2025-04-09 16:27

EP.552 【フェンタニル】トランプが関税をかけるもう一つの理由【合成麻薬】

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=sfGXH0lGoZs

サマリー

アメリカでのフェンタニルの問題は深刻で、合成麻薬が社会に蔓延しています。トランプ大統領は、メキシコからの密輸を阻止するために関税を強化し、フェンタニルの流通を規制することを目指しています。また、フェンタニルは医療現場で有用ですが、一般に流通すると依存症を引き起こし、多くの死亡者を出しています。アメリカではフェンタニルによる麻薬汚染が問題視されており、人々が依存から抜け出せない状況が続いています。日本はまだこの問題に影響を受けていないものの、警察の取り締まりや法律が有効であり、麻薬の蔓延を防いでいます。

フェンタニルの問題
はい、こんばんは。今回なんですけれども、トランプ大統領が関税をかけるもう一つの理由というタイトルで、フェンタニルについてお話しさせていただきたいと思います。
皆さん、フェンタニルってご存知ですかね。医療関係者の方はね、ほぼみんな知っていらっしゃると思いますし、
テレビとかマスコミではあんまりフェンタニルのニュースやらないんですよね。たまにやりますけど、テレビよりも、むしろネットの情報、YouTubeとかでよくフェンタニルの話出てくるんですけれど、
アメリカって、昔から麻薬とか薬物に汚染されている国じゃないですか。日本と比べてもね、圧倒的に薬物の依存症の方がたくさんいらっしゃるわけなんですけど、特に最近問題になっているのが、フェンタニルっていう脳のオピオイド状態に作用するオピオイド系の合成麻薬なんですけどね、
これが問題視されていて、社会問題になっているんですね。CDCの調査だと、2021年、薬物の過剰摂取による死亡者数というのが10万7千人なんですよね。
1年間で薬物の過剰摂取でお亡くなりになる方が10万7千人もいるという状態なんですよ。普通に考えるとすごい数なんですよね。そのうちの7割以上がフェンタニルによる死亡なんですよ。
なので、いかにアメリカでフェンタニルという合成麻薬が汚染されているかというのがわかるわけなんですけれど、これがメキシコとかカナダ経由で密輸されているという状態なんです。
不法移民が持ってくるということが多いんですよ。麻薬シンジケイト、メキシコにあるシンジケイトがアメリカに不法移民として入国したいという人を不法入国の報助をしてあげるわけですよね。
その見返りに麻薬、主にフェンタニルをアメリカ国内に密輸させるという、そういう仕事をさせているって、それが多いって言われておりますよね。
なので、トランプ大統領、1期目の選挙の時からメキシコとの国境に壁を作るって、それをすごく象徴していたじゃないですか。
それはあんまり日本で報道されないんだけど、フェンタニルが問題なんですよね。もちろんそれ以外でもアメリカ人の仕事を奪うとか治安が悪くなるとか、いろんな要因があるんですけど、フェンタニルがアメリカに密輸されて汚染されている。
これが大きな問題で、メキシコとの国境に壁を作る、これを主張していたという部分が結構大きいんですよね。
そのフェンタニルの原料、材料を作っているわけですよ。全区体、化学物質を作っているのが中国なんですよ。
中国で全区体を作って、それを主にメキシコに密輸して、メキシコでフェンタニルを合成させて、国境を越えて、不法移民が持ち込んでくるという状況になっているんです。
なので、トランプ大統領がカナダとメキシコと中国に強気で関税かけるというのは、何とかしてフェンタニルの密輸される経路を規制しようと、
何とか新時系と反社の組織を撲滅してくれという願いを込めて、かなりの関税でかけるというパフォーマンスに出ているというのが実は大きいんですよね。
これは中国は恐らくとぼけているんだけど、全部わかっていると思うんですよ。中国共産党は組織ぐるみで黙認している状態だと思うんですよね。
あえて規制しないで、アメリカにフェンタニルが大量に入るようにしていると、僕は思うかもわからないですけどね。
中国当局は否定しているわけなのでわからないんですけれど、これは恐らくアメリカ、敵大国であるアメリカを衰退させるために黙認しているという状態なんですよ。
あえてそういう組織があるのを規制しない、取り締まらないということをやっていると、それを何とかしろってトランプ大統領が習近平に圧力をかけているという状態だと僕は思いますね。
