今、婚活市場、その相談所に登録している男女比ってどのぐらいだと思いますか?
男女比?
はい。
言われてるってしかわかんない。正確な人数なんてのは、知りようもんちょっと。
まあ、どこかで調べれば出てるんだと思いますけど、はい。
どうなんでしょうね。
まあ、男6の女性4みたいな、6対4とかじゃないですか。
逆なんですよ。
逆なんですね。
今は男性4の女性6、いやもっと言っていて、男性3の女性7ぐらいになってますね。
なるほど。
っていうぐらいにもう、私なんかが一番結婚相談所に近かったと言っても、私あんまり多分書けないんだけど、
友達が入りたいなとか、登録しようかなとかっていうふうに言ってた頃って、今からもう二昔ぐらい前なんですよ。
それで考えると、学生の感があるっていうふうに思うんですよね。
で、もちろんこれは、登録した人たちは、ある程度自分の身分をはっきり証明しながら、お互いその相手を紹介してもらったり、
あるいは自分の関心のある人にアプローチかけたりとかして、今時ネットとかの情報なんかで共有しながら、結婚相手を探していくっていう、まあそういうことになってるんですよね。
で、ここで質問です。女性で一番大事な条件は何だと思いますか?
女性が男性に求める条件ってことですか?
逆です。
男性が女性に求める条件。
男性が女性に、あれじゃないですかね、昔は家事育児だったりしたけども、今はちゃんと自分で稼げるスキルを持ってるとか、そういうやつじゃないですかね。
それはね、一つにはあるんですけど、一番圧倒的に女性に求められてるのは年齢なんですよ。
年齢、なるほど。
子供が作れるかどうか。
子供が産みやすいかどうか。
子供を作るかどうか選択するのに時間があるかどうかっていうのが一つある。
で、逆は何だと思います?女性が男性に。
女性が男性に、やっぱ年収ですか。
そこは年収なんですよ。
っていう、あたかも昔と同じように見えるんですけど、女性の就労はほぼ必須なんですよね。
無職女性に対してのニーズが、見てるとわかるんですけど、説明を聞いてると、やっぱりそれそうだよなーっていう気には、私も見ながらなる。
だから昔は専用主婦前提だったっていうところが多分あって、それで、男性の方も女性がその、昔がっていうか多分40年ぐらい前とか30年ぐらい前ですかね。
そのぐらいだと、女性は結婚したら基本は家に入るので、家の仕事をやってたみたいな感じなのが前提だったのかなっていうところはありますけど、
最近はほぼともかせに前提っていうのが普通なんじゃないかな。
その通りですね。だから、あとは要件としては、正社員でしっかり仕事をしたこともなくて、
男性が働いているところの、例えばその仕事の周りとか、この人の仕事は今こういう状況なのねとか、わからないとか、類推がしづらいとか。
あと一方で無職であることで、社会常識から離れちゃって、ニート状態と近い状態になっているっていうふうに認識されて、
やっぱり職業がない、ちゃんと働いたことがない人たちがこれほど不利な時代が来るとは、みたいな状態になってるんですよ。
地域差とかも多分あって、地方だと本当にね、家事手伝い、それから家族の介護とケアってやってる人たちって多分一定数いると思うし、それでも成立すると思うんですけど、
ある程度近郊から都会に向けては、働いてないことが非常にハンディキャップになる時代になっていて、
特に若い人たちの間では、共稼ぎ、共働きは基本じゃないですか。例えば給料とかの水準はそんなに高くないから、
2人は働ければ確実に有料いくけど、1人だけだと大変だよね。それはだからもうパートとかっていうよりは、子供が生まれるまではもうどちらもガンガン働く前提というか、
普通に収入を得る前提で設定されていて、そういう人たちが望まれているんだなあっていうふうに思いましたね。
そうですね。やはり子供を育てるのもどんどん高コストになっていく中で、とりあえず育休制度とか産休制度、育休制度は整っていて、
かつ保育園などが利用しやすい環境にあるのであれば、普通に共稼ぎで、共働きでやっていくっていうのはデフォルトになりつつあるのかなという。
