2025-12-03 34:26

EP813【激務】日本の医師、看護師の労働環境がブラックである本当の理由【保険診療の闇】

元動画:https://www.youtube.com/watch?v=ao8KA1Uk8Ts

サマリー

日本の医療機関の労働環境が劣悪な理由には、過剰な業務量や保険診療制度の影響、高齢化による医療費の増加がある。また、民間医療機関が大半を占める中で、経営の厳しさが医師や看護師の過労を助長している。日本における看護師と医師の労働環境は、診療報酬の低さや精神科の長期入院患者の増加によりさらに悪化している。その結果、医療提供体制が逼迫し、必要な救急医療が受けられないケースが多発している。日本の医師や看護師の労働環境がブラックである理由を探り、医療費の削減や延命治療に対する意識の重要性について論じている。

医療環境の問題
はい、こんにちは。今回なんですけれども、日本の医師、看護師の労働環境がブラックである本当の理由というテーマで、僕の意見をお話しさせていただこうと思うんですが、
というのはね、よくニュースとかでも、今お医者さん、看護師さんの労働環境は大変だって、ものすごい過酷だって、家にも帰れない、
当職もあって、残業も長くて、肉体労働も大変でヘトヘトだって、それで美容クリニックの方に転身するっていう医者とか看護師も多いし、そもそも保険就位2年間終わったら保険診療やらないで、すぐ美容に行く直美とかね、直美の医者もいれば直美の看護師もいるっていう、そういう問題が言われているわけなんですけど、
なので今回は美容の話じゃなくて、主に保険診療の病院のお医者さん、看護師さんの労働環境についてお話しさせていただこうと思うんですが、
まあいろんな要因があるんですけど、まずね、昔と比べて仕事の量がすごく増えたと。まずね、同意書の数とか、あと説明の量がすごく増えましたね。
インフォームドコンセントっていう概念とか、あとセカンドオピニオン。セカンドオピニオンだと、いろんな病院にですね、患者さんが受診してそれぞれお話だけ聞きに行くっていうことが多いので、説明だけっていうのが増えて、
説明だけで入院しない、検査しない、手術しないとかになれば、病院の売り上げは上がらないんだけど仕事は増えますよと。
まあそれは良いことなんですけど、セカンドオピニオンもインフォームドコンセントも。昔のお医者さんって、お医者さんは神様だっていう風潮があって、もう説明しないで全部私に任せなさいって。
で、患者さんはマナイタの恋になるっていうのが、まあ実は普通だったんですよね。だけどまあそれでは良くないよと、ちゃんと患者さんはお医者さんの説明聞くべきですよと。
で、そういう流れで、同意書っていうのも増えたわけであって、それはまあ訴訟リスクを抑えるために、やっぱり医療事故とか医療訴訟っていうのもいろんな問題が起きてきて、
医者としては全力で治療に当たったつもりなんだけど、当たったんだけれど、結果が不幸になるっていうことは一定の割合で必ずあるわけですよ。ハイリスクな手術をする場合なんかは成功率100%の手術なんてそもそもないわけなんで、患者さんの全身状態が悪い上で、成功率50%の手術だったらやっぱりやるべきなんですよね。
だけど、残りの50%の方になってしまって、運悪くお亡くなりになってしまったっていう場合は、患者さんとしてはやっぱりその怒りの穂先が医者とか病院側に行ってしまうっていうことは時々あるんですよね。
成功率50%だって、話したとしても医療ミスなんじゃないかっていうふうになってしまうと。となるとその医療訴訟、訴訟リスクを避けるために全部同意書を書いて説明してサインしてってやってもらうと。
となるともう手術だけじゃなくて、IVH入れるとか腰椎栓死するとか、あと全身麻酔に関しても細かく説明して、リスクのことも細かく説明してっていう流れになってしまって、もう同意書とか書類の山になってしまった。
あとは研修医制度が変わって、研修医2年間が学生の延長のような状態になってしまったと。そうすると研修医が専力じゃなくて教えてもらう感じの人になって、上級医がついてないと医療行為がほぼできないっていう状態。
