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それは、広告のチラシを切ったり貼ったりするのが好きでした。
新聞の折り込みとか、通販のカタログとか、お家に転がっているいらない紙を好きなところを切って貼ったりしていました。
幼稚園ぐらい、4歳、5歳ぐらいからやっていたような気がします。
どんな変化感じますか?
広告の変化?やっぱり印刷が変わってきているので、昔は、私は昭和の生まれなので、
割と一色ずりみたいな、紙がちょっと安っぽいものの一色ずりみたいなのは、今またでもあるのかな。
そういうのがまた受けているのもあるかもしれないですけど、広告ではあまり見かけないですよね。
中学生ぐらいの時にですね、夜起きたら外が明るかったんですよ。
何時頃ですか?
2時ぐらいかな。
で、なんか不思議な光で、なんかちょっと怖くて、なんかこれはちょっと夜なのに明るいからなんだろうと思って怖くて、
ずっとそれを見ていたんだけど、眠ってしまったっていう。
UFOかな?
それはそうかなとは思うんですけど、見てないから。
いや、でもそれはずっと覚えてます、今でも。不思議な体験として。
よく見る夢はね、なんか大きなお家の中で迷う夢。
大きくて、いや、解決しないんです。
で、なんかどっかから出発点がいつもあって、誰かがいるところから、
例えばおトイレに行くとかして、で、帰ってくる時に道がわからなくなる。
家が大きくて。で、なんか通ってきた場所がここじゃなかったみたいになって、
解決しないで終わる。ぐるぐる回ってる、いつも。
それなんかお化けとか出た?
全然出てきません。
出てこない?
出てこないけど、なんか階段が途中で切れてたりとか、
登ってるのにあれーみたいな、どうしようみたいな。
で、すごい出口が、出口とかすごいちっちゃくて、自分の体が入らなかったりとか。
そんな感じですね、いつも。で、どうしようって思ってるんです、いつも。
何回も読んじゃう。いや、いっぱいあるんです。
すごいそういうの好きなんで、いや、でもすぐに出てこない。
本でですか?
作家で。
作家で、たくさん読んでしまう本?
なんか、タグチ・ランディさんっていう方いらっしゃる作家さんの方の
コンセントっていう、一番最初の賞をいただいた、その作品はよく読みました。
何回も読みました。
どんな内容なんですか?
覚えてないんですけど、ちょっと怖い感じ。
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タグチ・ランディさんの特徴ってどんな特徴ですか?
タグチ・ランディさんは、最近は書かれてないんですけど、あまり。
どんな感じだろう、すごいむき出しな感じですかね。
ドロッとしたものも全部書くけど、それがきれいっていう風に感じる文章を書かれる人かなと私は思うんですけど。
他にどんな作品?
だからそのコンセント。
たくさん書かれてる。
コンセントはすごく衝撃的で、多分一番売れてると思うんですけど。
あと他は、パピヨン。これがミトリの、ちょっと暗いですね。
ミトリの本ですね。
それとか、あと最近、最近でもないな。だいぶもう10年以上前ですけど、ゾウにてっていう短編だった。
すごく印象的で、それは311の後の話なんですけど、それを読んですごい救われました、私は。
311の時の、なんか、
混乱を。
なんか私ちょっとやっぱり、自分には大きく影響はしなかったけど、やっぱり社会的になんかドーンって落ちたような気がしたんですけど、
その時にその本を読んで、すごい救われた記憶があって、
それは覚えてますね。はい。
