痩せすぎの実態
はい、こんにちは。今回なんですけども、タイトルにもある通り、日本人女性はなぜ痩せすぎなのかというテーマでお話しさせていただこうと思うのですが、
というのはですね、昔から言われていることだし、ちょっと前にもニュースになったんですけれど、日本って本当にね、特に若い女性が
痩せすぎなんですよ。 20代から30代の女性に関して言えば、5人に1人が痩せすぎなんです。
痩せすぎっていうのは、BMIが18.5以下なんですよ。 なのでこれってもう貧困国レベルなんですよ。
先進国の中でも極めて日本は痩せている女性が多いと、特に20代から30代の女性なんですよ。
あとは日本ってね、貧血大国っていうふうにも言われていて、 特に若い女性ですよね。
やっぱり栄養が足りなければ貧血にもなるんですよ。 貧血っていうのは血液中のヘモグロビン濃度が低いということであって、
主に鉄分が足りないとかね、そういうことに起因するんですけれど、貧血大国でもあって痩せすぎの女性が多い。
太っているっていうことは健康を害するじゃないですか。 肥満になって甲子化症になったり糖尿病になったり、様々な病気を引き起こすわけですよ。
だけど痩せすぎっていうのも問題であって、特に若い女性だったら妊娠中でも痩せすぎの人って多いんですよ。
そうすると低出生体重児って言って、ちゃんと赤ちゃんが体重が伸びないまま生まれてきちゃったりとか、それによって
先天器系が生じてしまったりとかですね、いろんな害があるので、痩せすぎって本当に良くないんですよ。
美の基準とSNSの影響
しかも日本って別に食べ物がないわけではないんですよ。 貧困国、例えばアフリカのですね、
サハラ、砂漠よりも南の地域なんかは、栄養状態が悪い、飢餓状態の子供とかたくさんいるわけですよ。
乳児死亡率も極めて低いし、衛生状態も良くない。 食べ物がなかなか入ってこない。内線とかね、そういうのもあってっていう、それは分かるんですけど
日本ほどね、食べ物に関しては豊かじゃないですか。 貧困層が増えているとかね、そういうふうにも言われているんだけど、だけどさすがに
飢え死にとかね、飢餓状態っていうことの人って、そうそういないと思うんですよ。中にはいらっしゃると思いますけど、やっぱり
アフリカとか本当の貧困国とは違うわけですよ。 なんだけれど、なんでこんな先進国である日本で
若い女性が痩せすぎかって言うと、これね、いろんな理由があるんですけど、特に最近は
SNS、インスタグラムなりTikTokなり、若い女性ってほとんどみんなやってるんですよね。
あとは、自撮りで写真撮ったりとか、集合写真撮ったりとか、昔と違って今スマホ1台で
高解像度のですね、高画質の写真がバンバン撮れるわけですよ。昔みたいに写るんですとかね。
撮れないとか、デジカメとかでも、そんなスマホほどはサクサク撮ってサクサク見れるっていう環境じゃないですか。
じゃないじゃないですか。スマホだったらたくさん写真撮って全部スマホの画面ですぐ見れるっていうことなんですよ。
となると、自分と他人を比較するっていう機会が昔と比べてものすごく増えたんですよ。
となると、やっぱりね、例えば5人女の子が集まってみんな並んで写真撮ったら、一番細い子とか一番顔が小さい子が
やっぱり一番よく見えてしまうっていうのがあるんですよ。やっぱり女性っていうのはですね、
体が華奢の方が可愛くて、守ってあげたいオーラが出るっていうのはあるんですよ。 だから本能的に
女性はね、顔が小さくて、細い、手足が細い、スレンダーの方がいいっていうふうに思っちゃうんですよね。
特に女性の世界ではそうなんですよ。それは美の基準っていうのが時代とともに違うんだけど、
女性の中の今の美の基準、日本人女性に関してはね、やっぱりちょっと細すぎるっていうのがいいっていうふうになっちゃってるんですよね。
いろんなメディアの影響とかもあるんですけれど。 なので周りの人と自分を比べると、なんで自分顔がでかいんだって、なんで足が太いんだとかね、
そういうふうに感じちゃって、やっぱり比較しすぎると。 自分がね、劣等感感じて、もっと痩せないといけない、もっと痩せないといけないっていうふうに感じ