専力から外れてしまって、3年目からが忙しくなると。研修医の2年分の労働力が失われてしまって、その分3年目以上の医者の仕事が増えるとか、いろんな要因があるんですけれど、ただ一番の大きな要因っていうのは、日本の医療機関、病院で大体8割ぐらいが民間の医療機関なんですよね。
公的医療機関。日本の場合は収入源は主に健康保険などですよね。患者さんが自己負担払って、外来だったら大体3割払って、残りの7割は保険から入ってくる、あるいは交費、税金から入ってくる。
入院して手術してって、高額になった場合は高額療養費制度になるんで、大部分は公的なところからお金が入ってくるって感じで、収入源は公的なところから入ってくると。このシステムが長く続いて、なおかつ少子高齢化が進むことによって医療費が膨れ上がって、仕事の量が増えてるっていう、これが根本的な問題なんですけど。
というのはですね、いろんなデータを見ますと、日本って人口あたりの病床数、ベッドの数ですね、入院ベッドの数がもうトップレベルなんですよ。人口あたりのベッド。ベッドがとにかく多い。となると入院患者さんがすごく多いっていう状態なんですよ。
人口あたりの医者の数は1000人あたり2.5人ですね。これは少ない方ですね。あとは外来受診数、外来に来る患者さんの数、これはもうトップレベルに多いんですよ。
なのでそれ考えるとですね、医者の数はまず少ないんです。だけどベッドの数が多くて、入院患者さんはやたら多いんです。そして外来に来る患者さんも多いんですよ。となると当然、医者一人の仕事って増えるじゃないですか。
医者一人あたりの入院患者さんも多いし、外来患者さんも多いってなれば忙しくなりますよと。だから忙しいんですよ。
じゃあなんで日本は医者の数がそんなに多くないのにベッドの数と外来受診数がやたら多いかっていうと、それはやっぱりさっき話した民間の医療機関が8割で収入源は公的なものっていうことになるんですよね。
それを詳しく説明しようと思うんですけれど、なおかつですね、ベッドの数やたら多い、日本多いですよ。じゃあベッドの数が多いってことはそれだけ質の高い医療をたくさん施して、それによって寿命が長くなってるかっていうと、これ全く別の話であって、
例えば世界各国、いろんな国と日本を比べた場合でも、あと日本でも県によって人口あたりの病床数の数って全然違うんですよね。倍ぐらい違ってたりとかするんですけど、それ見るとベッドが多いからといってベッドが少ないところよりも寿命が長いっていうわけではないんですよね。そんなに変わらなかったりとかするんですよ。
だけどベッドの数が多いってことは入院患者さんの数が多いってことなんで、医療費は膨れ上がるんですよね。日本全体の医療費は膨れ上がるってことになると。
民間医療機関の影響
あとはCTとかMRIとかの検査、CTMRI保有数も世界トップレベルなわけですよ。だけどそういう検査の数が多い、CTMRIたくさん持ってるからといってそれによって寿命が伸びるかっていうと、それもそんなことはなくて、とにかく検査の数も多いっていう状態なんです。
これはもう世界と比べてこういうデータがありますよっていう感じです。というのは、それはちゃんとした医療を施すってことは大事なんですよ。入院のベッドも必要なんですよ。
入院のベッドは必要なので、ある程度の数は必要なんですよ。ちょうどいい数があればそれでよくて、それ以上ベッドの数が増えても寿命は変わらないっていうことなんです。
必要なベッドがあればいいわけであって、本当に病気の人がたくさんいるのにベッドの数が少ないのはダメなんです。一定数、ちょうどいい数があればいいっていうことなんですけど、日本は世界と比べても明らかにベッドの数が多すぎる。これが問題なわけでございます。
日本は歴史をたどると、江戸時代は医師免許制度っていうのはまだなくて、一応町医者みたいな人がいて、漢方医だったりして、それを代々引き継ぐんですよね。
だから県術の何々流みたいな感じで、医学の何々流で代々引き継いでっていう感じで、それを町の人とか農民の方は信じてそういうところにかかったっていうことなんだけど、明治維新からは西洋の文化が入ってきて、医師免許制度っていうものができました。
江戸時代でも医療をやっていた人が西洋の流れで医者になったりとか、民間の医療機関が中心で日本の医療って拡大していくっていう形になって、その流れで戦後やけの原になって、急速に医療を充実させないといけないので、
