トランプ関税の影響
はい、こんにちは。皆さん、お元気ですか?
今日もね、ブラックマンデーって言ってもいいんじゃないですかね。
日経平均も急落して、サーキットブレーカー発動っていう形で
今日の夜の10時半になるのがね、ちょっと恐ろしいんですけれど、それは置いときまして
今日はですね、トランプ大統領の関税引上げの真の狙いは何なのかっていうテーマでお話しさせていただこうと思うんですが
僕の考え、考察もかなり含まれておりますので、聞き流していただいて、もしよかったら参考にしていただければいいと思うんですが
というのは、巷でよく言われているマールアラーゴ合意、これを中心にお話しさせていただこうと思うんですけど
マールアラーゴ合意っていうのは、アメリカ大統領経済諮問委員会委員長のスティーブン・ミランという人が提唱しているものなんですけれど
アメリカ政府っていうのは財政赤字を抱えていると、そして貿易赤字、形状収支も悪化する一方で、双子の赤字を抱えて、それが悪化の一途っていう状態なんですよね
対GDP比で、2025年の予想だと6.3%の赤字と、国債の利払いもすごく増えているわけですよね
大量の米国債を発行しているわけですので、僕も米国債ちょっとだけ持っているんですけれど
国債の利払い、対歳入費で10%超えてますよね。2035年には30%になるんじゃないかっていう予想もあるわけですよね
利払いもどんどん増えていって、さらに財政が悪化しているわけで、国債の発行残高も増えて、金利も上昇している
今、FF金利で4.25%か4.5%ぐらい、10年債だと4.3%ぐらいなわけであって、高金利がずっと続いているわけですよね
このままでいれば、さらに財政が悪化するわけで、米国債の格付けも下げられてしまうのではないかと
となると、さらに金利を上げざるを得ない状況になることも考えられると
となると、極度のインフレになって、なおかつ経済が破壊される、最悪米ドル崩壊とかそういう懸念もあるわけであって
ただ、今のところは米ドルに代わる寄宿通貨になるという通貨がないので、赤字を垂れ流しながら、寄宿通貨の地位を確保しているという状態なわけなんですけど
トランプ関税が原因で、今世界中の株価が急落しているわけなんですけど
マールアラーゴ合意の目的
これに関しても、なんでこんな関税をかけるんだっていろんな声があるわけですよね
単なるハッタリなんじゃないかとか、本当にこんなに高い関税をかけるつもりはないんじゃないかと
他国に対して情報を引き出すのが目的なんじゃないかと
日本に対しては防衛予算を出させるとか、米軍の駐留費を出させてアメリカの負担を下げるのが目的とか
EU、NATOに対してもそうですよね、防衛費をもっと出させるとか
中国、メキシコ、カナダなんかにはフェンタニルという麻薬の規制をしっかりかけると
移民政策もしっかりするように、メキシコに取り締まってもらうようにという圧力のためとか、いろんなのがありますよ
あとは製造業を取り戻すとか、そういう目的があるんだけれど
本当にどこまでやる気があるのか、あとで撤回してくれるのかとか、いろんな意見があるわけなんですけど
これ結構本気なんじゃないかという意見があるわけであって
その本気なんじゃないかという意見のもとになるのが最初に話したマルアラゴ合意なわけなんですけど
これは現代版のプラザ合意って言われておりまして、まだ実現していないわけなんですけれど
主要国協調によるドル安誘導を行おうとしているのではないかと
これが結構ガチなんじゃないかと
なのでトランプ関税貼ったり、結局やらないとかじゃなくて、結構ガチだと
しかも短期スパンで考えてるんじゃなくて、もう10年20年とかそれぐらいのスパンで
ガチでトランプ大統領は強いアメリカを取り戻そうと
本気になってやってるんじゃないかという説があって
それについてお話しさせていただこうと思うんですけど
結構僕もこれありかなって思ってるんですけれど
っていうのは今アメリカドルの実行為替レートって高いんですよね
金利が高いっていう状態
世界中でドルが買われているっていう状態なんですけれど
これがどういうことをやるかっていうと
どういうことを目論んでるかっていうと
海外の政府、もちろん日本も含めて
EUとかも含めて
政府、中央銀行が保有している米国債
米国債の短期債の大半を売却させるという作戦なんですよ
それによってまずドル安を誘導するという目的があると
あとは残りの短期米国債を
新発の100年債のゼロクーポン債に買い替えさせるんですよ
これは超ウルトラシーの技だと思うんですけど
かなり強引なやり方、ジャイアンみたいなやり方なので
プラザ合意を超えることをやろうとしてるんじゃないかと
例えば日本というのもアメリカに対して
弱みを握っているわけですよね
核兵器も持つことができないし
自国だけで防衛する能力もないわけなので
アメリカの核の傘の中に入っていて
米軍が駐留しているという状態
経済の未来に向けて
米軍のお世話になっているという状態なんですけれど
それによって日本の防衛費を抑制するということが
