2025-05-23 20:00

EP.602 【静かな退職】出世や昇進を望まない若者が増えている本当の理由【Z世代】

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=RBqCWQnNGaE

サマリー

最近、出世や昇進を望まない若者、特にZ世代が増えている理由が考察されています。少子高齢化や厳しい経済状況に直面する中で、若者たちは働くことに対する意欲が減少し、静かな退職と呼ばれる省エネ労働に走る傾向があります。出世や昇進を望まない若者が増えている背景には、経済環境や社会構造の変化が影響を与えています。そのため、静かな退職を選ぶ彼らはスキルアップの重要性を認識することが求められています。

出世を望まない若者の増加
はい、こんにちは。今回なんですけれども、タイトルにもある通り、最近出世を望まない若者が増えている本当の理由っていうテーマでお話しさせていただこうと思うのですが、
というのは、会社員の方とか、最近の若者は全然出世欲がないんだ、出世しようとしないんだとかね、そういう話を聞くわけですよ。
で、その若い人たちの話を聞いても、別に出世したいとは思わないです、今のままでいいですっていう人が結構多いんですよ。
中には、出世したいです、頑張りたいですっていう人もいるんですけれど、昔と比べると出世したいっていう気持ちがない若い人、20代の人、
いわゆるZ世代って言われている人ですよね。そういう人たちが増えているっていうことなんですけれど、それはですね、昔は
みんな出世したいって思ってたんですよ。というのは、就寝雇用が当たり前で、年功序列で、
だんだん給料も上がっていくわけですよね。で、会社が一生涯面倒を見てくれるのが当たり前みたいな感じだったんですよ。
で、あと未来が明るかったんですよね、昔は。で、今の若い人って本当かわいそうなんですよ。未来が暗いんです。
というのは、少子高齢化がね、どんどん進んでいくわけで、で、社会保険料も上がっていって、
今後ね、消費税とか所得税とかもね、上がっていく可能性があるわけですよね。じゃあ手取りが減って、
だけど高齢者は増えていって、年金は払わないといけないと、将来的にはもう肩車で支えないといけないと、
一人の労働者が一人の高齢者を支えるっていう時代が来ますよって。
未来が暗くて夢がないと、どんどんどんどん自分の経済状態は悪くなっていくだろうって考えている
若い人たちが多いわけであって、これが高度経済成長期とかね、その後の時代だったら、
経済状況と仕事観の変化
まあその働く人がねすごく多くて、それに比べて高齢者の方はね比較的少なくて、
で、手取りもたくさんあって給料もしっかり上がっていったっていう時代だったんで、だからまあ
出世したいと。あとは、仕事が生き甲斐っていう人が昔は結構多かったんだけど、今の人は
仕事生き甲斐っていうよりかは、生活のために仕方なくやるって考えている人が多いわけですよね。
まあっていう感じで、出世とか昇進を望まないっていう若者が増えてるんですけど、
そういう人たちを見て、僕らの年代とか、あるいは僕よりもうちょっと上の年代、まあ段階の世代とか、
あるいはそのね、僕よりちょっと上の世代、60代ぐらいの、まだ現役で働いている人なんかは、最近の若いものはね、やる気がないとか、
覇気がないとかね、昇進する欲望もないのかって、野心がないって、こんな奴らが将来の日本を背負うと思うと、もう未来が暗いわとかね、
そういう年配の人もいるんですけど、僕はね、やっぱりね、可哀想だと思いますよ、今の若い世代。
だって昔とは全然状況がね、違うんですよね。
で、仮に今の若い人たち、会社の中で昇進しても、給料が上がるのはわずかであって、
その割には、責任とか仕事量が増えるっていうのは、ものすごく多くなるわけですよ。
中間管理職になれば、下の人間の指導もしないといけないし、だけど上司もいるわけであって、上司からはもっとこのチーム、この部長しっかり成績上げろよとかね、
