触れない猫との向き合い方
猫を幸せにするアドバイザーがお届けする、猫を幸せにするラジオ
今日お話しするテーマは、触れない猫の爪切りは準備が9割、そんな内容でお話をしていきます。
抱きかかえて普通に爪切りできる猫はいいんですが、それができないっていう猫もとても多いんですね。
爪切りが嫌いっていう猫だけじゃなくて、抱っこが嫌いな猫もそうだし、
そして人慣れしてない猫、触れない猫、凶暴な猫とかね、いろいろいますね。
そういった猫の爪切りというのは、抱きかかえずにお昼寝している時などにこっそり切るという方法と、
あとは今日お話しする洗濯ネットに入れて一気にカットするという方法があります。
今日はその後者の方の捕まえて一気にカットする方法を詳しく解説していくんですが、
すんなり捕まえることができて、そして洗濯ネットに入れられる子はそれで構わないんですが、
人慣れしていない、触れないっていう猫の場合は捕まえるだけで一苦労ですね。
そんな猫たちはバフタオルを使って捕まえることになるんですが、
捕まえるまでに時間がかかってしまって家中を追いかけっこみたいになっちゃうっていうのが、
猫にとっては一番怖くて、そしてトラウマになってしまいがちなんですね。
なので追いかけっこにならずに済むという準備が大事になってきます。
爪を切るのは本当に1割未満で、準備が9割以上。
この準備をしっかりやっておくことで追いかけっこにならずに済むので、
怖がらすこともないしトラウマになっちゃうということも避けられます。
この捕まえ方を覚えておけば爪切り以外でも活用できます。
捕獲準備の重要性
例えば、動物病院連れて行きたいという時とか、災害時に動向避難したいとか、
あとは目薬とか糖薬とか日頃のケアをしたいという時にも使えると思うので、ぜひ最後まで聞いていってください。
まず爪切りで準備するものはバフタオルサイズの布ですね。
バフタオルでもいいし、フリース素材のブランケットとか、そんなので何でもいいです。
それから洗濯ネットは根っこが余裕で入れるサイズがいいので、毛布丸ごと洗えるようという洗濯ネットがありますね。
そしてこれは目が詰まったタイプじゃなくて、洗い目のタイプがおすすめです。
爪がこの洗濯ネットの目から抜けて出すことができるぐらいの洗い目の洗濯ネットというのが百均とかにもあるので探してみてください。
それから爪切りですね。準備するのはこの3つ。
そして捕まえる場所はケージにご飯とかおやつで誘導して捕まえられればそれが一番ベストです。
ケージの中であれば追いかけ回すということは極力しなくて済むので、もちろん三段ケージとかであればそのケージの中で逃げ回られてしまうということはありますが、
一番ケージが空間的に狭いので捕まえやすいです。
ケージがあっても誘導が難しいとか、ケージがそもそもないというお家もたくさんあると思います。
そんな場合は猫を捕獲する部屋をまず決めます。
この部屋はあまり広すぎない方がいいですね。
そして物が多い場所も避けたい。
そして隙間が多い部屋も避けたいです。
そうなってくると、例えばオープンキッチンでリビングに接続しているような場合はリビングは避けた方がいいですし、
それからベッド下、ソファー下に入り込まれる隙間がある場合は、そんなお部屋も避けた方がいいです。
その捕獲するお部屋を決めたら、そのお部屋に猫を誘導して捕まえたいので、そのお部屋の中を整えていきます。
その部屋にベッドとかソファーとかがある場合は、下に入り込まれない対策をしたいです。
でも物が詰まっている場合でも、猫たちって本当にすごい隙間の中も入っていってしまうので、
できれば下側の周囲をワイヤーネット、これも百均とかにありますね。
これでもうベッド下をぐるっと覆ってしまうのが一番お勧めではあります。
それから猫ベッドとか猫チグラとかね、あとトンネルとか猫トンネルとかありますよね。