ちゃうというのはありますよね。
テレビとか見ててもね、可愛らしい芸能人っているじゃないですか。 だけど上には上がいて、もっと顔が小さくて、もっと足が長くてスタイルが良い子っていうのもいるんで、結局
女性をね、何か並べると一番顔が小さくて足が長くて足が細い子が良いっていうふうにね、みんな思っちゃうんですよ。
結構、ゼロ百思考に陥ってしまう若い女性って多くて、ちょうど良い加減っていうのがわかんなくなっちゃうっていうのがあるんですよ。
それが極端に行ってしまうと、集計恐怖症とか、あるいは
拒食症、接触障害になってしまうっていうのがあるんですよ。 例えば僕美容外科医として働いていて、もっと痩せたいですって脂肪吸引してくださいっていう女性
日本人女性の体型の課題
いらっしゃるわけなんですけど、本当に腕が太いとか、お腹周りたくさん皮下脂肪がついている、足が本当に太い脂肪がついてるって
いう人だったら、脂肪吸引の適用ってあるんですよね。 あるいは脂肪溶解注射とか様々な送信治療っていうのはあるんですけど、それはわかりますよ。
極端なオーバーカロリーの肥満だったらそういう適用にはならなくて、まずはダイエットしてくださいとか内科的治療してくださいって、どうしても取り切れない脂肪は脂肪吸引とかね脂肪溶解注射でやりましょうって流れになるんですけど
で、時々本当にガリガリに痩せてて、私太ってるんです、デブなんです、嫌なんです、脂肪吸引してくださいって
でも診察すると本当に腕も足も細くて、身長が160センチだったら本当に体重が
38キロとかね、場合によっても35キロとか、そういう状態でも私太ってるんです、脂肪吸引してくださいっておっしゃる方
いらっしゃるんですよね。 まさにそれでもう
ゼロ百思考に陥ってしまってて、自分はデブなんて見にくいんだって思い込んでる人、それもやっぱりいろんな劣等感からそういう風にね
メンタルが病んでしまって、自分は太ってるから痩せないといけないんだって、食べちゃいけないんだって、食べてもすぐ生えちゃったりとかね
生殖障害になっちゃったりっていう若い女性がね、やっぱり増えてるんですよ、日本は。 それはね
送信以外でも、例えば鼻とかね、小顔とかでも、鼻が多いですよね、自分の鼻は見にくいんだって誰かに言われると
言われ続けるとね、幼少期とか親とかに言われると自分の鼻は見にくいんだってね、本当に極端に鼻先をギューッと出して、もっと鼻を出さないといけない、もっと高くしないといけないっていう
なんか脅迫観念にとらわれてしまって、極端を好むっていう風になっちゃうんですよ。 だから
太ってる、痩せてるっていうのも、もう痩せなきゃいけない、痩せなきゃいけないって、ガリガリにならなきゃいけないってね
冷静に自分の体を見ることができない、客観視することができないっていう状態。 やっぱりメンタルが病んでしまうと視野が狭くなってしまって
極端になっちゃうんですよね、ゼロ百思考になっちゃうっていうのがあるんですよ。 ちょうど良い加減がわからないっていう方、そういう方も一定数いらっしゃいますよと
あとはですね 日本人って太りにくい
民族なんですよ、遺伝子レベルで、というのは糖尿病になりやすいんですよね。 欧米人と比べても
水蔵がすぐにへばってしまって、水蔵からインスリンが分泌しなくなっちゃうんですよ、早い段階で。 それは遺伝的要素もあって、個人差あるんですけど
例えばアメリカ旅行した人だったらわかるんですけど、例えばカリフォルニア行くと、とてつもない太ってる人っているじゃないですか。
もう100キロ超級の人がゴロゴロいるんですよね、男性も女性も。 ここまで太れるのかって150キロ、200キロ級の人も結構ゴロゴロいるんですよね。
だけど日本ってそんなに太ってる人いないじゃないですか、たまにはいますけど。 それは欧米人の方が水蔵が丈夫で、たくさん食べてもたくさん食べてもまだまだインスリン分泌できるんですよ。
体脂肪を蓄えていって、最後の最後に糖尿病になるっていう人が多いんだけど、日本では早い段階で水蔵がへばってしまって糖尿病になって、糖尿病になるとインスリンが分泌されなくなるんで、食べたものを体脂肪とか筋肉として体に蓄えることができなくなっちゃうんで、むしろ痩せていくんですよね。
