私立高校無償化への意見
はい、こんにちは。今回なんですけれども、私立高校の無償化の案について私の意見をお話しさせていただこうと思うんですが、
というのはですね、維新がですね、積極的に提案しているわけであって、
この私立高校無償化に関しては、今ネット上ですごく賛否分かれてるんですよね。
いろんな意見がある中、三木屋先生の意見を聞かせてくださいというリクエストが結構前から来てまして、
これ答えようかなどうしようかなってずっと悩んでて、なんで悩んでたかというと、
僕がこのことに関して意見を言うと、多分かなり炎上すると思って避けてきたっていうのがあるんですよ。
というのは、お前が言うなとかね、お前に言われるとムカつくっていうふうにコメント欄が荒れるんじゃないかなって思って避けてきたんだけど、
それを覚悟の上で今日話そうかなと思って今動画を上げてるんですけれど、
結論から言いますと、僕は反対なんですよね。
私立高校って学費が高い分、裕福な家庭の子供しかいけないっていう形になっていたので、それは不公平であると。
そういう気持ちから私立高校無償化へっていう流れになってきてると思うんですけれど、
それを機会を均等にするように、平等にするように、これすごくわかるんですよ、僕も。
それによって救われる人も出てくると思います。
すごくわかるんですけれど、ただ国全体、国益を考えるとこの流れはあんまり良くないんじゃないかなって思って、
今回その意見をお話しさせていただこうと思うんですけれど、
流れとしましては、一心が積極的で、合意案がどうなっているかというと、
25年度から公立、私立ともに年収910万円の所得制限を撤廃すると。
26年度から私立高校に通う生徒向けの支援金を45万7千円に引き上げますよと。
この45万7千円というのは私立高校授業料の全国平均という形であって、
なので完全無償化になるっていう流れではないんじゃないかなとは思うんですけれど、
そういう案で実質無償化になるような流れということなんですけれど、
なので結局無償化って言っても、これは税金で負担してるんですよ。
日本国民みんなで私立高校に通う生徒さんにそのお金を負担してあげましょうっていう案なわけですよね。
税金が負担されるわけなんですよね。
だけど皆さんご存じの通り、日本の財政状況って良くないんですよ。
決して良いところもあるんですけれど、税収が増えて良いところもあるんですけど、
ただ未来を見れば少子高齢化がどんどん進んでいって、社会保障費は膨らんでいって、どんどん厳しくなっていくわけであって、
増税増税、社会保障費も上がっていって、手取りが少なくなって厳しくなってるっていう、
皆さん苦しんでるわけじゃないですか、生活で。
その状況での私立高校の無償化の案っていうことなんですよね。
果たしてこれが日本の国益にとってプラスなのか。
それは救われる人います。助かる人いると思うんですけど、
全体的に見るとマイナスの部分が大きいんじゃないかなって思うわけで、で反対なんですけれど、
私立高校の授業料に皆さんで税金を負担することになるわけであって、
日本の財政状況
となると、やっぱりこの流れだと、みんなが私立高校に行こうってなるんですよ。
それはそうなりますよね。今までは裕福な家庭しかいけなかったんだけど、無償化になれば、みんながそっちの方に目指すことになるんですよね。
結果的に公立高校が低院割れしてしまうと、その流れが加速すればするだけ、将来的にも税金の負担ってどんどん増えるっていう流れになると思うんですよね。
そもそも今日本って昔と比べても教育の競争っていうのがものすごい激しいんですよ。
韓国はもっと激しいんですよね。そもそも私立高校、高校授業料を無償化することによって、家計が救われて少子化対策になるっていうことが期待されるっていう意味で、
このご意案を出してると思うんですけれど、実際そうなるかどうかっていうのは本当に微妙なわけであって、
まず、今日本で少子化が進んでいる一番大きな原因って、結婚する人が少なくなってるっていうことなんですよね。
昔は今と違って大部分の男女は結婚してたんですよ。だけど今は結婚する人が少なくなっていると。
例えば第二次ベビーブームの時、僕らが生まれた時でも、結婚すればその夫婦の中で2人ぐらい産んでたんですよ。
今でも結婚すれば大体2人ぐらい産むんですよね。だけど結婚する人が減ったから少子化が加速しているっていう状態であって、
なのでまず高校授業料無償化にしても結婚する人が増えないんで、少子化の根本的解決にはならないわけだし、
そもそも教育競争しすぎだと思うんですよね。またこれ言うとお前が言うなって叩かれちゃうと思うんですけど、
