こんにちは、かねまるです。 プラントライフは、化学プラントの技術者が、化学を軸に皆さんの視野を広げていく番組です。
今回からちょっとだけ冒頭の挨拶を変えてみました。 最近の放送の傾向とか、編集のやりやすさとか、いろいろ考慮して変えています。
さて今回は、漫画の話をします。 面白かっただけではなくて、自分の行動に影響を与えたような漫画を紹介したいと思います。
こうして漫画の話をするきっかけになったのが、リスンさんの企画です。 この漫画を推したいという企画がありまして、推し勝二次元ライフラジオの水城誠さんが主催になっています。
あなたの推し漫画をあなたの言葉で語ってくださいとのことです。 今回話すにあたって、
ちょっと漫画のワンシーンを取り上げたりしています。 ただしできるだけぼかして抽象的に言うようにしますので、ネタバレはほとんどないと思って聞いてみてください。
まず一つ目が宇宙兄弟です。 言わずと知れた名作漫画ですね。
私は今、化学プラントで技術者として働いています。 そんな技術者としていつもモチベーションを上げてくれる素晴らしい漫画なんです。
そもそもこの漫画は、もともと技術者として車のメーカーで働いていたナンバムッタが主人公です。
そんなナンバムッタが先に宇宙飛行士になった弟ヒビトを追って宇宙飛行士を目指していく漫画です。
そういう背景もあって技術者としての視点が要所要所に散りばめられています。 私が一番好きなのは失敗することを見込むようなシーンがあることです。
とある課題で物を作るシーンがあります。 限られた予算で限られた時間で実施しないといけません。
そんな時に予算いっぱいいっぱいで一つのものを作ろうとしていた時にムッタが言った一言が個人的に好きだったんです。
こんなことを言ってました。 物作りには失敗することにかける金と労力が必要なんだよ。
良い素材使っているものが良いものとは限らねえんだ。 だけど
失敗を知って乗り越えたものならそれは良いものだ。 という言葉です。
私はこれがすごく好きでして実体験にもあっています。 やっぱり仕事をしているとミスって怖くなっちゃうんですよね。
そういう時にこの言葉を思い出すと勇気が出ます。 とはいっても失敗前提で何も考えずにやるってことじゃなくて
ちゃんと目的をはっきりさせて検証するっていうことですね。 この情報はどこまで考えてもやらないとたどり着かない
っていう場合に思い切るということです。 そしてもう一つ私が宇宙兄弟で好きなシーンがありまして
自分と同じような考えの仲間が見つかったって気づくシーンなんです。 主人公のムッタは幼い時から宇宙が大好きでした。
その日しか見られない星を見に行く。 近くにある天文台に行く。
ムッタの同級生はそういうことに興味を示してくれず一緒に行ってくれませんでした。
当時一緒に楽しんでいたのは先に宇宙飛行士になった弟の日々とだけでした。
そうして月日が経ってムッタが宇宙飛行士の選抜試験を受けている時のことでした。 当然受けるのは宇宙が大好きな人たちばかり。
そんな状況でムッタの頭の中で思っていた言葉が印象的でした。 俺の話が通じてる。
みんなの話も手に取るようにわかる。 楽しい。
とにかく楽しかった。という言葉です。 私と同じようにポッドキャストを配信されている方はもちろんですけど、
いろんな情報発信をされている方って似たような境遇の方多いんじゃないですかね。 自分の好きなこと、考え方、
共感してくれる人を探しているんじゃないかなと思います。 その共感してくれる人が見つかったっていうシーンなんですよね。
今回話をするにあたって改めてこのシーンを読み返したんですけど、 読み終わった後に体中がゾクゾクっとするような感覚がありまして、
やっぱりここいいなーって思うんですよね。 この宇宙兄弟を読むことで仕事ですとか発信活動とか
継続したモチベーションの維持につながっています。 やっぱり読むとやるぞっていう気分になってくれますね。
次の漫画はワンナウツという野球漫画です。
ご存知ですか。 沖縄でワンナウツという名前の賭け野球をしていた主人公のトクチトアが
日本のプロ野球界に入って優勝を目指す話です。
主人公のトクチトアはピッチャーで武器は 強速球、
小変化球、ではなくて
恐ろしいほどの動作通力と心理操作、 精神力、勝負感
そういう賭け野球をやってきたところの経験です。 このワンナウツ、話が面白いのはもちろんなんですけど
個人的に主人公のトクチトアが話す考え方っていうのが好きなんですよね。
突然ですが皆さんチームワークって何か説明できますか。 一般的に言われているようなみんなで力を合わせるということではないと漫画では言われています。
じゃあチームワークって何かというと 俺が
なんです。 俺がチームを勝たせる。
誰かが失敗しても俺が何とかする。 チーム全員俺がという考えになってそれが集まることでチームワークになると言っています。
世の中でよく言われる自責志向というものに近い気がしますね。 反対の言葉が多責志向で人のせいにするような感じです。
チームがまとまらなかったことを理由にするのではなくて 自分が何とかできなかったことを悔いる
すごく個人的には刺さりました。 結構ワンナウツは仕事をするときにやる気になるような話が多いです。
勝負士の主人公だからかもしれないんですけど かなり厳しい言葉を言ってきます。
そういうことを表すシーンが1個あって私が一番好きなものです。 責任を取るという意味を説いた話です。
チームのみんなに監督が
すまなかった。私の責任だ。 と言って頭を下げるシーンがあります。
そのことに対して主人公の徳地が言った言葉がとても刺さります。 責任を取るっていうのはな
痛い思いをするってことだ。 迷惑をかけた人間が被った以上の痛みを自分も背負うってことだ。
銀の食器を壊した奴は金の食器を買って返すのさ。 悪臭を撒き散らす工場の社長はその工場の煙突のすぐ横に屋敷を構えるのさ。
それが責任を取るってことだ。 どうですか。
なんかハッとさせられませんか。 責任っていう言葉、仕事をしていると必ず聞きますよね。
特に管理職の話ですかね。
最終的に管理職が責任を負う。 責任が重くなる。
じゃあその責任って、追うときに何をするんでしょうか。 あまりそこまで考えた方っていらっしゃらないんじゃないですかね。
すぐに思いつくのは言及とか口角とか、 ただそういうものって人によってはお金があったら別に痛くも痒くもないっていうこともあり得ますよね。
管理職として長年高い給料で働いていた場合、 かなり収入とか貯蓄とかあるんじゃないかなって思います。
たくさん貯蓄がある状態で責任を取るために給料の3ヶ月分を返納する。 どれくらい痛みを伴っているんでしょうか。
この話は特に管理職の人が悪いとか責任の取り方が悪いとかそう言ってるわけではなくて、 考えやすい一例として話してみました。
皆さんの身近なところで責任っていう言葉が出た時に、 その言葉の重みっていうのを考えてみると面白いと思います。
ちなみに仕事に関して言えば業務上過失として罪に問われることもありますので、 責任はかなり重たい方だと思います。