意見の対立
はい、こんにちは。今回なんですけれども、先日僕が上げた動画のコメント欄で
意見が対立している件についてという話をさせていただこうと思うんですが、というのはですね、先日
神田裕子さんという方が書かれた本について、新刊なんですけれど、その本はですね
【職場にはびこる愛すべき困った人のタイプ別対応マニュアル】という本なんですよね。
発達障害、ASDとかADHDとかトラウマ障害、疾病、適応障害、高年期障害、愛着障害などの方を動物に例えて
そういう方が職場にいると周りの人たちが困ってしまう。そういう困った人の対応マニュアル
そういう精神疾患や発達障害などを持っている人を動物に例えて困った人として表現している。
それに対して僕は基本反対の姿勢で動画を上げたんですよ。それは当事者が見ると心を痛めるわけですよ。
困った人って書かれているんですよ、この本には。
周りで接している人が困っているという前提で書いてるんだけど、本当は一番困っているのは本人であるということがほとんどだと思うんですよね。
なのに本人たちすごく困っている、生活していても生きにくい、職場でも生きにくいと感じている人がほとんどだと思うのに
その人たちが自分たちのことを困った人と表現されて、しかも動物に例えられて、対応マニュアルなんて本が出れば相当心を痛めると思うんですよ。
ただでさえ普段から傷ついていることがたくさんあるのに、さらに傷ついてしまう。それはやっぱりさすがにかわいそうだし差別を助長する表現なので、この本はアウトですよということを意見したんですね。
困った人の表現
そうしたらですね、僕のこの意見に賛同してくれるコメントも多かったんですけれど
その反対の意見、実際私たちは職場にこういう人たちがいて本当に困っているんですと、なのでこの本は悪くないとかそういうコメントも多かったんですよね。
具体的にお話すると、職場とか家庭などで身近に発達障害の方、精神疾患の方、パーソナリティ障害の方、境界知能の方とか、高年期障害の方とかがいて、そういう人とともにしていると
やっぱり接している人たち、俗に言う健常者と言われている人たち、もうつらいんだと。だから私たちの気持ちも考えてくださいと。困っているのはわかりますよと、発達障害精神疾患の方、だけど一緒に接している、私たちも困っているので、こういう対応マニュアルがあってもいいんじゃないですかとかね、そういう意見。
そういう人たちと接していると、私たちの方が疲弊してしまいますよと、これ何とかしてくださいと。精神疾患や発達障害の人を守ってあげるのはいいかもわかんないんだけど、それが過剰になりすぎて、あまりにも多様性を認めすぎて、そうすると周りで接している私たちが大変な思いをするんです。
この本には、尻拭いをしているって書いてあるんだけど、本当に尻拭いをさせられているんです、本当につらいんですとか、発達障害とか精神疾患の人たちはコメント欄では、能力が低いですよと、一緒に仕事をしていると、やっぱりその人たちが足を引っ張ると、私たちが尻拭いをさせられていると。
だけど、発達障害とか精神疾患の人たちは、自分の能力が低いということをちゃんと自覚していて、それ相応の振る舞いをしてくれているんだったら、まだ私たちはわかりますよと、助けてくれたありがとうございますと感謝していますと、向こうからそれなりの対応をしてくれれば、私たちもまだ救われるんだけど、
発達障害、精神疾患を持っている人たち、その人たちがそういう自覚がなくて、あるいはその自覚ちょっとはあるんだけど、まだ自覚が足りなくて、だけど自分たちの主張ばっかりしてくれる、自分たちの権利ばっかり主張してきて、周りの私たちは尻拭いをしないといけない、疲弊していると、精神的にももう私たちが参ってしまいます、私たちがメンタルやられてしまいますと、
そういうコメント、あるいはそういった発達障害、精神疾患を持っているということを職場の人が開き直って、私はできません、開き直っているから周りの人たちが助けてくれて当たり前なんですという姿勢をとって、我々はその分フォローしないといけないから大変な思いをしている。
それでまだ給料がその人たちより自分が大きく差がついていればまだそれは理解できるんだけど、給料の差もない、あったとしてもほんのわずか、これでは納得いかないし私たちのメンタルが疲弊してしまいますという意見ですね。
ちゃんと私たちも正しい評価をしてほしい。だからこういうタイトルの本でも私たちは別に私は悪いとは思わないとかね、そういう意見もあって。
三木屋先生は私たちの気持ちもわからないでしょうと。三木屋先生は当事者側、方障害とか精神疾患の方の方を持ってばっかりだけど、それはあくまで理想論であって、感情的になって話しているだけであって、現実的ではないと。
