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詩吟の魅力を発信する、
詩吟チャンネル!
おはようございます、詩吟チャンネルのheyheyです。
この詩吟チャンネルは、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能のその魅力を伝えていくチャンネルです。
私は、というと、詩吟歴20年以上、準詩班の資格を持っていて、全国大会の優勝経験もあるということで、
なかなか知られない詩吟の世界について、いろいろと話したり吟じたりしていきたいと思います。
雑音が入っているかと思うんですけれど、私の平日、車の中から通勤時間を使って配信しています。
ですので、ワイパーの音であったり、エンジン音であったり、入ったりしてしまうかと思うんですけれども、
それに負けないように、詩吟で培ってきた滑舌と肺活量でカバーしていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。
いつも通り前半は詩吟に関する話、後半は平日毎日違う吟を紹介して吟じていきたいと思います。
今回はですね、特にこの音声配信で聞いている方がいらっしゃるかと思うんですけれども、
毎日配信しているような方、もしくは声を出せるような場所にいる方、
防音室とか持っていたらそれは素晴らしいんですけれども、特に田舎ですね、土田に住んでいて、
海岸が近かったりして、声を出しても全く迷惑がかからないような場所に住んでいる方、
そういった場所が近い方にこそ、ぜひ聞いてもらいたい内容にしております。
それは何かというとですね、毎日5分でも10分でもいいから、とにかくがっつり声を出してみましょうという話です。
僕はですね、試吟をやっていて、特にもうそうですね、やっぱり多くの人から声すごいねと、
どういうふうにそんな声ができるのというふうに言われます。
ただですね、元からこういう声があったわけではないんですね。
もうどうしてこの声ができたのかというと、
私が、みなさんが高校行くときに高生に行ってですね、そこで寮生活があったんですよ。
毎日規則正しい寮生活が5年間続いたんですね。
ただ、転校の時間があってですね、その直前まで僕がいつも定期的に5年間、
毎日外で、ひたすら声を出していたんですね。
試吟の練習だということで。
時間にしては10分から15分、試吟の練習がっつり入れるときは30分とか1時間とかやっていましたけれども、
とにかく雨が降ろうが、嵐が降ろうが、嵐が来ようが、大雨になろうが、台風も来てましたね。
大雪の時もありました。
それでもとにかく5年間毎日声を出すことをやめなかった。
実家に帰ってもですね、迷惑にならない場所を探したりして、
あとは家の中のど真ん中で周りの扉を閉め切ってですね、ひたすら声を出すことにしたと。
そうしていくとですね、やっぱりどんどんとめきめきと声が変わっていくんですね。
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最初の1年間は正直あまり違いが見られないかもしれないんですけれども、
それが2年目3年目になっていくと、みるみる変わっていくんです。
声の指向性も変わっていくし、声量がそもそも全く違うものになっていく。
これは毎日配信をされている方、ブログを使っている方であったり、
ツイッターを発信している方であったり、それこそ音声配信をされている方であったり、
そういった方こそこの積み重ねの威力というものはよくご存知かと思います。
これは声を出すことにおいても同じでですね、
毎日5分10分でも声を出すと。
そしてそういった場所にいられるということがとても貴重な資源なんだということを知ってもらいたいです。
私はですね、仙台にいたこともありますし、神奈川に住んでいたこともあります。
ただそういった場所は本当に大声を出す場所が少なくてですね、
カラオケに通っていたり、広く見つけた公園で声を出したり、
あとはゴスペルサークルの部室で声を出したりとか色々やってたんですけれど、
警察に注意されたことも何回かありました。
ですので、本当に声を毎日出せる場所にいるということはものすごく貴重な資源なんだということをまず伝えたいなと思います。
そしてじゃあその5分間一体どんなことをしたらいいのか。
それは私の資金流でしか教えることはできないんですけれども、
それをちょっとざっと話していきたいかなと思います。
まずはですね、滑舌練習からいきましょう。
これは本当30秒ぐらいで終わります。
実際に何をやっているのか聞いてみてください。
大きく息を吸ってですね、一息でやります。
ここまでを一息でやる。一回やれば十分です。
ではその次のステップ、声を出していきましょう。
これはですね、相対音感でいいので、
各々の声の出し方で、声の高さでいいです。
私はまず男性としては声で出していきたいと思います。
これですね、前にも何度か紹介したことがあります。
これをですね、まずそれぞれが声を出し切る、
お腹、声が続かなくなるまで上がるところも下がるところもやります。
そして次に、
までやったら最後は、
までやるんですね。
録音。
これをやっていく。
それをやるだけでですね、
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大体5分ぐらいになるのかな、
5分から10分かかるのかなと思います。
外でやるということは本当に貴重でですね、
より遠くに声を飛ばしてやるぞと、
遠くを見据えながら、斜め上を見据えながらやるということが、
とても効果があります。
それでいざ、人前に話した時、室内になった時、
その威力をよく知ることができるかと思います。
やっぱり室内で練習している方と比べると、
声の届きが全然変わってくるんですね。
ですので、特に毎日配信されているような方は、
毎日声を出してもいい場所にいるということになりますので、
ぜひともこういった練習をですね、5分間だけ、
それをとにかく続けると。
配信の後にちょっとやってみようかなみたいな形で、
続けてもらえれば、もういい声になって、
その配信自体もますます素晴らしいものになっていくんじゃないかなと思います。
しゃべるというのはやはり日常に欠かせないものなので、
こういったところからコツコツ続けてもらうのもいいのかなと思っています。
では、前半は以上にして、後半ですね、銀を紹介していきたいと思います。
私の大好きな戦物の強い銀です。
城山、西道仙という方が作られました。
これも1800年から1900年に生きられた方です。
内容を話していきたいと思います。
城山、古文奮闘、囲みを破って帰る。
一脚の利手、累壁の寒。
我が剣はすでに折れ、我が馬は倒る。
周風、骨を渦む、故郷の山。
これは鹿児島の城山に帰ってきた。
何とかいろんな戦いも乗り越えて帰ってきたというところ。
これも西南戦争の頃の話じゃなかったかなと思います。
もし違っていたらすみません。
我が剣はすでに折れ、我が馬は倒る。
ここはものすごく力がこもる銀です。
私の大好きな先生が大阪にいて、
この方の女性の方なんですけど、
ものすごく力強い銀をしていて、
ここのサビの部分が最高にいいというのが僕の記憶に残っています。
そんな風にやれるほどまだ僕は実力はないんですけれども、
それに負けないように生きていきたいと思います。
城山、西同戦。
古文奮闘
囲みを破って帰る
一百の履帝
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雷壁の巻
我が剣はすでに折れ
我が馬は倒る
骨を埋め
故郷の山
以上となります。いかがでしたでしょうか。
この銀の力強さが伝わったのであれば幸いです。
本日は以上となります。
平日毎日配信していきたいと思いますので、
次もまた楽しみにしていてください。
どうもありがとうございました。