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2022-10-21 15:54

【詩吟ch】大会によって求められる吟じ方は違う<桂林荘雑詠諸生に示す>

桂林荘雑詠諸生に示す / 広瀬淡窓
道うことを休めよ他郷 苦辛多しと
同袍友有り 自ずから相親しむ
柴扉暁に出ずれば 霜雪の如し
君は川流を汲め 我は薪を拾わん

#詩吟 #漢詩
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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、
わかりやすくザックバラーにお話ししていくチャンネルです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今日も2ヶ月の娘の話から入りますけれども、
もうそろそろ2ヶ月になるのかな?
2ヶ月ちょうど経つのかな?なんですけれど、
いやー、なんか、今日朝、改めて抱っこするとですね、
あれ?こんなに、こんなに大きかったっけな?みたいな、
そんな感じがしました。
これってあのー、毎日見ていると、あんまり気づかないものなのかな?とは思ったんですけれども、
いやー、なんか昨日の今日でですね、なんか足がニョキニョキ伸びたんじゃなかろうか?みたいな、
で、あれベッド、ベッドに比べたらあれ結構大きくなってないか?みたいな感じですね。
こうして多分着れる服がどんどんどんどんと変わっていくんだなという風に、
そう、抱っこしている時もですね、
だんだん腕が、腕の疲れ具合が早くなっている感じがしてですね、
早く抱っこ紐とか、
あー、まあ、ちゃんと筋トレしなきゃとか、
いろいろ勝手に考えたりしている次第です。
えー、じゃあ、今日の本題に入っていきますね。
今日はですね、えー、そうですね、どんなタイトルにしようかな?
いつも内容はふわっと決めておいて考えているんですけれども、
えー、どうしようかな?
資金の大会に合わせて、えー、吟じ方を変えましょうと、
そういう内容でお話ししたいと思います。
まあ、あの、そうですね、えー、そう、大会によってとか、流派によって、
求められる吟じ方が違うよというような、まあ、そういう内容ですね。
どっちのタイトルにするんじゃっていう話なんですけど、
えー、これはですね、ついつい、その、始めたばかりの人はですね、
まあ、あの、先生から言われたままのごとくと言いますか、
その流派が示すがごとくと言いますか、
この吟じ方でやりましょうと、
まあ、そもそも、そもそもというか、そもそも言い過ぎなんですけれども、
えー、まあ、資金の、資金の大会で評価される吟じ方っていうのが、
もう、一本道一つしかないという風に考えがちなんですけれども、
実はそうじゃないんですよ。
えー、まあ、あの、大会によってと言いますか、流派によってと言いますか、
うん、どんな流派の大会に出るかによって、
その、やはり求められる吟が違ってくるんですよね。
これは、まあ、あの、僕も、まあ、2つの流派しか、
ぶっちゃけ、経験はしていないんですけれども、
まあ、どちらも結構人数の多い流派なんで、
まあ、多くは外れないかなと思って話させていただきます。
ただしですね、ただし、ただし、具体的な流派名はここではもうしゃべりません。
まあ、聞いてる人はすぐわかるかと思うんですけれども、
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僕はしがらみがめんどくさいんで、極力そういうのはしゃべりません。
ではですね、
ではですね、今日、まあそうですね、どういう吟じ方があるのかというところなんですけれども、
一つは、一つはですね、こちらの方が現代人的にはわかりやすいんじゃないかなと思うんですけれども、
伴奏があるんですね。詩吟の大会において伴奏があって、
で、それに伴奏とよくマッチするように吟じるというものですね。
そう、伴奏がしたいと言いますか。ただ、これ伴奏っていうのはつまり音楽ですから、
音楽としてより高精度な、精度の高い感情表現も入った美しい吟というふうに求められるものが一つありますね。
