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2022-04-29 15:44

【詩吟ch】迫力ある声を出すための3ステップ<赤馬が関を過ぐ>

赤間が関を過ぐ / 伊形霊雨
長風浪を破って 一帆還る
碧海遙かに回る 赤馬が関
三十六灘 行ゆく尽きんと欲す
天辺 始めて見る鎮西の山

#詩吟 #漢詩
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詩吟の魅力を発信する、【詩吟ch】
おはようございます。こんばんは。【詩吟ch】のheyheyです。このチャンネルは、詩吟歴の長い長い私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力を、分かりやすくザックバランにお話ししていくチャンネルです。
週に2、3回のペースでやってるので、気楽に聞いていってください。先日はですね、詩吟のネット教室を始めますという会をやりましたので、興味ある方はそちらの方からいろいろ申し込みとかお願いします。
とはいえですね、とにかく僕のキャパシティーがそこまで今ないので、引っ越しとか出産とかあるんですけど。
できる範囲でですね、お互いが無理のないように楽しく学び続けられるシステムをですね、作っていこうかなと。今その第1本目みたいな感じなんですけれど、賛同していただける方はよろしくお願いします。
一応そうですね、初月無料で、なので1回とか2回ぐらいのやり取りであれば無料でやりますんで、こんな風にアドバイスもらえるのかとか、これならやれそうだなとか、いやーやっぱマンツーマンじゃないよダメだよとか、そういうのであればちょっと僕は無理なんですけど、
こういう音声のやり取りもできるもんだなとか、そういう風に感じていただけたならば、続けていただければ幸いです。ただあのそのファンクラブというそのサイトですね、システムが開いているサイト、結構まだあの
作られてからあまり日が経ってないみたいなので、若干使い勝手が良くないところはあるんですけれども、とはいえ使えるところは使いつつ頑張りたいなと思っております。どうかご了承ください。
よし、今日は、今日はですね、最近あの詩吟の吟じ方の解説ばっかりやってたので、たまにはちょっとちゃんと詩吟のノウハウみたいな話もしていきたいと思います。
題して、題して、迫力のある声を出すための3ステップということでお話ししていきます。迫力のある声を出すためにはどうしたらいいのか。
まずまあとても分かりやすいように3つ分けていきますね。1つ目、口を開ける。2つ目、全力で声を出す。3つ目、腹に力を入れると。
こういう内容なんですけれども、結構ふわっとした内容なんですけれども、そこを細かく細かくあの補足していくので、ぜひ最後まで聞いていってください。
迫力のある声、迫力のある声というのはですね、言うなれば、やはりあの腹式呼吸、腹式発声をしっかりと使った相手に、おーすげーなこれみたいなそういう風なインパクトを与える声、それが迫力のある声。
ただうるさい声だけじゃないんですよね。迫力のある声、つまりまあいい声だなとかいうところなんです。
あああああみたいな声ではなくて、こういうようなこういうような声の方をするためには、どういうふうに意識していけばいいのかということなんですね。
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詩吟においてはとにかく声量がやっぱりないとですね、表現力が全然変わってくるので、僕としては結構あの声量至上主義と言いますか、そこは大事かなと思っているタイプです。
なのでまず、まずやるべきはですね、口を大きく開けることなんですよ。口を大きく開ける。これはですね、あの目的が2つあって、1つは声の通りが良くするため、声の通りを良くするためなんですよね。
口を大きく開けることによって、普段喉があまり開いていない人もですね、若干連動して喉の声帯とかですね、そこが少し開くんですよ。
息の通りが良くなる。喉で引っかかりにくくなるということがあります。
ただこれもですね、やりすぎると逆に喉がしぼまってしまうというところがあって、バランスが難しいんですけれども、最初のうちはできるだけ大きく開けるように、ただあの顎が外れたり、
あいうえおっても言いづらくなるようなレベルまで口を開けるのはあまり現実的じゃないです。
