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#14 語りえぬもの、つげ義春
2026-04-17 1:35:35

#14 語りえぬもの、つげ義春

▼目次

追悼・つげ義春/語りえぬものには沈黙しなければならない/つげ義春みたいになりたかった/ファースト・コンタクト/猥褻で奇妙なものに見えた/日本の歴史の深層に触れる感覚/水木しげる・宮本常一のライン/柴崎祐二のつげ義春体験/乾いた情感/木造家屋への親近感/あけすけでぶっきらぼうなコミュニケーション/旅ものが孕む暴力性と審美性/貧乏を描いているが貧乏臭くない/「架空」編集の頃/秘教的空間におけるつげ言説の密度/読者としての傾倒と作者としての継承/水木しげるにはなく、つげ義春にあるもの/カルチャーの継承のあり方/ポップアイコンとしてのつげ義春/つげ義春が〝青春〟のモデルだった/自分の絵柄がない人/リアリティのある背景とデフォルメされた人物のバランス/一コマ一コマの闘争/空間がない絵は言語的に置き換えられる/スクリーントーンの使い方/独特な言語感覚/初期の大傑作「幕末風雲伝」(1958)/貧しさと諦め/のっぴきならない個人主義/みなぎるヒューマニズム/勉強して獲得されたものではないもの/〝わかった感じ〟で語ることができない距離感/つげ義春ではなく高野慎三さんが好きだったのかもしれない/「漫画主義」以降の活動/長編が描けないということ/「堪え性のなさ」がない作家/毎回スタイルを作る大変さ/現金な水木しげる/インテリたちは後から気づいた/トピカルなものとの距離感/「ディスカバー・ジャパン」の先駆け/ポップアート的受容/時代の欲望とつげ義春受容/つげ義春批評の正典/〝こうなってしまった自分〟の責任として/フォルムから時代精神に肉薄する/挫折するとわかっててもやるのが芸術家/何かを語ろうとすると分裂するしかない/実存を賭けること/絶対に手を抜かない人/韜晦とプロ意識/謎に読者を慰める機能の問題/エリート主義への開き直りを誘発するもの/ブライアン・ウィルソンとの類似点/凡庸な人間を高度に慰撫する効果/評論に結びつかないメタ意識/頭の〝強さ〟/デビュー作はマスクヒーローもの「白面夜叉」/モノローグを発明した人/若木書房時代の作品を読むべし/すごく不義理をしたかもしれない



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