ああいったところも入られてしまうと、入り口が狭かったり細長くって引っ張り出すのが困難ですよね。
そういった場所はやっぱり封鎖をしていきます。
入り口入られないように閉じてしまうとか、あとその部屋からちょっと片付けておく。
それから上の方にどんどん逃げていってしまう子も結構多いので、
例えばエアコンの上も上がれないようにしておくとか、
あとは本棚とか食器棚とか背の高い家具の上に上がられてしまうと、
こちらもね、椅子の上とかに上がって猫を捕まえなきゃいけないのでバランスを崩しがちだし、
そして猫がそこからパニクってね、ジャンプとかダイブとかをしてしまうとまた危ないので、
爪切りの実践
そういったところもあらかじめ上がられないようにしておきたいです。
動線を潰しておきたいです。
そしてこのぐらいの場所だったら、
大丈夫っていう場所はしっかりこちら側の手が届く。
それから引っ張り出せるぐらい猫の周囲にきちんと余裕がある。
そんなスペースであれば隅っこや隙間であっても捕まえやすくなってきます。
それからキャットタワーによくくっついているようなハンモックがありますよね。
あれも場所が高すぎなければ意外と捕まえやすいです。
ハンモックの上にもバスタオルバーってかけて、
バスタオルごと持ち上げるとか洗濯ネットかけるみたいなことがしやすいので、そのままで大丈夫です。
それらの準備が整ったら、いよいよ捕まえていく。
ダンドリに入るので猫をそのお部屋に誘導します。
誘導は読んで来れるのであればそれでもいいし、
難しければご飯とかおやつを使ってその部屋に誘い、
そしてそっと扉を閉じるなんてことをして部屋の中に閉じ込めます。
そしてその部屋の中でも追っかけっこにならないようにしたいんですね。
一番捕まえやすいのは部屋の隅ですね。
なのでバスタオルをうまく使って部屋の隅の方に猫が誘導できるようにしてあげて、
そしてもう真上から猫の上にすっぽりバスタオルをかけます。
この時猫の視界が閉ざされるように全身にすっぽりタオルをかけたら、
もうすかさずその上からファスナー全開状態の洗濯ネットをバスタオルの上から丸ごとかけてしまって、
一旦もうすぐファスナーを閉めちゃいます。
一呼吸ついたら少しだけファスナーを開けてそこからゆっくり布を引っ張り出す。
そして猫の視界は開けるともう逃げようとしたりとかね、
ジャンプして暴れようとしたりするのでその引っ張り出したタオルは猫の頭に常にかけておいて、
視界を閉ざしておくという風にしておきます。
ここまでできたらあとはもう爪を切るだけなので洗濯ネットの上から猫の手をつかんで、
肉球をプリッと押すと爪が洗濯ネットの隙間から出てくるので爪をカットする。
またはファスナーをちょこっとだけ開けて猫の腕ごと出せるならば、
もう一気にね、時短でパッパッパッとカットできるので早く終わると思います。
でですね、それでも暴れちゃうんです、逃げちゃうんですっていう子たちは
凶暴になりますし、そして何もない場所でも本当天井ぐらいまでジャンプするんですよね。
もうほんと打ち上げ花火みたいに打ち上がっちゃう猫たちたくさんいます。
よく動物病院でも打ち上がっている子いますね。
でもそんな場合も、結局やることは変わらないです。
封鎖をして猫の上からタオルをかける。
タオルをかけただけでは、やっぱり上にバーンと打ち上がってしまうので、
タオルをかけたらすかさず腕とかで上から覆うように、
猫の爪切りの準備
こういうふうに、立ち上がって打ち上がるように抱えてくれるので、
しまうのでもうタオルかけたらすかさずこう 腕とかでね
8上から多い多いようにして 打ち上がらないようにするとしてもすかさず
8洗濯ネットかけるっていう風にします 洗濯ネットに入れてもなお逃げちゃうっていう子もいるらしいんですが
これは8やっぱり逃げられない姿勢をとっておくということですね
もう囲っちゃう8私がよくやる姿勢は 足の間に入れてしまいます
