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2025-07-30 35:16

にじシバラジオ番外編 ALLYペアレントになろう! VISION! ~ for Transgender 代表:岩井紀穂さんと語らう

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今回のゲストは VISION! ~ for Transgender 代表:岩井紀穂さん / リーフレット「ALLYペアレントになろう!」 / 性別不合とは? / 性別不合を抱えるタイミング / リーフレットをつくった理由 / 保育園・幼稚園でのジェンダー規範 / 子どもへの対応の難しさ / 東京新聞で取り上げられた / 「親が理解しないでどうするのよ」 / マダム・ボンジュール・ジャンジ『HUGたいそう』(ゆまに書房) / 性教育は自分と他人のボーダーの認識も含んでいる/ /

註1)リーフレットの内容は、VISION! ~ for Transgenderのホームページでご覧いただけます。

註2)マダム・ボンジュール・ジャンジ『HUGたいそう』の詳細はゆまに書房ホームページでご確認ください。

#にじシバ #にじシバラジオ #LGBT #LGBTQ #LGBTQ+界隈 #埼玉県 #川口市 #蕨市 #草加市 #レインボーさいたまの会 #ポッドキャスト #ALLYペアレントになろう

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◆にじシバは、川口市芝にあるシェアスペース「スペースとプラン」で開催している、ジェンダーやセクシュアリティ不問のおしゃべり会です。月2回開催。

開催日程の詳細はにじシバ公式HPでご確認ください!

(にじシバラジオのnote(にじシバラジオ配信日記)もあります!)

◆また、にじシバはNPO法人レインボーさいたまの会の活動の一環でもあります。活動の詳細についてはレインボーさいたまの会公式HPをご覧ください。

◆にじシバラジオの感想・お便り・お問い合わせはこちらから→ ⁠https://forms.gle/EMNvwJGcmJDFdcb49⁠

◆にじシバラジオMCの一人、小倉さんが経営する出版社・有限会社ぶなのもり

◆にじシバ開催場所、シェアスペース「スペースとプラン」

◆にじシバ発祥の地、ブックカフェ「ココシバ」

OP・ED曲はBGMerさんが配信している楽曲を利用しています。→ BGMer ⁠http://bgmer.net⁠ ※OP曲 [Free Music] Lunar Eclipse - Drunk  ※ED曲 フリーBGM [夕暮れコスモス]

サマリー

今回のにじシバラジオでは、岩井紀穂さんがゲストとして招かれ、彼の経験やアライペアレントの重要性についてお話しします。特に、親が子供の性別に関する自己認識を理解し、サポートする方法に焦点を当てたパンフレットが詳しく紹介されます。このエピソードでは、岩井紀穂さんが性別不合やLGBTQプラスについての理解を深め、オペなしでの性別変更の現状や家族の受け入れの重要性に触れています。また、ジェンダーに関する教育の必要性や具体的な育児の工夫についても語られます。岩井紀穂さんはトランスジェンダーの子供への理解とサポートをテーマに、アライ・ペアレントを目指す活動についてもお話しします。リフレットや教育イベントを通じて、親や大人が子供の感受性を理解し、言葉の力を用いてサポートする重要性が強調されています。このエピソードでは、岩井紀穂さんと共にトランスジェンダーに関する性教育の重要性やボーダーを学ぶことの必要性について話し合います。また、春をきっかけにしたイベントの楽しさや、ジェンダーやセクシュアリティに関する話題にも触れています。

