2024-01-30 19:43

EP.102 法規制してもネットの誹謗中傷が絶対になくならない理由。

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=hmjfFmDcCIc
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はい、こんにちは。今日はインスタグラムフォロワー様からメッセージでご質問いただいております。ご質問は、ネットでの誹謗中傷はどうしたらなくなると思いますか?
やはり原罰化するしかないですか?というご質問なんですけれど、これ最近でもよく言われているし、昔から言われていることなんですけれど、
ネットでの誹謗中傷どうしたらなくなるか?原罰化するしかないですか?ということなんですけど、これに関しては
結論から言いますと、ネットでの誹謗中傷というのは絶対になくならないですね。
世の中にインターネットがある限り、あとは日本国内で言えば日本という国が民主主義国家である限りは、ネットでの誹謗中傷って絶対になくならないと思います。
というのは、人間が何かターゲットを定めて、正義のもとに誹謗中傷するというのは、人間の本能なんですよね。
だから本能をなくすということはできないし、例えば日本が独裁国家であって、国家が徹底的にネットでの書き込みとか
ツイッターとかを閲覧して、誹謗中傷とかあったらそれを原罰化して処罰するとか、そういうことができれば
なくすということはできると思うんですよ、誹謗中傷を。だけど民主主義国家である限りは、表現の自由というものが保障されるわけだし、
何でもかんでも閲覧して処罰されるという世の中には、日本に関してはならないわけですよね。
これってね、いじめが絶対になくならないのと一緒なんですよ。昔からいじめっていうのはあるわけで、学校でも職場とかでもあるわけで、パワハラとか職場のいじめ、
あとクラス内のいじめとかあるわけで、例えば学校のいじめだと、最初の頃は昔だったら学校のいじめってなると
暴力によるいじめが多くを示してたんですよね。殴る、蹴るとか怪我させるとか、だけどそういうのは良くないよね。いじめはやめましょうということで、暴力を禁止するわけですよ。
でなると、暴力ができないとなると、でもなんとかしていじめをしたいって思っている人たちは、今度は言葉によるいじめをするわけですね。
暴力が禁じられたので、バカとかアホとかマヌケとかですね、言葉によるいじめをやるようになる。言葉によるいじめも禁止したらですね、今度は無視するとか、幅にするとかですね、
だんだんだんだんですね、より因出ないじめに変わっていくだけであって、何かを禁止するとその抜け穴でですね、やれる範囲内のいじめをするっていう風になっていくだけで、
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根本的にいじめを完全になくすっていうことはできないわけで、いじめっていうのはもう本当に悲しいことなんですけど、人間として我々は認識しないといけないことだと思うんですけれど、
本能でやってしまっているわけですよ。人間ってもともと群れで生活する生き物なので、自分より力の弱いものとか能力が劣っているものに対してマウントをとってですね、
お前は俺より下なんだ、俺のが上なんだっていうことを分からせて、それによってね、優越感を感じて、そうすると脳内でドーパミンが分泌されて快楽を感じると、それによって上下関係ができるとか、
あとはそのそれを無意識にやってしまう人もいるし、意識してやってしまう人もいると、そうするとそういういじめっていうのは多くの場合連鎖するんですよね。
学校のいじめだったら自分より強い人から自分がいじめられると、今度は自分より弱い人を見つけていじめるとか、そうするといじめられた人はまたさらに自分より弱い人を見つけていじめるとか、
あとは部活内でも先輩からいじめられれば今度は自分が後輩をいじめるとか、もちろんそれで連鎖しないで自分の台で辞めるんだっていう強い意志を持っている人もいるんだけど、結構多くの場合が連鎖してしまうんですね。
これ意識してなくても本能的にやってしまう、自分はいじめをやってないつもりでも実際にはやってしまっているとか、あとは自分が親から虐待されて育つと自分が親になった時も自分の子供を虐待してしまうとか、そういう連鎖も生じてしまうし、