8ねなんていうのかな足をひし形みたいにする感じわかります 8体育座りの状態で膝を外側にパーンって開く
ソスト足が必死型になりますね その間に猫を入れれば逃げられるっていうことない上からバッサールかけておけ
ばね または8正座の姿勢で
やっぱり膝をちょっと上げる そして肘を8前の方につけ出せば
8前鏡になれば 8やっぱりこの四方と上を体で塞ぐことができますね
そういうふうにして逃げな逃げられないようにします 洗濯ネット越しでも暴れたり噛みついたりするっていう子たちもいます
で姿勢が近くてね噛みつかれるって言うなってくるとこっちもケガの 心配があるので
防塵グローブなんかをして怪我しないようにこちらも気をつけたいです それから8も洗濯ネットの上からでいいので猫のカラーをしちゃうのもいいですね
カラーってわかりますか 8よく手術の後とかに猫がグルーミングしないように
8顔の周りを覆うプラスチックのやつあれからあっていますが 最近はクッション状になっているようなやつありますね
そのクッションタイプがおすすめです あれをしておけば8
爪を切るペット8猫の顔の位置がクッションで覆われるので噛みつかれちゃうみたいな ことは避けられます
そして最後に大事なことこの爪切りが終わったら 記憶の上書きをしたいので猫が好きな
おやつとかね 遊びとかそういったことで最後は楽しいことです締めくくるっていう風にしてみて
ください でこれ人慣れ修行中の猫とかは
これ捕まえるたんびにせっかく人慣れしたのに人慣れ交代しちゃうなぁとかね よくあります
でもこれも8特にこの保護したての猫とかは 通院の頻度とかも多かったりするのでもうこれはしなければならないことなので
人慣れが交代しようと何しようと病院連れて行くっていうことはするしかないですね そして爪切りは8こちらが怪我するだけなので爪が伸びて困るのはね
あと他に猫がいる場合は喧嘩をするとかの場合他の猫傷つけちゃったりするとやっぱり いけないので
2ヶ月置きぐらいに捕まえて切りたいですね でも毎日ちゃんと猫の人慣れスキンシップしていれば
2ヶ月の一度の頻度とはもう比べ物にならないので えっと人慣れが交代しちゃいますっていう心配がある人はもう明らかに人慣れ
スキンシップの時間が足りてないっていうふうに思って もう毎日たっぷり人慣れスキンシップは受けるようにしてください
それによって信頼関係っていうのはどんどん作られていくので 2ヶ月に1回捕まえたとしてもトラウマになっちゃったりとか
もう嫌われ続けちゃうということは絶対ないのでそこはもう心配なく どちらもやっていくということになりますね
個別相談の重要性
はいそして今日の内容もショート動画にして
インスタグラムに上げてますそのリンクを概要のところに 貼っておきます
コメントもたくさんいただいてますし保存ももう1000を超えているのでこれからねますます たくさんの人に見ていただけるのではないかなぁと思うんですが
やっぱりこの動画を見てもなかなか難しいなんていうコメントもね たくさんいただいてます
私は個別相談っていうのをオンラインでやっていて まあいろんな相談を受けてます人慣れとか猫のふなかとかね
あと保護の相談とかいろいろ受けてるんですがこの捕獲の相談 爪を切る病院に連れて行くときの捕獲の相談も実はすごく多かったりします
これはイメージトレーニングも すごく
大事だったりしますしあとケージの中にいたとしても 8扉の位置とか
あとはハンモックがあることで捕まえづらい逆にこの位置のハンモックだと捕まえやすい とか
明確にあるんですよねうんなのでそのあたりケージの形状とかね あとフリーになってるねこの場合はお部屋の構造によってもどこが捕まえやすい
っていうのは お家ごとに違ってくるのでその辺を個別にアドバイスするということもしているので
できなくて困っているという方はそういったのも活用していただけたらと思います はいでは今日は16分もしゃべりましたこの辺でではまた