できているわけなんですけれど
その弱みを握られている日本みたいな国が
まさにターゲットになると思うんですけど
日本って皆さんご存知の通り
大量の米国債を買い支えているわけなんですけど
買い支えられているという方が正しいかもわからないんですけど
それを大部分を100年債、ゼロクーポン債に買い替えさせられるんですよ
となると金利払わなくていいわけですよね
アメリカは日本に対して
なおかつ100年のゼロクーポン債って
本当に返してもらえるのか
100年後に本当に召喚まで待てば返してもらえるのか
というのもわからない
変に売ることもさせてもらえないような状況になるかもわからないですよね
なので実質アメリカの借金がチャラになるようなことを
ガチでトランプ大統領は黙論てるんじゃないかと
それはもちろん未来のアメリカを心配して
アメリカ大統領として本気で考えていると思うんですけど
そのために関税で脅しをかけているのではないかと
あとは安全保障ですよね
ヨーロッパ、NATOとか日本とか韓国などに
ガチで脅しをかけてくるんじゃないかと
ドル安に誘導して
貿易赤字を改善させていこうと
アメリカ国内の製造業を復活させて
対中国で戦争の準備をすると
ガチで中国と戦争するというわけではないんだけれど
アメリカの製造業って伸びていないわけですよね
ちょっと廃れている地域もたくさんあるわけであって
その分IT産業とか金融は栄えているわけであって
GDPも伸びているわけなんですけど
アメリカは経済大国なんですけど
もしいざ中国と戦争することになっても
自給自足できない状態なんですよね
今アメリカの製造業が下火になっていて
その分人件費の安い外国での製造に頼っていると
もしアメリカが孤立してしまった場合
アメリカ単独で自給自足して戦争を遂行する
という力が今かなり弱くなっているので
かつてのような自国内で製造できて
完結できる国に戻そうとしている
これがトランプさんのガチの夢なんじゃないかな
って最近思ってきたんですよね
そこでスティーブンミラーのマルアラゴ合意
まさにトランプさんの思惑に一致しているので
今回こういう動画を上げさせていただいたわけなんですけど
それ考えるとこの間のUSシール買収を阻止したのも
本当つながるなって思うわけですね
じゃあ実際このマルアラゴ合意
実現できるのかっていうと
すぐには絶対実現できないですよね
だって製造業を戻してそこから再起させてっていうのは
10年20年それ以上のスパンでかかるわけなので
そこまでのことをガチで考えているのか
そもそも関税引き上げて
税収は増えることになるので
それを再分配して経済活性化させるということまで
考えているのかもわからないんだけど
基本的に関税これだけ上げればインフレは助長しますよね
しかもコストプッシュ型の辛いインフレになりますよね
スタグフレーションになる可能性が高いですよね
なおかつ移民も抑制して製造業がもし戻ったとしても
最悪人手不足になるということになって
さらにそこからインフレが加速するということもあって
となると金利が思うように下げられないんですよね
無理して下げるとさらにインフレ助長して
国民の暮らしが苦しくなるという状態になりますよね
なのでガチでやったらインフレの歯止めが効かないんじゃないかなと
なのでこれ本当に10年20年30年くらいのスパンで
ゆっくりこの作戦を進めようとしているのかもわからないなと
最近はったりかばしているだけ
関税発言はったりだけであって
結局今度の中間選挙までは株価上げに行くんじゃないかなと
考えていたんだけど
本当にしばらくの間5年とか10年とか
アメリカ国民にちょっと痛みを伴うけど
最終的にはアメリカを偉大にしますよと
昔のアメリカに戻しますよ
Make America Wealthy Again
ガチで長期スパンで考えているんじゃないかなと思いますよね
っていうお話でございました
でもわからないですよ
どこまで本気で考えているのかわからないんですけど
これも頭の片隅に入れておいたほうがいいかなと思うんですけど
私は今後投資はどうするかっていうと
変わらないです
投資の方針はJust Keep Buyingですね
そんなお金がないんで買うってことはないんだけど
今までに買ったアメリカの株とか日本の株は
買わないでそのまま持っていこうかなって思ってますね
というのは本当にわからないからです
今日いろいろ話したけど
あくまでこれが本当に10年20年のスパンで進める気で考えているのか
あるいは途中で買うのか
っていうかそもそもこんなことを本気で始めたら
最初の何年間は経済停滞しますんで
国民が怒りますんで
政権交代怒りますんで
その前にまた違うアクションがかかって
元に戻るっていうことも考えられますんで
結局僕は株は売らないという方針でございます
長期スパンで見ればね
20年とかのスパンで見ればですね
一時的に不景気が来て大暴落来ても
また回復します
リコバはします
ということでございます
ご視聴ありがとうございました