岩井紀穂の自己紹介
こんにちは、にじシバラジオ番外編です。MCのともぞーです。
今日はゲストに呼んでいただきました、創価市在住の岩井和穂です。よろしくお願いします。
今回番外編ということでですね、いつもは私とともぞーと小倉さんの2人でお送りしているんですけれども、
今日はゲストとして、創価市までちょっと出向かせていただいて、岩井さんに登場していただきましたということで、
岩井さん、ちょっと自己紹介のほうをお願いできますか。
はい、本当にね、今日は暑い中ありがとうございます。
僕はですね、1970年生まれ、55歳になりますね。
本当に3歳の時に性別不合を抱えましてですね、性別を変更する前に50年もかかりました。
今はトランス男性として生きておりまして、相談の仕事をしたりしてね。
あとはLGBTQ、特にトランスジェンダーと医療機関との課題解決とか、
あと創価市を中心として、スカイツリーライン、LGBTQフレンズというジェンダーに関して考えたり、
新井の方を増やしたり、そういった活動を行っております。
アライペアレントの重要性
ありがとうございます。
普段、二次芝と二次芝ラジオはですね、川口市とわらびとか、その周辺でやってるんですけど、
埼玉県って、横の移動が難しいと言われてまして。
本当にね。
自分が住んでるわらび市から創価まで来ようとすると、一旦南浦まで出て、南浦から武蔵野線という千葉の方まで乗りてるやつがあるんですけど、
その武蔵野線で新越谷まで来るんですよね。
で、新越谷まで乗り換えて、創価までスカイツリーラインで下るという。
で、車で行くと大体30分くらいの時間。
そうですね。
車で行くとぐるって回らないといけないという。
なので、友造と小倉さんがやっている二次芝っていうのは川口市中心でやっていて、
岩井さんは創価市を拠点に中心にやっていらっしゃるという。
そういう感じですね。
近くて遠い。
近くて遠い。
なのでね、結構狭山でやってたりする方もいらっしゃるんですけど、なかなか連携を取りづらいっていうところがありますね。
もうちょっと横の移動が楽になるといいのにっていう。
毛袋で寝合うのが一番。
そうそう。そういう感じになっちゃうのでね。
ですので岩井さんは創価を中心にいろいろLGBTQの関係、トランスジェンダー関係の活動をされているということで資料をいただいております。
まず一つがアライテアレントになろうというパンフレットですね。
これはどういうパンフレットになるのでしょうか。
今までね、やっぱりLGBTQの活動としては同性婚のこととかあったと思いますし、
公演活動も割と中学校とか大きくなってからっていうところがあったと思うんです。
ただやっぱり僕自身トランス男性として性別保護を抱えたっていうのは思い返せば物心ついた時からなので、
やはり親もそういうの分からなくて、
ラッキーなことに女らしくしなさいとか言われたことはないんですがやっぱり分からなかったことがあるので、
このアライテアレントになろう。
もしもあなたのお子さんが僕と言いたい女の子、スカートを着たい男の子だったらということで、
命を厄介した時からちょっと想定してみましょうという親への向けたリフレットにしました。
これは要するにどういう方に対して配ることを想定したパンフレットなんですかね。
そうですね。命を厄介した時の妊婦参見審。
本当は目指すところは母子手帳に記載。
母子手帳に記載。
一応創価誌では母子手帳を渡されるところに配下させてもらってそういうのを進めているんですけれども、
そこから助産師さんを含めて知っておいてほしいということなんですね。
なるほどね。パンフレットをめくるとある日の妊婦転身時の会話というのがありますが、
これは何ですか。この実際にあったような。
これ大阪の藤田先生、藤田恵子先生という本当にお母ちゃんみたいな、
トランスのことをすごく一生懸命理解してくれるアライの三人科の先生で、
今年入ってからジェンダーガイラインも作られたんですね。
本当にこの先生のこの会話は事実なんです。
大阪弁じゃないっていうところだけでね。
うちの女の子と子の子って、やっぱりエコーのかけてる時に聞きますよね。
その時に藤田先生があんなって言って、生まれた時に割り当たられた性別が途中で違うなという子がいるんだよっていうことをそこの話で言うわけです。
そうするとやっぱり親って異性愛の人がほとんどですね。
まあそうでしょうね。おそらくね。