ちゃんと現実的な話をしてくださいとかね、そういう意見をたくさんいただいているわけです。YouTubeのコメント欄にもたくさんあるし、あるいはインスタグラムのメッセージとかでもそういうメッセージがたくさん来ているんですよ。
社会的背景と現実
だけどそれと同じくらい三木屋先生に心を救われましたとか、三木屋先生は私たちの味方してくれて本当に安心しましたっていう意見もあるわけなんですよね。
僕は前回の動画は、まずこのタイトルの本が出るってことになって、それがニュースになって、やっぱり心を痛めている当事者の方がたくさんいると思ったんですよ。
僕のYouTubeのチャンネルの視聴者さんも、方障害とか精神疾患を持っていらっしゃる方、すごくたくさんいらっしゃるんですね。
あとは、僕の美容整形の患者さんたちも、だいたい半分くらいの方は精神疾患、発達障害、何らかのものを持っていて、精神科や診療内科に通院して投薬治療をしている方、だいたい半分くらいの方がそういう方なんですよね。
なので、僕の周りにそういう方がたくさんいるので、まずそういう方たちを救ってあげたいと思ったんですよ。緊急的に救いたいと。
それはまず最優先にしたかったので、まずこの本のタイトルは良くないと、差別を助長しますよということを僕は話したんです。
そうしたら救われた方もたくさんいたと思うんですよ。それはそれで良かったと思うんですけれど、その反対にコメント欄やメッセージとかで、僕の意見に対して反発、反対意見を言う人たちの気持ち、それも僕は正直な話、全部じゃないんだけど、分かるものは分かるんですよね。
それは僕だって今50歳なんだけど、24歳で医者になって、いろんな病院で働いてきて、いろんな病院のスタッフ、医者、看護師さん、医療事務の方、あとはリハビリとか、OTとか、PTされている方、検査技師の方とか、医局の医者さんとか、本当にいろんな人たちと接してきてるわけですよ。
いろんな病院行っている分、いろんな方々と接していて、その中には本当にいろんな方がいるわけであって、患者さんにも、形成外科とか糖尿病の患者さんとか、糖尿病の患者さんをたくさん見させていただくわけですよ。足がエシしたりエソしたりとかね。
そういう方々、本当にいろんな方がいるわけであって、だからコメント欄で僕が擁護したことの反対意見の人の気持ちもすごくわかりますよ。
なので、緊急避難的にまずはちゃんとフォローしてあげたいというのがあったんですよね。
だけど、前回の動画でも終わりの方を少し話したんですけど、今の世の中というのは、経済が成熟してきて、日本というのは先進国なわけですよね。
発展途上国とは違うわけです。それなりに社会保障も充実していて、もちろん貧しい暮らしをしている方がいらっしゃると思うんだけど、本当の発展途上国、アメリカとか北朝鮮とかに比べればかなりまともな国なんですよね。
生活保護という最後のセーフティーネットもあるわけだし、医療も一応受けられて、飲食、住には困らないという、一応保障されているわけですよ。中にはホームレスをしている方もいるわけなんですけれど、一応保障されているわけであって、かなり社会保障の点ではまともな国なわけですよね。
戦後やけの原になって高度経済成長があって、先人の方々の死に物狂いの努力によって、今これだけインフラも充実して、社会保障も充実してという国になって、それから今はちょっと経済が停滞していくという可能性もあるし、あるいは今後発展していくかもわからない。
AI前世になって、人口が減って、労働生産人口が減っていっても、もっと経済が発展していくかわからないんだけど、今そういうフェーズに入っているわけであって、今の世の中では、全身疾患や発達障害の方を動物に例えて対応マニュアルなんていうことを言うのは、口には出していけないんですよね、今の世の中では。
昔もダメだとは思うんですけれど、現実的には、悲しいんだけど貧しい国ほど、やっぱりそういう差別っていうのはあるわけですよね。
っていうのは残酷な話なんだけど、現実的な話をすると、世の中にはすごく先天的に優秀で、頭も良くて体力もあって活動力もあって、バリバリ働いて生産性が高い人もいれば、あるいは先天的に何か疾患を持っていたりとか、身体が弱い、体力がないとか、様々な理由で生産性が低いって呼ばれている人たちもいるわけですよ。
なので、生まれたからにつき格差っていうのはあるわけであって、本来経済が成長するっていうのは、生産性が高い人たちがバリバリ働いて、高い給料を得て、生産性が低い人たちはあんまり働けないんですよと。
発展途上国だとそういう人たちが飢え死にしたりとか、あるいは本当に極貧の生活をして食べるものもないとかってことになるんだけれど、日本は先進国であるので、生産性が低いって言われている人でもある程度の生活はできるわけなんですけれど、それでもやっぱり格差はあるわけですよね。
それは優秀なバリバリ働く人の方が、たくさん富を築くっていう状態になるからですよね。
