首班指名の協力要請
はい、こんにちは。今回なんですけれども、自民党の高市総裁が参政党・神谷代表に
首班指名の協力要請があったと、このことについて僕の意見をお話しさせていただこうと思います。
これはですね、16日に自民党と参政党の党首会談があったと、その後、参政党の神谷代表がですね、
記者からの質問に答えたわけなんですけれど、首班指名についての協力要請があったと、で、会談の打診は
高市総裁の方からあったと、で、首班指名については明確な返事をしていないっていうことなんですよね。
で、参政党のスタンスとしては独立・独歩で行くということで、国益を最優先した行動をとると。
ただ、いくつか政策面で確認したいところもあったので、そこは腹を割って話せたということなんですけれど、
基本的にですね、参政党は首班指名選挙で神谷総兵と書く予定なんですよね。
そこを高市・さなえと書くかどうか、そのところなんですけど、僕はですね、おそらく
参政党、やっぱり神谷総兵ってね、書く流れになると思います。本当に重要なポイントでして、
自民党と一心が協力して連立を組むかどうか、ここもまだ分からないんですけど、連立を組む可能性ありますよね。
で、首班指名選挙では一心の会、衆議院で35議席あるんですけれど、高市・さなえと書く可能性がかなり高いわけですよね。
自民党が196議席あるわけで、2つ足すと231議席なんですね。
衆議院の過半数が233なので、過半数まで2議席足りないんですよ。
で、参政党は衆議院で3議席持っていますので、もしも参政党がですね、高市・さなえと書くんだったら、
ここで234議席で過半数を1議席上回るという状態になるわけであって、キャスティングボードを握っている状態なので、
参政党と一心が高市・さなえと書いて、自民党の議員も誰も造反しないで全員書けばですね、もう一発で決まるんですよ。
もし一発で決まらなかったら、1位と2位で決戦投票をするという流れになるんですけど、一発で決まる方がですね、より安心というのはありますよね。
決戦投票になるんだったら、高市さんと野田さんの決戦になるという可能性が高いので、その場合は高市さんが勝つ可能性が高いですよね。
公明党が白票で出すか、あるいは高市さんに対する当て付けで野田・吉彦って書く、決戦投票で書くっていう可能性もゼロではない。
そんなことをしたらですね、基本的に後でバレますんで、総和学会の人たちも日本国民もね、やっぱり気分悪い、怒ると思いますし支持できなくなりますし、
国民民主がね、当て付けで野田・吉彦って書くことはないですもんね。なので決戦投票になっても高市さんが結果的に勝つという可能性も高いわけなんですけれど、
まだ維新も高市さんの名前書いてくれるかどうかわからないっていうのもあるわけであって、
で、基本的に賛成党が自民党と連立を組むっていうことはね、やっぱりないと思いますし、もしそんなことがあればですね、賛成党のね、コアな支持層の方々がやっぱり離れてしまうっていうのはあると思います。
賛成党ってね、この間の参議院選挙の時に特に大躍進したわけであって、それはですね、やっぱりSNS戦略、神谷さんの熱のこもった演説ですよね、それに惹かれたライトな支持層の方、若い人たちですよね、無党派層の人たちが賛成党っていいなって思って、
まだそんなに賛成党のこと深く知らないけど、賛成党についていくって決めてる人たちがいるわけですよ。その人たちはもともと無党派だし、他にいい党があればそっちに流れるっていう可能性もあるわけであって、
コアな支持層の人たちっていうのももう出来上がっているわけであって、コアな支持層の人たちは賛成党がどういう党かっていうのを自分でしっかり勉強して、分かった上で支持している。
それはどういうことかと言いますと、基本的に賛成党って反グローバリズム保守なんですよ。保守ではないっていう意見もあるんですけれど、保守って何?っていうことになってしまうんで、反グローバリズムで基本日本ファースト、日本人ファーストなわけですよね。
自民党との関係性
で、渡辺さんも保守なんですけど、基本的に自民はですね、やっぱり吉田茂さんの日米安全保障条約から始まって、その後鳩山一郎さん、そして岸信介さんが安保をまた更新してっていう流れで、親米保守なんですよね。
確かありきの保守なわけでございまして、そこが賛成党と自民党の保守の決定的な違いというわけです。
なので例えば核武装論になっても、自民党の場合はアメリカの核の加算に守ってもらうと、これから考えるべきは核共有ですよね。核シェアリングの方向で話すとかそういうことになるわけなんですけど、まだ核の話まで高橋さんほぼ出していないんですけど、総裁になってからね。