うちの子がうちの子にかけて、でもねわからないよって言って違うってなった時は教えてくれてありがとうって言って
っていうことを先生がこういうふうに実際の検診の場で伝えてくれているっていうのがあったんですね。
ちょっとですねあの今思いつきなんですけど会話形式になってるんで、岩井さんちょっと先生役をやっていただいて、
ちょっとこの妊婦検診に訪れた方役をやりますのでちょっと読み合えていきたいと。
やってみましょうか。
ある日の妊婦検診時の会話。先生うちの子女の子男の子どっちですか。
生まれた時に割り当たられた性別が途中で違うなと思う子がいるんだよ。
うちの子はそんなはずありません。
わからないよ。もし生まれた時の性別と違うってなった時は教えてくれてありがとうって言ってその子が望むことを一緒に考えられる親になってほしいわ。
私にできるかな。
できるよ。何があってもどんな子でもあなたの子じゃないの。
そうか。いろんなことを想定しておく必要がありますね。ありがとうございます。
ありがとうございます。
こういう内容の会話が掲載されているということで、確かにシスジェンダーとして生きていてヘトロセクシャルとして生きていらっしゃる方っていうのはそれが当たり前として生きているので、
いわゆる普通に結婚して普通に子供を産んで普通の子が普通に育って普通に孫が生まれてとかいうライフコースを想定されている方がいっぱいいらっしゃると思うんですけど、
そういう方からしたら普通じゃないことに対してすごい不安な気持ちを抱いてしまうのかなっていうのはありますよね。
そうしたことを想定した会話みたいな。
そうですね。もちろん同性愛とかアロマンティックなセクシャルとかもあるんですけど、
本当に幼少期ってなかなか性別不合とか自分で言葉に言語化できない。ただ嫌だとかしか言えなかったりするので、
ちょっとその部分を想定し、またその先に同性愛とかセクシャルマイノリティでも障害でもなんでもそうなんですけど、
順風満帆に100%いくとは限らないっていう準備をしてほしい。
その心の名前みたいな感じで記載があると。
その下に性的マイノリティとはっていう一般的な解説というか、
性別符号の理解
ちょっとここを読み上げると、性的マイノリティとは、
理性を好きになる人や政治に割り当てられた性別で生きていける人から見て少数者という意味です。
同性に惹かれる人、誰かを好きになるときに性別を問われない人、恋愛感情を抱かない人、恋愛感情を抱くが性的感情を抱かない人、
出生時に割り当てられた性別を背負い切れない人、自分の性別が分からない、決めてない、揺らぶ人、
自分の性的な発達が非典型な人など様々です。
ということでかなりフォーカス的な感じでしたね。
恋愛感情を抱かない、性的感情を抱かないっていうのはアセクシャルな人っていうところですかね。
そうした方も含めて性的なエネルギーですよっていう説明がされておりまして、
これが見開きの左ページに掲載されてて、右側に性別符号とはって書いてありますが、
性別符号っていう言葉がもしかするとあまり一般的じゃないのかなっていうところがあるので、ちょっと説明をしていただいて。
20年間ぐらいに性同一性障害っていうふうな疾患名でこれすごく広がったと思うんですね。
金鉢先生とかの影響があります。
そのあと性同一性障害特例法があってきたときは、性別違和みたいなふうに語られてきたんですけれども、
去年ガイドラインから性同一性障害っていうのは疾患じゃないよっていうふうになりまして、
性別符号という呼び方に統一されてきています。
なるほど。符号っていうのは不可能の不に合わないと書いて符号ですね。
合わ合わずっていう、性別が合っていませんっていう、そういう意味合いの言葉だということで、
ここもちょっと読み上げると、出生時に割り当てられた性別とは一致しない性の自己意識を持ち、
自分の身体的性的特徴に持続的な違和感を覚える状態です。
以前は性同一性障害という疾患として扱われていましたが、現在は性の健康に反する状態とする分野に加えられ、疾患ではなくなりました。
身体に強い違和感がある場合、手術を受けることも可能です。
また、戸籍の性別の変更も、望まない場合、手術を受けなくても可能になってきています。
性別不合を抱えることは、親の育て方のせいでも、本人のせいでもありません。
大切なのは、その人がどのような状態であれば、心身ともに健康で、高位高く生きていけるかということで、人それぞれ違います。
