2024-12-04 08:09

#1011 『DEVILMAN crybaby』が意外と良かったという話

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『ダンダダン』を制作しているサイエンスSARUが制作したアニメで『DEVILMAN crybaby』という作品を見落としておりました。Netflixで2018年から配信しているアニメです。『映像研には手を出すな!』の湯浅政明さんが監督。『ルックバック』の押山清高さんが悪魔のデザイン。『水星の魔女』の大河内一楼さんがシリーズ構成。観てみたら、メインのストーリーは、原作の永井豪さんのマンガ『デビルマン』を現代風にした作品で、なかなか良い作品でした。もっと知られても良いアニメですね。

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はい、おはようございます。本日の放送は2024年の12月4日、水曜日です。
本日は第1011回目のお話となりまーす。 このチャンネルは福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大スクエージのピョン吉が響きになったことを
だらだら話をしていくという番組です。 よろしくお願い致します。
ダンダダンが今大人気ですよね。
それをね制作したのね、サイエンス猿っていうアニメスタジオです。 サイエンス猿はですね、映画イヌウオウも作ってるんですよね。
それも素晴らしい作品でしたね。 他にどんな作品を制作してるんだろうなぁと思ったわけですよ。
そしてルックバック、これも人気ですよね。 吉山京太郎監督が手がけたアニメです。吉山監督が手がけたのは大体見てるはずと思ったんですが、
キャラデザインを担当している作品に漏れがあったんですよね。 そしてね、もしかしたら見てないアニメがあったと思ったらあったわけですよ。
デビルマンクライベイビーという作品です。 この作品でね、吉山京太郎監督が悪魔のデザインを担当しています。
デビルマンクライベイビー、永井豪さんの作りました原作の漫画デビルマン。 遠江堂の作ったアニメのデビルマン、どちらも自分大好きなんですね。
今までアニメ化されたものはいくつもあるんですが、もちろん見てきました。 もちろん実写化されたものを見てきました。
それなので、なぜデビルマンクライベイビーを自分見ていなかったかというとですね、 これ2018年にネットフィックスで配信したものなんですよ。
ネットフィックスに入っているしか見られないアニメだったんですね。 自分現在はネットフィックスに入ってますけども、
自分が入った時にはこの作品は話題になってなかったんですね。 というわけでこの作品がネットフィックスに入っていることを気づかなかったんですよ。
そしてこの作品の監督は、クレヨン神社の初期の方で劇場版を監督していました、 岩澤正明さんなんですね。
独特の映像表現を持っている方で、ケモノ爪という作品だとか、 ピンポン寺アニメーションだとか、映像研に手を出すなとかを担当された方です。
そしてシリーズ構成はコードギアース反逆のルルーシュとか、 機動戦士ガンダム彗星の魔女などとされる大コーチ一郎さんなんですね。
こんな自分好みのスタッフの組み合わせで、 自分が見ていない作品があったなんて、と自分は呆れ返っちゃったんですね。
で、3日見始めたわけですよ。 そんな目で見始めたんですが、
えっ、これデビルマン?ってびっくりしたんですね。 長居豪さんの漫画の独特のタッチがほとんど残っていないような気がしたんですね。
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もう見る作品を間違えたかなと思ったわけですよね。 そして設定としてね、広井牧村美希と主人公不動明が同じ高校の陸上部にいると。
で、牧村はですね、陸上の魔女というふうに呼ばれていると。 えっ、原作変えるの?とびっくりしたんですね。
しかも変なラッパーに絡まれるし、 あはぁ、このラッパーは悪魔なのかなぁと思ってたら違うし、
あ、これ失敗だったなぁと思ったんですよ。 そしたらですね、アスカ・リョウが登場するんですね。