極度の糖尿病になると。糖尿病の入り口、初期段階だったら太るんですけど、
水蔵がへばってインスリンが出なくなっちゃうと、そういう状態になるんですよ。インスリンを自分で注射打っているレベルの人はみんな痩せてるんですよね。
なので日本ってそんなめちゃくちゃとてつもない太ってる人っていないんですよ。 なので
これがアメリカとか行くと、周りに100キロ長出球の太っている人がゴロゴロいるので、そういう人たちと自分を比較すると、むしろ自分って痩せてるって思うんですよ。
なので例えば女性で80キロの女性がいたとしても、周りに150キロ長球の人がゴロゴロいれば自分は痩せてるって思えるんですよ。
やっぱり結局太ってるか痩せるかって他人との比較なんですよ。 イケメンでもなんでも足が長いとか顔がちっちゃいとか、やっぱり基本は他人との比較によって自分はどれぐらいなのかっていうのを
測るんですよ。 本能的に。だけど日本って欧米と違ってとてつもない太ってる人がいないから
やっぱり比較対象が痩せてると、私はまだ太ってるんだ、もっと痩せないと、周りの人の足が細い、あの子の方が顔がちっちゃいと思って
で、痩せなきゃいけないという脅迫観念に駆られてしまうというのはありますよね。 あとはね、これちょっと悲しい現実なんですけど
やっぱり日本人って 欧米人、白人や黒人と比べて
背が低くて、顔が大きくて、手足が短いんですよ。 なので本当悲しいんだけど、日本人は男性も女性も欧米人と比べるとスタイルが悪いんですよね。
まあやっぱりアメリカとかヨーロッパに旅行したことがある人だったらわかると思うんですけど、 白人とか黒人って顔がちっちゃくて背が高くてすごい足が長いんですよね。
で、日本の今の若い子って厚底のヒールとか背高くするじゃないですか。5センチか10センチかそれぐらい。
で、何とか足を長く見せて背高くしてスタイルよく見せようとするんだけれど、 だいたい厚底の
靴を履いている日本人と白人女性、 素足のスニーカーとかの白人女性とだいたい足の長さ、胴と足の長さの比率が同じぐらいなんですよね。
それだけ日本人というのは足が短くて、 なおかつ顔が大きめなんですよ。
やっぱり骨格的に頬骨とかエラが横に張ってて、 正面から見て顔の面積が大きく見えるんですよ。
で、白人の方はシャープな輪郭で尖ってて顔がちっちゃいんですよね。 頬骨とかエラがそんなに張ってないんで。
なのでスタイルが悪いんですよ。 なので
欧米人って みんなスタイルいいんですよね。
日本人女性の美の基準
なので欧米人は無理してガリガリに痩せようとかしなくても、 普通にしてるだけで
背が高くて足が長くてスタイルいいんですよ。 なおかつ筋トレとかすると、
つくところに筋肉がついてお尻が盛り上がって、 別にだいたい人は筋とかついてちょっと足が太くなっても、 それでも元がいいからスタイルいいんですよ。
日本人はどうかというと、 日本人もね中にはスタイルいい子いるんですけど、 やっぱり基本スタイルが悪いんですよね。
欧米人と比べちゃうと。 悲しい現実なんですけど足が短いんですよ。 やっぱり足が短くて顔が大きいと太って見えるとか、足が太く見えるっていうのがあるんですよ。
なのでスタイルが悪くて足が短い、顔が大きいと、 なんとかして体脂肪を落として少しでも足を細く見せてスタイルを
よく見せようっていうのが、 走っちゃうっていうのはありますよね。 逆に日本人の女性ってね、例えば欧米人の女性がやってるようにスクワットしてってやると、
足が太くなっちゃうんですよね。 なので白人とか黒人の女性なんかは適度に筋トレするとスタイルよく見えるんですよ。
締まりがある体になるんですけれど、 残念なことにスタイルの悪い日本人女性が筋トレして、
スクワットして大体ひと筋とか太くなると、余計足が太く見えちゃうっていうのはあるんですよね。
元のスタイルとかにもよりますけれど。 なのでそこはね、やっぱり白人と黒人は違うなっていうのはありますよね。
なのでひたすらダイエットして細くなるしかスタイル良くする方法がないって思い込んでる日本人女性が多いです。