あと職場でもですね、看護師さんの世界とかだったら自分が新人の時に上の看護師さんからいじめられると、今度は自分が上になった時に新しく新人が入ってきたらいじめるとか、そういうことってあるんですよ、医者の世界でも、上の先輩の医者から自分がいじめられたら自分が先輩になったら今度は下の医者をいじめるとかですね、連鎖するっていうのがあるわけで、
結局、運と取りたい、優越感を感じたい、ドパミンを出して快楽を感じたいっていうそういう本能が備わっているので、本能的にやってしまうわけであって、例えばこれ、学生の時、小学校、中学校、高校とかだったらいじめって客観的に見てわかることが多いんですよね、暴力的なものでも言葉でやるでも、露骨に無視するとかでも、だけどこれがですね、社会人になるとどんどんどんどん巧妙化してきて、
大抵ですね、さっきの医者とか看護師さんとか会社の中とかでも、下の人間に対してですね、上の人間が教育と指導と同時に弱いものをいじめする人とかもですね、多いんですよね。
なので、何か下の者に教える時に、ちゃんと教えなくて、わざと失敗させて起こるとか、あと、一人にターゲットを絞ってその人ばっかりいじめるとか、やっぱり複数の人を同時にいじめるとですね、いじめられた人が怒涛を組んで、今度反撃されることがあるので、それを恐れてですね、いじめる人って一人にターゲットを絞ってですね、いじめて、その人が辞めるとまた新しいターゲットを見つけて、
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それもですね、周りから見てわからないように、上の人間から見てわからないように、教育とか指導と同時に弱いものいじめをするので、いじめられてる人がですね、君がいじめてるって聞いたんだけど、本当にいじめてるの?って聞くと、いや、そんなことないです。私はいじめなんてしてません。私は指導してるだけですって。
私が被害者なんです。あの子は教えてるのにあの子は全然勉強しないし、予習もしないし、態度も悪いしって言ってですね、結局被害者アピールとかしてですね、社会人になる方がより巧妙ないじめ、分かりにくいいじめをするわけなんですよね。
なので、いじめがないかっていうのをですね、管轄したりとかする上の立場の人間もですね、困ってるっていうことはあるわけです。もちろんね、社会人のいじめっていうのも良くないんですけど、ネットの誹謗中傷っていうのもですね、社会人のいじめとか学校のいじめと似てて、やっぱりターゲットを見つけて攻撃する、場合によっては集団でですね、誹謗中傷を浴びせて、Twitterとか書き込みとかでね、攻撃するっていうことがあるわけで、
結局ですね、ネットの誹謗中傷の方が学校とか社会人の職場の中のいじめよりもより立ちが悪いんです。それは顔も隠して、名前も隠して、安全な場所から石を投げて攻撃するっていうものです。
なので、よりいじめに参加する場合のハードルが低いんですよね。だからより本能的にそういうのにどんどん手を出してしまって、それに依存しちゃってやめられないっていう人もいるわけで、例えばタレントさんとかがバラエティ番組とかドラマーとかで変な態度が悪かったりとか、あるいは失言とかすると、なんだあの態度はけしからんっていったりですね、Twitterとかでみんなで集中攻撃したりとか、
その場合もですね、ただ単に罵声を当てるっていうよりかは、自分の正義のもとに攻撃するっていうことが多いんです。人間っていうのは正義のもとに他人を攻撃するっていうことは脳内でドーパミンが出て快楽を感じるんですよね。
っていうのはやっぱり人間って群れを成して生活する生き物なので、群れの中で集団の中で秩序を乱す人とか、ルール違反する人とか周りの人と違う行動を取る人なんかは、みんなで攻撃して排除してっていう行動を昔から取ってきているので、そういう行動をすると脳内でドーパミンが出て快楽を感じるように、本能的に脳の構造がそうなっているわけですよ。
だから昔から、例えばテレビ番組でも仮面ライダーとか戦隊モノとかいいものが悪いやつをやっつけてってなると見てるほうが楽しくなるわけじゃないですか。そのときも脳内でドーパミンが出てるわけだし、ミトコウモンとかで悪い人をやっつけて懲らしめると嬉しくなるドーパミンが出るわけですよね。
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なのでネットの誹謗中傷とかもターゲットを見つけて、こいつは悪いやつだっていう自分の中でストーリーを作って、誹謗中傷を浴びせて懲らしめると。これは単なる弱いものいじめじゃなくて、自分は正義なんだ、正義の元にこの悪いやつを懲らしめてるんだっていう、正義を振りかざして攻撃することに脳内でドーパミンが出てる、本能的な行動をやってるわけなんですよ。
