2025-02-04 21:23

EP.487【がん検診】人間ドックは受ける必要あるのか?【健康診断】

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=XsF9dyS7cBg
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はい、こんにちは。今回なんですけれども、タイトルにもある通り、人間ドックは受ける必要があるのかというテーマで、私の意見をお話しさせていただこうと思うんですけど
ちなみに今日私の誕生日で50歳になりました。いつも応援ありがとうございます。まあそんなね50歳の誕生日なんですけれど、先日僕
入院して毛腸部分切除という手術を受けたんですよね。その結果、悪性腫瘍ではなくて慢性の炎症でした。
問題ないですよという結果になったんですけど、最初は悪性腫瘍の疑いというのもあって手術を受けたんですけれど、全身麻酔で副強化に手術して
1週間ぐらい診療をお休みさせていただいたんですよね。だけど実際にはこれぐらいの手術すると、普通の人は3週間ぐらい休むんじゃないかなって思うんですよね。
それなりの進修のある手術なんで、退院してすぐ仕事復帰すると、結構一定の確率で鬱病になる人が多いんですよね。
手術というそれなりのストレスがかかって悪い病気なんじゃないかという精神的なストレス、肉体的なストレスもあって、その後すぐに仕事復帰してね、それでまたストレスかかるとキャパをオーバーして鬱病になるとかあるんで、
あんまり僕みたいなので真似しないでほしいんですけど、僕は比較的体力がある方なので大丈夫なんですけどって感じなんですけれど、結局この手術して良かったのかっていう話ですよね。
今回は屈折腫瘍の疑いが多少あるということで手術したんですけれど、結局慢性の炎症であって、
わかんないんだけど、おそらく今回は毛腸部分切除という手術をしなくても死ぬまで何も問題はなかったっていう可能性が高いと思うんですよね。
いろんな先生の意見聞いてもそんな感じの意見のことが多いんだけど、なんで手術したかっていうと最初は人間ドックを受けてたんですよ。
人間ドック僕定期的に受けてますんで、それで全身のペットを撮影して、ペットの時に注水が光ったんですよね。
炎症があると光るので、だけど単なる慢性の炎症なのか腫瘍なのかわからないと。
で、症状はないんですよ僕は。
で、専門の消化器内科の病院、総合病院の消化器内科を紹介されて、そこで増鋭CTを撮影したんですけれど、
その時にアナフラキシーショックが起きて死にかけたんですよ。死ななかったんですけど。
今後は増鋭CTでフォローができないから、まあしょうがないんで検査を兼ねて手術しましょうという方針になって、
フック強化で切除して病理の検査では結局悪性じゃなかったですね。
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良かったですねっていうことなんですけど、そもそもこれって手術しなくても何にも変わらなかったよねっていう話なんですよ。
しかもその過程でアナフラキシーショックで死にかけたんですよね。運が悪いと死んでたと思うんですよね。
それをね総合的に考えようと思うんですけれど、
僕はですね、前々から人間ドックってこれ受ける意味あるのかってずっと葛藤があって、
結論としては僕は人間ドックは総合的、俯瞰的、長期的スパンで考えて、受けるメリットよりも
受けることによるデメリットの方が大きいから、本当は受けない方がいいんじゃないかって本当は僕は考えています。
だけど周りの人間がですね、人間ドック受けてくださいってすごい言われて、その時に論理的に説明してもですね、なかなか周りの人に納得してくれなくて、
結局周りの人を納得させて周りの人を安心、精神的に安心させるために受けてるっていう感じで、
ただ受けてメリットのある検査もあるんですよ。例えば胃カメラとか便洗血とかね、
一般的に厚生労働省がガン検診として推進している検査、検診というのも人間ドックの中に含まれているので、
それも含めて受けてもいいかというのはあるんですけど、だったら人間ドックじゃなくて普通のガン検診でもいいんじゃないかっていう話もあるんですけれどね。
例えば僕、前に扁桃腺の手術を受けたことがあるんですよね。それは定期的にね、年に何回か扁桃腺が腫れて痛いとか、熱が出るとかね、あって、
そういう症状があったので、地美科の先生に手術してもらって、そうすると手術してからそういう症状がなくなって、
それは本当にやってよかったって思うんですよ。それは人間ドックとは関係なくて、症状があって辛いから手術受けて良くなったと。
それは本当に良くなったんですよね。だけど今回の盲腸部分切腸は本当に症状もなくて、人間ドックでたまたま見つかってよくわからないから手術して、
結果的にこれって別に手術しなくても良かったかもわかんないよね、多分そうだよねっていう感じなんですよね。