叱られることもあるわけであって、ストレスも増えるし、なかなか定時で帰れなくなって、残業する時間も増えてしまうと。
で、今って昔と違って、就寝雇用性が崩壊しつつあるんですよ。
大企業でも大量に人員整理、解雇されることもあれば、あるいは希望退職者を大量に募るとかね、40代、50代の希望退職者をお願いしますみたいな感じで、
居づらい雰囲気になって、いつ辞めないといけない状況になるかわからないっていう感じなんですよね。いつ解雇されるかわからないですよと。
で、なおかつ昇進しても給料はちょっとしか上がらなくて、仕事量が増えてってなると、もう今のままでいいやって考える若い人が増えるのはしょうがないっていうのはありますよね。
もちろんみんながみんなそうじゃなくて、この会社のために頑張るんだってね、すごい意欲を持った若い人もいるんですよ。
だけど、やっぱり昔と比べると、もう出世したくない、責任持ちたくない、むしろ平社員のままで責任のない仕事だけやって、
よく言われている静かな退職、退職はしないんだけれど、実質あんまり仕事の意欲もなくて、そんなに頑張らなくて、
必要最小限のことだけやって、給料はしっかりもらうっていう、省エネ労働に走るっていう若い人が増えてるっていう状況なわけですよね。
若者の意欲の違い
で、今の時代って結構ね、仕事以外で楽しいことっていっぱいあるんですよ。昔と違ってね、娯楽はいっぱいあるんですよ。
まあその給料は上がらないとか、手取りが少ないとか、物価が上がってとかね、そういう苦しみもあると思うんですけど、
やっぱりね、インターネットがあって、スマホがあって、あとスマートテレビとかね、タブレットとかあって、サブスクもあって、配信ゲームもあって、
なんかバーチャルの世界で楽しむことってものすごいたくさんあるんですよね。 だから本来は
DRの世界で自分が主人公で頑張って、仕事で成果を上げて、給料が上がって、レベルアップしていってっていうのを楽しむべきなんだけれど、
今バーチャルで結構楽しめることがいっぱいあるわけなので、バーチャルの世界で頑張れば、頑張ればっていうか、レベルアップしていって、
気持ちが上がればそれでいいかなっていう考えてる人が多くて、だったら仕事は最小限のことをやって、生活のためにお金稼いで、
なるべく定時に帰って、家でネットで楽しいことをする方が幸せだって考えてる人がいるので、それによって余計に出世したくない、自分の時間を大事にしたいっていう人が多いわけであって、
これが一昔前だったら、仕事が生き甲斐、仕事が全てだと。残業して、夜遅くまで働いて、結果出して、昇進して、給料もらって、ボーナスもらって、それが生き甲斐だ、楽しいんだっていう人たちが昔は多かったんだけど、
今は全然時代が違うんで、今の若い人たちが全然出水欲がない、やる気がないって静かな退職してるとかね、そうやって批判するのも違うんじゃないかなって思うんですよ。
そもそも静かな退職って、別に今の若い人だけじゃなくて、昔からいたし、今の年配の人、30代、40代、50代、60代でも静かな退職してるおじさんって、あとおばさんもたくさんいるんですよ。
僕そういう人たくさん知ってるんで、この人何やってんだろうっていうおじさんってよくいるじゃないですか、50代、60代で、会社の中でさ、この人何仕事してんのって、何してるんですかって聞くと、なんか、よいよいよいよみたいな感じで、
ほんと何してるかわかんないんだけど、歳だけ取って、それなりの役職があって、それなりの給料もらってる人とかいるわけで、昔から静かな退職の人っていたんですよ。
ただ、今の若い人は昔と比べると、静かな退職してる若い人の比率は上がってるとは思いますけどね、昔からいますよね。
僕はそういう今の若い人たちって、文句言わないだけほんと偉いと思うんですよ。今の若い人たちって結構おとなしくて、それなりに真面目な人って多くて、