後半の部分は僕の願いが入ってますけれども。
プライドっていうキラキラした文字も入っていますね。
さっき岩井さんが言ってくれたように、もう20年以上前ですかね。
性同一性障害特例法というのができて、そこで性同一性障害という障害の名称として概念が作られました。
それによって戸籍上の性別の変更が可能になったというのもあるので、それによって実際に性別変更した方というのもたくさんいらっしゃるんですね。
ただそこのところが、世界的な議論の中でWHOであったりとか、そうしたところの議論の中で性別の不一致であったり、
それに対するアイデンティティのことっていうのは、病気として扱わなくていいんじゃないかっていうような話になってきていて、
世界的な潮流として性別不合っていうふうに捉え直そうじゃないか、そういう動きがあるということですね。
性同一性障害特例法に関してのオペ要件はね、まだ変更にははっきりなってなくて、
運用上ちょっとね、火災の判断で変わってきたりはしておりますね。
キッシュカラジオでもちょっと触れたのかな。
性別変更の現状
手術をしないでも性別変更が可能になったっていう事例が、ひらほら火災の判断でっていうところではあるっていう話は聞いてますが、
ちょっと私も詳しいことは存じておりませんがっていうところですか。
なんかその辺で仕上げたいことはありますか。
僕自身も53歳の時に変更した、本当にまさに50年経過したっていうところなんですけれども、
僕の場合はまだオペ要件があったんですよね、ギリギリ。
生殖船があること、または生殖船を永続的に確保っていうところで、
閉計したというタイミングで出したんですね、申し立てをした。
それと同じぐらいの時に最高裁判決が出たりして、っていう感じだったので、
指定審議会からは多分火災から呼ばれるよって言われて、その話聞かせてって言われたんですけど、
A4の紙ペラ1枚で質問いくつかの項目が来て、それを出すだけで済んだっていう感じになってます。
だから今本当に今年のGAI閣会でもですね、かなりオペなしで変更した人っていうのは、
FTMでは増えているということは発表されましたね。
なるほど。今岩井さんの話を聞いて、なるほどなと思ったのは、
閉計のタイミングっていうところが出立をしなくても、
その生殖要件っていうところを満たすような形で体が変化というか、
身体的なところの条件が整っていれば問題ないみたいな感じになっているっていうことなんですかね。
FTMの場合はそういうことになるもんね。
それがやっぱりMTFの方の場合だとちょっと違ってくるっていう。
ちょっと違いはね、どうしても。
結局閉計みたいなものがないので、
自然に待って、その体の自然な変化として、
例えば射精しなくなるとか、その精神が作られなくなるとか、
男性のMTFの方だとあんまりないので、
中には無精子症の人がいるかもしれないですけど、
ないので、そうするとFTMの方のような形で自然な経過を待つっていうのは難しい。
難しかったんですよね。
そのところで、やっぱり外精器設置場であったりとか、
そういう手術をしないといけないっていうハードルがあるっていうところがありますかね。
今は割と火災によってっていうところで、
FTMは通りますけれども、MTFの方も外精器設置場なしで、
モロマン療法とかでちっちゃくなったりとかっていうので、
通る方も、申し立てをして待ってる状態の方もいる。
ところで少しずつ、周りの火災の人も悩みながら、
いろんな事例を見ながら出しているっていう感じになっています。
性別不合を抱えるタイミング
家庭裁判所のほうでもそういう事例の積み重ねがある中で、
どんどんどんどん経験値が増えていって、
いろんな総合的な判断をしやすくなっているっていう。
やっぱり昔に比べると判断もいろんな臨境編に譲られているってことなんですかね。
そうですね。やっぱりケースバイケースになってきて、
それはとても良いことだな。
良いことですね。
パンフレットの方に戻ると、
性別不合を抱えるタイミングっていうところのコーナーもありまして、
ここもちょっと読み上げますと、
性別不合を抱えるタイミング、
生まれた時に割り当てられた性別に違和感を持つことは、
決しておかしなことではありません。
そのタイミングが来るとしたら、それは人それぞれです。
物心ついた時から出生時の性別と異なる服装を好んだり、
おもちゃを欲しがったりすることもあれば、