だから人間ドック受けてなければ今回のアナフェアキシーショックもなかっただろうし、手術することもなかったし、仕事を休むこともなかったっていうわけなんだけど、
これは人間ドックを受ける人間の宿命だと思ってしょうがないと思ってます。
今回の流れで関わってくださった医療従事者の方には本当に感謝をしておりますけれど、
人間ドックを僕が受けるのでこういう結果になってしまったわけでしょうがないんじゃないかなって思うんですよ。
人間ドックは結局必要なのかっていうと、総合的長期スパンで考えて受けなくて、受けなくていいって断言はできないんですよね。
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中には人間ドックを受けたことによって、本当にガン検診以外で見つからないガンが見つかって、それなりの悪性度があって、
手術することによって寿命が伸びたっていう人も一定数はいると思うんですけど、
だけど人間ドックを受けたことによって必要のない医療を受けるハメになったとか、
必要ない医療を受けたがために、かえって寿命が縮んだとか後遺症が残ったっていうデメリットを受けてる人も多数いると思うんです。
そういうデメリットを受けた人はそもそも人間ドックを受けてなければそういうデメリットもなく、何の支障もなく生きていたっていう可能性もあるわけであって、
総合的に考えるとデメリットもありますよとか、あるいは科学的根拠がない、それなりのエビデンスがないっていう検査が多いわけですよね。
厚生労働省が一般的に推進しているガン検診、5つのガンありますよね。
これもいろんな説があるんですけれど、日本人にとってはそれなりのエビデンスがあるって言われてますので、
これは受けてもいいと思うんです。
人によっては受けた方が大きなメリットがあるってことがあるんで、これはいいと思うんですよ。
それは男女共通で、まず胃ガンと大腸ガンと肺ガン。
あと女性はそれにプラスで子宮経ガンと乳ガンですよね。
胃ガンだったら胃カメラはいいと思うんですけど、バリウムの投資に関しては、これも医者によって賛否両論がありますよね。
それを受けることによってメリットがあるのかとか、見つからないといけないものが見つからないってこともあるし、得られる情報が少ないってこともあるんですけど、胃カメラに関してはいいかなと思いますね。
メリットが大きいと思います。
あとは大腸ガン、便腺血をやって、引っかかったら大腸内子宮をやるっていうのはいいと思いますね。
あとは肺ガンに関しても、これいろいろ意見あるんですけどね。
喫煙の履歴のない人が胸部のX線を取る意味があるのかとか、これもいろんな意見があるんですけど、
あとは子宮経ガンですよね。
子宮経ガンなんかは生活習慣が日本人、いろいろ変わってきて、
結局これは性行為によってHPVっていうウイルスに感染して、それがゆっくり時間をかけて悪性化していくっていう過程があるわけであって、
日本はHPVワクチンがあんまり普及しないんですよね、残念なことに。
僕はやるメリットの方が圧倒的に大きいと思ってるし、海外でも推奨されてるんだけど、
過去に日本でいろんな間違った報道がテレビなどのメディアでされてしまった部分もあって、
それに対してもいろんな反ワクチンの方からすごい批判いただくんですけど、
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一般的に日本の医学界では子宮経ガンワクチンはやる方がメリットが大きいし、
これは世界的なんですけどね、
要するに子宮経ガンワクチンを注射して痙攣が起きたとか、
うつ病になったとか、運動障害が残ったとか、いろんな報告があるっていうような報道がテレビとかでされたんですけど、
結局子宮経ガンワクチンを打たなくても、世の中の人間っていうのは一定数の割合で若い女性、
何のはっきりよくわからない原因で痙攣が起きて、
あとうつ病になったりとか運動障害が出たりっていうのはあるわけであって、
ワクチン打った分と打ってない分で優位さってないんですけど、
一旦そういう報道がされてしまうとやっぱり頭の中に吸い込まれてしまってですね、
論理的に思考能力がある人だったらわかるんですけど、
それが少し欠けてる人だとちょっとわからないっていう、
ゼロ百でしか考えられないとか、幅広い視野で考えられなくて、
一部のサンプルだけ取って、N1とかN2とかN3とかで結論を出しちゃうっていう短絡的思考の人はそういうことになるわけですよね。
日本人、女性も男性も若い時から性行為を不特定多数の人とやるっていう習慣が一部の人ではあるわけなので、
そういう人ほど子宮頸癌のリスクが高いので、早いうちから子宮頸癌の癌検診を受けるっていうのはメリットが大きいわけですね。
早期発見、早期治療して寿命が伸びるっていうことがあるわけなので。