だって、例えば僕らの世代でも、例えば公務員とか政治家に対して、お前らは俺たちの払ってる税金で飯食ってんだぞとか、だったらもっと働けよって、俺たちの税金でいい思いしてるんだぞって生活してるんだぞって、もっとしっかり働けよって言う人っているじゃないですか。
だったら、それ言うんだったら、今の若い人たちだって年金とか保険料を納めてるわけですよね。
で、引退した高齢者の方は年金とか、あるいは医療を受けたりとか、介護を受けたりとかしてるわけなので、今の若い人たちが高齢者の方を支えてるわけですよね。
だから、本当は今の若い人たちは高齢者の人に対して、お前たちが生きてるのは俺たちが金払ってるからだぞ、俺が年金払ってるからだぞ、俺たちが税金払ってるからだ、俺たちが社会保険料払ってるからだぞって感謝しろって言ってもいいかもわからないですね。
実際にはそういうこと言ってはいけないと思うし、言う人もほとんどいないんだけれど、結構僕ら世代とか僕らの上の世代って公務員とか政治家に対して、俺たちの税金で飯食ってんだからってもっと働けとかすごい偉そうなこと言うじゃないですか。
それはもちろんそうですよ。政治家の方で、例えば、汚職するとか賄賂もらっていい思いするとかね、そういう人に対して、お前たちは俺たちの税金で飯食ってんだからもっと真面目に働けっていう権利はもちろんあるわけなんですけれど、なので、そうやって若い人たちが文句言わないだけ偉いと思うんですよ。
だって今の若い人たちね、年取れば取るだけより負担が増していって、自分たちの手取りが少なくなって、自分たちの生活が苦しくなって、で、高齢者の人たちを頑張って支えてくれるわけじゃないですか。
まあ未来もね、暗いわけですよ。消費高齢化はどんどんどんどん進行していくわけなので、だから今の若い人たちはかわいそうだし、頑張ってるし、僕は応援してあげたいなって思いますね。
で実際ね、今の若い人たちもね、優秀な人はめちゃくちゃ優秀なんですよ。やる気があって、頑張ろうって意欲のある人は積極的にネットを使って情報収集したりとか、あとタイパー重視とかでね、YouTubeとか見れば教養系のチャンネルとかね、
いろんなためになる情報がね、いっぱい入ってくるんで、僕らが若い時、ネットのない時代よりもね、圧倒的に有利なんですよね。だからやる気があって優秀な人はすごい優秀なんですよ。
で逆にもう諦めてる人はとことん諦めていて、どうせ俺なんかその遺伝子的に頑張っても無理だからって、でスマホばっかりやって、でスマホで中毒になって依存して鬱になって、でよりやる気がなくなってとか、
出世を望まない若者の増加
あとはまあ発達障害とか、あと自閉症傾向のある若い人もね、これから増えていくので、なかなかね、その社会でうまく適応できなくて、まあ頑張ろうと思っても頑張れないとかね、そういう人もいるんだけれど、やる気があって優秀な人はね、若い人めちゃくちゃ優秀なので、
まあそういう人たちに今後のね、日本をね、引っ張っていってほしいなとは思いますね。まあという感じで、まあ実際にはそのあんまり出世とか昇進望まない若い人多いんだけれど、でそういう人たちに僕からアドバイスしたいんですけど、
今は20代で出世しなくていい、昇進しなくていい、最低限のことだけやればいいって考えていて、今はまだなんとかなるんですよ、20代で若いから。だけどずっとそれを続けていって30代40代になるとですね、まあさすがにちょっと辛くなるんじゃないかなって思うんですよ。
まあ静かな退職して最低限のことして、だけどそれ以外で頑張ってスキルアップするとか資格を身につけるとか、あとは副業で稼いで副業の方を頑張るとかね、そういうのでレベルアップしている人はまだいいんだけど、本当にただ単に会社の中で静かな退職して、あとは自分の時間はスマホとかゲームして遊ぶっていうことをやってると、30代40代になるとですね、
