サマリー
目的によって手段が変わる重要性を、美容の具体例を通して紹介しています。特にカラーリングにおける選択肢の違いが、結果に大きな影響を与えていることが説明されています。
目的の重要性
おはようございます。白詰草の矢山です。
白詰草の声ブログ、今日も始めていきたいと思います。
このチャンネルは、岡山県津山市にある、美質改善に特化した方の
白詰草のサロンを目指して、髪の毛を綺麗にしていくための知識や
ヘアケアの話をしていくチャンネルになっております。
それでは、今日も掃除をしながら話をしていきますので、
いろんなことが入るかもしれないですけど、早速本題の方に入っていきますね。
今日のテーマは、目的によって手段は変わりますよ、ということを
テーマに話をしていきたいなと思います。
目的によって手段が変わるというのは、先日お客さんでいただいた方が、
髪を暗くしたいということで、全体的に色を入れて、髪を暗くしたいということで
リクエストをいただいたんですね。
いろいろと話を伺っていく中で、髪を暗くするというやり方が、
目的に対してだともうちょっと違うやり方があるという話をさせてもらって、
そっちでお願いしますということで、今回、僕が提案させてもらったやり方で
やらせてもらうという感じになったわけなんですけど、
お客さんというのは、自分の目的というのがあるわけですよね。
これをしたいというのを考えた、リクエストしてくれたメニューがあったとしても、
そのリクエストしたメニューをするって決めた目的があるんですけど、
お客さんというのは、どんな方法があるかというのを全て知っているわけではなかったりするんですね。
だから、Aという目的のために、Bという普段を用いて、Aという目的を達成しようとして、
美容院に行って、Bというメニューをお願いするわけなんですけど、
目的に対しての手段が自分で考えるだけだと、最適かどうかというのが分からなかったりするんですよね。
必ずしもそれが一番いい方法なんだろうと思ってリクエストするのかもしれないんですけど、
必ずしもそれが最適な方法というわけではなかったりするんですよね。
今回の場合も結構それに当てはまるパターンで、
今回でいうと、カラーを明るさを暗くしたい。
暗くするというのが、レベル的に言うと8レベル中レベル、明るいところで言うと10レベルぐらいの髪色だったのが、
それを6レベルぐらいまで落としたい、
暗くしたくてがっつりわかるぐらいまで落としたいということだったんですけど、
真っ黒にはしたくないという感じのリクエストだったわけなんですけど、
全部を染める、カラーで全部を染めるということを、例えば6レベルでそのままスタートしますよね。
そしたらどうなるかというと、その時は結構暗く落ち着くんですけど、
1ヶ月、2ヶ月すると、それが元に戻っちゃうんですよね。
入れた色というのは必ず元に戻るので、絶対色は戻ってしまう。
その色が戻ったらまた結果明るくなるということになってくるので、
色を入れるという時点でやっぱり痛みというのは必ず発生するんですよね。
痛みというのが必ず発生するから、どうしても痛ませながら色を入れるということをするんですけど、
ここで言うと、髪の毛の明るさを暗くしたいという目的を果たすために、
髪の毛を痛めて全体を入れるんですけど、その効果は2ヶ月ぐらいしか持たないということになってくるんですね。
目的を達成するために髪の毛が痛むということになりつつ、
ただ目的を達成される期間は2ヶ月ぐらいしかないということになると、
ちょっともったいないんじゃないかなという感じはするわけですね。
ここで髪の明るさを暗くしたいという目的を達成するために、
今回はお客さんは全体を染めるという手段を選んだわけなんですけど、
具体的な例
これで言うと、その手段というのが最適ではない可能性が高いということになってくるんですよね。
ではどうすればいいのかというと、
例えばローライト、結構真っ黒なローライトを入れて、
真っ黒なローライトだと結構色持ちは良かったりするので、
それを入れてから、あとその後にインディゴですね。
ヘナの青バージョンみたいなインディゴ染めのインディゴなんですけど、
言ってみたらアッシュ系の色を入れるみたいな感じになるわけなんですけど、
それを入れるとしたらローライトが入っているので、
全体的に暗くもなるし、インディゴを入れることで、
そこから更に暗くなるという感じのことができるので、
しかもインディゴは痛まないから、
ここで痛むところというのはローライトを入れた一部の部分だけに限定されるんですね。
ローライトを入れたところというのも、
結構真っ黒な色を入れただけなので、
そんなに痛みも少なかったりもしますし、
こういうやり方ですると、全体的な痛みは抑えられつつ、
多分全体を入れるよりも、暗くするという目的としては長く達成できるわけなんですね。
こういう他にもいろいろなやり方があるんですけど、
お客さんが必ずしもその方法を全部知っているというわけではないですよね。
さすがにプロではないので、いろんなやり方があるというのは知らないのも当然ですので、
それはしょうがないことなんですけど、
ただここで言いたいことというのが、
やっぱりやり方を知らないというのは仕方ないことなんですけど、
だからこそ自分で全部詰めてメニューを考えてやりすぎないほうがいいんじゃないかなというところなんですよね。
全部自分で考えてやってしまうと、
そういう対的じゃない方法を選んでしまう可能性が高くなってしまうんで、
そこは選択肢を狭めるみたいなことになってきちゃうので、
ちょっともったいないかなと思いますので、
そういう手段を知らないだけで、
その方法しかないと思い込んでいる人がいたら参考になればいいんじゃないかなと思います。
それでは今日はこの辺りで終わろうと思うんですけど、
簡単に最後に話をまとめるとですね、
目的によって手段が変わりますよということをテーマに話をさせていただいたわけなんですけど、
ポイントの一つ目としては、目的によってあなたの知っている手段が
最適だということではない可能性が高いですよということですね。
ポイントの二つ目としては、
カラーの明るさを暗くしたい場合の具体例としては、
明るさを暗くしたいんだけど、全体染めをするよりもローライトを入れて、
その後に銀色とかで色を全体的に入れるっていうことをした方が、
痛みも少ないし、持ちも良かったりしますよっていう、
こういう他のやり方がありますよっていうことがポイントの二つ目。
ポイントの三つ目としては、
自分の思い込みでメニューを決めるんじゃなくて、
他の選択肢があるっていうのを知らないっていうことは、
当たり前のことなんで、それを踏まえて自分で全部決めずに、
美容師さんに相談するでメニューを決めるのもいいんじゃないかなという話をさせていただきました。
それでは今日はこの辺りで終わろうと思いますので、
よろしい一日をお過ごしください。
じゃあねー。
11:44
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