やっぱり民間の病院、民間の力を借りて日本全国に病院を増やしていったっていう流れなので、そしてその流れで国民解保険制度っていうのができて、公的なところから収入源があって、
みんな保険に入って少ない負担でハイレベルな医療を日本全国どこでも受けられるっていう状態になったわけですよね。これがアメリカなんかだと病院は多くが日本と同じ民間の医療機関なんですけれど、収入源である保険も民間の医療保険が大部分なんですよ。
一部公的な医療保険があるんですけど、多くは民間の医療保険となると、民間同士ですよね、病院も保険もとなると、どっちも営利目的でやっている状態になるので、利益を出すために攻め合いをするわけですよね。
だから民間の保険会社としては利益を出すためにはなるべくお金払いたくない。これは保険では認められませんよってね。この病気でこの手術は適用ないんじゃないですか。こんなに入院させなくていいんじゃないですかってなって攻め合いをするっていう状態。それでもアメリカの医療費ってものすごい膨大なんですけど、そういうシステムになってますよと。
あとイギリスなどを見ますと、基本的に病院、ほとんどの病院診療所が公的な医療機関であると。基本医療費ほぼ無料です。一部お金かかることはあるんですけど、ほぼ無料ですよという感じなんですよね。
だから病院診療所も公的なものであって、収入源も公的なものっていう形なんですけど、日本は多くの病院は民間で収入源は公的なものっていう風になってるわけですよね。
なので病院は多くが民間病院なんで、まず経営していかないといけないんですよね。赤字になっちゃったら病院破産して潰れてしまうわけです。そしてそこで医療受けてる人たちが医療受けられなくなっちゃうんで、頑張って経営して黒字化させないといけない。
ただ今ね、日本の病院6割とか7割ぐらいが赤字って言われていて、インフレの中診療報酬がそれ層に上がらないと。だけど人件費は上げないといけないし、高熱費もかかるし、ご飯の材料のお金もかかるし、医療の材料のお金もかかるしっていう感じで経営が厳しくなっていて赤字の病院が増えてるっていう状態なんですよね。
だけどそれだけ苦しい経営だけど何とか黒字化させないといけないっていう日本の医療機関っていうのは患者さんをね、ちゃんと病気を治す困ってる患者さんを助けてあげるってことも頑張らないといけないし、なおかつ病院やクリニックを経営していって黒字化させないといけないっていう2つの悩みを抱えてるっていう状態なんで、病院の経営者は大変なんです。
で、皆さんわかってると思うけどあくまで保健診療の話ですからね。美容クリニックとか自肥診療の話とは全然違う話を今日しているわけですからね。
という感じでですね、戦後民間の病院が増えていってね。最初の頃はですね、若い人が多くて寿命もまだ短くて高齢者少なかったと。
高齢者は医療費、自己負担無料だったんですよね、昔はね。それがまた白車をかけて民間の病院に利益を出すためにどんどんどんどんベッドの数を増やしたわけですよ。
そしてたくさん入院させたほうが収入が増えて黒字化できるからですよ。
となるとどんどんどんどん医療費は増大していくわけですよね。
さすがに政府もこれは問題だっていうことになりまして、1985年に病床の上限規制、要するに入院ベッドの数を無制限に作るんじゃなくて規制しますよっていう形になったと。
そろそろその規制ができる前に駆け込みでベッドの数をぶわーっと増やしたんですよね。今のうちに増やさないと。それでまたすごく増えてしまいましたよって。
その後も病床を規制は続いているわけなんですけれど、無制限に病床を増やすってことはできない状態になっているわけなんですけれど。
だけど医療費はどんどん増大していって国家財政を圧迫するようになってきていると。
となりますと何とか医療費を抑えるために診療報酬改定でなるべく病院が儲けられないようにしたと。
医療提供体制の逼迫
となると診療報酬が上がらないってなりますとしょうがないんで薄利多倍に走るわけですよね。
たくさんの人を入院させてベッドマンションにするのは当たり前で、あとは外来にたくさん患者さんを来させてそれでお金を稼いでいこうっていう形になるわけですよね。
経営しないといけないんで占められたらその分何かで利益を上げないと赤字になって潰れちゃうんでしょうがないですよと。
