明るさの原則
おはようございます。白詰草の矢山です。
白詰草の声ブログ、今日も始めていきたいと思います。
このチャンネルは、髪質改善に特化したサロンの美容師として、
髪の毛を綺麗に整理するための知識、
時々、ファイナンシャルプランナーや
美容院、髪作家や経営者としてのビジネスの話をしていくチャンネルになっております。
それでは、今日も掃除をしながら話をしていきますので、
物音とかも入ると思うんですけど、早速本題の方に入っていきますね。
今日のテーマは、過ぎると取り返しが少なくなるよ、
ということをテーマに話をしていきたいと思います。
そして、髪の毛というのは、一回明るくなると元に戻らないんですよね。
美容院にカラーサイトするときに、カラーチャートという、
明るさの表みたいなのを見せてもらうことはあると思うんですけど、
例えば1から20まで数字があったとして、
1が本当に真っ黒な色で、20が白に違いぐらいの明るい色という感じになるんですけど、
数字が上に行くほど、大きくなるほど明るくなりますよという感じで、
明るさを数字で表しているのを、カラーチャートで明るさを示す表になっているんですけど、
髪の毛が例えば3レベルだとしますよね。
例えば8レベルにしますと、
8レベルにまで明るくしましたとなると、
6レベルに戻しますということができないんですね。
1回8レベルにしてしまうと、
下の低い数字の髪の明るさには戻せないというのが、髪の毛では大前提としてあるんです。
特に髪の毛の明るさですね。
色を暗くしたいですとかという感じで、
色を暗くすることはできるんですけど、
それは一時的にするだけであって、
8レベルにした髪の毛というのは、一時的に6レベルにすることはできるけど、
本質的に6レベルに戻ることはなくて、
6レベルにした髪の毛も、1ヶ月ぐらいでまた8レベルにどうしても戻っちゃうということですね。
だから、本質的に明るくした髪の毛を元に戻す方法というのはないということが、大前提として言えるわけですね。
ハイライトのコントロール
昨日までハイライトの話とかをしていたわけなんですけど、
今日もハイライトにまつわる話で、
ハイライトというのは、ベースの明るさと明るい筋を入れる筋のハイライトの明るさ。
この差が大きければ大きいほど目立つんですね。
ベースが8レベルで、ハイライト部分が10レベルってなったら、2レベルしか差がないんで、あんまり目立たないんですね。
でも、ベースが8レベルで、ハイライトの部分が18レベルみたいな感じでいくと、
10レベル違うんでかなり目立つわけですね。
そういう感じで、差が大きければ大きいほどハイライトというのは目立つし、
差が小さければ小さいほどベースの色と馴染むんですね。
ここがどんだけハイライトを目立たせたいかというところでコントロールするところなんですけど、
ここで大事になってくるのが、さっき最初に言った明るくしたら戻せないってことですね。
明るくしたら暗く戻すっていうのがどうしてもできないんで、
例えば、ちょっとハイライト入れたいんだけど、そんなめちゃくちゃ目立たせたくないみたいな時ってありますよね。
めちゃくちゃ目立たせたくないんだけど、ハイライト入れたいと。
ただ、全く馴染みすぎて分からないっていうのはちょっと嫌だなっていうのってあると思うんですね。
そのくらいの感じで入れたいですみたいな。
その場合、最初からホームランを狙って、ちょうどいい明るさっていうのができれば、それに越したことはないんですけど。
ホームランを狙ってホームランを打てれば、それに越したことはないんですけど、ホームランを狙いすぎて思ってたより明るくしすぎちゃったっていう場合ですね。
明るくしすぎちゃった場合は、要は戻せないわけなんで、修正ができないんですね。
これが逆のパターンでいうと、思ってたよりちょっと暗いかな、馴染みすぎてるかなっていう場合だと、次、じゃあもう少し明るめに入れましょうかっていうのができるわけですね。
修正ができるわけですね。
修正ができるかできないかっていうのは、髪の毛の原理原則を知ってるか知ってないか、そこを考えてるか考えてないかで変わってくるわけなんですね。
だから、ハイライトをガッツリ入れたいですっていうときは、そこまで深く考えなくてもいい場合もありますけど、明るくなりすぎない程度に、ただわかるぐらいでは欲しいっていう感じの、その人によってのリクエストでそういう場合があると思うんですけど、
自分がそれをしたいっていう場合ももちろんあるでしょうし、そういう場合はガッツリ入れるよりはちょっと難易度が高くなってしまうというか、ちょうどいいところを狙うってなかなか難しかったりもするんですよね。
極端な真っ黒、金髪みたいな感じだったら簡単なんですけど、ちょうどいいぐらいを狙って結構難しかったりするんで、それをしたい場合はちょっと馴染みすぎるぐらいの感じで、まずはやってみるっていうことを美容師さんと相談しながらやるのがいいんじゃないかなっていう感じですかね。
結構、髪の毛って簡単に考える人も割と多いんですけど、傷んだらもう治らないし、明るくなったらもう黒く戻らないしっていう取り返しのつかない状態になるっていうのは結構知識を知ってないとなったりすることがあるんで、
その辺を気をつけてハイライトとかしたいなっていう、ただがっつりじゃなくてちょっといい感じの馴染むか馴染まないかぐらいのちょっとわかるぐらいにしたいなみたいな、そんな人はちょっとずつというか冒険しすぎない程度にやり始めるのがいいんじゃないかなと思います。
今日の話は簡単に最後にまとめると、明るくなりすぎると取り返しがつかなくなるよっていうことをテーマに話をさせてもらったわけなんですけど、ポイントの一つ目としては髪の明るさっていうのは明るくなると元に戻らないんですよってことですね。
これは大原則として知っておいてもらうと。
ポイントの二つ目としては、このハイライトっていうのはベースとの差がどんだけ目立つかに関係してくるんで、目立たせたいときは結構ガツッと差を開けてあげる、ハイライト明るくしてあげる。
ただ、ある程度上品な感じに入れたいというか、馴染むぐらいだけどわかるぐらいな感じで入れたいっていう場合は、その差をどのくらいにするかっていうのを考えないといけないので、その辺は美容師さんと相談するってことですね。
ただ、差がどんだけ目立つかっていうのに関係してるってことを知っておいてもらうってことですね。
ポイントの三つ目としては、はっきり目立つようなガツンと明るくするハイライトは結構簡単なんだけど、馴染むとかいいぐらいのっていうのは結構難しいんで、それをしたい場合は美容師さんと相談しながら、あまり冒険しすぎない程度にちょっとずつやるっていうのがお勧めですよっていう感じですかね。
今日はこの辺りで終わろうと思いますので、楽しい1日をお過ごしください。
ありがとうございました。
じゃあね。