2023-01-15 11:36

#322 会津若松育ちの平田昭吾さんが企画した「サンダーマスク」の話

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のちにアニメ絵本で有名になる会津若松育ちの平田昭吾さん。1972年の第二次怪獣ブームのときに、「サンダーマスク」という作品に関係します。手塚治虫さんのウルトラマンを作るという意気込みで多くの優れたスタッフがあつまったものの、番組に手塚治虫さんの名前がなく、低予算で作品を作ることに。手塚さんはマンガだけ描く形になりました。権利の関係などいろいろあり、現在正式に観ることが困難で実質的封印番組となってしまっているのが残念です。

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はい、おはようございます。
本日の放送は、2023年の1月15日、日曜日です。
本日は、第322回目のお話となりまーす。
このチャンネルは、福島県郡山市時代中の特撮アニメ漫画
大好き親父のピョン吉が響きになったことを
だらだらと話をしていくという番組です。
そんな親父の一言を気になりまして、
もしもあなたの心に何かが残ってしまったら、
ごめんなさい、我気がなかったんです。
購入可能な番組に興味を持ってしまったら、
ぜひ今後もご協力のほどよろしくお願いいたします。
昨日はですね、日本特撮とんでもじけんぼ
という本を読んでおりました。
昨年のね、10月に発行されました。
鉄人社という会社から出た本なんですね。
日本特撮の中でですね、封印された作品だとかね、
欠版になった回だとかね、
打ち切りになった話だとかね、
あるいは出演者が突然いなくなったとかね、
出演者が犯罪を犯したとかね、
まあそういった風な話をですね、
いろいろと集めた本です。
こういった話はですね、よくコンビニとかでね、
ネットの情報だけでね、
集めて書いたような本がありますよね。
またあとウィキペディアとかね、
あるいは噂、そういったのが抜き書きしたような本ですよね。
ですからね、それとはちょっと違いまして、
ちゃんとですね、いろんな本から集めた本なんですね。
読んで非常に面白かったです。
344ページぐらいあるんですけどね、
一気に読んでしまいました。
知ってる話もね、結構多いんですけどね、
まあ知らない話もやっぱり多いんでね、
へー、こんなこともあったんだ。
へーって感じでね、
そんな感じでね、ついついと読んでしまいましたね。
やっぱりこういった話はですね、読んで面白いですね。
特撮仲間と話すときにね、
ネタになりそうでね、面白いです、これ。
本当に作者の人たちね、
ご苦労様っていう感じの本でした。
よかったら読んでみると面白いと思います。
そういう読んでみましたね。
ああ、そういえばサンダーマスクの話をね、
すんの忘れてたなーとか思い出したんですね。
というので、今回その話をしようと思っております。
以前ですね、大丸屋満州でね、
あの、藍津岡町で育ちましてね、
アニメっぽい絵のね、絵本を出している平田翔吾さんという話をいたしました。
笹川ひのしさんのね、ご友人でね。
で、哲郷さむさんのね、虫プロ。
そちらの方でマネージャーをしていたこともある方なんですよ。
その時ですね、他にもいろいろと面白い話があるっていうので行って行ったんですがね、
今回はその話の一部となります。
平田さんですけどね、特撮にもですね、深い関係がある人なんですね。
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虫プロダクション、そちらの方に所属しながらですね、
1962年ですね、日活撮影場に入社しましたね。
研究室でね、勤務して特撮技術のね、開発を手がけたんですね。
ゾウセンクロークモリッカーだとかね、あるいは太平洋ひとりぼっち。
その作品に関わったんですよ。
太平洋ひとりぼっちね、つぶやプロが作ったっていう話になってますけどね、
日活の方からもね、特撮の方ではね、参加してるんですね。
平田さんですね、いろいろアイディアを持っている方だったので、
1960年代の頃にですね、哲郷さむさんのね、マジンガロン。
このね、フジテレビね、放映賞でね、パイロット版を制作したらしいんですね。
ところがそのね、遅れ合いしてしまったんですね。
で、それをね、参考にしましてね、東連山っていうんですかね、
東に繋がる山と書きまして、その原作っていうのを担当しまして、
多分この名前がね、平田さんの名前だと思うんですよ、本当は。
の企画しまして、そしてマジンバンダーという作品を作ったんですね。
作られたのはね、マグマ大使やとかウルトラマンの1966年なんですよ。
ところがですね、なかなか放映する機会がなくなってね、1969年にようやく放映したんですが、
まあ作品がね、あまりヒットしてなかったんですね、残念ながらね。
1970年代になってね、哲郷さんのやってる虫プロ、こちらの方ですね、
だんだんだんだん経営が難しくなっていくんですね。
それをですね、どうにかですね、平田さんを救いたい。
というわけでですね、その頃ですね、帰ってきたウルトラマンが起きた第二次怪獣ブームが起きるんですよ。
前にも言いましたけどね、1972年にですね、
怪傑ライオンマル、ウルトラマンエース、変身忍者嵐、超人バロムワン、
トリプルファイター、人造人間機械打、アイアンキングがですね、放映されたとしたんですね。
連日、連夜特撮番組がやっていると。
哲郷さんのね、ウルトラマンを作ろうという動きがね、動くんですね。
そして誕生したのがサンダーマスクなんですよ。
1972年の10月からですね、日程切りね、全26話が放映されたんですね。
この制作ですかね、広見プロっていうのがね、制作した形になってます。
