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アポロオフィシャルポッドキャスト 超ブログ思考
こんにちは、アポロです。
今日はですね、転職イコール悪という文化が日本経済を後退させたというテーマでお話していきます。
ちょっと規模がかなり大きくなる話なんで、実践的なビジネスのスキルとかマインドセットとかそういうものとはちょっと違うんですけども、
今日はですね、僕なりの見解、日本経済が後退した原因とかね、そういうことについてお話していきたいと思います。
いろいろあると思うんですけど、この転職イコール悪という考え方もその中の原因の一つになるんじゃないかなと思います。
日本では未だにですね、転職することは悪いことだみたいな考え方ってあると思うんですよね。
転職イコールしてるっていうのはもう経歴に傷がつくみたいなイメージを持ってる人多いと思いますし、まだまだそういう考え方が残っていると思います。
一方で海外はどうなのかっていうとですね、逆なんですよね。
転職経験がない人の方がこいつやばいって思われるんですよ。
僕も海外に出てからもう10社以上で働いてきて、今は独立して自分で仕事してますけど、
会社員時代っていうのはいろんな会社を渡り歩いてきたわけです。
特に日系の会社はそこまででもないんですけど、外資系の会社に入る場合にですね、レジュメといういわゆる履歴書を提出するわけですけど、
そこの職務経歴のところにですね、会社名が一つしかないとかっていうふうになると、こいつやべえなっていうふうに思われるわけですよ。
こっちの人たちはですね、ジョブホッピングといわれる、いわゆる転職ですね、するのが当たり前になっているわけですよ。
少しでも今働いている会社よりもいい条件の会社が見つかればそっちに軽く行ってしまう。
日本みたいにそういう、なんていうんですかね、忠誠心みたいなものもないし、
例えば僕が働いていた、働いていたというかバイトしてたんですけど、ホテルとかでもマネージャーがいてそこそこいい給料をもらっているんですけど、
さらにいい条件で別のホテルからお声がかかったら簡単にそのマネージャーという管理職を捨ててでもそっちの新しい職場に移ってしまうというような状態です。
そういう形で転職するのが当たり前なんですね。むしろ転職できないってことはこいつは能力がないんだっていうふうに見なされるわけですよ。
こいつはこの会社でしか働けないから転職経験がないんだみたいなふうに思われるわけですね。
今言ったみたいに転職することが当たり前になっているとどういうふうになるかというと、
よりいい条件の職場で働こうと思えば自分自身を磨いていく必要があるわけですね。
さっきのマネージャーの件もそうですけど、彼はヘッドハンティングされて別の職場に移ったわけですけど、
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能力があればどんどん上に引き上げてくれるわけですよ。今働いている職場よりももっと条件のいいところで働けるわけです。
であればもっともっと自分を磨いてレベルアップさせようというふうになりますよね。
でも逆に転職するのが当たり前じゃない。一つの会社でずっと骨を埋めるのが当たり前だみたいなふうになると、
そこの環境に慣れてしまうわけですね。とにかく安定を求めるみたいな。
自分が上を目指すというよりもとにかく今この状態をキープするというか、現状維持に走ってしまったりとか、
向上心もなくなるしっていうふうになってしまうわけですね。
特に日本ってまだ未だに年功序列の文化が残っているので、
例えば自分より上のポジションの人がいて、その人が退くまではどんなに頑張ってもそのポジションにはつけないとか、
実力主義であれば年齢とか社歴とかそういうもの関係なくどんどん上に上がっていくことができるわけですけど、
そうじゃない。年功序列の場合は年齢が上だからとか社歴が長いからっていう理由だけでポジションある程度決められてしまうと、
そうするとやっぱりやる気もなくなるわけですよ、若い人たちはね。
一生懸命頑張って結果を残そうと思っても、頑張りで評価、その成果で評価してもらえるんじゃなくて、
