株式会社アダルの紹介と強み
安心財団プレゼンツ福岡企業リサーチ
安心財団の提供でお送りします。
今回のゲストは、前回に引き続き、
株式会社アダルの代表取締役社長、武野隆さんです。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
まずは改めて私から、株式会社アダルの紹介をさせていただきます。
株式会社アダルは、飲食店やホテル、オフィスなどで使われる
業務用家具を企画・製造する福岡発のメーカーです。
家具そのものではなく、人が心地よく過ごせる空間価値、
経営価値を支える企業を目指しています。
この4月で創業74年を迎えられるということです。
さて、アダルと言いますと、
実は会社にも大きな目印がありますよね。
おそらく福岡にお住まいの方、高速道路を通るときにご覧になっていると思うんですが、
金の熊のあたりの赤い球体、あちらが本社になるんですか?
そうです。あちらが本社の社屋になります。
あそこで様々な家具が企画・製造されているということで、
何の丸だろうなと思われていた方が多いと思うんですけれども。
さて、そんなアダルはですね、今竹野さんが社長になられてから12、3年ほど経つということですが、
強みは何でしょうか?
そうですね。我々は業務用家具というお店の家具を扱うことが多いです。
お店の家具って大前提として壊れちゃいけないんですよね。
一石壊ればその分売り上げは下がると思っています。
そういった意味でまず耐久性はすごく大事にしています。
他に言えば、例えばお店オープンされるとき、1ヶ月、2ヶ月工事がかかってしまうのか、
例えば2週間で終わるのか、お店オープンする時期がどんどん早まっていく。
それもお家賃もかからないということですよね。
なのでそういったお客様の特殊なニーズですね。
極力お客様のお商売にもお助けになるようなことを最優先で動いていく。
これが弊社のある種の強みじゃないかなと私は思っています。
使い勝手なども、飲食店やホテルって独特ですよね。
そうですね。やはり飲食店さんによっては油多く使われるところがあったりとか、
ホテルさんであったら例えば毛足の長いカーペットを使われたりとか、
例えば老人ホームさんとかに行けばずっと座っていらっしゃる、
やはりご高齢者の方を椅子ごと運んだりとか、そういったニーズも実際出てきますね。
本当に生活の質に、皆さんの、顧客の皆さんの生活の質に直結するような。
そうですね。ただ座るっていうだけでは家具はないと思ってまして、
例えばカラオケボックスとか行っていただくとですね、
最初は皆さん座って歌ってらっしゃると思うんですけど、
やっぱり盛り上がってくると椅子の上に立ってしまいますよね。
たぶん普通の作り方は壊れてしまうんですよね。
じゃあ我々はその使う想定をさらに見越した上で作り方であったりとか、
お客様にご提案するっていうのが我々の一つの強みだったりとか、
本当にお客様の恋にならないニーズっていうのを形にしていく。
これが一番大事なことなんじゃないかなと思ってお仕事をさせていただいています。
企業理念と次世代への展望
各店舗、各店主の方、そして各顧客の方に合わせて工夫されているということですけれども、
社長は非常に社員の家族のことも大切にされているということで、
目標としている企業像があると伺ったんですけれども。
我々アダルトの会社に働いている社員のみんなの子どもたちとか、
お孫ちゃんにこの会社に入ってほしいなというのが夢でして、
今そのためにこの先の100年企業、さらにまた100年企業を目指して頑張っています。
その具体的なアプローチはどのようにされているんですか?