割説練習とかであれば口を大きく開ければいいんですけれど、実際に声を出す時っていうのはなかなか難しいんですよね。
声を出せる範囲でできるだけ大きく開けると。ただもう一つの理由の方が僕は大事でですね、それはこもらない声を出すということなんですよ。こもらない声を出す。
聞いていてですね、なかなか聞き心地が良くないなと思える声っていうのは、鼻が詰まっている声、そして曇っている声、くぐもっている声と言いますか、そこなんですよ。
そうなっていると、どんなに元の声質が良かったとしても、もやがかかったような感じでですね、全然どんな声ですら多分良くないと感じると思うんですね。
なのでこのスカーンと前にパーンと出ているような、すっきり出ているような感じですね、引っかかっているわけじゃなくて、アーアーじゃなくてアーアーアーっていう風に出す。
そのためには若干歯を、歯が前歯がちょっと見えるぐらいに、アーアー、若干というか結構意識して前歯を見せるぐらいの口の開け方、それぐらい意識した方がいいですね。
アーアー、あえて言うならば、むしろ奥歯も見てみたいな、奥歯も見せるよみたいなそれぐらいの開け方をするといいんじゃないかなと、アーの場合ですね。
そういう風な口のスカーンと開けて、声を曇らせない、そういう出し方がとてもとても大事です。もう最初のステップですね。
これは結構意識したらすぐできるところなので、そこから始めてみてください。
そして2つ目ですね。こういう風に曇らない声を出せたら、その次に声量を上げていくということです。
声量はすぐにできるものではないんですけれども、普段声を出していない人であればですね、多分早々に効果は出せると思うんですよ。
本当に僕よく言ってるんですけれども、10メートル先ですね。10メートル先にいる大事な人が、なんか急に野球のファールボールが落ちてきそうだとか、
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それか車がもう迫ってきて本人が気づいてないとかですね、危ない状態が迫っている。そういった時に、「おい!」と言うわけですね。
おい!おい!とか言ってても気づかないんですよ。気づかないんです。大事な人は気づかないんです。そのためには、「おい!おい!」と。
こんな感じで思いっきり声を出す。まずそこからですね、こういう風に声を出せば、その時にタンデンが、へその下のタンデンがちょっとクッてなるような感じが掴めると思うんですよね。
で、そういう風に声量を上げていく。細かい話は福祉呼吸のところでたくさん話しているので、そちらを聞いてもらいたいと思うんですけれども。
そして大きな声を出す。ただですね、市議員で特に男性の方が多いイメージかな。大きな声を出すのは慣れている方はいらっしゃるんですよ。結構いらっしゃるんですよ。
あのー、叱ったりするんですかね。出来の悪い息子を。そういう感じで、大きな声は出せるんですけれども、大きな声を出したところがゴールではないんですよ。
それだけやっていると、あのうるさい声になってしまうんですね。聞いていてうるさいなぁと思われる声。そうではなくて迫力のある声にしないといけないんです。
そしてその3つ目のステップですね。お腹を使って、丹田を使って声を出すというところに入ります。
実際ですね、自分が大きな声出たら気持ちいいなーって言う時は大抵うるさい声なんです。
わーってやってると結構本人は気持ちいいんです。いやーよく出たなーという風に感じるんですけれども、そういう状態っていうのはすごく本人主観な
自分勝手な大声の出し方なんですよ。聞いている人にとって気持ちいい大きな声の出し方っていうのは、やはり丹田を使わないといけないんですね。
イメージとしては、もう意識を下に下に持っていく。あーじゃなくて、あー、あー、あー、先にですね、丹田がグーッと力が入って、そこで圧力をギューッと絞ませて、
体の中の空気の圧を高めてですね、下を絞ませてから、息が漏れ出て声も出るみたいな、そういう流れですね。
あーっていう風に出します。しかもそういう時っていうのはですね、なかなか自分が思っているよりも声が出てないようなイメージがあるんですよ。
あれなんかさっきの方がよく出たなぁと、こっちの方がなんか声出づらいけれど大丈夫かな、ちゃんと聞こえてるかなと、そういうふうに心配になるんですけれども、
それで合ってるんですよ、本当に合ってるんです。僕もずっとそれ、いや自分でここでギャンギャン出した方が気持ちいいじゃんと思うけれども、いざ先生に教わりながらやってると、
