高校授業料無償化に対する意見
はい、こんにちは。今日はインスタグラムフォロワー様からメッセージでご質問いただいております。ご質問は、東京都で高校の授業料が無償化になることに対して、ネット上では批判の声が上がっていますが、三木屋先生はどう思いますか?
税金の無駄遣いとか偏差値50以下の奴らなんか、どうせ高校行っても勉強しないんだから、高校なんて意味ないんだよとかの意見に対してどう思いますか?というご質問なんですけれど、
そうですね、東京都で小池都知事が高校の授業料無償化ということを、昨日ニュースで言ってたんですけれど、
これがね、ネット上で税金の無駄遣いだっていう意見もあるんですよ。大部分の人はですね、喜んでるんですよね、歓迎してるんですよね。
これだったら、教育費、次の子供、もう一人子供産んでもいいかなとかね、少子化対策にもなるんじゃないかとか、そういうことを言われておりまして、
プラスの意見が多いんですけど、ネガティブなことを言う人も一部いるわけですよね。
で、高校の授業料が無償。
無償化、これ税金の無駄っていう理論なんですけど、これはね、理論的にはね、正しいんですよね。
ただ、現実世界では、現実的にはですね、ちょっとこれ厳しい理論かなって思いますね。
理論的にはね、正しいんですよ、言ってることは。
っていうのは、小学校と中学校が義務教育じゃないですか。
基本的に、小学校、中学校で習うことって、結構重要なことを教えてくれてるんですよ、一応。
みんな、あんまり真面目に聞いてないんですけど、国語、算数、理科、社会、あと英語、それ以外にも道徳とかね、あと社会生活を学ぶとかね、いろんなことを学ぶわけなんですけど、
結構しっかりね、教わること多いんですよね。
国語にしてるのね、社会にしてるのね。
まあ、そこね、小学校、中学校でね。
小学校でしっかり勉強しておくと、その知識が結構社会に出て役に立つんだけど、あんまりしっかり勉強しないっていう人も多いんですよね。
なのでね、結構ね、小学校、中学校でね、しっかり勉強すればね、それで社会に出てね、結構いけるんですよ。
そこそこのことが頭の中に入るんで、そんな困らないんですよね。
じゃあ、高校とか、あと大学っていうのはどうかっていうと、確かにね、ネット上で言われてるように、
大学に行ったりとか、大学行ったりしても、ほとんどの人はね、しっかり真面目に授業を聞かないんですよね。
学校の授業の意義
で、実は僕もそうなんですよ。
特に大学なんかは、僕、医学部、医者になるために医学部行かないといけないんで、
必ず医学部6年間学ばないといけないんですけど、正直ね、ほとんど授業を聞いてなかったし、
本当に申し訳ないんだけれど、大学の関係者には。
授業って意味ないと思うんですよね。
だって、そんなに教えるのがうまくない。
先生が授業するっていうことも結構多いし、
だったら、授業を動画にまとめてですね、すごい面白くね、上手に授業してくれる人を動画に撮って、
それを家でですね、見るっていうシステムにいたほうが絶対いいんですよ。
それだったら、自分の好きなときに授業を受けることもできるし、面白いし、統一された授業だし、
やる気がなくてつまんない授業をする先生なんかよりも、よっぽどマシだと思うんですよね。
そういえば、先生の仕事とかも減るわけだし、
だけど、授業っていうのがあるわけですよ。大学でも高校でも。
高校行っても大学行ってもね、真面目に授業聞く人ってね、本当にごくわずかで、
多くの人はですね、授業中にNetflix見てたりとかっていう話聞くんですよ、大学でも。
あるいは、パソコンとか立てて、自分の好きなことやってるとか内職してるとかですよね。
うん。
子供に聞いてる人って本当に少ないんですよね。
うん。
で、そうですね、ネット上でよく言われてる偏差値50以下の人なんかは、高校なんかね、行ってもしょうがないんだと。
うん。
まあ、それ、一理あるかもわかんないですよね。
で、あとは本当に賢い人にとっても、学校なんて無駄なんだよって、もうこれもすごい正しいんですよ。
だって、学校の授業って、大体その学校のね、
生徒の真ん中ぐらいの人たちをターゲットに授業やってるわけなんだけど、学校の中ってすごい賢い子もいれば、あんまり勉強できない人もいるわけなんですよね。
