自己紹介の導入
どうも、かねまるです。
プラントライフは、化学プラントの技術者が、科学や工場に関するトピックを、分かりやすく紹介する番組です。
今回は、自己紹介として、生成AIであるNotebookLMに、私の紹介をしてもらおうと思います。
NotebookLMは、Googleが公開する生成AIのサービスです。
NotebookLMに事前にデータを読み込ませることで、精度の高い情報だけを使って、生成AIが情報を発信してくれます。
裏では、Googleのジェミニが使われていたと思います。
さらに、4月30日に、日本語でポッドキャスト風の概要が生成できる機能がリリースされました。
今回は、この機能を使ってみたいと思います。
まずは、音声を聞いてみてほしいのですが、自己紹介の代わりに、NotebookLMに私の紹介をお願いしてみました。
ほとんど誤りがありませんでしたので、十分自己紹介の内容として使えると思います。
尺としては、今から8分30秒程度。
後半には、私の感想を述べてみたいと思います。
精度が上がったとはいえ、AIの音声ですので、耐えられなくなったら、大体8分半ほど飛ばしてみてください。
それでは、どうぞ。
金丸さんの活動
こんにちは。ザ・ディープダイブへようこそ。
こんにちは。
今回は、専門知識がどう共有されていくのか、その興味深い実例として、科学プラント技術者の金丸さんについて掘り下げてみたいと思います。
金丸さん、非常に精力的に活動されていますよね。
そうなんです。
提供いただいた資料をもとに、この方がどんな方で、どんな情報をどういうふうに発信しているのか。
特に金丸さんを初めて知るあなたに向けて、その活動を具体的に見ていければなと。
いいですね。現役の技術者の方が、ここまで多岐にわたるプラットフォームで、しかも積極的に発信されているっていうのは、本当に注目すべき点だと思います。
彼の活動を見ると、専門知識を広く伝えるための工夫とか、その意義みたいなものが見えてくるんじゃないかと。
なるほど。では、まずその金丸さんご自身について、どんな経歴の方なんでしょうか。
科学メーカーにお勤めの生産技術者でいらっしゃいますね。
生産技術、プラントの?
そうです。プラントの設計とか改善とかをご専門にされていると。
ふむふむ。
大学院では有機化学の修士号を持ちで。
科学がバックグラウンドなんですね。
さらにデータサイエンスも今学ばれている最中だそうで。
すごいですね。常に学ばれている?
そうなんです。その実務経験を生かして、2021年頃からオンラインでの発信を始められたというわけです。
なるほど。現場の知見と継続的な学習がベースにあると。
まさに。
では具体的にどんなプラットフォームで情報を?
活動の中心はやっぱり2021年の4月に始められた技術ブログ。
kemfacでしょうかね。
kemfac?
はい。kem-fac.comですね。
ここは科学工学とか配管、機械、電気計層、あとデータ分析。
かなり専門的ですね。
かなり広範な技術テーマを結構深く掘り下げて解説されていて、
月間で数万PVもある人気サイトだそうです。
数万。それはすごい。どんな記事が人気なんですか?
そうですね。やはり実務に役立つ技術情報とか、
あとはご自身の経験に基づいた技術試試験の解説記事なんかはよく読まれているみたいですね。
技術試試験。なるほど。同じ目標を持つ方にはすごく参考になりそう。
まさに。初心者負けかというと、そういう記事もあって。
例えば?
例えば、無料プロセスシュミレーターコーコシェムのインストールと基本操作の方法みたいな記事。
それは学生さんとか若手の技術者にはめちゃくちゃありがたい情報ですね。
そうなんですよ。一方でもちろん深い専門知識が求められるような内容もしっかり書かれています。
テキストだけじゃなくて音声での発信もということでしたか?
はい。2024年の11月からはポッドキャストプラントライフを。
プラントライフ?
はい。毎週水曜の朝6時に配信されています。
毎週ですか?早い時間に?
