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子供の頃、祖父がおじいさんがいて、そのおじいさんがかわいがってくれたわけです。
自転車の大きな、荷物を運搬するようなごっつい自転車があって、
それの後ろに塔のかごをくくりつけて、そこに僕を乗せて、いろんなところへ連れて行ってくれたりしたんですけど、
荷物に乗せると、荷台に乗せると、足を挟んだら危ないということで、かごの中に乗せて、
で、あちこち連れて行ってもらったり、そこらを…
公園とかに?
公園とかはまだ、その頃そんなになかったんですよ。
海岸とかね、あるとき、自衛隊の練習がある、行こうと連れて行ってくれたんですけど、
行った頃にはもうそれが終わってたとかね、そういうことはありました。
大体、一人遊びが多かったですね。
本当は遊ぶのはあまり好きじゃなかったんですよ。
どうだろう、絵を描いたり、それから粘土で、
ネズミとかね、動物のあれを作って、それで町を作って遊ぶというような、そういう遊びをしていましたね。
ジオラマを見ていましたね。
そうですね、あと舞台みたいな形にしてみたり、
それで話を作って、その世界で遊んでたり、そういうのが好きでしたね。
趣味として写真はやってたから、それで近づかず離れてずっとやってるんですけどね。
夢中で何かあったかな。
写真を始めた頃に撮るものって変わって、どんなものをよく撮るんですか?
いや、もうほとんど変わらないと思いますよ。
ずっと自分の住んでる町、町の中でブラブラしながら撮ってるという形ですね。
撮るものは色々変わったりするんですけど、基本的にやってることは一緒で、
誰かへ写真撮るために行くとか、誰か人を撮るとか、そういうのではないんですよ。
日常の生活範囲の。
そうですね。
その時気になるものとかをまとめて撮っていくような形にもなるんですけど。
全部建造して大量の写真はどういう感じでまとめてるんですか?
大体ももともと入っていたインガシの箱に詰めて、それで分類している形になります。
そこから集めてきて何か作品にして、という形ですね。
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目眼は年度ごとにちゃんと揃って撮っているんですか?
順番でずっと連番にして撮っていくんですけどね。
昔のをもう一回現像したりとか?
ありますよ。
その時気になっていたものをやってるんですけど、
同じようなものが昔にも撮っていると。
そこへまた変えていってそれも出してくるとか、そういうことはありますね。
街の様子ってどんどん変わってきたと思うんですけど、どういうところが一番変わるんですか?
やっぱり家の形ですね。
昔は木造のモルタルノという感じだったじゃないですか。
それが今みんなサイディングボールが張られているような形になって四角い家になってきて。
それはずいぶん変わりましたね。
建築としての面白みがあまりなくなって、均一な感じですね。
しますね。
窓も少ないですね。
小さくなってぺらっとした窓。
最近よく窓の面格子とか撮ってるんですけど。
ガラスも、昔のガラスっていろんな模様があったけど、
年金は何ですか?
働かずに暮らしたいです。
ちょっと難しいかもしれないんですけどね。
この年金がもらいだしたら、働かずに何とか生きたいなと思ってるんですよ。
消費を減らすしかなくなってきましたね。
いかに食べる量を減らすかとかね。
最近食べ物がたくさんあるんですよ。
ちょっと予想外だった。そうなってくると厳しいな。
あまりもともと食べるのはそんなにあれじゃなかったんですけどね。
それは普通でいけると思うんですけどね。
フィルム代とかも高くない?
そう。だからフィルムで撮るのはほんまに我慢して撮らない。