行と比べると。
その地銀、信用金庫とか。 両方で、1個エピソードで言うと、
まず最初に解説したのが1年半前に、とある信用金庫ですけど、
僕PCマックなんですね。 その信用金庫の
明細とかを見る場合は通帳記入しに行くか、 Windows のパソコンじゃないと使えないですみたいな。アプリにアクセスできませんみたいな。
そうなんだ。 そんな今時あるんですか?みたいな話をしたんですけど、
まあまあでもうちのシステムはマックじゃ使えないんで、 Windows じゃないとネットで明細見れないですみたいな話がされたんですね。
とはいえ、まあそんなに明細見るぐらいだからスペックは低いパソコンでいいだろうなと思ったので、中古の2,3万の
Windows のパソコンを買って、そのためにですよ。
アプリ入れたんですけど、 アプリインストールしてログインができないんですよ。
電子照明発行してくださいとか、なんか謎のメッセージがいっぱい出てきて、要はログインができないんです。
地方銀行・信用金庫のデジタル化の課題
信用金庫の営業担当者も、僕にはその件に関しては聞かないでくださいって言ってくるんですよ。
わからないから聞かないでください。
サポートに聞いてくださいって言う。そこはもう僕もわからないんです。 要はやっぱり難しいって言って、つまづく方が多いんでしょうね。
結局、言うても僕も杉本さんも IT 企業を勤めてたんで、比較的強い方じゃないですか。
そうですねそうですね。 の人でもこれだけつまづくって、結局入れたんです。
2,3時間かけて。 なのでその営業担当に、これ僕一応それなりにITリティラシーあるんですけど、こんなに苦戦したんですけど、
ご高齢の方ってアクセスできなくないですかって言ったら、そうですって言う。 裏を返すと、うちのセキュリティが堅牢なんですよ。
まあそれはもういいよ。 違うやろうみたいなね。
まずそのアクセスができないとかログインがまともにできない。あと Windows のかつブラウザじゃなくてアプリで入るみたいな。
はいはいはいはいそうなんだ。 っていうのがあって、
ネットバンクと違うんですよね。 でもう一個昨日あって、
今度は新金じゃなくて地銀の店舗に行ったんです。 結局ネットでの手続きができないんで店舗に行ったんですけど。
で店舗に行って、そこの地銀の口座に入っているお金をネットバンクの方に移したかったんです。
支払いをネットバンクの方でやる。 そしたらあの
窓口でやらなきゃいけない手続き、納付関係、法人税とかもそこで振り込みだったんで、そこでやりつつ、お金を移し替えるところは
ATM でできるかなと思ったら、ATM はできないです。なぜか。 じゃあ何人がいる窓口じゃなきゃできないって。
それ受けた窓口の方に言ったら、この端末でやってくださいみたいな振り込み専用の端末があったんですよ。
その方が、なので僕が法人税先に支払いしてからそこの振り込み端末に移動していったんですよね。
自分でじゃあできるかなと思ったら、お振り込みでしょうかってさっきの方が来てくれたんですよ。
でちょっとやろうと思ってるんで、タッチパネル触ってるんです。 こちらで受付番号を発行してください。
で発行してもらって、QRコードが出てくるんですよね。 QRコードが紙で出力されて、その紙を何かセットしてくださいって言われたんです。その端末に。
とりあえずその紙がレシートみたいに丸まってるんでセットされないんですよ。
その端末が。
とりあえず丸まっちゃってて綺麗にセットされないんですよね。
でその方、結構女性の方なんですけど多分まあ50代後半ぐらいですかね。
月切りでやってくれて、その方が手でまっすぐにして入れて、
全部貼り付いてるんですよ。僕の。人力でナビしてくれるんですよ。
そうなんだ。果たしてデジタルの意味とは。
なので、一応デジタルなんですけど全部隣で貼り付いてやってくれてるんですよ。
でまぁ結局5分ぐらい入力して振込させて確定したときに、確定っていうボタンを押したらまたそこから驚きなことが起きて、そのおばさんが
銀行って窓口のところだと中で従業員の方が働いてるの見えるじゃないですか。カウンターの所。
そこに向かって一番お願いしますって大きな声言ってるんですよ。
僕がその振込実行ってボタンを押した時にくるくる回ってるんですよね。今処理してます。
そのおばさまが一番お願いしますって言ってるんですけど、
なんか気づいてるのか気づいてないのか忙しいのかわからず、何回か言ってるんですよね。
でおばさんが処理してくれないからカウンターの奥に消えてったんですよ。
そしたら処理されたらしくて確定されたんですよね。
そしたらなんかまた伝票が出てきて、次のがまたおばさまが戻ってきて、その後また人力でナビし始めた。
で最後に、その時は振込先講座の確定をして一番お願いしますだったんですけど、次は引き落し講座。
この講座から引き落としていいですかっていうのが最後にまた確認画面出てきて、そこをボタン、最後に確定を押してきたら、