人間って過去の歴史を学ぶとそんな行動ばっかなんですよ。明らかに人間って本能的に攻撃するターゲットを見つけて、みんなで攻撃して排除して、ドーパミンを出して快楽を味わっていくっていうのはわかるんですけど、
例えばフランス革命、王室が贅沢三昧して、私たち庶民は王室のせいでパンも食べれない、貧しい生活をしてるって、全部あいつらが悪いんだって革命を起こして、ルイ16世、国王をコンコルド広場でギロチンで処刑して、民衆が集まってワーって、マリーアントアネットもギロチンで処刑してワーって、
民衆みんなが公開処刑に対して歓喜のご楽なんですよね。当時悪者を見つけて広場で処刑するっていうのが民衆のご楽なので、悪いやつをみんなで捉えて処刑するっていうのが人間にとってすごい快楽なんですよね。
フランス革命以外でもイギリスの歴史見ても、例えばチャールズ1世っていう国王を処刑するのもみんなでワーっと歓喜を上げてドーパミン出してたりとか、あと中国の歴史とか見ても文化大革命とか見ても、毛沢東の思想に歯向かう者、文化人とか学校の先生とかを後衛兵とかみんなで捉えて恥をかかせるんですよね。
三角の帽子をかぶせて、プラカードをかぶせて、歩かせて、民衆の前でボコボコに殴ったりとか、うんこを食べさせたりとかして恥ずかしめを受けさせて、最終的に殴り殺すとか処刑するとか、公開リンチみたいなことをすると。
で、こいつは悪いやつだって決めつけてみんなで暴行加えてですね、自分たちは正義なんだってドーパミンバーっと出てて、その結果ものすごい数の人が殺されてしまうとか、あとはナチス政権下のドイツでもね、ユダヤ人っていう共通のターゲット、悪者を設定してみんなで排斥運動して、差別して強制収容所に送ってとかですね、そういうことをしたりとか、
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過去の歴史を見ればですね、そんなのばっかりなんですよね。なので、今の時代になって突然ですね、みんなで特定の悪者を作って攻撃するのがなくなるっていうことはですね、ないわけで、むしろ今の方が昔と比べるとまだマシになったわけですよね。
その公開処刑とかするのではなくて、ネット内で言葉による、文章による誹謗中傷に変わっただけ、まだ昔と比べるとマシなわけで、これもさっき話したね、学校のいじめと同じで、暴行を禁止すると言葉によるいじめになって、言葉によるいじめを禁止すると無視しと、無視とかですね、幅にするとか、隠失ないじめになってって。
なので、昔で言う公開処刑が今ではネット上での誹謗中傷になって、より隠失な形になってるっていう感じなんですよね。
なので、ネットの誹謗中傷を原罰化するっていう、そういう法律を作るのも僕はありだと思うんですけれど、それを知っても絶対に誹謗中傷はなくならないです。
まず、ネットの誹謗中傷、何が誹謗中傷なのかっていうのをどっかで線引きしないといけないわけですね。
となると、当然、バカとかアホとか死ねとかデブとかブサイクとかブダとか、あとは殺害予告するとか、あとは虚偽、誰々さんは女性を盗撮して警察の取り柴調べを受けたとかね、事実無根のことを書くとかですね、これは絶対良くないんですよ。
これはもう原罰化になるわけです。名誉毀損とか明らかな侮辱っていうのはもちろんダメですよ。
そこは線引きできるんですけれど、あとは政治家の批判、死ねとかバカとかアホとかはダメなんですけど、例えば岸田辞めろとか、岸田辞任しろとか、岸田政権のせいで世の中が悪くなったんだとかね、
そういうのは表現の自由だし、やっぱり国民っていうのは政治家をしっかり監視するっていう役割があるので、本気でその人がそう思ってるんだったら、これは原罰化しようがないなって思いますね。
それまで禁じてしまったら、本当に表現の自由を禁じて言論統制されることになるので、
あとはよくあるのは、竹中平蔵のせいで俺は非正規の職しかつけないって、俺に彼女もできないし、結婚もできないって、いまだに貯金もなくてこんな貧しい暮らししてるのは全部竹中平蔵のせいだって、よくそういう声もネット上ありますけど、
これもやっぱり誹謗中傷とかにはならないかなと思いますね。政治家とか過去の政治家とかですね、そういう人に対しての自分の意見だって言ってしまえばそうなるし、そこまで言論統制してしまうとですね、かえって逆の問題が起きてしまうわけなので、