なので、真ん中の人に向けての授業だと、下の方の人たちはついていけないんですよね。
授業聞いても何言ってるかわかんないから、だから授業聞かないんですよね。
で、勉強がめちゃくちゃできる上の方の人は、簡単すぎてつまんないから、だから授業聞かないんですよね。
だから授業って、大体その、その学校の中のね、
真ん中ぐらいの2割とか3割ぐらいの人たちの学力に向けての授業だと思うんですよね。
だからみんながみんな学校に行くのって意味ないよねって、そもそも授業なんて意味ないし、
高校教育の有用性と効果的な教育方法
このネットがこれだけですね、普及してる世界、この日本だったらですね、もうネットで授業でいいんですよ。
だから別に、リアルタイムで授業受けなくて、もう動画があれば、あるいは教科書とか、それ以外のね、テキストがあれば、
それで自分で勉強できるよねって、やる気がある人だったら、それで自分で勉強するのよねって、学校意味ないよねっていう理論なんだと思いますよ。
なので、その、高校の授業料が無償化になればですね、みんな高校に行こうとするわけですよ、ただだから。
だから高校に行くような、必要の、行く必要のないような人にも、税金が投入されるから、税金が無駄だっていう理論なんですけど、
正しいと言えば正しいんですよね。
で、ネット上で言う人は、
そもそも頭悪いやつは、勉強なんかしても意味ないから、中卒で肉体労働者になれとかね、単純作業だけやってろとかね、
あるいはなんか職人をやればいい、職人さんをバカにしたような発言があるんですけど、職人さんになるんだったら、高校出たり大学出たりする必要ないから、職人の道に行けっていう意味で言ってるわけで、職人さんをバカにしてるわけじゃないと思うんですけどね。
職人さんは職人さん。
職人さんの世界で学ぶべきこといっぱいあるんで、それは職人さんの世界に入って勉強すればいいんで、中卒でもいいんだっていう理論だと思いますけどね。
なので、そういう理論でほとんどのやつなんか、高校なんか行く意味ねえから、税金の無駄だって。
だから他のこと、もっと有益なことに税金を使うべきだっていう話で、理論的には正しいと言えば正しいんですけど、っていうのは世の中には頭すごい人もいれば、頭があんまり良くない人もいるわけですよ。
なので、税金を有効に使うんだったら、すごく頭のいい人には、ガンガン教育にお金をかけてあげればいいと思うんですね。
大学も高校も無償化で、優秀な人材を育てて、その人に社会に出て貢献してもらえばいいんですよと。
どっちかっていうと、あんまり勉強ができない人なんかは、別に中卒でいいんですよと。
わざわざ税金払って、その人を高校に行かせる必要ないんですよと。
どうせそんなの、高校行かせても勉強ついていけないし、授業きかないからって。
むしろ大学なんてもう当たり前で、何か大学に行かないといけないって思ってる人がいて、エフラン大学行ってお金かけてって、それ無駄だからっていうことが言いたいと思うわけですよね。
で、もちろん肉体労働者とか単純労働とか職人さんっていう仕事は、
僕は世の中で絶対必要な仕事だと思うんですよね。
これもう絶対必要なんですよ。
ただ、今の日本人ってそういう職業に尽きたがらない人が多いんですよね。
高校出て、大学も出て、そこそこの企業に就職したいっていう人が多いんで、
中卒でいいとか、あるいは高卒でいいとか、肉体労働とか単純作業とか職人さん目指すっていう人が少なくなってるわけですよね。
っていうのはですね、今のこのネット社会でSNSが発達してる社会って、本当に格差が可視化されてしまってるんですよ。
昔だったら、職人さんの世界でも肉体労働者の方でも、自分の仕事に誇りを持ってやってた人が多いんだけど、
今だとね、なんかネット上の情報でもね、勝ち組とか負け組とかね、そういう言葉が出てきてしまって、
中卒でそういう職人やってるのは負け組とかね、中卒や高卒で肉体労働者やってるのは負け組で、
一流大学出て、大企業に勤めてる人が勝ち組みたいな感じになっちゃってるんで、それがネットでね、SNSで可視化されちゃってるんで、みんながみんなね、