結局日本人、今なんでみんな高校行って大学行ってっていう流れになっているかというと、
一昔前は中卒の人とか高卒の人ってたくさんいらしたんだけれど、やっぱりそれは日本人とか韓国の人たちも同じなんですけれど、
自分たちの周りの人を見て、近所の人とか知り合いとか親戚とかを見て、あの人は何々高校行ってる、何々大学行ってる、どこどこに就職したらすごいって、
そういう情報がすごく頭の中に入ってきて、だったらうちの子も私立高校行かせて、大学行かせてっていうふうに周りに影響されて教育が、競争が加速してるんですよね。
最たるものが韓国であって、韓国ってもっと競争が激しくて、受験戦争も激しくて、教育にものすごいお金をかけて熱心に子供を教育させてるわけですよね。
その結果、教育にお金がかかって、ますます少子化が加速してる状態なんですよね。
なので、結局教育が加速すればするだけ少子化って加速するわけですよね。
なので、私立高校の教育費、授業料を無償化するっていうのは、競争を加速させて、むしろ少子化を加速させると思うんですよね。
なので、仮に私立高校授業料を無償化して、その分お金が浮いたら、そのお金を使って2人目の子供を作ろうとか、3人目の子供を作ろうとか、子供がたくさん生まれる方向にお金を使ってくれればいいんですけど、多分そうならないんですよ。
浮いたお金を、さらに塾とか家庭教師とか教育の方にお金を投じるって形になって、浮いたお金によって子供が増えるってことは多分ないんじゃないかなと。
逆に子供が減ってくんじゃないかなって僕は思います。
これは本当にいろんな意見があると思うんですけど、僕は韓国見てると、韓国人と日本人の思想とか違うんで、韓国と同じ流れになるとは思わないんですけど、全く同じにはなるとは思わないんですけど、
その悪い例の韓国を見てると、日本もそうなるんじゃないかなと、最悪出生率が1を切るとか、そういう時代も来るんじゃないかなって思うんですよね。
なので、私立高校の無償化って、維新にとっては選挙で有利になるかもわからないですね。
教育競争と社会問題
ただ、国全体で見ると、果たしてこれってどれだけメリットがあるか、むしろ長期的スパンで見てデメリットの方が大きいんじゃないかなって僕は思って反対っていう意見を言わせていただいております。
で、僕はこの教育の競争って良くないと思うんですよね。
っていうのは、昔って中卒とか高卒で就職してプライド持ってその仕事に精進してる人っていっぱいいたんですよ。
だけど今はこれだけ情報化社会になって、SNSとかでいろんなことをみんな言うわけですよ。
この職業はないないとか、本当に言葉悪いんだけど職業ランキングとか、底辺の職業とか、勝ち組、負け組とかそういう言葉が出てきて、
この職業には就きたくない、ホワイトカラーのこの職業に就きたいっていう意見の人が増えて、
みんながその上位の職業を目指すようになって、教育の競争が加速すると。
だけど僕思うんですけど、昔の日本を見ていて、中卒とか高卒で就職してその仕事をプライド持ってやってる人がいたと、
その人たちってすごい幸せだったと思うんですよね。
だけど今同じ職業に就いてる人って、自分は負け組だとか不幸だって言ってるわけなんだけど、
社会ってどんな職業でもそれだけの役割を担っていて、素晴らしい職業だと思うんですよ。
僕は本当に職業に起戦はないって考えてて、それは反社会的な組織がやってるような違法賭博とか、
そういうのは良くないんですけど、非合法の売春とかそういうのは良くないんですけど、
世の中の仕事のほとんどって本当に社会に役に立っていて、必要不可欠な職業なわけなんですよ。
別に中卒とか高卒で職に就いて、そっちの方が向いてる人って世の中いっぱいいると思うんですよ。
だけどみんなそっちの方に行かないで、みんな私立高校で大学目指してっていう流れで、
それしないといけないっていう世の中になってるのがむしろ問題だと思ってるんですよ。
なので本来は中卒高卒で就職するのが向いてる人でも、言葉悪いんだけど無理して大学行って就職して、
結果的にそこでついた職業が自分に向いてなくて、精神を病んでしまう人って世の中いっぱいいると思うんですよね。
なのでSNSとか発達して教育が競争するのが加速して、みんながそういう方向に向かうことによって、
どんどん世の中で精神を病んでしまう人、不幸な人が増えるんじゃないかなってずっと懸念してるわけですよね。
っていうこともあって、それ以外にもいろんな皆さんのご意見あると思うんですけど、
結構私立高校無償化に関しては反対してる人の方が意見が多いと思うので、
皆さんの意見も聞かせてほしいんですけれど、僕はこう考えていますよということでございます。
ご視聴ありがとうございました。