段切り成長期に性別不合を感じる人もいます。
また、もっと大人になってから感じる人もいます。
誰一人望んで性別不合を抱える人はいません。
岩井さんの場合だともう3歳の頃。
結局アルバムを見返すと、姉がいるんですけど、
それまではお揃いのワンピースとか着てるんですが、
ある日を境にガラッと自分の服装が変わってる。
隣所の男の子のお風呂をもらって、
っていうのが目に見えて、
この頃からだったんだなっていうのが、
自分でもありありと分かる。
自分の意識で気づくよりも、
物心つくっていうのはどのタイミングなのかって言いますけど、
気がついた時には自分は男の子なんだなみたいに思ってたんです。
そうですよね。
だから姉のお風呂とか着せようとしても、
たぶん激しく嫌がったんだって。
でもそういうタイミングっていうのは、
人それぞれなんだと。
幼い頃から性別不合を感じることもあれば、
もっと成長してから感じる人もいて、
それこそ大人になってから感じる人もいるということですよね。
結婚した後にっていう人もいますよね。
それはいつ気づいても、
それはおかしなことではなくて、
それぞれのタイミングで気づくんだよっていうことですね。
最後裏拍子めくるとですね、
なぜこのリーフレットを作ったかということで、
そのリーフレットにルーが書いてあります。
ちょっとここを読み上げます。
なぜこのリーフレットを作ったか。
LGBTQプラスという言葉は世界の中で浸透し、
ある程度の理解啓発は進んできました。
しかし我が国や家族が統一者となると、
受け入れることが難しい現状があります。
このリーフレットでは、
主に性別不合を抱えることについて詳しく説明しましたが、
それ以外の性的マイノリティも同様におかしいことではなく、
誰のせいでもありません。
しかし残念ながら、親から理解を得られなかったり、
家族の不安や疎遠、恩親不通、感動につながることもあります。
新しい命と向き合う時から、
まずは想定だけでもしておいてください。
どんな子でも、あなたがあなたの大切な子供であり、
その子にとっての幸せな道は限りなくあるということを伝えたいと思いました。
どうかお受け取りくださいませ。
教育におけるジェンダー意識
いや素晴らしい。
どうですか。
河野さんにお褒めいただき大変嬉しいございます。
本当に書いてあるとおりだなと思いましたが、
やっぱりこれを渡す、これから親になる方であったりとか、
親になって今まさにお育てしている最中の方であったりとか、
人がいたときにちゃんと届くような言葉で書いてあるなという感じがしました。
これ本当スペシャルサンクスでお名前を書かせていただきましたけど、
助産師さんとか、
トモトさんがご存知の吉野愛さんとか、
虹の糸とか、
あと本当に性教育やって著名な方が。
これ活動とか、
この講演先で出会った助産師さんとか、
教授の方なんで、
僕は子供がいないので、
どんな言葉で伝えたらいいか、なかなか難しかったので、
監修してもらいました。
どうですか、このアンフレットというかリフレットは、
結構いろんなところに配られているんですか。
そうですね、チャンスがあるところには配っていて、
最近本当に、
ようやく僕が届けたかった幼稚園保育園。
今まではわりと義務教育の先生たちが意識して、
話を聞かせてほしいって伝えてくれてたんですけれども、
なかなか幼稚園保育園って届かなかったんですよ。
だけども、今年になってようやく話を聞かせてほしいっていう、
依頼が増えて、
なんかちょっとようやく実ってきた。
これからの子供たちで、
LGBTQじゃない子だって、
いろんな子がいるっていうのを、
これを通して知っていただけたらいいなっていうのが。
保育園とか幼稚園って、
結構ジェンダー規範が強いところもある。
例えば七夕祭りとか、
七夕のシーズンですけども、
16時で、
例えば織姫と小星って、
男女に分かれて、
なんか踊り、お遊戯するとか。
そうすると、
もう完全に性別に別れる。
男の子組と女の子組で別れちゃうみたいなことがある。
そういう行事、
例えば七夕祭りだったりとか、
子供の日だったりとか、
そういうジェンダー化された形で、
創作したりとか、
お遊戯したりみたいなのがあるので、
そうしたところに、
性別違和のある、
性別不合を抱えた子がいたりすると、
やるのやだなって思ったりするのかもしれないですね。
そうですね。
その辺ね。
ただ本当に先生たちとか、