で今の高齢者の方々見ても毎月病院や診療所に通ってそれも一つの科だけじゃなくて腰痛で整形が通ってあとは生活習慣病とか高血圧とか高脂結晶とかで内科にも通って目が悪いからで眼科通って皮膚がボリボリ荒れるからって皮膚科通ってとかね。
なんか花粉症だからジビ科通ってって毎月のようにいろんな科に通ってっていう外来患者さんもものすごい増えてますよ。
でやっぱり病気っていうのは高齢になればなるだけ増えるので高齢者の医療費の比率っていうのがものすごく大きいっていう状態に今なってるわけです。
あとは精神科の病床ベッドの数もこれ世界でダントツでトップレベルで多いんですよね。
世界的に見ると異常じゃないかって言われるぐらいの精神科の病床が日本にはたくさんあるわけであって10年以上とか長期入院している患者さんが多いわけですよね。
長期の入院になるとやっぱり単価も安いと。
だけど空床になるぐらいだったらとにかく満床にして収入を増やさないと黒字になっちゃうんでっていう状態ですよね。
認知症の患者さんなんかも多くてですね。
認知症になって行き場がない人がしょうがなく精神科の病床に入院しているとかそういうのが続いているわけであってそれを放置していった政府も問題だと思いますね。
精神科の病床じゃなくてもっと違うところに移すこともできるとは思うわけですね。
病院を経営しているとベッドを満床にしないといけないんですよ。
空床あるとその分ですね。
単価が安いとはいえ満床にしないと利益が入ってこないと。
ベッド空いたらまた入れてまた入れてっていうことを繰り返し続けないといけないと。
なので場合によってはこの人入院させなくてもいいんじゃないかなっていう人でも何かしら理由をつけて入院させないといけなくなるっていうこともあるわけですよね。
例えば高齢者の方が軽症でもねちょっと発熱でなんか体調悪いんですよ。
じゃあ入院させましょうかとかなんか胸がね胸焼けするんですよね。
じゃあ念のために検査入院しましょうかとか。
腰が痛いとか体調悪い熱がある頭が痛いでもね。
高齢者の慢性器の疾患、急性器です。
絶対これ手術しないといけないとかね入院させないといけないじゃなくても
ベッド埋めるために入院させましょうかっていう流れになってしまうわけですよね。
なので日本の病院ってベッドの数は異常な数ほど多いんだけど
コロナパンデミックの時には
コロナの患者さんが入院できない隔離できないっていうことになってしまった。
それは高齢者の方とか慢性器の方とか精神科の病床の数がやたらあるから
本当の医療が必要な人本当に救急医療が必要な人隔離が必要な人のために使えないっていう
悲しい状況だったわけですよ、あの時は。
ビジネスホテルとかを使って入院させるっていう
看護師と医師の労働環境
ベッドの数がたくさんあるのにね、世界トップレベルであるのになぜかホテルに泊まるとかね
っていう状況だったわけですよね。
ということで、医者一人当たりのベッドの数、外来受診数が多いので
医者と看護師さんの仕事が増えて、そして職場環境がブラックになる。
それに白車をかけて研修医制度が変わって、同医者の数もものすごく増えて仕事が増えましたよと。
で、もうベッドは満床にしないといけないと。
となるとベッドが常に満床だとですね、本当に救急医療が必要な人
外傷、交通事故とかね、心筋梗塞とか胸が痛い、頭が痛いって
動脈瘤が破裂したかもしれないっていう人を救急車が受け入れられないっていうこともあるわけですよね。
それは救急医療をやっている大きな病院でもベッドが満床になっているっていうこともあって
それでたらい回しになるっていうことも起こり得るわけですね。
そういう悲しい現実もあって。
なので本来はですね、医療っていうのは本当に必要な人のために行われるべきで
救急医療もいつでも受け入れる体制ができるようにベッドは開けておかないといけないんですけれど
開けると明かりになっちゃうから何回ある埋めないといけないっていう状況になって
それで救急車たらい回しになるっていうことも一部起こっているっていうことですよね。
民間の病院は赤字になると倒産しちゃうから黒字化させないといけないっていうことで
そういう本来の医療とは違う努力をしちゃっている。
そして医療費が膨れ上がっている状態で。
じゃあ公的な病院はどうなのか。
公立病院はどうなのか。