結局一つの国を衰退させる時って、アヘン戦争の前に新国がアヘンによって衰退して、国民たちがアヘン依存症になって仕事しなくなる、無起力になって国力が低下するんですよね。
一つの国を衰退させるには、麻薬等の薬物を蔓延させるというのはものすごい有効なんですよね。
だから、それを習近平はアメリカに対してやっているのかもわからないですね。
医療と依存症
という感じで、フェンタニルという薬は僕も結構使っていたんですよ。
僕はもともと麻酔科に専従しておりまして、麻酔の標榜医という資格も持っているんですけど、心臓の手術の麻酔の時にフェンタニルというお薬を大量に使うんですよね。
その時に毎朝麻酔をかける前にお薬をたくさん吸って注射器に溜め込んで、それを手術前、手術中、あるいは手術後の術後管理にもたくさん使ったんですよね。
だから、ちゃんと使う分には本当に優れたお薬なんですよ。
フェンタニルというのは鎮痛作用がすごく優れているんです。
あと、鎮静作用があります。
血圧のコントロールとかでしやすいんですよね。
心臓の手術をして術後に痛みが強いとすると血圧が上下してしまって負担がかかったりするんですけど、術後管理なんかにも有効だし、
あとは鎮痛作用が強いので、がんの頭痛の管理にもすごく有効なんですね。
鎮痛作用としてはモルヒネの100倍って言われておりますので、
日本でよく使われるのはフェンタニルのパッチ、添付剤として貼ると、全身に回って頭痛管理ができるというものなんですよね。
なんですけど、医療の分野でちゃんと使う分には素晴らしいお薬なんですけど、
これが一般の方に医法薬物として思考目的で蔓延すると、とてつもない害があるわけですね。
鎮静・鎮痛はあるんですけど、多効感というのがあるんですね。
使うと、使った後が気持ちよくなるんです。
あとは普通の鎮痛じゃなくて、心の痛みにも効くって言われてるんです。
ストレスとか辛いことがあった心の痛みがある時にフェンタニルを使うとすごく安らぐらしいですね。
僕は使ったことがないから。自分に使ったことがないのは分かんないし、
患者さんに使った時も麻酔とか術後管理に一時的に使うことしかやっていないわけなので、
一定期間医療の目的で使った分にはそれだけで依存症になるという可能性は極めて低いわけなので、
正しく使う分には問題ないわけですよね。
それを使うと気持ちよくなる、心の痛みも解消するんですけど、
ただ依存すごくするんですよ。禁断症状も出るんです。
使ってて切れた跡なんかでも無記録になるんです。仕事をしなくなっちゃうんですよね。
場合によっては過剰接種して呼吸が抑制して死んでしまうということがあるわけです。
なのでフェンタニルの過剰接種で亡くなる方っていうのはやっぱり
投与量を誤った場合とか大量に使った場合に過剰接種で亡くなるってこともあるし、
あるいはだんだん依存していって効かなくなって使う量が多くなって死んでしまうとかね、
そういうことがあるのではないかなと思いますね。
なので結構YouTubeとかの動画見てもアメリカのゾンビタウンって出てくるんですよね。
ホームレスの人たちがフェンタニルの依存症になって無記録になって禁断症状が出て手が震えて体が固まってしまったりとかですね。
ゾンビっていう言い方ね、ちょっと良くないとは思うんですけど、
本当にそういう状態でそういう人たちが街中にうじゃうじゃいるっていう状態なんですよ。
ペンシルベニア州とかカリフォルニア州とかでもそういう人たちであふれているっていう状態なんですよね。
なんでアメリカでそれだけフェンタニルが蔓延するかというと、
さっき話した不法入国者がメキシコ経由などで密輸するっていうのもあるわけなんですけど、
やっぱりアメリカってそういう違法薬物が蔓延する土壌っていうのができてしまってるんですよね。
まずオピオイド系の鎮痛薬、それに対して過去に今でもあるんですけど、
オキシコドンっていうお薬がありまして、オピオイド系。
それが製薬会社のプロモーション、キャンペーンもあって、
結構危険な薬なんですけれど、気楽に使えますよみたいな感じでキャンペーンを打ち出してたんですよね、過去に。
そうするとそれを薬局で購入して依存してしまうとかいうことがあるんですよね。
アメリカって皆さんご存知だと思うんですけど、日本と違って国民解保険制度みたいなものがなくて、
一般の方の医療費がものすごい高いわけですよね。
なので民間の医療保険っていうのに入るんですけど、その保険料もものすごい高いので、
アメリカのフェンタニル問題