意識が高い人たちがね、
依頼してくれるわけですけれども、
自分たちの中にあるね、
ジェンダーギャップみたいなものを、
まず気づいてもらうっていうのが、
大事なのかなっていうふうにね、
子供にどんなふうに声掛けしたらいいか、
っていうところにたどり着く前に、
自分の中に吸い込まれているものを、
ちょっと一回リセットするような、
ワークをしたりとか。
そんな工夫を。
例えばどういうワークがあったりします?
まあやっぱりその、
幼稚園だったら、
例えば例を挙げて、
性別は男の子なのに髪を伸ばして、
女の子のカッポしてる子が、
登園しています。
その子が誰かにね、
なんかお前どの子のって言われたときに、
どんなふうな、
どんなふうに対応しますかみたいな、
実際的なもう、
場面を想定して、
ワークをやってもらうっていう。
難しいですね。
子供は理屈が通じないですからね。
そうなんですよね。
大人だったら、
そういうのはやっぱり、
女にとって不快になるからやめと、
やめないとな、
とかだったりとか、
なんていうか、
ありますけど、
子供って言われると率直に、
なんか変なものは変。
言っちゃいますからね。
言っちゃったりするんでね。
子供の感受性の理解
だから、
変なものは変というか、
変と感じたら変と言っちゃうみたいな、
そういう感じですかね。
だからその子に、
変じゃないんだよって言っても、
いや変だもんみたいに言っちゃうから、
それもどういうふうに、
感受性をするかっていうのは、
難しい課題だなって。
子供もね、
言語化が難しいから、
あれですけど、
どうして変だと思うの?
っていうと、
何か、
ピンク着てるのおかしい、
とか言ったりするけど、
なんでそう思うの?
っていうところで、
何か気持ちの中に、
言葉でね、
説明をすることが、
残っていけばいいなと。
そうした部分の説明とか、
子供との対応みたいな部分の力を、
まずは大人のほうというか、
先生方のほうに付けていってもらいたい、
っていうことですかね。
ということで、
リフレットの配布と目的
このアラインペアメントになろうっていう、
パンフレットですけど、
どういうところに置いてあるんでしょうか。
これネットでも配布されるんですか?
そうですね。
QRコードとかでも、
ホームページから取れるようになっていて、
あとは結構サイズもいろいろにしてですね、
配下してもらっています。
まだまだちょっと、
配り足りないんですが、
毎日持ち歩いて、
本当にお願いをしてっていう。
じゃあこれもそのQRコードの、
ダウンロードできるアドレスをですね、
概要欄のほうに貼っておきますので、
ぜひ皆さんもご覧になってください、
というのが予定です。
欲しい人は送ってますので。
ぜひぜひ岩井さんにご連絡を取っていただければ、
実物の手に入るということで。
本当にこういうパンフレットがあるとね、
リフレットがあると、
いろんなところに置いてもらえると嬉しいですよね。
市役所のもちろん、
お知手帳をもらうところはそうですけど、
病院の参加とか、
常任官とか、
そういうところにも置いてもらっています。
ありがとうございます。
あともう一つ配布しようというか、
東京新聞のコピーがございまして、
本当にこのリフレットを取り上げてもらった記事なんですが、
言ってた記者がですね、
お母さんとの通証を載せたらどうかというので、
それは記者さんからのアイデアだったんですけれども、
僕は本当に恵まれたタイプだったので、
こうして。
東京新聞の2025年3月3日、
月曜日付の、これ長官に載った記事ですか?
そうですね。長官ですね。
タイトルとしては、
わんまこが性的マイノリティ。
家族で向き合うリフレット。
ということで、
先ほど紹介したリフレットの紹介記事になってまして、
その岩井さんと岩井さんのお母様が登場されているという記事になっております。
教育イベントの重要性
ちょっと長いので読み上げるのは難しいんですけれども。
これ見て送ってくださいっていう人、
依頼が来ました。
そうなんですね。
2、3人。
お母様ってちなみにおいくつなんですか?
84ぐらい。
便器でいらっしゃる。
そうなんですよね。
その当時の親としては、
僕が苦しまないように無理させなかったっていうのは、
本当にありがたかったです。
なるほどね。
途中をちょっと読み上げると、
一方岩井さんは親には恵まれた。