ダイエットビジネスの影響
ただ男性目線だとちょっとひかし方がついててムチムチしてる方が魅力的って感じるんですよ。
だから男性の良いって思う女性の体つきと女性が良いって思う女性の体つきって違うんですよね。
男性はやっぱり本能的にこの人だったら若くて健康体で栄養も足りてて、
丈夫な赤ちゃんを産んでくれるだろうと。妊娠しても、あとその後出産して、授乳して、元気な赤ちゃん育ててくれるだろうって本能的に感じる人に魅力を感じるんだけれど、
女性はそうではなくて、いろんなメディアに洗脳されて、細くなければいけないって思い込んでる人が多いです。
なので、やっぱり洗脳、ダイエットビジネス、テレビなり、あるいはネットのメディアなり、いろんなその洗脳ってあるんだけど、それが大きいっていうのはありますよね。
特に日本人はみんなと一緒じゃないといけないって思うんですよ。個性っていうのにあんまり大事にしないんですよ。
なので、日本国内で若い女性の中で、今の美の基準っていうのが出来上がってて、それが顔がちっちゃくて、手足が細くて、
っていうのがスタイルいい、美しいっていう風に、若い女の子たちの中で美の基準が統一されてしまってると。それはちょっと細すぎるんで、
みんな痩せなきゃいけない、痩せなきゃいけない、食べちゃいけないって思い込んでる人が多いわけですよね。
ダイエットビジネス、美容整形なんかも同じだろうって言われちゃうかもわかんないんですけど、基本的に僕はね、やっぱり過度に痩せすぎてる人はもうこれ以上痩せたらダメだよって脂肪取れないよってちゃんと言いますよ。
だけど中にはちょっとやりすぎな美容外科医っていますよね。特に脂肪吸引専門とか歌ってるお医者さんなんかは、とにかく何でもかんでも脂肪吸引しないと
売り上げにならないんで、何でもかんでも脂肪吸引しちゃうんですよね。だからまだ取れる、まだ取れるってガンガンに腕とか足とか取って、取りすぎるとデコボコになっちゃうんですよね。
だからネコソギ脂肪吸引とか言ってもですね、結局デコボコになってて美しくない足とかボディになってる人って多いんですよね。
顔の脂肪吸引でもやりすぎてゲストリした不健康な顔を作っちゃってる脂肪吸引の先生とかもいるんですけど、
だから美容外科でちょっとやりすぎに走ってる人がいるっていう、お医者さんがいるっていうのも良くないですね。基本的に僕はね、そういうやりすぎなのは進めないようにしてるんですよね。
まあそういうの以外でもエステとか、あと送信サプリとか、あとパーソナルトレーナーとかでも痩せましょう、痩せましょうって盛んに訴えたりとかね、いろんな送信ビジネスってあるんですよ。
なんか着るだけで痩せる服とかね、絶対ありえないんですけど、結局ダイエットビジネスっていうのは美しい基準っていうのをなるべく細い方に持って行った方が儲かるんですよね。
お客さんの母数が増えるから。だから例えばダイエットサプリとかビフォーアフターとかね、写真出してる広告ってあるじゃないですか、そのアフターが細すぎるんですよね。
だから、細すぎるのを基準として、あなたはまだ太ってますよ、まだ太ってる、まだ痩せないといけないです、もっと痩せないといけないですって洗脳した方がそういうビジネスって儲かるから、そういうダイエットビジネスの問題なのではないかなって思います。
以上のような理由が複雑に絡み合って、日本人養成、痩せすぎている人が多いということになりますので、これはね、やっぱり美の基準っていうのをですね、もうちょっと服欲かな方に持って行った方がいいわけですよね。
そのためにはね、やっぱりダイエットビジネスの広告なんかも、ちょっと規制かけた方がいいっていうのもありますし、あとはある程度、しっかりご飯食べて栄養状態良くしないと、自分の健康のためにも良くない、頭も働かない、勉強もできない、仕事もできないっていうことになるし、
あとは妊娠して、出産して、授乳するっていうことに関しても、子供にとってすごく良くないことなので、しっかりこれを認識していただいた方が、日本のためなのではないかなって思います。
はい、というのが僕の意見です。ご視聴ありがとうございました。