その方が今度はまた二番お願いしますって言い出したんですよ。
でさっきと同じですよね、ずーっとくるくる回ってて、で最終的にはそれで完了したんですけど、
これ知人とか親近たぶん全部、全部とは言えないですけどほぼそのレベルなんですよきっと。
これはネットバンクに勝てないだろうっていうのはやっぱすごく思って、
僕、DXとはっていうのを改めてこの話したいなと思ったんで調べたんですね。
DX、データやデジタル技術を活用して競争に勝てるビジネスモデルや業務プロセスで進化変革すること。
要はネットバンクだと数分でできることが地銀とかそういうリアルテンポだと全部じゃないと思いますけど、
新金と地銀の戦略的差別化
わざわざ店舗まで行って、店舗まで行くのに言っても2、30分かかりますし、現地でも順番待ちして処理する。
結局1時間以上タイムラグあるわけですよね。だから結構そういう金融業、
ネットバンクとネフットバンク専業の会社と比べるとだいぶ開き出てきてるなっていうのは、ユーザーとしてはすごい感じ。
なんかでもそのユーザーのところで行くと、多分資金はちょっとわからないですけど、資金とか見るとまあかなりご高齢の方しか今結構やってない気がする。
でも何が言いたいかというとですね、でも新金とネットバンクでもうユーザー層と期待することが多分違ってて、
うちのね、なんかその高齢の親とかですよね、は新金の方を使ってるんですけど、あれもいいかどうかは置いといて人がちゃんと来てくれるじゃないですか。
その営業マンとか、ずっと回っていってお金回収していってますよね。
あれはあれで、ただ一方でなんかすごいね、これ本当に効率的なのかなっていう線はあるとしても、多分普段こうスマホとかもちょっと怪しい。
スマホもLINEぐらいしか使えないとかのおばあちゃんたちからすると、1万円また来てくれ、1万円を収めるために来てくれたのっていう風に自転車でこう回っていっている新金の営業マンの人たちがやるっていうのは、
まあ多分あってはいるんだろうなという気はするんですよね。
だからそういう人たちが無理に端末を多分入れていくっていうのが、多分なんかもう難しいんでしょうねって思うんですよね。
だから極論なんかDXって勝つためにやるわけじゃないですか。
いわゆる競争優位を生み出すためのデジタライゼーションなのだとしたときに、競争優位はそもそも新金の顧客をメインにすると、
競争優位に働かないですよね。
だとすると、多分そもそもそれを間違ってでもやるんだ、でもなんかこういう話を聞いているとその端末を収めたりとか、無理にシステムを作っているわけじゃないですか。
それを、でもDXをやらなきゃっていう人がいて、それで予算をつけてそれをまた食い物にするITの地場の人たちなのか、誰かがいるんだろうなとか思うと、
ちょっとなんかニヤニヤしちゃいますね。
だから変な話ですけど、結局紙で書いて出した方が早いんですよ。
そう。でもなんか逆に言うと、これからの新金とかの新金地銀の人たちは、あえて逆にデジタルなしの人たちで人力でやります。
ただし、手数料1回振り込み料を1万円振り込むのに1000円ですみたいな。
の方が、むしろ明確に差別化できるんじゃないかなって気がワンチャンしなくもないんですけどね。
そうですね。
どうですかね。
確かにデジタルは手段であって目的じゃないから、そういう戦略はありですよね。
そうですよね。だってしかも多分新金と地銀、みなさん、この前なんかニュースやってたじゃないですか。
地銀で初任給をみんな一律26万円にするっていうニュースありませんでした?
銀行のデジタル化
一律ですよ。一律。前まではちょっとだけ20万5000円とか21万2000円とか逆ついてたやつを、一律26万にしてたじゃないですか。
なんかもうあれ見た時に、あれ誰だっけ、誰かがなんかもうこれ地方銀行っていうメガバンにした方がいいんじゃないかみたいな。
田畑さんが。
田畑さんがこれ誰か言ってたなと思って、いや本当にそうだなって思ったんですよ。
で、ひるがえって今の話も聞くと、第5のメガバンク地方銀行、第6のメガバンク日本信用金庫組合みたいな全国のやつにして、そこはもう一切デジタル化を、端末を使いません。
全て紙ですみたいな。やったら逆にどうですかね。
紙だけど早いですみたいなね。
紙だけど早いです。人が回ってきますってやったら、逆にどうですか、もうやったーっていう人たちが一斉に集まるとかないですかね。
確かにね。
で、もう地方の各信金とかのところもやり取りももうあれですよ、電話、電話と今もNTTの電話とあと人、人の配達で全部やります。
これを全部のなんか集めていって、どこも地方各地、人の力でやっていきます。
このね、正直俺が遊んでる中でどこまでできるのか、俺も笑いながらちょっと言っちゃってますけど、もうあえてそこでやっていくのはどうでしょうみたいな。
それはね思いましたよ。
なんか思うんですけど、DXってそのDXを使わせる側の人と使う顧客の人にあったものじゃないとやっぱ意味ないんだなって強く思ってて。