性別に違和感を覚えたのは3歳後だが、
両親は七五三のときに男の子用のスーツを用意してくれた。
20代でトランスジェンダーだと自覚すると、
今度は社会の無理解や偏見に直面した。
そうです。七五三のときに男の子用のスーツを用意して。
そうなんです。
激しくやってた。
姉のお風呂があったにかかわらず。
ただやっぱり5歳は、
近所の男の子がやらなくていいのかなと思ってて、
僕はなんで男の子じゃないんだろうと思ってた。
7歳になって、
母も丁寧にどうするって聞いてくれたんだけど、
やっぱりそのときになると、
やらなきゃいけないのかなみたいなのがありましたね。
ちなみに自分も七五三にはちょっと思い出があって。
ぜひぜひ聞かせてほしい。
7歳のとき。
七五三のルール、7歳に全然よく当たってなくて。
今だと3歳は男は女の子両方やって、
5歳は男の子、7歳は女の子みたいな。
そういうルールになってるっぽい。
7歳の僕はそれを理解してなくてですね。
7歳になったら七五三行きたいと両親に激しく主張し、
七五三に行った思い出が。
そうなんですね。
ちゃんと着物かなんか。
着物じゃないです。
普通に、自分は性別不合はなかったので、
次回ショートパンツみたいなのに、
ニットみたいなの着て。
ちょっとおしゃれな。
ちょっとおしゃれして、近所の神社行ったら、
周り女の子だらけですね。
でもご両親ちゃんと願いを叶えてくれた。
よかったですね。
っていうのはありますけどね。
ここはお母さんの言葉っていうのは、
実際は特にないんですか?
特にないですけど、
やっぱり結構疎遠になっちゃったりね。
そういう人いるんだよ。
LGBTQの同性愛の方でも、
トランスジェンダーの方でもそうですけど、
いるんだよっていう話をしたとき、
やっぱり忘れられなかったのは、
親が理解しないでどうするのよ。
言いましたね。
それはやっぱり一番ありがたいというか、
心にしみるというか、
自分が心強くなりますよね。
やっぱり親、
自分が一番理解してもらいたいっていうのは、
親ですからね。
どんなに支え、
他の友達とか親友とかいたとしても、
やっぱり憎しみに理解してもらいたいっていうのは、
やっぱりありますからね。
逆にやっぱり憎しみに拒否されてしまうと、
それはすごいショックを受けるというか。
それちょっと本当に問題。
いろんな相談を受けますけど、
つらいなって本当に思いますよね。
聞いててね。
だから、
アライ・ペアレンドっていう部分も、
同様でやっぱり、
それほど、
憎しみの言葉って大きいんだよと。
親のほんの一言みたいなものが、
結構子供にとっては、
すごい衝撃だったりとか、
トラウマになっちゃうみたいなことは、
普通にあり得るので、
だから、
性別不合を抱えている子供さんがいて、
その子に対して、
やめなさいみたいな自然的な言葉をかけると、
それだけでもすごいショックを受けちゃったりとか、
一生に残る傷になっちゃうみたいなこともあると思うので、
そうした意味でもね、
いわゆるさんの作成したリフレットを、
ちゃんと読んでいただいて、
理解を深めていただきたいなというのは思いますね。
ちょっと頑張ってね、
全国展開できるように。
いや、本当に期待してます。
あと何か紹介したいものが何個かありますか?
そうですね。
スカイツリーライン LGBTQフレンズで、
去年の夏に、
ドラッグクイーンストーリーアワーというイベントをやりまして、
そこにゲストで迎えたジャンジさん。
マダム・ボンジュール・ジャンジさん。
ハグ体操。
それが今年の東京プライドの時に、
発売になった本になって。
本当に子どもたちは、
定員があるので十数人。
親も含めてという形でやったんですが、
本当に体の権利、同意協議ってありますよね。
それで本当に、
これはね、出た子どもたち、
すごい印象深かったらしくて。
僕のことは何回も会ってるのに覚えてないけど、
やっぱりジャンジさんのことは覚えてる。
なるほど。
自分はこれを見るのが初めてなんですけど。
出たばっかりなので、
あれですけど、
本当に楽しくやって、
きっとこれの関係のイベントも、
これから結構増えると思いますので、
ぜひ子どももいる人もいない人も。
ここの帯がありまして、
国際セクシュアリティ教育ガイダンス。
体の権利、同意拒否を楽しく学べる、
というものが書いてあります。
要するに、
保育現場はそうだと思うんですけど、
子ども、さっきも言いましたが、