そうですね。アダルトっていう会社名ってなかなか皆さんご存じないんですけど、
僕らの子どもたちってもう多分3歳、言葉がしゃべれるくらいになったら、
アダルトの椅子を探し始めるんですよね。
アダルトあったよ、なかったよとか。
結構それが僕ら親としては楽しい嬉しい瞬間で、
そうするとですね、子どもって多分僕たちのやっている仕事っていうのを身近に感じてくれて、
多分そこでかっこいい背中を見せてないと子どもたち入ってこないんだろうな。
そのかっこいい背中で働ける会社って何だろうなというのが実際テーマでして、
なのでできれば子どもたちも顎がかれて欲しいなと思いますし、
親御さんたちがここに入れて欲しいなと思ってもらえるような会社、
いい会社にしたいなというふうに思っています。
武野社長の「ふくまるルーティーン」
そんな今回のゲスト武野さんにお聞きしたいのはこちらです。
ふくまるルーティーン
この番組では福岡の企業のリーダーが習慣として続けていることを、
ふくまるルーティーンと呼びます。
武野さんのふくまるルーティーンは何でしょうか。
私は小さなじゃいけんとか、ああいうものは極力しないようにしています。
と言いますと。
よくあるのはコーヒーじゃいけんとかあったりするじゃないですか。
じゃんけんをして、
負けた人が全部ご馳走するみたいな。
そういうところに運を使うくらいだったら、僕が全部ご馳走しますと。
なるほど。
いつか小さな運が最後の最後に別れ道を助けてくれるんじゃないかなと思っていまして。
本当に些細なことですけれども、運を貯めていっていらっしゃるんですね。
そうですね。実は私3代目ですので、
例えば他の社長さんと同じように才能があったりとか能力が高いということはあまり思っていなくてですね。
そうするともちろん、最後の最後もしかしたら運というのが大事になった時に、
全力を尽くした上にはそれも一応残しておきたいなという思いがあってですね。
もちろん今までご自身の努力、そして力で会社を継続されてきたと思うんですけれども、
今までの経験の中で、これはちょっと運に助けられたなっていうのはありますか?
もちろん人ですね。
うちに集まってくれる社員のみんな、関わっていただける会社の方々、
日々出会う方を見返すと間違いなく僕は運に恵まれているなというのはすごく感じることが多いですね。
具体的に力になってくれている方のエピソードはありますか?
そうですね。やはり組織で動いていく以上考え方が合わなかったりとか、
そういうことも実際あったりもしますし、
なかなかやはり難しいプロジェクトに向かう時っていうのはなかなか消極的だったりします。
だからやはりとても根拠じゃない自信であったり支援であったり、
本当に一緒にいてくれる仲間っていうのが本当にいることを日々感じることもありますし、
そういった意味では自分が苦しい時に振り返ると、そこにはいろんな人がいてくれたなというのがすごく思いとしては強いですね。
そういった経験をされているからこそ、ちょっとしたところで運を試すのはやめようと。
社員の皆さんは社長にジュースじゃんけんしましょうよって言ったらご馳走していただけるきっかけになりそうですね。
そうですね。運が悪い社長と思われたくないじゃないですか。
うちの社長運いいもんなって言われたいので。そういった意味ではそういうところも使わずにご馳走したいと思います。
アダルの今後の展望と決意
なるほど。ちょっと使いすぎていたなと反省しました。
いやいや、どんでもないです。
ということで株式会社アダルの代表取締役社長竹野龍さんの含まれるルーティンは、コーヒーじゃんけんみたいな軽いじゃんけんはしないでした。
さて2回にわたってお話を伺ってまいりましたが、今後のアダルの展望を伺ってもよろしいですか。
我々一生懸命真摯にものづくりに向き合って、マーケットには向き合っていますけれども、今後いろんな社会情勢の変化の中でまた新たな市場を求めなければというふうに考えています。
もしかしたらそれは日本だけじゃなくて、我々の物であったりサービスというものが、もしかしたら日本以外のところにもまだマーケットチャンスがあるのではなかろうかと考えることもありまして、
昨年ヨーロッパイタリアに法人をつくりまして、今は海外販路を拡大しようというチャレンジをしているところです。
今74年を迎えられたということですが、その先を見据えられているということですよね。
そうですね。企業は継続って教えていただきました。やはりこの会社の社員と家族を守っていくためには、会社はずっとなきゃいけないと私は思っていますので、そういった意味ではお客様に喜んでいただく、そして今風のアレンジを加えてですね、長く残る会社にしたいなと思っています。
竹野社長貴重なお話をありがとうございました。
ありがとうございました。