単純にお金の問題だけではないのかなという気もしていて、価値観というか、価値観の不一致が無職状態の人と就労している人とではだいぶ乖離が出てくる。
激しく出てくる。だから一番価値観が変わっていく過程の中で、取り残されちゃってるのが40代とか、アラホだからの女性たちっていうところで、
この人たちにはまだ専業主婦という連絡子があった時代なんですよ。気持ちの中に。
だからそうすると、そこに固執することで逆に年齢も上がるわ、就職に対する価値観、仕事に対する価値観の違えば、
っていうところでどんどんそこだけが溜まってっちゃうよねっていうのが、今ネットで買いまみられる現実でした。
難しいですね。特にまだアラホの人たちだとちょっと違いますけど、アラフィフであったりとか、いわゆる氷河期世代的なところだと、
そもそも就職したくて、もう就職働き口がないっていうところもあって、そこで就職就労機会を逃してしまって、
で、以降基本家事手伝いでニート状態で過ごしちゃってる人もいるのかな。
そうですね。だからそこからの流れですね。だからそこらへんが、今その結婚相談所の荷物として、
なんでこの人たちはっていうふうな扱いになってるんだけど、一つにはもちろんその就職評価の話があったのと、
あとやはり会社の就労体制の話があって、その世代までは女性と男性の仕事が必ずしも同じとは限らないとか、
女性だとやっぱり職場で働きづらいとか、再就職がしづらいとかってことが本当に真面目にあったんだけど、
やっぱりその多分当事者もそうだと思うんだけど、そうは言っても専業主婦になればなんとかなるんじゃないかみたいな、
エクスキューズを回してるうちに時代が変わっちゃった。激しく変わっちゃって、
人一人を働かない人たちを抱えて置いていくのが美学みたいな、
それは美学って話じゃないけど専業主婦の話はね、もともと自分の奥さん働いてるっていうのが格好悪いみたいな時代からこんなに変わってしまったっていうことになるとは思わなかったんだと思うんですけど、
なるほどね。で、その小倉さんは婚活アドバイザーの動画を見て、そこで何か対策みたいなのを言ってたりする、提案されてたりするんですか、そのアドバイザー。
働きましょうって、もう婚活より前にあんたたちは就活ですって言われてます。
なるほどね。
仕事でもいいから、稼ぎをつけましょうか、もうね。それこそ誰かの就任に頼って、同行するのはやばいですっていうふうに。
あるいはもうそれこそ介護要員としてもっと上の世代にアプローチかけましょうと言ってましたよ。
どうしても結婚はしたかったら、もうどう考えてもあなたと同世代の人は、そこから下の人を見ますと。
まだ下の人だったら、子供を埋めるチャンスがあるかもしれない人たち、あるいは楽に埋める人たち、それはその人の収入によって変わるわけだけど、
選べるときに、なぜ埋めるかどうかがギリギリの、なおかつ働きもしない、稼いだ経験もうっすらしかない人たちと結婚したいと思うでしょうかっていうことが前提として言われていて、
まず就活。そうじゃなかったら、今度は50代、60代の人たちの親が欲しいなと思っている人たちの介護の手伝いでもしたほうがいいぞっていうふうなノリになってます。
まあそれを合体させると、介護職を目指しましょうっていう話になるんですね。
せめて介護職は募集してますとか、すぐ資格取れますとか言ってました。どっちもできます。
でもね、やっぱり確かにそれで、どんなに頑張って婚活しても年齢どんどん上がっていって、ますますハードルが高くなって、個別無給の介護職として働く、家に抱え込まれるよりは、
就活した方が健康だなって私も聞きながら思いましたけど。
でもね、職歴がない状態で、正社員として就職するのは相当ハードルが高いので、
そうするとパートアルバイト的なところも非正規としてどこかまずはキャリアを積んでいくっていうのもなるんじゃないですかね。
介護関係だったらでも、とりあえずは人手がめっちゃ足らないというところで。
とりあえず資格取って、どこか学校通うなり、通信でもできるんですかね。わかんないですけど。
資格取るのは大変ではないっていう話ですんで。
ていうか、私たち婚活チャンネルに頭を焼かれてますから、脳を焼かれてますから。
それで、オラさんの生活とかに影響は出てますか?
