1. 100円で買い取った怪談話
  2. #7 魔胎伝ノア
2021-04-14 12:39

#7 魔胎伝ノア

幼い頃、まだまだ遊び足りなくて、つい夜更かししてしまったことはないですか?
夢中で遊んでふと気がつくともう真夜中。家族で起きている者は誰もいない。それに気付いた途端、堪らなく心細くなる。子供にとって深夜とは存在するはずのない時間なのかもしれません。今回は、Sさんという男性がまだ幼い頃に体験したお話です。

※野外で録音された音声の為、一部ノイズが入ります※

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この番組では、私が行っている怪談売買所で買い取った、世にも奇妙な体験をされた方のお話をお届けします。
怪談売買所とは、兵庫県天笠市のとある市場で、私が出しているお店です。
世の中には、普通ではありえない、奇妙な体験をされた方が数多くいらっしゃいます。
そういった方々にお越しいただき、どのような体験をされたのか、その方が語ってくだされば、1話につき100円を私がお支払いします。
この番組では、私が100円で買い取った怪談を、体験された方の許可をいただいた上で、紹介していきたいと思います。
もっと怪談売買所について詳しく知りたいという方は、第1話の配信から聞いていただけると、全貌が理解できるでしょう。
今回は、いつもの市場で買い取ったお話ではありません。
天ヶ崎市内のとある駅前広場で開催されたチャリティーイベントの会場で買い取ったお話です。
今回のタイトルは、「マタイデン・ノア」
このマタイデン・ノアが一体何なのか気になった方は、ネットで画像検索をしてみてください。
さて、幼い頃、まだまだ遊び足りなくて、つい夜更かししてしまったことはないですか?
夢中で遊んで、ふと気がつくと、もう真夜中。
家族に起きているものは誰もいない。
それに気づいた途端、たまらなく心細くなる。
子供にとって、深夜とは存在するはずのない時間なのかもしれません。
今回は、Sさんという男性が、まだ幼い頃に体験したお話です。
外で録音された音声のため、少々お聞きづらい点があると思いますが、ご了承ください。
たまたま目を覚めたら、ゲームをしている音が聞こえた。
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カミコン昔話というディスクゲームのやつがあって、
あれをやっている音が聞こえたので、見に行きたいなと思って、
その時はゲームがとても好きで、やるのがとても好きです。
見ているだけでもやりたいと思って、行って、
子供がやっている後ろの傍に座って見ていたんです。
子供が遅くまでゲームを見ているのを、あまり思っていなかったのかなと、
今となれば思いますが、すぐにゲームをやめちゃって、
寝室に戻って行ったんですね。
電気を消しておいてよという風に言われて、
今から見ようかなと思ったらすぐにやめちゃったので、
こうまっすぐ戻るのも嫌なと思いながら、
ゆっくりしようかなと思って、ソファーに横になったんです。
そしたらその時、リビングについていた電球が、
4つの丸い電球がついているパターンで、
円盤状にこういう、明るさ調節で4つ付けているパターン、
その時に2つついているパターンだったんですけど、
こうなって、電気をやったら、2つ明かり続けた系なんですけど、
そのうちのもう1つのところに何かが映っていた、光っている感じで、
これ一体何かなと思って、そこに映っているのが、
お釈迦様みたいな感じっていうんですかね、
きっとバケモンのちょっと間ぐらいの、
一番近いところでビックリマンシーンに出てくる、
名前は忘れていたんですけど、
サタンマリアのお母さんのキャラクターがいているんですけど、
にすごい似ているのが、きらきらきらめくオレンジ色に光っていたんです。
それを見た瞬間に、これを見たって気づかれると、
殺されると思って、すぐ目を瞑って、どうしようかなと思って、
このまま寝室まで走っていこうかなと思っていたんですけど、
走っている間に後ろから刺されるか攻撃されたら怖いなと思って、
寝たふりしたら、一番穏便に寝ている人を襲われたみたいなのを聞いたことがないとか、
子供なりの犯だったんですけど、
どうしよう、どうしようってすごくバクバクしていたんですけど、
気がついたら寝ていた。
朝起きたら朝ごはんを準備して寝るようになったんですけど、
あんな状態ですぐ寝るなんて、
朝起きた、そばで寝ていて起きたのを見た男の方が、
電気消せって言っただろう、みたいな話を言われて、
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昨日お化けが出てみたいな話をしていたんですけど、
いきなりそんな発表してもらえなかったので、
完全に言い訳と信じてもらえなかったです。
