2025-05-31 13:49

EP.610 石破総理の「日本の財政はギリシャ以下」「金利のある世界の恐ろしさ」発言について思うこと

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=Lxa0z09KTDQ

サマリー

石破総理は、日本の財政状況についてギリシャよりも劣るとの発言をし、議論を招いています。特に、彼の金利に関する考え方に疑問が呈されています。多くの要因を考慮すると、日本の財政はギリシャよりも堅実であり、政府の資産や国際的な信用も評価されています。石破総理の発言は、日本の財政状況についての不安を煽り、国民の経済リテラシーに疑問を投げかけています。この発言に対するメディアの反応や社会保障費の増大は、日本の未来に影を落としています。

石破総理の発言とその影響
はい、こんにちは。今回なんですけれども、ちょっと前、19日の参議院予算委員会という公式の場で、石破総理が発言したこと、この内容について、僕の意見をお話しさせていただこうと思うんですが、
ちょっと前にも、このチャンネルで話したんですけれど、石破総理、我が国の財政状況はギリシャより良くない。消費税減税を求める野党からの声などに対して、金利がある社会の恐ろしさというものを認識する必要がある。
こういう国会という公式の場で内閣総理大臣が発言したこと、これは問題であると。
ちょっと前にですね、江藤農林水産大臣の発言、米は家にいっぱいある、売るほどあるとかね、自分で米買ったことないというあの発言、あの発言がネット、マスコミからすごく叩かれていると。
結果的にその、肯徹されたっていう流れになったんですけれど、それよりも遥かにこの石破総理の発言、ギリシャ発言と金利がある社会の恐ろしさ、特に日本の財政状況はギリシャより良くないっていう発言をですね、公式の場でしたと。
こっちの方が遥かに問題であって、これこそ辞任してもらわないといけない発言だと思うんですよ。
っていうのは、世界中に発信をしているわけなんですよね。
幸い、マーケットはそれほど反応しなかったと。
それは、石破さんの経済におけるリテラシーよりも、一般の投資家、個人投資家、機関投資家たちの方が、まだリテラシーがしっかりしている状況を飲み込めているっていう、まさに石破さんが、言葉悪いんだけど、無能っていうか経済オンチっていうのが確実に露呈してしまったっていうか、
おそらく財務省の言いなりになっていると。財務省でバックからこのように発言しろっていうことをそのまま発言しただけなのか、あるいはもう、おそらく本当に頭の中でそれが正しいっていう信念を持って発言したと。
そこが大きな問題であるということを僕がお話したくて動画を上げてるんですけれど、おそらく、総財務残高のGDP比、これを見ますと日本は250%、ギリシャは170%、この数字をもとにギリシャよりも財政状況はよろしくないっていう発言になったと思うんですよ。
ただ、この数字だけ見ると一見そう思うんですけど、それ以外のファクターを見ると全然そんなことないよと。ギリシャには失礼なんですけど、ギリシャより良くないなんてね、日本の総理大臣発言したら、我が国の財政状況本当にひどいですよと、もう本当に悲惨ですって。
いつ財政破綻するかわかりませんみたいなようなですね、財政破綻って言うとですね、ものすごくコメント欄で日本が財政破綻することはないってそういう発言いっぱいいただくわけなんで、これはよくマスコミとか財務省に洗脳されている政治家が発言することであるんで、いつものコメント欄で三橋TVを見て勉強してくださいとかね、そういうコメントもいいですか。
三橋先生の動画も見てるし、それ以外の動画も見てますんで、三橋TV見てくださいっていうコメント欄が毎回出てくるんですけど、もうそれ書かないでくださいねって話戻るんですけど、三橋先生は素晴らしい人だと思いますよ。
いろんな経済学者の人がいて、いろんな人の意見を聞いて、三橋先生の信者の方が毎回ものすごくコメント欄にいただくんで、そんなに頑張らなくていいですよって言うだけであって、三橋先生も素晴らしい先生だと思ってますよっていうことでございます。
それ以外の違う考え方の経済学者の方も話を聞いていて素晴らしいなって思ってて、いろんな意見を聞いてますよっていうことだけでございます。
話戻るんですけれど、日本っていうのはほとんど国際を国内消化してるっていうことはありますよね。
ギリシャに関しては海外保有が多いですよと。この条件が違うし、そもそもそれぞれの国際の格付けにおいても日本のがギリシャより上なわけですよね。
あとはギリシャは基本ユーロ建て国際なわけですよね。共通通貨のユーロ建てなわけですよ。
あとは日本は日本円建て国際なわけであって、ユーロ建て国際だから2009年のギリシャの危機、財政危機が起きてしまったっていうのがあるわけであって、
2009年当時のギリシャは財政赤字の対GDP比が15.4%なんですよね。
今年度の日本の財政赤字対GDP比でもう1.8%なんですよ。だから当時のギリシャと比較してもそんなに悪くない。
だから赤字は赤字なんですけど、それでもアメリカよりも断然良いっていう状況なので、特段に日本の財政状況が悪いっていうわけじゃないのに、
ギリシャより悪いって発言して、それを世界にアピールするっていうのは日本の総理大臣のあるまじき行為なのではないかなって思っているわけでございます。
金利と財政の今後
あとは金利に関しては、日本は大量の国債を発行しているわけですよね。
だから石破さんの頭の中では、この国債を発行し続けている中で金利を上げることによって利払いが大変になりますよと、