哲郷さんの関係ない作品もね、出せるプロダクション作ろうっていうね、
作ったのがこの広見プロっていうものなんですね。
当時虫っぽいでね、経理していた斎藤ひろみさん。
その名前を使った、作った会社です。
というわけで斎藤さんが代表。
で、実質的な運営はですね、虫っぽいのね、マネージャーしていた平田翔さんなんですよね。
哲郷さんもウルトラマンを作るんだっていうのはね、
電影で参加した人が非常に豪華なんですね。
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監督にはゴジラシリーズのね、
本田猪郎さんとかも入ってますし、
脚本ではね、ウルトラマンなんかでやりました上原翔三さんだとかね、
またアニメなどを手掛けていた藤河圭介さんとかも入ってます。
それから造形はですね、当時仮面ライダーを手掛けていたエキスプロダクションなんですね。
そして主役であるサンダーマスクをね、後半から演じていた中山健吾さんというのはね、
後にゴジラを演じることになる薩摩健八郎さんなんですね。
そしてなんといってもですね、キャラクターデザインですよ。
大元はですね、ウルトラマンとかウルトラセブンを手掛けてね、成田透さんなんですよね。
ところがですね、成田透さんですね、その時裏番組のね、突撃ヒューマン、
そちらの方にね、行ってしまったんで途中で交番しちゃうんですね。
というわけでデザインだけを頂いてね、平田さんとかがね、中身のデザインを変えるんですね。
そして植木田宏という名前でね、デザインしたという形になったんですね。
で、本当はですね、そこにね、クレジットして原作手塚治虫さんということにしたかったんですが、
その頃ですね、手塚治虫さん、フジテレビというのね、専属契約があってね、
日本テレビの番組ならクレジットできないんですよ。
というわけでですね、手塚治虫さんを救うためといったんですが、
ところがですね、スタッフが募ったものをね、大きなスポンサーをつけることができないんですね。
そのためですね、当時ウルトラマンエースとかが500万円で作ってたものですね、
300万円、それ作んなきゃいけなくなっちゃうってことになったんですね。
キャラクターデザインとかね、元のストーリーみたいなのがね、特撮番組が先にあってね、
手塚さんがね、そのキャラなどを使ってね、漫画を描いたんですね。
っていうんでサンダーマスクっていう漫画が誕生するんですが、週刊少年サンデーで連載されたわけですね。
ですから手塚様はね、特撮の方に関係なく作ったんですね。
というわけでですね、中身が全然違うんですね。
当時ですね、単行本になったやつを読んでね、びっくりしたんですね。
何だろう、自分の知っているサンダーマスクは違うなぁと思ってね、びっくりしたんですね。
現在でいうところね、コミカライズ、あるいはですね、マルチメディア化っていうかね、そういった感じでしょうね、多分ね。
手塚さんとしてもね、他人の相手に乗っかってた感じなんで、ちょっと不穏なところもあったんでしょうね。
というわけで、まだ番組が続いている時にですね、途中で作品の方は終えてしまうんですね。
今回読んだ特撮トンデモニ事件簿の方でですね、作品がチープでダサくなったという話にしたいみたいですよね。
当時見ていた自分としてはですね、二段変身っていうのがかっこよかったりしてね、話も結構面白かった気がするんですね。
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視聴率が15%でね、ウルトラマンとかに比べますと低いって言うんですが、当時なんといっても特撮ヒーローがたくさんいましたからね。
これはしょうがないなぁって感じだと思うんですよね。
このようなね、奇妙な過程を得て誕生した作品なんでね、権利者がですね、複雑でわからなくなっちゃったんですね。
というわけで、作品の昼間は残ってるらしいんですが、残念ながらですね、DVD化というかね、そういうのができない作品になってしまったんですね。
結局、虫ボルトアクションは1973年に11月に倒産して、ってこともありまして、平田さんはね、手塚治虫を救うこともできなかったし、
特撮の時もね、あんまり良くなかったってこともあってね、手塚治虫の名前をね、面白いものを無理に出す必要はないっていうね、また出すっていうね、つもりもないみたいなんですね。
というわけで、その作品がね、前作ね、見るってことはね、無いものですから、再評価がなかなかされないものなんですね。
結構面白い作品があると思うんですよね。実を言うと、ペラマペロチさんのね、あの方でですね、誰かがね、撮った作品があったんで、
その作品のやつをいくつか見せてもらったんですがね、第19話サンダーマスク発表っていうですね、
現在だったらまずですね、そのタイトルの段階でまず包囲があって無理な作品があるわけですね。
シンナ中毒になった人のね、脳みそをね、ストロデス・シンナーマンっていうのがね、登場してくるんですよ。
こんなのがね、放送されていたんですからね、多分誰も見られないままですね、サンダーマスクっていう作品がね、評価されているのはちょっとね、残念な気がしますね。
とりあえずですね、藍澤和松沢氏の平田処方さんがね、サンダーマスクに非常に深く関係していましてね、
まあ色々あってね、再放送はできない、また評価はすることもできないですね、特撮ドラマがあるってことをね、知ってもらうと嬉しいなと思います。
はい、それではまた次回よろしく。ペンキシオンとの話にお付き合いくださいね。本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。
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