やっぱりそこはかなりハードルが高いところですんで、憲法改正に関してもまだまだこれを話題にするのは早いわけであって、まずは経済を良くして支持を固めるっていうことが大事だと思います。憲法改正なんてまだそんな段階ではないですかね。自民党単独で過半数もいってないわけですから、3分の2が国会で必要になるわけですんで。
で、賛成党の反グローバリズム保守っていうのはですね、基本的にグローバリズムは敵っていう考えなんですよ。で、外国人労働者を受け入れると基本的に大企業が儲かるわけですよ。賃金の安い労働力が入ってくるから。なのでそういうのは基本的に反対の立場でありまして。
で、自民党は経団連がバックについてるわけですよ。なので、大企業がバックについてるということにもなるわけなので、やっぱりグローバリズムよりなんですよね。
大企業が儲かるという面にはグローバリズムを推進して安い労働力を受け入れて、その関税もなくしていってですね、そうするとやっぱり生産能力の高い、法律的に物を生産することができる大企業の方がやっぱり輸出できるわけですよね。
そうすると、それぞれの国の産業が衰退して結果的に大企業だけが生き残ると。となると富む人はどんどん富んでいって貧しい人はどんどん貧しくなるという方向にもなりかねないわけであって、結局儲かるのは大企業、株主、賛成党がよく口に出して言うのはグローバリズムは良くないと。
それは国際金融資本が裏で操っている。国際金融資本がグローバリストたちがグローバリズムを進めて自分たちのところにお金が入ってくるようにしていると。
経団連がバックにいる自民党と反グローバリズム保守の賛成党って対立する部分もあるんですよ。
なので、反グローバリズムで賛成党を支持しているコアな人たちは、自民党と賛成党が連立を組むとか協力する、政策ごとに協力するのはありなんですけど、根本的に連立を組むというのは許せないというところがあるので、そういう人たちのことを考えると連立はありえないと思います。
やっぱり神谷さんもそれをわかっているわけであって、それで独立・独歩でいくということなんですよ。僕は個人的には賛成党の方針はものすごく夢はあると思うんですけど、現実的には難しいのではないかと。
高石さんも本当は新米保守から脱却して、日米同盟も本当に対等な関係で同盟を結ぶべきだと感じているとは思うんですけど、それはなかなか今の段階では難しいわけです。
経済力、軍事力、防衛力を考えても、過去の歴史を考えても、あとは国連の常任理事国であるか、敵国情報の方の国であるか、核保有を認められているか認められていないかの違いでも、やっぱり圧倒的にアメリカの方が立場が上なわけです。
なので中国やロシアに対抗するには日米同盟が必要であると。やっぱりアメリカの核の核差の下でやっていかないといけないという風なのが現実路線なわけなんですけど、賛成党はすぐには無理だとは思うんですけど、いずれアメリカとの関係も対等な関係の方に持っていって、
日本独自に戦闘機もあるいは護衛艦も生産して武装していくと。
今日本の戦闘機とかそういうシステムっていうのはすべて多くのものがアメリカから輸入しているものであって、操作するシステムもアメリカ製なんですよ。
だからそのシステムをアメリカによって止められてしまうと活動できなくなってしまうと、首根っこ掴まれている状態、これでいいのかっていう風に考えているわけであって、いずれ核武装も日本独自に核武装すべきだと。
そのように神谷さんとかタモガミさんは考えているわけであって、で、憲法に関しても、憲法改正は自民党の党勢なわけなんですけど、賛成党はもう総権って言って憲法を作り直すっていう考えなんですよ。
その中には天皇陛下にも政治に参加するっていうところを作る、そういう感じの草案も作っているぐらいで、根本的に違うところがあるんですよね。
なので政策ごとに賛成党が高市政権に協力するっていうのはありなんですけど、連立するっていうのはやっぱりないし、神谷さんもわかっていると思います。
で、じゃあ主犯氏名選挙で賛成党の議員が高市さんと書くのはありかなしかっていうと、僕はやっぱり欠かせないと思います。
それは立憲とかあっちの方のリベラルの勢力が政権を握ってしまうっていうよりかは高市さんの方が政策面って近いわけなんですけれど、やっぱりそこは譲らないと思うんですよね。
だったら何のために賛成党を我々応援していたんだってね。自民党と会うところもあれば根本も会わないっていうことなんですよね。