それによってさらに財政状況を悪化しますよということが言いたいなと思うんですけれど、
これも広い視野で考えればそこまで卑下することはないのではないかというふうに思いますね。
まず日本の政府っていうのは資産を持っているわけですよね。
それはGDP比で見ても世界トップレベルなわけですよ。
金融資産が多くを占めるわけですよね。
その金融資産からの運用収入も上がることになりますので、
それによって政府への納付金も増えると、ある程度総裁されるわけなので、
金利が上がればそれだけでもものすごく恐ろしい世界が待っているということを発言すること自体、
これもおかしいのではないかなというふうに思いますよね。
あとは日本の対外資産っていうのは世界トップレベルですよね。
2024年のデータでも401兆円あると。
だから日本はそれだけ貧しい国ではないですよっていうことがこの数字からも言えるわけですし、
利払いが本当に大変なのであれば日銀が国債を買い取るっていうオペレーションもすることができるわけであって、
ここはまたユーロ立てのギリシャとは違うところであって、
過度にインフレにならない範囲内で日銀が国債を買い取るっていうこともできるわけですよね。
幸い国債金利は石場さんの発言によってそんなに反応していないと。
マーケットの方が賢いっていうのがわかったわけなんですけれど、
超長期金利に関しては国債の利回りが上がっているわけですよね。
これはおそらくマイナス金利時代に日銀がイールドカードコントロールをしていたわけですよね。
その時に超長期国債の需要が上がって、今需要が下がっているわけですよね。
金利が短期でもちゃんと出てきて。
なのでその需要と供給の関係で超長期金利の国債の利回りが上がっているということが考えられるわけですよね。
あとは日本の金利なんですけれど、基本金利っていうのはあるのが普通なわけですよね。
まだ金利が上がったとはいえ、世界最低水準なわけですよ。
なのでまだまだ低いので、もっと上げろって言ってるわけじゃないんですけれど、
日米の金利差が大きいわけですよね。
それによって円キャリートレードが進んで円安どれだけになりますよと。
それだけ円安が進行すれば輸入物価も上がって国民の暮らしが厳しくなると。
石破総理の発言の影響
だからある程度は金利を上げる必要っていうのはあるんですよ。
国民の暮らしを守るためにも。
なのにそこにも誤解を生むように金利を上げれば上げるだけ悪くなるような発言をした。
これも問題だと思いますよね。
という感じである程度の金利は必要ということで。
結局こういう国民に対して不安をあうるような発言を総理大臣が発信するというのが問題ですね。
幸いマーケットの反応はそんなにしなかったのは良かったんですけど、
ただやっぱり日本国民も石破総理の発言に対して叩いてるのはネット上の一部の人間なんですよ。
この発言、マスコミで取り上げられて、報道ステーションとかでもゲストで石破総理を呼んで、
消費税の減税についても極めて厳しいと。
1年準備がかかるとかね。
その1年準備っていうことに関してもかなりの批判が来てるわけなんですけど、
結構日本国民はそれで納得しちゃってる人多いと思うんですよね。
もちろんマスコミもそれに対して批判しないんですよね。
そういう文化みたいな空気で流れてて、これが日本の良くないところだなと思ってて、
やっぱりこの経済のリテラシーに関しては財務省が主導して、それを政治家を洗脳して、
それプラスマスコミも洗脳されて、財務省主導の経済のリテラシーが日本国民の頭の中の大部分を占めてるという状況。
これが極めて懸念されると僕は思います。
で、ますます日本の未来は暗いと、不安も強くなると。
今後どんどん財政悪化して、消費税減税もかなわず、
いずれ増税していくんだろうと、社会保険料も上がっていくんだろうと、
少子高齢化が進んで、これはしょうがないことなんだ。
社会保障費が増大するからしょうがないことなんだっていう風に洗脳されていってる。
希望がなくなるっていうのが問題だと思いますね。
未来が暗い、希望がないっていうのが経済にとって最もマイナスな要因だと思うんですよ。
特に日本人ってアメリカ人とかと比べても不安が強くて、消費しようっていう意欲が湧いてこないんですよね。
アメリカ人見ててもコロナ禍が終わって、
クレジットカードをバンバン使って借金してでも消費してやろう、物買ってやろう、サービスを享受してやろうっていう意欲が感じるんですけど、
やっぱり日本人って不安が強くてそれが起こらないんですよ。
それはやっぱり財務省によるマスコミ、政治が洗脳されて、
緊縮財政でなければいけないと、プライマリーバランスを黒字化させないといけないっていう風に叩き込まれてるから、
やっぱり暗くなっちゃうと思うんですよね。
消費意欲も少なくなって、将来のために貯金しないといけないと。
投資意欲も落ちてしまって、結局はどうせ働いても手取り増えないし、しょうがないよ、給料増えないから。
日本の未来、暗いから給料上がらないからって。
労働意欲も落ちて、結果的に経済も悪化して、税収も落ちて、さらに増税して、
社会保険料も上がって、結婚する人も減って、子供を産む人も減ってっていう悪循環に陥ってるので、
日本の未来に希望を持たせないような発言をする総理大臣に問題があるんじゃないかなと思いましたので、
日本の未来の懸念
江藤農林水産大臣に感じても悪いんですけれど、石破総理の方が何百倍も悪いと僕は思います。
これを叩かないマスコミも問題だと思います。
というのが今回の僕の意見です。
ご視聴ありがとうございました。
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