なのでここに求められるものは、僕が常日頃から言っている、結構音程が重視されますね。
なので音程に合わせてアクセント、そして伴奏に合わせた間の取り方ですね。
あとは声量もかな、声量というかマイクとの距離とか、そういったところも関わってきます。
そしてもう一つの方、言っておきますと、もう一つの流派の方はですね、
こっちは僕がもともと所属している、今も所属はしているのかな。
休会中ですけれど、所属しているんですけれども、
こちらはですね、伴奏は基本的に無し。伴奏は無しでですね、声量がまず第一。
そして力強く、とにかく力強く、シンプルに、ぼくとつにと言った方がいいんですかね。
もう頑固一徹というと、まあでもイメージとしてはそんな感じでしょうか。
だからアクセントはそこまで重要じゃないんですね。
音程もですね、そこまで重要じゃないというと語弊があるんですけれども、
まあ主音だけしっかりと抑えていれば、他はそこまで気にされないと。
それよりも声の圧、声量、力強さ、そんなところがですね、
とにかく求められるという感じです。
これ、吟じ分けられるかな。
弁清祝祝のところでちょっと吟じ分けようと思うんですけれども、
前半の、最初の方を言った前者の方ですね、音楽に合わせた感じでやるとこんな風になります。
弁清祝祝
こういう風に弁清、アクセントも音程も丁寧にという感じですね。
しかも結構伴奏って結構緩やかな2分間に、ゼックだと2分間ぐらいの長、たっぷり使う伴奏なんで、
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まあ緩やかな感じですね。
で、一方の方です。後者の方ですね。
弁清祝祝
夜みたいな、こんな感じですね。若干ステッチ音もわかりやすく変えちゃったんですけれども、
本当にこんな感じで大体時間としては1分30秒ぐらい、本当に弁清みたいな感じでね。
もう最初からドーンと力強く行くと。
そして細かいアクセントはいいんだ。とにかく力強さと、あとテンポの良さですね。
もう本当に1分30秒と2分で言ったらもう75%、25%ぐらい違ってくるわけですから、だいぶ早くなってくるんですね。
ということで、もしそのあなたがこれから詩吟の大会に参加される場合にですね、
どういう吟が求められているものなのかは、これはもう間違いなく知っておくべきなんですね。
ただまあ今までやってきた通りという流派であればまあそれはいいんですけれども、
ちょっと普段と違うところに出る時にですね、今まで通りの吟じ方をしていて本当に良いのかどうか、
これは知っておいた方が良いです。
なので例えばその前者の音楽的なところが求められる大会においてですね、
そこで弁水とかってやると、いくら力強さを表現したところで評価されなくて、
結局大会でも自分はしっかり吟じたはずなのに、なかなか入賞とか優勝とかそういったところができないということになります。
逆もしっかりですね、力強さが必要なところで丁寧に丁寧にというのもですね、なかなか評価されづらくなります。
さらに言うとですね、マイクの距離とかもですね、僕は意識して変えています。
音楽的なところであればですね、やはり伴奏との音楽のバランスが大事になってくるので、
気持ちマイクとの距離も遠目にしていますね。
全体のバランスを意識しながらやっています。
一方で後者の方のこの力強いタイプはですね、普段通常よりもよりマイクに近づいた感じですね。
マイクにも声は乗せるはもう力強くいくわっていう感じですね。声量重視。
そういうふうにもう立ち位置から変わってきたりします。
まあとはいえですね、こういうふうにまああのギンジ分けていかないと大会でなかなか評価されないというところはあるんですけれども、
僕としてはですね、この前者のアクセントも音程も発音も丁寧にまずそちらの方をやった方がいいのかなと考えています。
僕の中ではですね、大は小を兼ねる。どちらが大でどちらが小というと語弊があるかもしれないんですけれども、
やはり細かいところをしっかりと丁寧に丁寧に意識した上でその後に崩すっていうのはやはりまあできるんです。
でも普段アクセントを意識していないギンジ方なのに急にアクセントを意識するようにするっていうのはやはり難しいんですね。