そうなんです。こちらはブログとは少し違って、科学とか工場の話題をもっと広い層に、初心者にも分かりやすく伝えようというコンセプトみたいですね。
なるほど。使い分けがされてるんですね。
はい。例えばCO2が資源になるって知ってた?注目のCCUS技術みたいな。
あ、CCUS。最近よく聞きますね。二酸化炭素の回収とか利用とか貯流の。
そうですそうです。そういう専門的なトピックもかなり噛み砕いて解説されているようです。
面白いですね。ブログで深く、ポッドキャストで分かりやすく。他に何か?
あとはX、旧ツイッターですね。これは金丸アカウントで日々の技術ネタとか関連ニュースの共有、あとはフォロワーさんとの気軽な交流の場になっているようです。
フォロワーも2200名ほどいらっしゃるとか、2024年末時点。
結構いらっしゃいますね。
ええ。それからノートですね。
ノートも?
ここでは築地の活動報告とか書籍情報、ポッドキャストの文字起こしなんかも。
ほうほう。
それに加えて技術士受験期としてご自身の挑戦のカテルを発信したり、あとは有料のデータ集を提供したり、なんてこともされています。
へえ、有料コンテンツまで。
ええ。ここはよりパーソナルな発信とかコミュニティ形成に近い場なのかなという印象ですね。
なるほどな。ブログ、ポッドキャスト、X、ノート、かなりいろいろやられてますけど、さらに専門メディアでも?
そうなんですよ。2024年の12月からは技術系のウェブメディア、モノイストで初めての科学工学っていう連載を。
モノイストで連載、それはすごいですね。
ええ。ここでは物質収支とかエネルギー収支とか、本当に科学工学の基礎から体系的に解説されていて。
まさに入門者向けという感じですね。
そうです。彼の知識とか発信力がちゃんと業界にも認められているということなんでしょうね。
情報発信の重要性
うーん、以前ポッドキャストではプラント制御のDCS、分散制御システムの基礎解説なんかもされてましたよね。
あ、そうですね。そういう実践的な基礎知識もちゃんとカバーされている。
ブログで専門的に深く掘り下げて、ポッドキャストで広くわかりやすく伝えて、Xやノートで交流して、さらに外部メディアで入門を担うと。
ええ。
なんか、それぞれのメディアの特性を生かした知識のエコシステムみたいなものを個人で構築されている感じがしますね。
まさにおっしゃる通りだと思います。単に情報を出すだけじゃなくて、その難解な技術を平易に伝えるっていう工夫と、共に学ぶみたいなオープンな姿勢が一貫して感じられますよね。
うんうん。
これが多くの技術者とか学生さんとかを引きつけている理由なんだろうなぁと。
その実務に基づいた知識、理論だけじゃない現場感覚っていうのがやっぱり大きいんでしょうね。
大きいと思います。非常に価値が高い。
これだけの活動をその本業の場で続けるっていうのは相当な熱意とか工夫が要そうですけど。
いや本当にそうですよね。
何が原動力になっているんでしょうかね。
資料から直接は読み取れないですけど、まあ推測するにご自身の学びを整理したり深めたりするプロセスそのものが楽しいとか。
ああなるほど。
例えば発信することで得られるフィードバックとか、同じ分野の人たちとのつながりとか、そういうのが大きなモチベーションになっているのかもしれないですね。
技術士試験への挑戦を公開しているっていうのも何か関係あるんでしょうか。
それはあるかもしれないですね。目標達成へのコミットメントを高めるというか。
なるほど。金丸さんの活動って単なる情報提供にとどまらず、その専門分野を活性化させたり、後に続く人たちの学習を支援したりっていうそういう役割も担っていると言えそうですね。
そう思います。
あなたにとっても特定の専門分野について深く知りたい時とか、あるいはご自身の経験とか知識をどうやって共有できるかなって考える上で、すごく刺激的なケーススタディになったんじゃないでしょうか。
金丸さんの情報発信活動
まさに。彼のやり方っていうのは、専門家が知識をどんどんオープンにしてコミュニティと対話しながら価値を高めていくっていう、これからの時代の一つのモデルを示しているのかもしれないですね。
今回は科学プラント技術者金丸さんの本当に多角的な情報発信活動を見てきました。
ブログ、ケムファク、ポッドキャストプラントライフ、X、ノート、そしてモノイストロを連載と、多様なプラットフォームを駆使して専門知識を分かりやすく共有する、その戦略と意義がなんとなく見えてきた気がします。
