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たぶん、幼稚園にあがるぐらいのときに、私は長崎に住んでたんですけど、
長崎というのが坂の町で、車が入れないところが多くて、家も車が入れないぐらいの階段の上にあったんですね。
その階段に、階段の向かいにもまた階段があって、自分の家の方の階段から向かいの階段をよく眺めていて、
それがたぶん一番幼いときの記憶じゃないかなと思います。
まだもう階段は登れない頃かな?
たぶん、階段は登ってたような気がしますけど、一人で出歩かない頃ですね、たぶん。
階段というのが普通の日常的な景色で目に入ったのが、たぶん記憶としては一番最初の頃かなという感じです。
階段とか自分で登るようにできるようになったときに、
やっぱり階段とかそういう景色が好きだったのは、やっぱり覚えて、なんか楽しいなと思って。
好きだったというか、障害物ですよね、階段って。
すごく外の世界が遠いっていう感じが、閉じ込められているほどではないと思うんですけど、
自分の住んで、自分の生きている世界がすごく外に出るのが大変なところにいるっていうような感覚ですかね、どっちかっていうと。
景色とかは?
景色はその階段の先には空がもちろん見えるんですけど、山の上の方なんで、階段と空みたいな。
階段と向かいの家と空みたいな感じの景色ですね。
その先が遠いなあっていう感じですかね。
見晴らしとか見下ろしとかっていうのはそんな…
家の2階に上がればとても見晴らしはいいんですけど、
なんかやっぱり自分でその家の庭で遊ぶとか多分してたと思うんですけど、
そこなんか座り込んでいるときの景色を覚えてます。
あまり活発じゃない子だったので、妄想して遊んで、
いろいろ割と大人しかったので、母親も漫画とか本を読ませとけば静かだからということで、
じっと読んでいることが多くて、
それを読みながら自分でもストーリーを想像しているっていう遊びが、
多分小学校上がる前ぐらいですけど好きだったと思います。
でも多分幼稚園に入ったり小学校に上がったりとか、
活動範囲が増えてきたら多分あんまりしなかったと思うんですけど、
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でも小学生ぐらいまでいろいろ自分の中でストーリーを考えるのは好きでしたね。
なんかさっきの話の逆かもしれないんですけど、
なんか閉じ込められている感じが嫌いで、
なんか海とか果てしなく広いところを眺めるのが好きです。
山よりも海ですね。
こうやって話してみると、さっき言ってた階段っていうのはすごく、
自分にとっては閉塞感があったのかもしれないです。
広いところが、海が好きですね。
遠くまで見れる海が好きですね。
特にどこでも向かい側の陸地が見えてない海だったら。
不思議な体験。
不思議な体験があんまりないですね。
これはないです。
繰り返し見る夢は?
子供の頃はとにかく逃げる夢が多くて、
とにかく逃げるけどなかなか捕まらなくて、ずっと逃げ続けるっていう夢が多いですね。
大人になってよく見る夢は、
出かけたいのにいろんなことで障害があって出かけれなくて、
時間が経っていくっていう夢をよく見ます。
ためになる豆知識。
何があるだろう。
あんまりないですね。
おばあちゃんの知恵袋的なもんですよね。
好きな作家は、
アガサ・クリスティーがもともと中学生の頃から大好きで、
その結果ミステリーが好きなんですけど、
今はミナト・カナエさんとかミステリーが好きですね。
ミステリーだけど、ちょっと人間の感情を描いている感じが好きです。