不動明と同じ土地でね、アメリカで教授っていう漫画みたいな設定のままなんですね。 そしてアスカ・リョウキャラがですね、全然長居豪のキャラに見えないんですね。
ですが、その人が動き始めますとね、 あら、行動が完全に長居豪のキャラクターだと。
そっからすっかりですね、デビルマンのストーリーなんですね。 もちろんですね、デビルマンといってもね、先ほど見ましたように東映動画の巨大ヒーローのデビルマンじゃなくてですね、
長居豪さんの漫画のデビルマンの方だったんですね。 現代風にするためにですね、ミキを付けられるカメラマンだとかね、
後でデビルマンになるミイコがね、最初の方から出ているとかね。 あとタレちゃんのね、悲しいエピソードの動画に足しましてね。
それでもメインのストーリーは変わってないんですよ。 そんなわけで全10話あっという間に見てしまいました。
全10話でね、漫画のデビルマンをね、ほぼ体験できるという形になっています。
ジンメンもね、シレーヌもゼノンもね、原作に微妙にちょっと違いますがね、 ちゃんと登場してそれぞれ見せ場もあります。
原作通りですね、疑心暗鬼になった人間たちはね、争いをやりましてね、国同士も戦争を始めます。 核兵器も登場するし。
ミキちゃんもね、 ストーリーもですね、スマホ、SNSがあるネット社会ということでね、
現在の方がですね、悪意が増えやすいという、そういうのを表現していますね。 ただ、デーモンのね、差別合体という、あの表現がないのだけはね、少し残念な気がしました。
このアニメ、結構な傑作だと思います。 ですがあまりね、名作って話を聞いたことがなかったのはね、
ネットフィックスに入っているし、その人しか、ネットフィックスに入っている人しか見れなかったっていうことでね。
というわけで、名作ってあまり言われないかなと思ったわけですね。 ですけどもしかしたらですね、もう完璧にですね、原作に沿ったストーリーにしているのがね、
人気出なかった理由なのかなと思いますね。 なぜって、デビルマンという物語ですね、元物語としてですね、
当時の子供、自分たちからしてもね、もう破綻していたんですよ。 1972年少年マガジン版、そういうデビルマンを見ていたんですが、
たった1年間しか連載してないんですよ。 漫画もコミックスも5巻しかないんですよ。
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当時ね、最初の方を熱中して見ていたんですね。 だんだんエスカレートしてきまして、核兵器だと話が出てきまして、人間が将員になるという辺りでね、
そこまで行きまして、あれ?なんだこれは?ってなっちゃったんですね。 当時子供だった自分もついていけなくなっちゃったんですよ。
でもね、最後の面白い話だろうと思って付き合ったんですね。 そしたら神と悪夢の話が出てきましてね、そして神話のようなラストになって終わりと。
今見てもありえないラストだと思います。 しかしですね、それでね、自分たちはね、熱中したんですね。
なんか学年上がるほどね、小学校だった時に見たんですが、 だんだん中学、高校になるときにですね、あれ?良かった、凄かった、凄かったって中で膨らんでいくんですね。
そして、こんな壮大なラストもいいんだと思ったんですね。 この今回のアニメの制作者たちもね、それで人生を変わってきた人たちだと思うんですね。
デビルマンを影響を受けた人はさまざまな作品を作ってきましてね。 そしてそのさまざまな作品を見た人たちがさらにさまざまな作品を作っているという状況なわけですよ。
そんなわけでですね、現在元祖のデビルマンのストーリーをちゃんと作ってもね、 ああ、あのパターンねっていう感じになるんじゃないかと思うんですね。
でもね、これまでの原作のデビルマンを作ろうとしたアニメの中でね、 かなり良い作品じゃないかと思います。
ですけども、この作品オススメはしません。 結構見ててね、あのヘビーなところが多すぎますからね。
というわけでですね、デビルマンクライベイビーという素晴らしいアニメを見たぞという話でした。 興味のある人だけ見てほしいと思います。
はい、それではまた次回よろしくはプンキシのお宅の話をお付き合いくださいね。 本日もご視聴いただきまして誠にありがとうございました。
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