お金がなくて病気があっても病院にかかれないっていう人がたくさんいるわけですよね。
そういう人たちは、例えば歯が痛いとかでも薬局でオキシコドン買って使ってとか、
そうするとオピオイド系なので依存してしまうわけなんですよね。
あるいは病院で処方されてそのまま依存してしまうとかっていう方もいるわけであって、
そうするとオピオイド系で依存するともっと強いお薬が欲しくなって、
フェンタニルに手を出してしまうという状態。
やっぱりアメリカ国内でもフェンタニルが結構簡単に購入できる環境になってしまっているので、
そういうゾンビタウンみたいなものが生まれてしまうと。
プロレス好きな人だったらわかると思うんですけど、
結構プロレスラーが体の痛みに対してオピオイド系の鎮痛剤を使って、
それの依存症になって精神錯乱して、あるいは呼吸抑制とかで死んでしまうとか、
体がボロボロになって肺腎になってしまう、こういうお話をよく聞くと思うんですけど、
これがまさにこのオキシコドンとか、あるいはフェンタニルの場合もあるかもわからないですよね。
ということなんですよね。
幸い日本はまだフェンタニルによって汚染されていないんですよ。
幸い日本はありがたいことに警察が優秀っていうのもあるし、
法律的にタイマーも違法なわけですよね。
なので、麻薬とか覚醒剤とか違法薬物が蔓延しない土壌ができているわけですよね。
本当にありがたいことなんですけど、
ただアメリカっていうのは結構その土壌ができていて、
例えば過去にもベトナム戦争なんかでも戦地に行った兵士たちが精神的につらいので、
麻薬を使うことによって安心させて、
アメリカに帰国した後でもそのまま薬物中毒になったり、
アフガニスタンの方に派兵された人たちでも同じようなことが起きていたわけだし、
実際マリファナは州によっては合法だし、
昔はヒッピーって呼ばれている人が、
ヒッピーっていうのは若者たちが自分より年上の人たちに反抗して、
ろくに働く気もせずマリファナやテップカップがやってヘラヘラしているという、
本当にあんまり言っちゃいけないかもわからないですけど、
とんでもない人たちがいたわけであって、
その人たちはそれなりの自分たちの主張があるんですけど、
結局文句ばっかり言ってマリファナやって働かないんですよね。
みんなそうじゃなくて真面目な主張というのもあったとは思うんですけど、
そんな感じで薬物が蔓延している。
日本の薬物問題
覚醒剤とかヘロインとかコカインとかも日本に比べても蔓延しているという状態なんですよね。
そういうことを話すとですね、
マリファナとかタイマっていうのはタバコとかアルコールに比べて身体的な害も少ないんでね、
全然問題ないんだって。
なぜかこういうことを僕が話すとコメント欄でね、
タイマ解禁論者なのかわからないんだけど、
日本でもタイマ解禁すべきだと。
アルコールやタバコよりも安全なんだからって。
俺はタイマ全然やったことあるけど大丈夫だったみたいなわけわかんない人たちが毎回コメントするんですけど、
それでもタイマはダメだと思いますね。
やっぱりゲートドラッグになると思います僕は。
ゲートドラッグにならないっていう意見を言う人もいるんですけど、
結局タイマやる人って決めセク目的でやるんですよ。
一回タイマで決めセクすると、
普通の行為では物足りなくなって、
タイマ決めセクも物足りなくなって、
より過剰な薬物に手を伸ばすっていう、
そういうゲートドラッグになると、
僕はね、確信していますね。
はい、っていうことなんですけれど。
ということでですね、アメリカっていうのはずっとですね、
麻薬と戦争しているんですよ。
麻薬撲滅のための戦争をしているんだけれど、
もうなかなかうまくいかないわけですよね。
ニクソン大統領もレーガン大統領も、
アメリカに大量に麻薬が入ってくる、
麻薬で汚染されていくっていうのと、
戦い続けてたんだけど、なかなかうまくいかない。
これもね、やっぱりね、
ディープステートとの戦いだと思うんですよ。
過去にもね、CIAがアメリカに麻薬が、
違法薬物が入ってくることを黙認していたり、
それを助長していたりとかね、
やっぱりこれ、今回CIAが絡んでいるかどうかは分からないんだけれど、
やっぱりこれ麻薬との戦いは、
僕はこれディープステートとの戦いだと思いますね。
はい、というのが私のお話です。
ご視聴ありがとうございました。
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