キャッシュレス決済
ちょっと銀行DXから離れますけど、僕よく注目してるのがセルフレジなんですよ。DXとちょっと違うかもしれないですけど。
うちの近くの伊東洋華堂が急に最近セルフレジが大体8台ぐらいあって、人のレジが15台ぐらいあったんですよ。
結構人多めだったんですけど、ここ先月ぐらいからね、なんかセルフレジの台数が15台、人のレジが、もっとかな、セルフレジ20台の人のレジが4台みたいな感じで一気に結構セルフレジ化したんですよね。
で、なんかこれ見てて、これはやっぱり人が足りなくなってくるし、もうセルフレジ化まったなしなんだなっていうふうに思うんですけど、それでもやっぱり人の列に並ぶ人ってそれなりにいるし。
だけどなんかね、あとさらにこれ面白いなと思ったのが、セルフレジがあるじゃないですか。で、セルフレジにもすごい人並んでるんですよ。
だけど、僕もだからセルフレジだけどすっげー並んでるなってやっぱ使えない人いるのかなって思って並んでたら、セルフレジはセルフレジでも、セルフレジの中にもお金を入れる、高価とか紙幣を入れるセルフレジと、完全キャッシュレスのセルフレジってあるんですよね。
で、僕並んでたんですよ、ずっとこう。だけど前にいる人が、完全にキャッシュレスの方いらっしゃいますかとかって声をかけてて、あ、キャッシュレス。で、僕と普通にね、ペイペイとかそういうのでいつも使ってるので、あ、はいって言ったら、こちらどうぞって言われてスーって言って、20人ぐらい並んでるところをいきなりこう一番先行に来て、キャッシュレスのやつ全然ガラクなんですよ、よく見たら。
キャッシュレス何台か5台ぐらいかな、キャッシュレスのみの端末があって、だからキャッシュレスの人はそこに行けばすぐ払えるわけなんですよ、すぐ払えてまあ使い慣れているからすぐ行けるんだけど、あのセルフレジだったらまだいいんだけど、セルフレジだけど現金で払うっていう人が結構いるんですよね。
ここでも一個良い風に言えばセルフレジだけど、みんな人がいなくてもセルフレジで頑張ってタッチパネル操作してやるようになったんだな、しょうがないからっていうのも喜びもあるけど、でももう一個進んでキャッシュレスに行けばもう20人かたや並んでると0人なんですよ、キャッシュレスのレジは。だからこうしたらもう圧倒的に早くなるのになったから、なんかなんだろうな、
今はなんか端末とかそういうのがなんか新規のさっきのさ、人が貼り付いてみたいなのはちょっとやりすぎだと思うんですけど、一応人がちょっと貼り付いてやればなんとかなるし、デジタルの機器とかは用意できるんですよ、仕組みは。だけど結局そのなんか使っている人が結構追いついてないのがあるから、やっぱり本当はここの、だからこのセルフレジのところでいくとキャッシュレスの割合をちょっと増やすだけで、
それ多分スーッとね、どんどんどんどん回転していって、ユーザーも楽になるし、お店側の人も多分投資少なくて済むはずなので、ちょっと教育、さっきの新規とは違いますけど、DXのところの中でやっぱり教育とか育成、大きく言うとそこってすごく大事なんじゃないか、なんか思いましたね。
スーパーのセルフレジって、バーコードが付いてない商品、野菜とかってなんか選んで自分でボタンを押さなきゃいけない。僕スーパーの時は結構迷うんですよね、その友人のレジの方が早かったりするんで、混雑状況によりますけど、同じ込み具合だったら人のレジの方が早く、慣れてる方がやってくれた方が早いんで、そういう意味でいうとユニクロは秀逸ですよね。
あれヤバいですよね。
あれヤバいですよね、置いただけでパッパって取りますよね。
あれはもう最高ですよ。
すごいよね、あれ本当によく作りましたよね、ユニクロぐらいかな。
でも最近ユニクロもそうだけど、パン屋さんもそういうとこありますよ。
え、パン屋?
パンを取るじゃないですか、白いお盆みたいなところに入れてレジのところに置くと、下から白い照明で照らしてるんです。
多分形とかで認識するんでしょうね、画像を認識して、瞬間的にパンの値段が全部レジに反映される。
それ間違いないんですか?
間違いないです。
アンパンとクリームパンとかもすげー間違ってるじゃないですか。
何で差別?
画像かな?画像だったらいいのか。
結構そういうレジだと僕すごい使うんですけど。
速いし。
なるほどなるほど。
でもそうだよね。
ここ最近デジタルの力とかそれを使わないと、子供の数もどんどんすごい勢いで減ってきてるから、
自分たちで何か人が付いてくれるっていうのはものすごい高級な店舗というか、高級なサービスになるんだろうなっていうのを。
だからあれですよ、柳澤さんの新金は超高級サービスですよ。
超グレードの高いサービスなんじゃないかな。
そうですね、確かに。
なんかね、複雑な思いでサービスを受けてましたよ。
そうっすよね。
そうだね、そういう感じ。
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