あと乳がんも食習慣とかが変わってきて、タンパク質とか動物性脂肪を取ることによって乳がんの発生率は上がってきてますので、
マンモグラフィー等の検査をするメリットはあるというふうに今の日本の医学界では考えられているわけでございます。
なのでこれはやるといいと思います。
これもいろんな意見があるんですけど、お医者さんによってこれも意味ないんじゃないかっていう意見を言う人もいるわけですよね。
人間ドッグに関しては世の中のお医者さんはやった方がいいのかっていうのか、やらなくていいのかっていうのか、これもいろんな意見があるんですけど、
正直に話すと、ちゃんと医学を勉強しているお医者さんはほとんどのお医者さんが人間ドッグは受ける必要はないって言います。
僕もそっち側です。でもお医者さんでもちゃんと医学を正しく勉強してなくて、少ない知識でなんとなく結論を出しちゃう人もいたりとか、
あとはなんとなく世間で人間ドッグは受けた方がいいよっていう声があるから、人間ドッグは受けるべきだって考えているお医者さんもいるわけであって、
僕はいろいろ勉強した結果、人間ドッグは受けるメリットはない、むしろデメリットも大きいよと。
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厚労省が推進する眼検診、これは受けてもいいかなっていうふうに考えております。受けた方がいいかなって思います。
人間ドッグの中にも厚労省が推進する眼検診というのもあるので、それを受けるために人間ドッグを受けるのはありなんだけど、
人間ドッグで何が不必要かというと、厚労省が推進する眼検診以外のもの、今回のペットとか、
まず放射線の被曝がすごく大きいっていうのもありますよね、あとCTとかMRIとか、あとエコー全身にありますよね、
首とか心臓、お腹、甲状腺とか腎臓とかね、あと主要マーカー、前立腺の主要マーカーとかね、
こういうものは多くのものが意味がないというか、むしろ受けて何か病気が見つかってしまって、見つかった以上は精密検査して、
よくわからない場合はよくわからないまま手術して、結果的に手術しなくてよかったというのを手術するということもあって、
その手術とか検査による合併症で寿命が縮まるとか、何か後遺症が残るということがあるわけなので、
総合的に見てデメリットも大きいし、あまりメリットはないというふうに考えるわけであって、
有名なのは甲状腺ですよね、首のエコーの検査をやって積極的に甲状腺のがんを見つけに行こうとすると、
必ず一定数のがんが見つかりますよと、それを手術して、前によっては後遺症が残ったりとかするわけなんですけれど、
結局、韓国の有名なデータがあるんですけど、甲状腺のがんを積極的に探して見つけて、それを手術した群とそれをしなかった群で有意差がないんですよね。
結局甲状腺の悪性度の低い腫瘍まで手術することになってしまって、メリットはないということになってしまうわけであって、
あと前立腺の腫瘍マーカーにしても、高い人もいればあまり上がらないとか、あるいはがんでもないのに上がる人とかもいて、
徹底的にスクリーニングして、腫瘍マーカーが高い人なんかを前立腺がん見つけて、見つかったら手術してってあるんだけど、
前立腺のがんも悪性度の高いものもあれば低いものもあって、低いものだったら手術しなくてもそのまま他の病気で亡くなるわけであって、
他の病気で亡くなった後、解剖したら前立腺のがんが見つかったけど、こんなもんだよねっていうことがたびたびあるわけですよね。
だけど前立腺のがんを手術する必要がないのに、結局手術した方がいいのかしなくていいのかっていうのは、はっきりその段階でわからないっていうことがあるんですよね。
今後そのがんがどれくらい進行していくかっていうのがはっきりわからない場合なんかは、とりあえず手術しましょうっていう流れになってしまうわけですよね。
発見した以上は、それに関わるお医者さんもやっぱりある程度積極的に手術しないといけない空気になったり、そういう流れになるわけだし、
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患者さんも心配で結果的に手術してくださいという流れになるわけであって、結果的に必要のない手術を受けて、
それと前立腺のがんの手術なんかすれば、当然肺尿機能とか神経がたくさん集まっているところなので、いろんな後遺症が残っていると。
だけど手術しなくてよかったのに手術したってことになれば、後遺症が残る分だけデメリットがあるとかそういうのもあるし、
あるいは、二陽性とか疑いとかそういう段階で手術して、結局手術しなくてよかったというのは度々あるわけであって、
今回の僕のペットだってね、ペットで積極的に炎症とかがんを探しに行くっていうこと自体が、
それをやった分とやらない分でメリットがあるか、寿命が伸びるかどうかっていうのは、ちゃんとしたエビデンスってないんですよね。
だけど人間ドックっていうビジネスがあるわけであって、それをやった方がいいっていう空気が日本にあるわけですよね。