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バカとかアホとか死ねとかね、アイデンティティを否定することとか、人種的なこととか、性的マイノリティの人を否定するとか、宗教のことを否定するとかですね、そういうのはアウトになる、難しいところですよね。
本気でこれは私の感想ですって言ってしまえば誹謗中傷にはならないかもわかんないし、あとはここまで誹謗中傷として捉えるんだったら言論統制になるだろうっていうこともあるんで、よっぽどひどいのはそこで線引きされて誹謗中傷として原発化されるってことはあるんですけど、結局こういうのもネットで誹謗中傷したいっていう本能は残るので、
形を変えてですね、より隠しつな誹謗中傷としてわからないような形の誹謗中傷として残るんですよね、結局。
例えば、デブとかブタとかっていう明らかな誹謗中傷は、副陽科ですねとかね、顔が丸々ですねとか、皮下脂肪が乗ってますねとかね、大きくなりましたねとかね、それだったら短絡的な誹謗中傷のようには見えないし、ただ感想を言っただけですので通ってしまうかもわかんないんですよね。
だから今ある短絡的な誹謗中傷をですね、誹謗中傷ってわからないような形の隠しつな言葉に変えるっていう風になってしまうだけなんですよ。線引きができないところで攻撃してくるようになるんです。
なので悪口なのか感想なのか応援なのかよくわからないコメントばっかりになっちゃうんです。
だからそういうのでも相手に精神的なダメージを与えるってことはできるわけですよね。
例えば、芸能人とかアイドルとか女性アイドルとかですごい頑張ってる人に対して、例えば上から目線でいろいろ言うと、やっぱり言われた人ってね、不快を感じるってことあるんですよね。
もっと頑張れとかね、努力が足りないんだよとか、もう芸能人向いてないんじゃないのとか、やめた方がいいんじゃないとかね、誰々ちゃんの方が頑張ってるよとか誰々ちゃんの方が可愛いよとかですね。
そういう明らかな誹謗中傷じゃないんだけど、それを浴びせられた方は不快を感じるっていうコメントに変わっていくっていう可能性がありますよね。
そんなことだからもうテレビに出れないんだよとかね、最近テレビで見かけなくなったねとか、子供が可哀想とか、子供とか家族を巻き込んで誹謗中傷するとかね、より陰湿になったりとか、昔の方が良かったね、老けましたねとか。
芸人やめた方がいいんじゃないんですかとかね、歌手やめた方がいいんじゃないですかとか、これ誹謗中傷なの?いや、これは私の感想です。
で、なんかせんびきできないところで攻めてくるようになると思いますので、そういうのを無意識にやってしまう人もいれば、もうわざと計算してね、精神的ダメージを与えてやろうって思ってやる人も出てくるわけなので。
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結果的にネットの誹謗中傷はなくならないです。どんだけ原発化したいとかルール決めてもより陰湿な誹謗中傷になるわけなので、結局人間というのは本能的にそういう行動出てしまう、そういうものなんだ、そういう生き物なんだ、そういう醜い生き物なんだっていう風に認識して、
芸能人とかって免疫つけるっていうことも大事なんじゃないかなと思います。もちろん誹謗中傷はよくないんですけれど、芸能人になった以上は必ず誹謗中傷ってされるんですよね。周りの人に10人の人がいたら必ず1人は自分のことをよく思わない人間になるので、そういう人たちが言葉で攻撃することがあるので、
ある程度勉強して免疫をつけるとか、スルーする力を磨くとかですね、メンタルを強くして、それを乗り越えると成長していって、芸能人として成功するっていうことはあると思いますので、あんまりこういうことを言うと、
芸能人はどんだけ叩かれてもいいってことかとかそういう言葉も出てきちゃうんですけど、そういうわけじゃなくて、ある程度スルーする力とか免疫をつけるっていうこともやっていく必要もあるのではないかなって思います。だけど、誹謗中傷が悪いっていうことは間違いないので、これは絶対やってはいけないんですけれど、人間の本能としてこれはなくなるってことはないと僕は考えております。
以上です。ご視聴ありがとうございました。
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