となるとですね、やっぱり生まれつきの能力によって、生産性が低くて格差が開くってことは、正直かわいそうっていう感情が生まれるわけですよね。
なので、かわいそうな人たちを恵まれた人たちが少しでも救ってあげるっていう世の中に先進国である以上は仕上げないといけないと思うんですよね。
だけど本当に経済を発展させるんだったら、本当に言葉悪いんだけれど生産性の低い人たちを切り捨てるって高い人たちで発展させる方が良くなるんだけど、やっぱりそれは先進国にあるまじき考えだと僕は思うんですよね。
もちろんコメントで僕のこと否定された方も一理あるわけなんですけれど、今はそういうフェーズなので、少しでも苦しんでいる人、先天的に恵まれていない人たちを恵まれている人が助けるべきなんではないかと僕は考えているわけでございます。
それはお前は恵まれているから私たちの気持ちなんかわからないんだよって多分言われると思うんですけど、それは全部覚悟の上で話しているわけでございまして。
コメント欄にもよくあるんですけれど、そういううつ病で仕事ができない人をみんなで守ってあげる世の中にしましょうと。
例えば今大企業とかだと会社員の方がうつ病で働けなくなってしまったとなると、ちゃんと給料を払って保証して休ませてあげているわけですよね。
そうするとその分その会社の生産性が下がるってことになるわけであって、元気で働いている人たちがその分のお金を稼ぐって、働けない人たちをみんなで助けてあげるっていうシステムになることなんですけれど。
そうあるべきだっていう流れになっていると、そうするとやっぱり一定数の人はだったら自分は病気の不利をしてうつ病の診断書を精神科に行ってもらってきて、サボってしまえば働かないで給料もらえるよねっていう人たちが出てくるっていうことを口に出すだけでも今の時代は延長するので、
僕はそういうことは言わないんですけれど、サボってるだけの人あるいはうつ病なのかっていうグレーの人っていうのが必ず一定数いるわけであって、それも口に出すだけで今の時代は延長してしまう時代なので、これは言えないですね。
なので、よく職場でただ単にあいつはサボってるだけなんじゃないかと。だけど精神科に行ってうつ病の診断書をもらってきている。基本的にうつ病の診断書って精神科のお医者さんにもよるんですけど、基本的に問診で診断されるっていうことがほとんどなので、私はうつ病ですって言えばうつ病の診断書って、本当に精神科のクリニックによるんですけど、比較的簡単にもらえたりするっていうこともあるかもわからないけど、
そう思いますけれどって感じであんまり言えないんですけどね。わかんないですけど。
なので、よくあいつは働けるくせにただ単にサボってるだけだろうって。給料もちゃんともらってほとんどろくに仕事もしないで休んで、休んでる間は外で映画見に行ったりとか旅行行ったりして遊んでるじゃないかって。
みんな絶対ズルじゃないかっていう意見言う人もいるんだけど、現実的にはうつ病で仕事ができなくても、仕事っていう辛いことはできなくても楽しいことはできるっていう人はいるわけなので、うつ病で仕事休んで給料もらってて、みんなが仕事してる間に外で遊びまくってるっていうのは現実的にあり得るんですけど、
精神疾患と社会のバランス
それが許される世の中になるとそれを悪用してただ単にサボりたいだけ、頑張れば働けるのにサボりたいっていう人って必ず人間ほんの僅かいると思うんで、そういう人たちが給料もらってうつ病のふりして、あいつ本当は働けるんじゃないかっていう人たちが出てきて、世の中全体がじゃあ働かない方がいいよねって、病気のふりして守ってもらえばいいよねっていう人たちが増えるっていう
傾向になると結果的に日本全体の生産性が下がって国力が低下するよねっていう意見を言う人もいるんだけど、それを言うのはもう今の世の中では完全にアウトなので、そういう考えもあるかもわかんないんだけど、それを言うと本当に病気で辛くて休んでる人たちを傷つけることになるので
多少の弊害があってもそういうことは口には出してはいけないっていう空気なんだと僕は解釈していますね。
例えば今不登校の子供ってすごく増えてるじゃないですか、小学校、中学校で。
今日本は不登校でもいいんですよっていう空気でなければいけないという空気なんですね。
ある一部の人が不登校でもいいんだよって、学校別に行かなくてもいいんだよって、学校行かなくてもホームスクーリングとか自分で勉強するとかでも大丈夫なんだよっていうことを言わないといけないんだけど、
そういう空気が広がると学校を別に頑張ればいけるのにちょっとでも嫌なことがあって、あるいは家で学校行かないでゲームやってるほうが楽しいからっていう堕落した考えの人たちを増やしてしまうことになるんじゃないか、だからそういう空気は良くないよっていうこと自体も絶対に今の日本では許されなくて、それを言うともう大炎上で。