やっぱり自分よりも年下の人で頑張っている人が昇進して、年下の人が上司になって、自分は平社員ってなるんですよね。そうするとプライドを傷つけられてやる気がなくなるっていうこともあると思いますね。
かといって、じゃあ転職するってなるとスキルがないと就職先がないかもわからないです。世の中が人手不足で有効求人倍率とかがしっかりあったとしても、やっぱり30代40代あるいは50代でスキルのない人を会社が雇うってなるとですね、やっぱり雇う側としてもですね、扱いづらいっていうのはあるんですよ。
男性でも女性でも、年高女劣っていうのはなんとなくこの日本の世の中には続いていて、年上の方が年下の方よりも偉いんだって考えてる人が結構多いんですよね。
年取ってるだけでプライドが高い人とかいて、年下の上司がああしなさい、こうしなさいって言っても、なんだよ年下のくせに言って俺に命令するのかって反発する人とかもいるし、やっぱり自分より年上の人が部下で入ってくるってなると、私は嫌ですって拒否する人もいるので、
なんで年齢だけ上がってスキルがなくて転職しようとしても、転職できない人って出てきちゃうと思うんですよね。
で、今から10年後、20年後、30年後には場合によっては外国人労働者がもっと増えて、移民も推進されて、そっちの人の方が労働意欲があったりとか、あるいは日本人の嫌がる肉体労働とかを引き受けてくれて、
母国に比べれば日本で比較的安い給料でも、こんだけもらえるんだって喜んで働いてくれる人もいるわけですよね。僕は基本的に移民を過剰なマネーに増やすっていうのは反対の立場なんですけど、
将来的に治安が悪くなるとか、働かない外国人が増えるとか、いろんな害が考えられますんで、ヨーロッパとかアメリカとか見ればわかるんですけれど、
だけど時代の流れとしては外国人労働者の数をもっと増やすっていう風になる可能性が高いんですよね。なので静かな退職もありだとは思いますけれど、できる限りスキルアップするとか、精進頑張るっていうのをやった方がいいんじゃないかなって僕は思いますね。
という感じで、今の世の中ってメンバーシップ型とジョブ型が混在している状態なんですよね。昔はメンバーシップ型で就寝・雇用・年功序列が当たり前だったんだけど、だんだん転職をしましょうっていう風潮になってきて、だけど開戸規制は厳しいわけですよね。
で、その一方で転職は自由にしましょうっていう感じなんですよね。なので開戸規制緩和って、こないだのね、自民党の総裁選での議論とか見てても思ったんだけど、やっぱり日本では難しいと思うんですよね。
となるとやっぱり経団連とかは、その分外国人労働者によって安い労働力を確保して、経済を発展させていこうっていう流れになると思うんですけど、結局外国人労働者増やして得するのは経営者なんですよね。
で、労働者は損しますね。その分、自分らよりも安い給料で働いてくれる外国人が増えれば、自分たちの就職先が少なくなるし、自分たちの給料も下がるっていう方向に働きますんで。
という感じなんで、なので、労働者っていう立場では今後、より厳しくなっていくと思うので、今の20代の方で正真諦めて静かな退職している人でも、何かしらのスキルを磨こうと努力するのは大事だと思います。
経済環境の変化と未来の課題
で、何かスキルがあって優秀な人間になればですね、30代、40代、50代でも退職した後、転職するのって比較的有利なんですよ。
自分はこんな仕事ができます、今まではこういうことやってましたってアピールすると、この人材だったら欲しいと。
で、40代、50代で取って、最初から上のポジションで使ってもらえるっていうこともありますんで。
なので、今20代で正真諦めて静かな退職して必要最小限のことだけやって省エネ労働っていうのは厳しいと思うので、何かしらの努力を続けるっていうことはやった方がいいのではないかなって僕は思います。
はい、っていうのが僕の意見です。ご視聴ありがとうございました。
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