だけどちゃんと勉強しているお医者さんは人間ドック意味ないよねと。
厚労省が推進するがん検診、健康診断で十分だ、それはエビデンスがあるからあるやっていう風に考えている人が多いわけですよね。
なんですよ、だけど結局結構僕もね、
三木屋先生大事な体なんだから人間ドック受けた方がいいですよっていう人がね、周りにいっぱいいてます。
お医者さんとか歯医者さんでもそう言うんですよね。
そういう人に僕がさっき話したような論理的な説明してもですね、わかってくれないんですよね。
やっぱり分野が違うとですね、そこまで勉強してなくて、
やっぱり世の中の人間って共感能の人とシステム可能の人っていうのがいて、
システム可能っていうのはいろんなことを論理的に考えてエビデンスがあるかないのかっていうことを判断するんですけれど、
共感能の人っていうのはちゃんと勉強しなくてもみんながやってるからとか昔からやってるからとかテレビで言ってるからとか、
そういう周りの人に影響されて思考停止して結論を出してしまうっていう人になるわけであって、
どっちかっていうとやっぱり世の中共感能の人が多いので、
なので世の中の人も人間ドックは受けた方がいいって思ってる人が多いんですけれど、
はっきりとしたエビデンスがないっていうのが現状なわけなので、
ちゃんと勉強してるお医者さんは多くの人は人間ドックは意味がなくて受けない方がいいっていうわけであって、
それも人によって意見が違うわけであって、
眼検診ですらですね、医者によって意見が割れたりとかするんですよね、
っていうのはノルウェーのオスロ大学の報告だと、
これは日本人が対象になったわけじゃないんですけど、
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乳がんのマンモグラフィーとか大腸がんの内視鏡検査とか前立腺がんPSAのマーカー、
あとは肺がん、喫煙してる人、元喫煙者の人に肺がんの胸部CTを取った場合など、
そういうのでS状血調の検査以外は、
検診を受けた人と受けなかった人で寿命の差がなかったっていうデータがあるぐらいなんですよね、
これはノルウェーのオスロ大学の報告なんですけれど、
これって厚労省が推進しているがん検診とも被ってるんですよね、
これと同じようなデータっていうのは世界中に結構あるんですよね、
国とか人種とか生活習慣によって差はあると思うんですけど、
このレベルなんですよね、乳がんマンモグラフィーとか前大腸の内視鏡検査とか、
そういうものでもがん検診を受ければ寿命の差があるっていうデータがないんですよ、変わらないんですよね、
むしろ必要のない手術を受けて帰って寿命が縮まるとかそういう人たって一定数いるわけなので、
本当にがん検診ってよく分からないなっていうのがあるわけであって、
日本人に関しては例えば胃カメラなんかはやる意義あると思うんですけど、
日本人は胃がん多いですのでピロリ菌を持っている人が多いし、
あとは塩分の強いものを好んで食べるとかありますので胃がんになりやすい人が多いので、
日本人は胃カメラはやるメリットは大きいと思いますし、
大腸がんに関しても特に僕なんか動物性のタンパク質とか脂肪とか結構取る方かも分からないんで、
なるべく取りすぎないでお魚とか野菜とかも取るようにはしてるんですけど、
便洗血して陽性だったら大腸ファイバーしてっていうのはメリットあると思いますし、
あと女性も子宮頸がんの検診、乳がん検診のメリットあると思いますけれど、
僕はそういうふうに考えてますので、
なので僕個人の意見としては人間ドックは受ける必要は僕はないと思ってます。
難しいところなんですけど、
だけど人間ドックを受けたことによってそのメリットを享受したっていう人もいるのは確かだし、
だけどそのデメリットを受けてしまったっていう人もいるわけなので、
なので人間ドック絶対受けるなって断言するのも危険なので、
僕個人の意見としては受ける必要はないと考えてますけど、
受けちゃってるんですけどね、
僕一人で判断できるんだったらしないんですけど、
どうしても周りの人たちを納得させて安心させないといけないっていう経営者の立場っていうのもあってですね、
僕がこの説明を論理的に説明してもですね、
変人扱いされるんですよ。
三木屋先生また変なこと言ってるとか陰謀論にかぶれてるとか言われちゃったりとかするんで、
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胃カメラとか便腺血とかあるから人間ドック受けてもいいかなと、
経験で受けてもいいかなっていう感じで受けてるんですが、
すいませんちょっと逃げ切らない返答になってしまいまして、
というのが私のお考えです。
ご視聴ありがとうございました。
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