もうそんなの全く評価されないんですね。うるさい、うるさいと、そんな、そんな喉だけの声じゃダメだというふうに言われるわけなんです。
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なので、大声を出して満足している人は要注意。ここから脱皮できないとですね、僕も多分10年近くそんな状態が続いたかもしれないですね。
本当にそれぐらいずっと成長しないまま止まってしまうので、そうではなくて、本来お腹を使った迫力のある声っていうのは自分自身はあまり出しててスッキリ出てる感じはしないんですよ。
だけれどもちゃんと下っ腹が疲れてくる、力が入っているし声を出していると疲れてくる、そういうような声の出し方が迫力のある声ということ。
その状態でだんだん慣れてきてですね、さらに声量を上げていくことができれば迫力のある良い声になるということです。
ぜひぜひ、今だいぶ詰め込みましたけれども、この3つのステップですね。
まずは口を大きく開ける。こもらない声にするためにですね、口を大きく開ける。
そして声量を上げる。10メートル先の危険が及んでいる人に呼びかけるようにですね、声を出す。
3つ目はあまり自分自身は気持ちよく出てないかもしれないけれど、お腹を使って声を出す。
自分主体じゃなくて聞いている人が気持ちいいような声の出し方。ちゃんと下っ腹使ってますか、お腹疲れていますか、そういうところ気をつけてください。
いやー、めっちゃ喋ったな。めっちゃ喋りました。
いやー、今日はですね、奥さんのために育休を長く長く取るために、まず上司と面談ですね。
冊子の面談だから、なんか言われるんだろうなぁ。
いや、自分のためにも奥さんのためにも、ちゃんと頑張らないといけないなと思っています。
よし、では、今日一つ銀を銀じていきますね。
これも僕の大好きな銀で何回もやっている。もう4、5回くらいやってるんじゃないかな。
井渡玲央の赤間が関をすぐ。これはもう僕の大好きな大好きな銀です。
大会でめちゃくちゃ上手い女性の銀を聞いて、文字通りテープを擦り切って使えなくなるまで聞きまくった大好きな人の銀だったんですよね。
もう本当に出だしから今でも国名に覚えています。
まだそのレベルまで至ってないんですけれど、こちら銀じていきます。
今日はちょっとしゃべりすぎたんで、仕事も迫ってるんで早速銀じていきますね。
よし。
赤間が関をすぐ。井渡玲央。
調布 波を破って
一般 帰る 壁界
12:10
遥かに 巡る 赤間が来
三十六段 行く行く 月陰と
発生 天変
初めて見る 人生の山
いかがでしたでしょうか。最後力尽きた感じがありますね。
でも大好きなんですよ。これ本当大好きなんですよ。力強さとたっぷりとした感じですね。
たっぷりとした感じがこの銀必要ですね。
三十六段、これ転句で一番辛いところがですね、言葉がまず多い。
三十六段でようやく節回しに入れると思ったらその伸ばす言葉がンなんですよ。
一番高い音を辛い後に伸び伸びと銀じないといけないというところでここは本当に難しいんですけれども
僕が聞いた時の人の銀がですね、めっちゃ良くて
本当これ大好きなんですよ。大好きなんですよ。でも大会で銀じたいとは思わないですね。難しいから。
最後鎮勢の山。山の音ちょっと怪しかったですね。
アが僕意外と苦手なんですよ。遥かに巡るアカマガー
このアの出し方。今までだったら僕はただギャンギャン出してたんですよ。
アカマガーみたいなそういう出し方をしていたんですけれども
それじゃあこの迫力は出せないんですよ。
アカマガー
こういうふうに下っ腹に力を入れて下に下に意識を声は上ずらないように舌を這うように
15:02
そういうようなイメージを持ち続けながらようやくそういう声が出せるんで
僕もすぐ油断するとなっちゃうんですよ。なので普段からそこを意識するだけで
もうだいぶ大幅に詩銀としてランクアップできるかなと思います。
あー疲れた。よし今日はここまでちょっとだいぶたくさん喋りましたね。
またリクエストなどありましたら。
コチフカバかな。それリクエストあったんでぜひやってみようかな。
他にもギンリクエストあったら解説とかあとここについて詳しく話してくださいとかあればお話ししていきたいと思います。
では詩銀の魅力を発信する詩銀チャンネルどうもありがとうございました。バイバイ。
15:44

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