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なので僕は普段からこの前者の音楽的なところを重視している感じですね。
まあそこは知っておいていただければと思います。
ただ今日お伝えしたいことはですね、市議員の大会において求められるギンっていうのはですね、
例えば音楽的なものだったり、例えばもうぼくとつな力強さであったり、
他の流派だったらもしかしたら違う要素もあるかもしれないんですけれども、
それが何なのかをですね、しっかりと抑えた上で練習していただければいいのかなと思います。
本当に慣れていけば切り替えることはできますんで、むしろ切り替えていけるようなスキルを持つっていうことも、
ギン者として、ギン師として大事かなと思いますんで、頑張っていきましょうということです。
よし、では今日一つ後半ギンじていきたいと思います。
今日ギンじるのはですね、広瀬短奏作、慶琳奏雑役諸星に示すですね。
では、まず詩文を読んでから内容をさらさらと読ませていただいて、その後ギンじるという流れでいきます。
灰日暁にいずれば霜雪の下し、君は千竜を汲め、我は滝荷を拾わん。
どんな内容かというとですね、もう故郷離れてのこの弁学には苦しいことや辛いことがもうとにかくたくさんある。
だけれどもそういうことをその口に出すのはやめなさいと。
そこにはですね、一つの土寺を共に斬るような苦労を分かち合うような仲間がいて、自然と仲良くなっていくのだから。
だからですね、一人でぶーたれてはいけませんよということです。
塾舎の芝の折戸を開けて外に出てみると、霜は雪のように白く降りている。
さあ君は川に行って水を汲むのだ。僕は山へ滝荷を拾って来ようじゃないか。
というこの若者の寮生活を思い出す感じですね。
僕も寮生活やってたんで、なんとなく分かる感じはします。
文句ばっかり言っててもですね、キリがないんですよ。
いろんな面倒くさい行事とかもあってもですね、仲間と一緒に過ごすっていうこと自体にすごく価値があるんです。
だから朝とかですね、本当に寒いんでしょうけれども、扉を開けてですね、霜が降りているけれども、川に水を汲んで行こう。
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僕も滝荷を拾って来るぞと。さあ今日も頑張るぞという、もうなんかこのフレッシュな感じがですね、いいですねという話です。
結構僕もこれは詩言やって早いうちに教わりましたけれども、とにかくですね、これ吟じる際には言葉が多いんですよ。
言葉が多い。七言絶句なんですけれども、言うことをやめよ多況苦心往死と。
もうどんだけ言葉が多いと。
なのでここらへんが間延びしないようにテンポよく吟じていくところが大事かなと思います。
あとはこの若者らしく爽やかに吟じていきたいですね。
では今日も一つ吟じて終わりたいと思います。
競輪奏雑泳諸星に示す広瀬短奏
言うことをやめよ多況苦心往死と。
競輪奏雑泳
競輪奏雑泳
競輪奏雑泳
競輪奏雑泳
いかがでしたでしょうか。
前半がちょっと失敗した感がありますね。
言うことをやめよ多況。
多況のアクセントがちょっと微妙なのと。
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言うことをやめよ多況。
ここらへんがですね間の取り方が難しいなと思いました。
ただ後半は結構楽しく吟じれましたね。
最悲、暁に譲ればこの辺のですね。
爽やかな感じが吟じていて気持ちいいと。
そして個人的にはですね。
君は戦竜を組め、我は滝にを拾わん。
この辺りでですね。
行ってくるぞみたいな感じのちょっと元気のいい感じが出せ。
ついつい出てしまうんですけど。
吟じていても楽しいなというところでした。
ということで今日も少しでも参考になれば幸いです。
リクエストや感想や質問などなど。
本当に少しでもコメントいただければめちゃくちゃ嬉しいです。
では詩吟のミルクを発信する詩吟チャンネルどうもありがとうございました。
バイバイ。
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