結局のところ年齢とか社歴とかそういうもので判断されるんだったら、もう頑張るのやめようってなりますよね。
どんどんどんどんパフォーマンスも落ちていくと、モチベーションも上がらないしっていうふうになってしまうわけですよ。
だから常にこの上を目指していくっていうような自分自身のモチベーションがあればですね、
やっぱり当然それがパフォーマンスに上がられるので会社の業績も良くなっていくわけですね。
でも逆にそんなに頑張っても給料も変わらないし、別にポジションが上がるわけでもないと、
今より生活が良くなるわけでもないし、他社からお声がかかってより良い会社に行けるわけでもないとなったら、
やっぱり人間って基本的には怠け者ですから、それは全ての人間、僕も含めてそうですけど、
怠け者なんで、だったらもう頑張るのやめようってなるんですね。
とにかく言われたことだけやって、できればもう残業もせず早く帰ってみたいなね。
できる限り楽したいみたいなことになっちゃうわけですよ。
というふうになると、社員自体の資金も下がるしパフォーマンスも落ちるし、モチベーションも上がらないしっていうので、
どんどんどんどん会社の競争力が落ちていくっていうふうになるわけですね。
でも今みたいに転職が当たり前になってくるとどうなるかっていうと、
転職してより良い条件の会社に行こうと思えば、やっぱり自分自身のレベルを上げていかないといけないわけですね。
自分のレベルが低ければ、新しい会社に移ろうと思っても採用してもらえないわけですよ。
別にあなたを取る理由がないわけなんですね。
でもこの人どうしても欲しいとか思ってもらえるのであれば、より良い条件の会社に行けるわけです。
でも日本では未だにジョブホッピングすることが悪いことだとか、良くないことだとか、イメージが悪いとか経歴に傷が付くとか、
そういうネガティブなイメージを持たれているので、そういう思考にならないですね。
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今の会社を辞めて新しい会社に入って、より良い条件で働くんだとかね。
もしくは今の職場の環境があまり良くないから、もっと心が豊かに働けるような職場に転職するんだという意識がないわけです。
そうすると今の職場でとにかくこの状態で何とか頑張るみたいな、我慢しながらいいやいいや働くみたいな風になって、
余計にパフォーマンスも落ちてしまうと、そして会社としての業績もどんどん落ちていってしまうという風になるので、
もう欧米と日本とではそもそもこの転職に関する考え方が真逆なんですよね。
だからそこをやっぱり、結果が今こういう風になっているわけじゃないですか。
欧米の国の人たちは心豊かだし、みんな全然日本人って顔つきも違うし、人生を謳歌しているし、
例えば日本は競争力も落ちて心も貧しくてね、そういう人が本当に増えてきましたよね。
かつ業績もある、経済もどんどん低迷していっているという風になるので、やっぱりそういうところの考え方も変えていかないと、
今特にコロナが起こっていろんな人の仕事を失ったりとかという風になっていますけど、
ちょうどパラダイムシフトを起こすいいきっかけだと思うので、
古い価値観は捨てて、新しい価値観にアップデートしていかないと、日本経済もどんどん衰退の一途をたどることになると思うので、
転職イコール悪ではないです。
転職するってことは逆に能力があるからこそいろんな会社を渡り歩けるわけですよ。
なのでそのあたりの考え方を改めてもらって、もしあなたが誰かを採用する立場の人間なんであれば、
そういう風に考えてもらうのがいいと思うんですね。
もちろん人間的に問題があるから仕事が続かなくてやめちゃうっていう人も中にはいるのかもしれないけども、
それでも何社も働けるってことは何社も一応採用してもらえるだけの能力があるから、
お声がかかったという風に考えることもできるわけなので、
ちょっとそのあたりの考え方も変えていくといいかなと。
そうすると日本もちょっとずつ競争力が出てきて、
国際社会から遅れを取るようなこともなくなるんじゃないかなと思います。