公立病院でもよくテレビのニュースとなっているんだけど
赤字の病院が多い。
それはけしからん。大変なことだ。とんでもないことだっていう感じのニュアンスで報道したりするじゃないですか。
それを見た市民とか県民の人たちも
公立病院赤字系なのか。たるんでるなって。
ちゃんと黒字しないとダメじゃないかって思っている人もいるわけですよ。
赤字だとその分税金で補填しないといけないから
じゃあ俺たちの税金で補填なのか。
じゃあ赤字なんかとんでもないなって。
なんで赤字なんだよ。経営努力しろよとか言う人もいるんですけど
全くそんなことはなくて
特に公立病院なんかは赤字でいいんですよ。
だって公立病院であれ黒字化させるためには
ベッドの数を例えば増やして
公立病院の赤字問題
入院患者さんでベッドをマンションにして
外来もたくさん来させてということをして
収入を増やさないといけないんだけど
そういうことを公立の病院がみんな頑張って黒字化させようとすると
結局日本の国全体の医療費がまた膨れ上がって
その結果社会保険料が上がって
消費税とか税率金も増税されて
手取りが得て物価が上がって
国民の暮らしが厳しくなるということになるので
公立病院なんかは全然赤字でいいんですよ。
本当に必要な医療だけ施して赤字でいいです。
足りなかったら税金で補填するでいいわけで
無理して黒字化させるために
医療行為を増やそうとすれば
国家財政を圧迫するし
そこで働いているお医者さんや看護師さんの仕事も増えるだけなので
公立病院なんかは特に赤字でいいんです。
というふうに僕は考えてますね。
今、維新の会の吉村さんとか猪瀬さんなんかが
社会保険料を下げて
そして国民の手取りを増やす
そのためには医療費を下げないといけない。
OTC類似薬をなるべく
ドラッグストアとかで買うようにするように
そういう方法に持っていって
あるいは高額療費制度のハードルを上げてとか
あるいは後期高齢者の自己負担額を上げて
自己負担額を上げて全員3割とかにすれば
大した病気でもないのにわざわざ病院に行く人も
値段高いからやめようかなと思って
国全体の医療費が下がるだろうと思っていて
そういう方向性に持っていこうとはしていると思うんですけれど
となると医療費が下がると病院の収入が減るわけですよ。
民間の病院の収入も。
となると今6割7割が赤字だって言われているのに
もっと赤字の額が膨らんで倒産しちゃうんですね。
だからどこまで考えているのかなと。
それに対して診療報酬を10%上げるべきだという風に
この間も東京都とかが言っていたわけなので
診療報酬を上げると病院の収入は増えて
赤字の病院は黒字化するかもわかんないんだけど
結局日本全体の医療費が膨れ上がって
社会保険料も上がって
消費税も増税という流れになれば
ますます国民の暮らしは厳しくなりますよねって
その責め嫌いをしている
日本医師会とか海洋医の人たちと
あとは維新の会とかの政治家
自民党の人たちも
責め嫌いをして対立しているという状況なんですけれど
どっちも必死で頑張っているとは思うんですけどね
って感じですけどね
よく保険支援医療の病院の経営者も
会社に乗り回して贅沢談売している
そういう人もいるんですけど
みんながみんなそうではないんですよね
本当に真面目に医療に取り組んでいて
質素な暮らししていて
毎日病院で泊まりして
カップラーメンすすっている人だって
いっぱいいるわけなんでね
あとあれですよね
よく病院の6割7割赤字って言うと
MS法人がお金吸い上げて
そっちの方が黒字なんじゃないかっていう意見
それも一理あると思うんですけれど
それでも連結で見て
赤字のところ多いと思いますけどね
っていうふうに思いますんで
一部贅沢な暮らしをしている会業員いますよ
高齢者の医療で
老犬とかたくさん病院とかを経営して
うまくいってて黒字化させて
贅沢談売してる人も一部いますけど
一部だと思うんですけどね
というふうに思いますよと
あとはですね
日本人の死に場所で
8割が病院って言われてるんですよ
これも世界的に見ると多いですね
大体海外見るとね
OECDの国見ても3割とか4割ぐらいの人が多いですよ
死に場所病院
それ以外は家で死ぬとか
高齢者の介護施設とかで死ぬっていう人が
多いわけなんですけど
日本はね死に場所8割が病院ですよ