子どもって何もあんまり考えてなくてないので、
ボーダーがわかんない。
他人と自分のボーダーってのはわかんなくて、
お母さんにしていることを、
全く知らない女性にしちゃったり、
保育士さんだったりすることもあるし、
っていうところがあったりしますと。
だから、それが他の人からしたら
嫌なことなんだよっていうのが、
わかんないんだよね、子どもにとっては。
だからそれを学ぶため。
あと一方、
子どもにとっても、
他人からされたら嫌なこと。
例えば、おむつを買えるっていう時に、
それはお母さん、お父さんであれば、
おむつを取って交換するっていうのも、
当たり前のこと。
例えば保育士さんだったり。
当たり前のことなんだけど、
保育士さんでもお父さんでもお母さんでもない人が、
勝手におむつを取るっていうのは、
良くないよねっていうところですかね。
そういうやっぱり他人と、
性教育とボーダー
自分にとって裸を見せていい人と、
そうじゃない人っていう部分は、
子どもにとってやっぱり大事ですから、
そうしたところを、
ちゃんとね、
ボーダーを気づかせるっていう部分がありますので、
っていうところで春を一つのきっかけとして、
やってるっていう感じなのかなと思ってます。
でもすごい楽しいですね。
そうですね。
イベント自体も楽しくて、
春体操はその中の一部分。
あと絵本の読み聞かせをしたり、
みんなでぐるぐる回ったり、
ゴロゴロ寝転んだりとか、
いいですね。
この春は必ず相手に確認してからするよ。
苦手な人もいるし、
そういう気分じゃない人もある。
ごめんね、今日はやめとく。
ちょっと苦手なんだ、
握手ならいいよとあるときは、
気持ちを伝えよう。
これ大事ですね。
大事ですね。
やっぱり人との距離感。
距離感をね、
こういうので学んで、
やっぱ性教育っていうとらえに、
こういう部分も絶対含んでるはずなんですよね。
だからなんか、
性教育っていうと、
第二次生長期の性教育としか、
想像しない人がたまにいるんですけど、
そうじゃないんですよ。
こういう、
自分と他人のボーダーを知るっていうことも、
性教育の一環の一つだと思って。
そう。
自分で行ったほうがね、
分かりやすいような気がしますね。
はぬちゃんのワンポイント。
自分の体と心は自分のもの。
いいよって言っていないのに触られたり、
嫌だなって思うことを触られたり、
言われたりしたときは、
嫌だやめてって言っていいんだよと。
相手が家族や先生、
大人と町でもね、
頑張って自分を守ってあげよう。
これは非常に大事ですよね。
大事ですね。
これやっぱ、
そういう親御さんに広く読んでもらいたい。
そうなんです。
一昨日、
そうですね、
創価士の性教育の、
用語共有の先生たちと、
ちょっとお話し会があったんですけど、
これやっぱりね、
すごい皆さん見てましたね。
一般の先生にもね、
読んでもらいたいですし。
ですよね。
やっぱ一般の先生も、
気づくところも多いんじゃないですかね。
特に小学校の先生とかっていうのは、
子供との接触が多くなりがちだけど、
そこでやっぱそういう、
防弾の話っていうのは、
自覚的じゃないと、
つい余計な手を出してしまったりとか、
変なことになっちゃったりみたいな、
不祥事につながるようなことにもなっちゃったり、
みたいなことがあると思うので、
すごい大事な本じゃないかなと思っています。
ゆうまにしょぼうから、
ゆうまにしょぼう。
発売してます。
発売しておりますので、
これはAmazonとかで買えるんですかね。
買えると思いますよ。
ちょっとこれも概要欄に、
書士業法を貼っておきたいと思いますので、
皆さんご覧ください。
ということで、
いろいろ話をしていきまして、
だいぶ時間も、
いい時間になってきましたので、
今日はこんなところで終わりにしたいと思います。
はい。
明治芝は川口市芝のシェアスペース、
スペーストプランで、
月2回開催しています。
ジェンダーやセクシュアリティに関わらず、
誰でも参加できるオーシャル理解で、
LGBTQに関するさまざまな話題などについて、
取り上げています。
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それではまた来週お会いしましょう。
さよなら。
さよなら。
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