そういう発言をすると確かに一理はあったとしても、本当に精神的な疾患とかそれ以外の問題を抱えて不登校で本当に困ってる人、サボってるだけじゃなくて本当に困ってる人たちを傷つけることになるので、多少の弊害が出てもそれによってその気になればいけるのにただ単にサボってるだけ。
結果的に堕落した人間を作り出してしまって、大人の引きこもりを増やすことになって、日本全体の国力が低下して、真面目に頑張ってる人たちがそういう人たちを保護しないといけない、余分に働かないといけないっていう世の中になるからそれが良くないよねっていうことを発言する自体ももう今は絶対許されないっていう世の中。
それは先進国で比較的途上国に比べて余裕があるから許されるわけであって、そういう状態が長く続けば日本も経済が停滞して発展途上国並みの国になって本当に貧しくて生きていくことができなくてそういう人たちを社会保障で救うこともできない貧しい国になったらまたフェーズが変わって違う勢力が現れて
弱肉強食の世界になって、それからまた経済が発展して豊かになればまた違うフェーズになってっていうことを世の中では繰り返しているわけであって
この間のアメリカの大統領でもトランプ大統領が当選したのはずっと民主党政権時にSDGsなり多様性なりを認めるっていう方針で最初はその空気で良かったけどそれがあまりにも過度に進むことによってそれに反発する人が出てきたことによって
アメリカの多数派の人たちが大半の人たちがトランプ大統領を支持したという結果になったわけなので時代っていうのは移り変わるわけであって
今の日本ではやはり障害を持っている人精神疾患を持っている人をちゃんと保護しないといけないという世の中なので
前回の動画では私はまずは本当に苦しんでいる当事者の人たちを救うということを第一に発言したわけなんです
なので実際職場や家庭で精神疾患の方とかハッター障害の方と一緒に働いていて
ほとんどの精神疾患の方とかハッター障害の方は自分の症状を自覚してやれることをしっかりやって
やれないことは周りの人たちにサポートしてもらってというのを正しく自覚しているとは思うわけですけど
ほんのごく一部の人たちは過剰なまでな権利の主張を訴えて少しだけ周りの人に迷惑をかけているということもあるかもわからないという感じですよね
というのが私の考えですね
経済発展のために生産性ばかり重視するというのではなくて障害があったりとか精神疾患があって思うように働けないと
会社の中にいてもみんなと同じように何でもできるというわけではないんだけど
例えばハッター障害だったら何かこれだけは得意でこれだけはできるとか得意分野って誰でもあると思うんですよ
中にはない人もいるかもわからないけど多くの人は何か持っているわけであって
僕の考えはハッター障害で何か特殊な能力がある人だったらそこを上の人間が評価してそこに特化して頑張ってもらうと
その人にできない部分は他の人たちでやってもらう分業してもらうというのが理想だと思って
僕はそういう職場を目指しているんですよ実は
だって誰でも得意なこと苦手なことってあるわけであってね
それは7人に1人が境界知能なわけだし
ハッター障害の傾向のある人だって世の中いっぱいあって得意なこと苦手なことがあるわけだし
すごい体力がある人もいればあんまり体力がなくてすぐバテてこれ以上無理して働くされるとうつ病になっちゃう人だって
世の中いろんな人がいるわけなので
なるべく得意分野で頑張って分業して足りないところはできる人が補ってあげて
比較的能力が低くて頑張れない人は他の人たちが支えてあげて
それによって大きな給料の差をつけるってことも難しいわけであって
悲しいながら人間っていうのはみんな多かれ少なかれ自分に甘くて他人に厳しいんですよ
自己評価が高くて他人に対する評価が厳しいんですよ人間って基本的にみんな
それは能力が低い人間ほどその傾向が強くなるんです
これはダニング・クルーガー効果っていって
能力が低い人間ほど自分はいけてるやれる頑張ってるこんなに頑張ってる
でもあいつは全然頑張ってないって自分の評価ばっかり高くて他人の評価厳しいんですよね
そういうもんなんですよねそういうもんなんだけど
日本の社会っていうのは何でもかんでもクビにして優秀な人ばっかり入れて優秀な人は給料高くしてっていうのは
やっぱりダニング・クルーガー効果があるから必ず反発を食らうわけであって
そことのバランスですよねだから世の中ね本当のことだからといって何でも発言していいわけではないんですよね
本当のことを発言すれば必ず傷つく人もいるし
なるべく先天的な疾患とか持って苦しんでる人たちは
なるべく先天的に恵まれてる人たち能力を持ってる人たちが守ってあげると
広い心を持って守ってあげる世の中であるべきだと僕は思っていますよと
ということでございますご視聴ありがとうございました