ということで神谷さんはですね、政策については私が思っている以上に高市総裁の方から賛成党と政策が近いと言っていただいたと。
そんな自民党との距離感については、私としては高市総裁とは半分くらい重なるところがあり、半分なんですよね。半分が重なってないってことなんですよね。
高市総裁と神谷代表の協力要請
石破現総理よりも近いと思っていると。近いということは我々の軸である国益にかなうかどうかと考えた場合、
高市さんが総理大臣になられるということであれば、日本は少し良い方向に向くのかなという期待はあると。
国会運営の協力もあったのかという問いには、主犯氏名のところだったと。
加えて、日本に良い政策に関しては、ほっといても応援するから、一回一回変な駆け引きするようなことはしないと。連立の打診はなかったと。
高市さんの方からの連立の打診はなかったわけなんで、高市さんもそこは分かっていると思うんですよね。賛成党とは連立を組むのは違うかなと。
ただ今回の主犯氏名選挙で、良かったら高市さんと変えてほしいというような感じで伝えたんじゃないかなと思いますね。
今後、主犯氏名で高市さんと書く基準については、自公政権にどこかの野党が乗ると見ていたが連立が切れた。
自民党も本当に何かを変えようという気概は私たちも感じているので、前提が変わった上で党の幹部で話し合うことになる。というふうに説明したんですね。神谷さんもね。
あとは、主犯氏名を左右する政策については、今一番賛成党が危惧していることは、SNSの規制を変な形でやられることだと。
我々はSNSで活動している部分も多いので、変な言論統制みたいなことは断固として反対する。
共通する政策はいっぱいあるが、そこでもし変な動きがあったら我々は思いっきり声を上げるという要望というより、牽制したということなんですよね。
これはね、高石さんも神谷さん、賛成党と同じ立場なんですよ。高石さんも賛成党もどちらもオールドメディアには嫌われていて、テレビや新聞とかで叩かれているわけなんですよね。
基本オールドメディアっていうのはリベラル傾向が強いし、スパイ防止法反対だし、インターネットやSNSが大嫌いなわけですよね。
逆にリベラルが好きなので、石破さんのこととか、立憲民主を若干推している。
あとは小泉慎二郎さんとかも推しているわけなので、その辺は立場は一緒なので、高石さん自身もこの間のニコニコ動画の捨て間でやられることもありましたので、同じことを思っていると思いますよ。
そうですね。という感じでして。なので、僕思うんですけれど、賛成党にとっては高石政権って逆に脅威だとずっと思っているんですよね。
逆に小泉慎二郎政権の方が賛成党の勢力を日本で拡大するんだったら良かったと思っていると思うんですよ。
なぜかというと、被るところがたくさんあるわけですよね。賛成党と高石さんの理念、政策っていうのは。
根本的には違うんですけれど、外国人労働者を過度に増やさないようにするとか、スパイ防止法とか、靖国神社に参拝すること、歴史認識。
公私ですよね。男性・男性の選択的夫婦別姓には反対で、防衛費を増額するとかですね。
一致するところがたくさんあるわけですよね。だったら賛成党に流れたライトな思想、あるいは自民党が嫌で、石破政権や岸田政権が嫌で、
LGBT理解増進法の時、あれが嫌で、賛成党に流れた保守層が、結果的に高石さんが総裁になったんだったら、やっぱり自民党に戻るっていう人たちもいるし、
ライトな無党派だった人たちも、やっぱり高石さんの方がメジャーでいいなってね。自民党の方が政策実現能力が高いから、国会議員の数も多いから、
ということで流れちゃうと思うんですよね。だから次の総選挙でも、賛成党はですね、今までのね、この間の参議院選挙の時のような勢いはないと思います。
逆に高市自民の方が勢いがね、増すと思うんですよね。賛成党的には小泉慎二郎が総裁になって総理大臣になる方が、
勢力拡大をすることはできたんではないかなって思います。で、地方にもね、たくさん国会議員、あと地方議員もおいてるんで、
日本全国で選挙する体制をね、整えてるわけなので、逆に賛成党にとってはね、高市政権できたらね、脅威になって賛成党の勢力が弱まるんじゃないかなと。
同じように日本保守党の勢力も弱まるんじゃないかなって思ってますけれど、僕はやっぱり高市政権ができてね、それで日本が良い方に進むことを期待してるんで、
賛成党にも政策で協力できるところ、たくさんありますんで、お互い協力して仲良くして、で、日本を良い方向に進めてほしいと願っております。
というのが今回の私の意見です。ご視聴ありがとうございました。