全然出ません。
世の中の体制を見て、
女の人たちって私たちの世代は、だから私たちの世代はいけないんだけど、
結婚に対して完全に消極的な世代だからですよ。
別に自分一人で楽しく暮らしていく方が良くないって言うと、
あと一方で結婚っていうことは、かなりギチギチのガチガチの、
大家族主義の成れの果ての、各家族化してましたけど、
不調性とね、ついたものみたいなね。
そこからどう逃げ回るかみたいなところで、
生きてこようと思えば生きてこれちゃうと分かる世代がいけなくて、
例えば、いろいろより対等でお互いがフェアな結婚っていうことについて、
もちろんフェミニズムの中でもいろいろ議論されたでしょうけど、
それよりもやっぱり結婚しないって選択肢もまだガッツリあった時代が、
そうじゃなくなってるなというふうには思いましたね。
だから女性の方が、今実際に仕事もきついし、給料も少ないし、
これからまたこうやってずっと働き続けるよりは、
もう少し気軽なスタンスで生きて、少し気楽なスタンスで生きていくためには、
結婚の方がベターかもって、
あるいは子供がいる生活とか、理想的な家庭像みたいなところは、
割と私たちの時代とあんまりイメージするものが違わないのかもしれないけど、
より女性の方がお金を払ってでも結婚を求めるっていう人たちが増えているというか、
男性が減り切ってから男性の登録者が減っているんだけど、
男性は大義として、結婚しないと人間として一人前じゃない時代が長かったので、
今ようやく独身もいるよねって感じにはなりつつありますよね。
なるほど、婚活アドバイザーの人たちも生き残りに必死なんだろうというのが。
でも大手とかもみんなチャンネル作ってるんですって。
結構生態誌とかね。
ありますね、よく流れてきますね、ガンガン。
医者も最近やってますかね、そういうやつ。
だからなんか、それぞれ会社としてお客を取りに行くっていうよりかは、
あとボイトレか、ボイトレ界隈とか。
ボイトレは出てこないな。
でもそのようは、個人の属性を表に打ち出す形で営業を勝てていくっていうのを、
あとは、私自営業界隈にいると、
婚活アドバイザーではないけど、結婚相談所をやってるっていう人って、
何件か見たことがあるんだよ。
始めてる人とか、産業業とか、ナポード業の人たちっているんですよ。
私なんかそれって、なんでそのこと始めたんだろう、この人っていう。
はい、では、ゆるクイアー用語辞典のコーナーとなります。
このコーナーでは、我々がクイアーだと思う用語について、
我々の解釈で説明してみようという、そういうコーナーとなっております。
では、今回取り上げる用語は何でしょう。
はい、さっき出てきた、
カプチョー制度。
カプチョー制、はい。
カプチョー制度、カプチョー制というものについて取り上げたいと思います。
これ、英語でね、トリアーキーというふうに言い、
年長の男性が社会の中で権力を持ち、何かを決定する制度というふうに言ったらいいのかな。
そうですね。
なんていうの、さっき出てきましたけど。
カプチョー制度みたいなのとは違う。
そうですね。カプチョー制度は家制度みたいな言い方で、長子が相続子とかっていうその中で、
一人男の人、その人が父として子供にとかっていう形で、権力を持っていくおじいちゃんとかね、そういうことなんだけど、
カプチョー制度ではなくて、カプチョー制の方は、要はどっちかっていうと、府県制。
そうですね。だからヨーロッパ社会の場合だと、父っていうのが非常に権力を持っていて、
父中心に家族が構成されているという中で、その父に権力がある。
で、女性と子供は父に従うような形として考えられていたっていうところから、
その父が権力を持っている状態を府県っていうと、するとその府県制っていうのは非常に強い社会構造っていうのをカプチョー制だと呼んでいて、
それに対して日本の場合は、父ってそこまで権力を持っていたのかっていうと、持ってない。
それははっきりしたね。
切磋教文化圏とかだと、たぶんこれ元々エンギレスとかが言い出したマルクス主義の中で使われている用語でもあるんだけれども、
例えば法王とかのこと、フォープとかって言ったりとか、神様。
父ですね。父と子と精霊のみなにおいて。
ちょっとなんかだんだん微妙に思い出せるかどうか怪しさになってきたんだけど。
だからそういう父というものに対する特別なものがあるのと、日本のカプチョー制度は、それこそ時々女の人も変わっちゃうぐらいのね、
そういう勢いで持って、あるいは、母県制の中でももう統立するっていうことも経ていて、
ちょっとそのヨーロッパ型のカプチョー制度は違うので、必ずしもそこは議論の時に同じとは思えなくて。
もともと日本の場合だと儒教がね、下敷きにあって江戸時代に儒教がすごい庶民にも教えられて、
その中で儒教というか中国の陰陽思想みたいなところだと、男が陽で女性は陰でみたいな、
そういう発想の中で、政治とかに関しては基本は政治は男がするもので、みたいな観念もあったわけですが、
男性上位っていう部分の発想はもともと日本にはあった。
そんなに変わらずあるんですけど、カプチョー制といった場合は、システム自体を言うので、
いきなり専門用語出てきたぞと思って、例えば議論の最中とかでもね、X上での議論の最中とかでも、
カプチョー制とカプチョー制が取り違えられて反論されたり反発されたりすることがあったりするので、
すいません、専門用語ですっていう感じが見ながらしますけどね。
そうですね。何かカチョー制度っていうのは明治期以降に出てきた制度的なもので、
要するにヨーロッパ社会を羨ましがっていた日本が、ヨーロッパ社会的なそういうカプチョー制的なものを日本に根付かせようと思って、
そこで家制度の中にカチョー制度を組み込んで、カプチョー制っぽいものを作り上げようとしたという背景が多分あるんだと思います。