実務経験に裏打ちされた深い知識と、それを多くの人に届けようとするアクセシビリティの工夫、そして何よりそれを継続する力、これが組み合わさることで非常に価値のある知識プラットフォームが生まれているんだなぁと改めて感じますね。素晴らしい事例だと思います。
さて、最後にちょっと考えてみたいのは、金丸さんのように個人が自分の専門性とか経験をもっとオープンに共有することが当たり前になったとしたら、私たちの学び方とか働き方ってどう変わっていくんでしょうかね。
うーん、それは興味深い問いですね。
あなたの周りではもうどんな知識共有が始まっていますか。本日の探求はここまでとしましょう。
はい。
また次回お会いしましょう。
いかがでしたか。
ものすごく精度が高くて、違和感が少なかったんじゃないかなと思います。
喋りに関しては圧倒的に私より上手いですね。
他にはフィラーというあのーとかえっとー、そういう表現が含まれていたり、対話の中であいづちやリアクションが入ってましたね。
そのタイミングも非常に自然でした。
そして文章の中にCCUSという言葉が出てきましたけれども、そこも簡単に説明するようなものが入っていましたね。
たださすがにココケムセップの部分は読めていなかったかなと思います。
そのあたりは事前に学習させるものに対して、例えばカッコ書きでフリガナをつけておくなどをしておけば精度が上がるかもしれませんね。
個人的にはプロフィールを相当褒めてもらって自己肯定感が上がりますね。
今回ノートブックLMにはいくつかデータを学習させました。
一つ目がプラント技術者のカネマルについて複数の生成AIからディープリサーチをお願いして、そのテキストデータをノートブックLMに読ませました。
ディープリサーチで検索した結果を使っていますので、いくつか誤りがありましたね。
そのデータは事前に私の方で手動で削除してその後に読み込ませています。
また情報発信のソースとしてブログやノートやポッドキャストのユーザートップページのURLも載せています。
ノートブックLMはYouTubeの動画のURLですとか、サイトのURLを載せるとそこにアクセスして文章を読み取ってくれます。
またノートに関しては記事一覧のページのURLも載せています。
ブログに関しては記事一覧だけではなくて、プロフィールですとか、自分のブログ記事の一覧が載っているサイトマップのURLも使っています。
ノートブックLMの音声要約機能、とても精度が高くて非常にいいんですけれども、さすがに配信用でそのまま使うということはないかなと思いますね。
ただ、毎週更新を維持するためのアシストツールとしては優秀でして、例えば喉が悪くなって声が出ないときに少しお願いするとか、そういうところではいいかなと思います。
個人的に一番使いたいのは、ノートブックLMのもともとの機能であります、データを大量に集めてそのデータを元に要約するという機能ですね。
それをPDFの書籍ですとか白書を読み込ませて、音声の形で聞けるようにしたいですね。
いわゆる耳かつというところで活用できるかなと思います。
このまま配信用でノートブックLMの機能を使うことはないと話しましたけれども、ポッドキャストの番組、知識だけを伝えるだけでは、これから情報を読むようなただのポッドキャストっていうのは淘汰されていくなと感じます。
いかに自分の体験談を交えた話ができるかというところが大事になりますね。
つまり誰が言うのかということです。これは情報発信の蓄積がやっぱり重要になってくると思います。
ここまで想定はしてなかったんですけれど、結果論として私は2021年からブログを通して情報発信を始めていてよかったなと今感じています。
このまま継続してブログですとか音声配信というのを続けていきたいなと思います。
今回はここまでです。
プラントライフでは科学や工場に関するトピックを扱っています。
毎週水曜日の朝6時に定期配信していますので、通勤時間や朝の準備などにお聞きください。
番組へのお便りは概要欄にあるお便りフォームから投稿ください。
プラント技術に関する専門的な内容はkemfacというブログで解説しています。
最後にこのプラントライフがいいなと思っていただけたら、番組のフォローや各ポッドキャスターアプリから評価をお願いします。
そうしていただけると今後の励みになります。
それではお聞きいただきありがとうございました。