っていうのは
最後の最後まで全力で医療行為を病院でして
そのまま死ぬっていう人が多いっていうことだと思います
みんながみんなそうではないんだけど
海外と比べるとそういう人が多いと思いますし
延命治療を積極的にしてる病院もあるから
海外と比べると延命治療が多いから
そういうふうになるっていうのもありますよね
中心条目薬栄養とか医療とか人工呼吸器
本来は海外だったらそこまで延命しない人でも
そこまで延命して
で病院でお亡くなりになるっていう方
それやっぱり日本がリビングウィルを徹底していない
っていうことと死生観について
あんまり家族で話し合わないっていうのがあるわけであって
自分が死ぬ時は医療をつけないでくれって
人工呼吸器つけないでぽっくり死なせてくれって
家族にちゃんと整然に言ってればそうならないんだけど
突然おじいちゃんおばあちゃんがそういうふうになったら
家族の人たちはちょっとでも長生きさせてください
っていう風になっちゃったりとか
あるいは本当によくないんだけど
本当にごく一部の人は生活
年金目的で延命させるっていう人もいるかも
一部いますね
っていうのもあるわけで
海外だと自分がご飯食べれなくなったら
そのまま干からびて死にたいですっていう人がほとんどなんですよね
そういうリビングビルがしっかりしているわけです
宗教的なものもあると思います
死後についてしっかりと考えている
その宗教の世界観で
死んだ後は死後の世界があって天国に行ったりとか
っていうのがあればですね
日本人ほど死ぬことについて
恐れがないっていうのもあるかもわからないし
日本人は基本キリスト教権とか
イスラム教権ユダヤ教の人に比べると
死についてあんまり考えなくて
死っていうことを漠然と怖がる人がいるので
とにかく死にたくない
生きていたいって思う人がいるのも
その問題だと思いますね
それで延命しちゃうっていうのもあると思いますので
今後はリビングビルを徹底して
自分はどういうふうに死にたいのか
延命してほしくないっていう意思表示を
ちゃんと生前に家族に伝えるってことは大事で
それをしっかり徹底することによって
医療費がだいぶ削減されるし
無駄に延命されて苦しみながら生きていく
っていう人を減らすってこともできると思いますね
ただね、医療って作ると
介護施設入所の条件として
OKになるってこともあるんですよね
慰労がないとご飯を食べさせないといけない
だけどそれで機関の方に入って
護衛性肺炎になったりとか
そういうリスクもあるわけなんで
慰労がついてる人のほうが
介護っていう点ではね
やっぱり楽なんですよね
ご飯食べさせなくていいし
肺炎になるリスクも極めて低くなるからね
というのもあるわけなんですけど
やっぱりご飯食べれなくなって
生きていくっていうのも結構辛いと思うんですよね
ご飯食べるのって楽しみじゃないですか
誰でも
それ食べれなくなってね
チューブでポトポト落とすだけっていうのもね
悲しいと思うんですよね
なので死に場所8割が病院
これをなるべくお家でお見取りするとか
あとは特別用語老人ホームでもね
お見取りできると思うんですよ
ある程度の医療行為もできるわけですし
訪問医療介護で点滴したりとかして
そろそろ危ないねっていう時に
救急車呼んで病院行って
そこから全力で医療して延命するじゃなくて
わしは家で死にたいんだとかね
特用で死にたいんだっていう場合を
ちゃんと生前に行っておけば
無理な延命せずにそこで
お見取りするっていう風にですね
シフトしていけばですね
それによって医療費も少し縮小するっていうのはありますし
家で死にたいっていう人いると思うんですよね
わしは病院で死にたくなくて
家で死にたいっていう人は
無理して病院で医療行為しなくても
家でこれぐらいが限界かなっていう時に
お亡くなりになるっていう
それを望んでる方っていっぱいいると思うんで
そういうのも生前のうちに
家族にはっきり言うようにするっていう
これを進めるっていうのが大事だと思いますね
という感じですかね
いろんな理由があると思いますけど
僕はこのように考えてます
よかったら皆さんの意見もお聞かせください
ご視聴ありがとうございました
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