体験者の方は、後になってあやかしの正体を知ることになりました。
ビックリマンシールのキャラはその時は全然知らなかったんです。
シールを集めていた時に、
友達の家に行って、こんなのあるんだよみたいな感じで見せ合って、
結構始めたら遅かったので、
だいぶ前のキャラクターなんですけど、
それが見た時に、わりと一緒に気持ち悪いと思って、
そのキャラには罪はないんですけど、
なんとなく交換したんです。
一応、レッドっていういいやつのシールなんですけど、
それはいらんなっていう。
ビビらかれてるだけで。
悪の証拠、ありがたいのかもしれないですしね。
思えばなんなんかなっていう。
寝る前やから、
よく悲しまりとか、
寝る前のことが多いからそういうやつなんかなと思うんですけどね。
ただ、僕の記憶では、その時の記憶では、
本当に行って、ああああぐらいで寝込んで、うわーみたいな感じで、
そんなすぐ寝るかなっていう感はありますね。
目さえ得たし、どうしようぐらいの気持ちだったんで。
ゲームやってる最中に寝てしまってて、実はとか言ったら分かるんですけど、
完全に今帰っている。
ビックリマンシールとは、1977年から発売が始まったビックリマンチョコというお菓子のおまけです。
商品がヒットしたことから、シールの種類は膨大になり、
特に1985年から発売が開始された悪魔対天使シールのシリーズは、
当時の子どもたちの間で大ブームとなり、漫画やテレビアニメにもなったほどです。
彼が見た綾香氏とそっくりだったというシールのキャラクターは、
調べたところ、マタイデ・ノアというキャラクターであることが分かりました。
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やや吊り上がった目に、平安時代の貴族のような丸い眉、
大きな鼻、口から突き出た2本の牙というような顔をしています。
能面のコオモテのようにも見えますが、
Sさんが言うように、どことなくお釈迦様というか仏像の顔に似ていなくもありません。
マタイデ・ノアは悪魔対天使シリーズの第10弾に登場したキャラクターです。
販売されたのは1987年。
Sさんによると、彼がビックリマンシールに興味を持ったのは、
それがブームになってだいぶ後のことだそうで、
その時はすでに第10弾の販売時期は過ぎていました。
当時のビックリマンチョコは、毎月1300万個を売り上げるほどの人気ぶりであり、
ということは、このマタイデ・ノアというキャラクターも
多くの子供たちに認知されていたはずです。
不思議なもので、階段を集めていると様々な話に突き当たるのですが、
その中でたまに、人が創作したキャラクターのあやかしを見たという話があります。
多いのは、アニメの人気キャラクターを幽霊として見たというもので、
某ロボットアニメの敵側の美形キャラとか、某少女アニメのヒロインなどの目撃談を聞いたことがあります。
これはどういうことなんでしょうか。
ひょっとしたら、ある一定数以上の人々に強烈な印象を与えたキャラクターについては、
それが二次元世界の創作物であったとしても、
人の心の中でそれが実在しているという認識が生まれるのかもしれません。
もしそうなれば、人がそのキャラクターの幽霊を見てもおかしくはないでしょう。
よく似た事例を挙げるとするなら、サダコがわかりやすいんじゃないでしょうか。
サダコは映画リングに登場する亡霊です。
もちろん創作されたキャラクターなんですが、
映画リングが大ヒットして以来、
日本では長い前髪を顔の前に垂らした白いワンピース姿の幽霊の目撃談が一気に増えました。
それはサダコそのものの姿です。
また、タタリといえば、お岩さんが有名ですが、
お岩さんが登場する四ツ谷怪談もフィクションです。
それにも関わらず、四ツ谷稲荷にお参りせずに、
四ツ谷怪談を題材にした舞台を行うと、
主要な関係者が事故にあったり、病気になったりするという話もあります。
今回紹介したSさんの体験では、Sさん自身はマタイネン・ノアを知りませんでした。
しかし、彼の友達の多くはおそらく知っていたはずです。
生物学者であるライアル・ワトソンが発表した
100匹目の猿という話は、実は作り話だったことが明らかになっています。
しかし、それと似たような現象は実は起きているのではないか。
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そしてそれは、人の認識が世界に影響を及ぼすことがあるということの
現れなのではないか。
そんなふうに思えてなりません。
この番組では、あなたが体験した怪談をオンラインで買取しています。
詳細は概要欄のリンクよりお待ちしています。
それではまた次回お会いしましょう。
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