1. 詩吟日本一による「声を鍛えるラジオ」
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2020-10-09 09:19

第33回:【上級講座】声を真っ直ぐ出す技術、「神州」

今回も詩吟のマニアックな上級講座です!
真っ直ぐ声を出すというのは意外に難しくて、かつ、表現において重要な効果があります。
ビブラートばかりではだめなんです笑
それをわかりやすく話したり吟じたりしてみました。
後半は僕が小学校の時にとても苦手だった詩吟です。理由も中で説明してますが、聞いて貰えば納得すると思います^^#詩吟
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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。詩吟チャンネルのheyheyです。 この詩吟チャンネルは、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能のその魅力をですね
とてもわかりやすく伝えていくというチャンネルにしております。 私はというと、詩吟歴20年以上準詩班の資格を持っていて、全国大会も優勝経験があると
いう経験を持っていますので、その長年の経験からですね、色々と詩吟の面白さを伝えて いけたらなと思っています。
なお、雑音ががっつり入っているかと思います。 これは私の車の中から通勤時間を使って配信しているので、どうかご了承ください。
それに負けないように、詩吟で培ってきた滑舌と肺活量で、なんとかカバーしていきたいと思います。 ご了承ください。
いつも通りですね、前半に詩吟に関する話、後半に毎平日毎日違う吟を紹介し、吟じていきたいと思います。
今回ですね、だいぶ上級者向けの内容になるのかなと思っております。
それはですね、詩吟は言葉を言った後にですね、つい舌調を
たくさんビブラートをかけてしまうと思うんですけれども、あえてまっすぐ声を出すということ、 まっすぐ声を出すことの大切さについて、少し厚く語ってみたいかなと思います。
これはですね、詩吟の本当の初心者の方にはなかなかわかりにくくて、少し始めた方、初級者から中級者ぐらいの方にとっては大事な話になるのかなと思っております。
これはどういうことかと言いますと、詩吟はですね、あのまあとにかく舌調といって声をたくさん揺らすんですね。
元聖祝祝
こんな感じで、言葉を言った後の舌調、これがすごいグワングワ動くんですね。
もともとこういうふうに動かしてくださいというふうに指示があるわけなんですけれども、 だからといって全部が全部ですね、これに加えて少し慣れてきたビブラートも
無意識なビブラートですね、それが勝手に入ってしまうというと、今みたいな吟になってしまうんです。 僕もだいぶあえてグワングワ揺らしながら今やってみたわけです。
元聖祝祝
これはですね、どんな歌を歌っても全部ビブラートが入ってしまう。 というのはですね、あの聴いていて落ち着かないですよね。
あの一本線が通ってないように感じてしまうということで、 詩吟のですね、執実豪賢としたというか、まっすぐのような力強い吟から少し遠ざかってしまう
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ということになります。だからですね、 このあえて揺らすところはもちろんあるんですけれども、そうじゃないところは極力
まっすぐ声を出す。まっすぐ声を出すというのはですね、 あのお腹に少し力を入れてみると分かるんですけれども、なかなか難しいんです。
少しじゃ足りないですね。しっかりお腹を支えるというイメージになるのかな。 だいぶ抽象的で申し訳ないんですけれども、お腹でドシッと
支える。そうすることでまっすぐの声が出て、 その後に揺らすからようやく緩急がついて彩りが見えてくるということになります。
ということで、それを意識して今のところをやってみたいと思います。
遠征
粛々
伝わりましたかね。粛々、下がったところ、そこからピーッとまっすぐ、 しっかりと
ぶらさずに伸ばす。そこから粛々
そこから意識的にちゃんと揺らして最後、ビシッと止める ということになります。これは
資吟をやっていると常に出てくる場所で、それを意識し続けるというのはなかなか難しくて、 僕にとってもだいぶ上級者向けのお話になります。
ただそうすることによってメリと針が出てくるということで、より良い資吟ができていく という質問になります。
こんな感じですね。今回はここまでにしておきたいと思います。 だいぶマニアックな内容になってしまったかと思いますが、
いろいろ楽しんでもらえればと思います。では後半の方ですね、銀に移りたいと思います。 これはですね
僕が大分小学校ぐらいの時にやったやつですね。神宗、神の宗と書いた詩ですね。
のみまれすけという方が作られました。これあの 日清戦争の時だったかな
203号地で 実際に指揮された
有名でもあり悪名でも残っている方になります。のみまれすけという方。 素敵な詩文もいくつも残されております。
この方が作った 結構あの戦争時代の我が日本はみたいな、そんな感じがちょっとある
ではあるんですけれども、富士山を英字た銀になります。 神宗のみまれすけ
良相たる富岳、先週にそびう。 郭釈たる長期、八周を照らす。
徳をやめよ、苦くたる風物の美。 知礼、人欠、これ神宗。
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これはまあ詳しい内容はあえて言わないんですけれども、まあとにかく良相たる富岳
良相たる富士山がですね、竜竜とそびえ立っている。 その様子をですね
力強く述べている詩になります。 徳をやめよ、そんないちいち説明するのこそする必要はないんだと。
風物の美、知礼人欠、これ神宗。 この大地には不思議な霊がこもって
素晴らしい人も輩出していると。 これがこの富士山のある国神宗なのであると
いうことになります。 あ、すいません、これ神宗は日本のことを言ってるのかな。
だいぶ雑な説明になってしまった。 良相たる富岳、この富岳が富士山のことになります。
これはですね、あの僕は小学校の時に結構大きめの大会に出た時ですね、全然賞を取れなかったんですけれど
なかなか苦い思い出があります。というのはまだ発音がすごい怪しくて。 ウですね。
ウのアイウエオのウ、この音がすごく曖昧なのにこの詩ではですね、ウばっかり出てくるんです。
出てくるんです。なのでまあこれがすごい嫌で嫌で、なかなか苦手だった記憶があります。
ちょっと懐かしいんですけれども、では聞いてみたいと思います。
神宗のにまれすけ。
良相たる富岳。
先週にそびゅう。
白石たる
蒸気
八重を
照らす
遠くをやめよう
生物の
地霊
人血
恒れ
神宗
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いかがでしたでしょうか。このウの多さ、ものすごく伝わったかなと思います。
このようにですね、しぎチャンネルでは平日毎日配信していきたいと思いますので、明日もですね、楽しみにしていただければ幸いです。
本日はどうもありがとうございました。
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