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詩吟の魅力を発信する、しぃいいいんチャンネル
おはようございます、こんばんは、詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上純詩班の資格を持っていて、全国大会の優勝経験もある私、heyheyによる詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力をわかりやすく、
ザックバランにご紹介していくチャンネルです
えー、ということでですね
今日、今日はですよ
今日ご紹介したいのは
9月10日という漢詩を
一つご紹介させていただきます
その経緯はですね、昨日
おとといかな、えーその時に
スタンドFMのレターのところにですね
嬉しいメッセージが
来ておりまして
今年の9月から、あ、今年の
4月から詩銀を習い
始めましたと、そして今現在
9月10日を練習していて
楽しくなってきたところです
というコメントをいただきました
ありがとうございます
えー、嬉しいですね
なかなかこういうの、特に
こういった音声のところで繋がれることは
ないので、えーとても嬉しいので
じゃあ、僕も9月10日を
ご紹介しようかなという
運びになりました
この詩はですね
僕が今、詩銀
始めて今年で23年
目になるんですけれども
本当の最初ですね
一番最初に
習った詩銀がこちらです
9月10日、菅原道真
その時は本当に
小学生低学年、小学校低学年
ですね、それぐらいの頃だったんで
もうどんな意味なのか、どんな
内容なのかよくわからないまま
去年の
今夜みたいな感じでやってたんですね
懐かしいなと
思いながら
感じています
メッセージくださった方が今
年上なのか年下なのか
全然想像つかないんですけれども
当時の
習い始めた頃の僕に向けてですね
どんなことを
伝えていきたいかなということを
今日お話ししたいと思います
まずこの詩の内容
さらさらっとご紹介しますね
9月10日、まあこれも
旧歴なので
もう少し先になるとは思う
前かな、になると思うんですけれども
まあ今も録音しているのが
9月17日か
なのでちょうどいい時期ですね
やはり季節に合った詩吟を
選ぶというのが気持ちを込めやすいし
吟じていて楽しいし
というところでちょうどいいんじゃないかなと思います
ではまず詩の内容から
9月10日、菅原の
道座寝、菅原の道座寝
というのは学問の神様で
まあ太宰府天満宮に
祀られている方ですね、左遷させられた
という方です
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左遷させられる前の
去年の今夜というのはですね
もう
御門のところへの宴に
召されてですよ、そこで
いろいろと楽しんでいたわけですよ
その中で一つ
終始と秋に
何を思うかという
御門からの題材をもらって
詩を作ったと、それで御門が
気に入ってくださったんですね
そういう楽しかった時が
もう過去の話であると
そして今はもう遠く離れて
しまっていて恩師の
賜った御門から賜った
恩のあふれるこの
衣ですね、衣というか御衣
衣服と言いますか
これが今手元にありますと
それを毎日ですね
ちゃんと奉仕して
それを捧げてと言いますか
その残り顔を拝して
ありがたく懐かしく
御門のことをずっと遠くからは思っている
ということです。だいぶざっくり
した内容なんですけれども
僕の説明がですね、すいません
この内容は正直
まだ詩言を始めた
頃のうちはですね
詩の内容よりも
まずは基本となるところを
抑えていくところが大事なのかなと
考えております。じゃあどういう風に
基本を抑えていくのか
それは二つのステップがあります
骨組みと肉付けですね
骨組み
立派な建物というのは
まず骨組みがしっかりしていないといけない
そこから
肉付けと言いますか
肉がついている。建物であれば
壁紙とか装飾がついていって
より美しい出来栄えになって
いくということです
順番を間違えちゃいけないんですね
最初に骨組みが必要なんですよ
この骨組みとは
何を指しているのか
ということと言いますと
正しい発音
正しいアクセント
そして
お腹から出した声
他には何があるかな
正しい音程
そして節回しですね
節回しも結構ウニョウニョしていて
最初のうちはよく分からないなと思うんですけれども
まっすぐ伸ばすところ
そして揺らすところ
そして最後止めるところ
この3つ
これを意識的に
行えるかどうか
これをただうやむやにやっていると音も外れるし
なかなか伝わってくるものが
無くなってしまう。型が無くなってしまう
ということになります
なので
特に今日はですね
アクセントそして
節回しのところを丁寧に
ご紹介していこうかなと思います
去年の今夜
清涼にじす
去年というのは
普通に自然なアクセントでいいんですね
去年、去が高いですね
去年の今夜
清涼にじす
去年と今夜はどちらも頭高
清涼にじす
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ここは清涼じゃなくて
せいりょう
から上がる
2音目から上がったり
こういうものが
多分アクセントの大半になるので
そこを正しく
明確にやるということが
言葉を正しく伝える上でも
重要になってきます
ただですね
前置きしておきますと
あくまで僕の流派
僕が習ってきたアクセントだったりするので
ところどころ詞が違っていたりするかもしれませんが
どうかご了承ください
じゃああなたは何の流派なの
というところなんですけれども
僕はあえて言いません
なかなかですね
流派が多数分かれているのと
そこに干渉すると
めんどくさい世界があるので
僕はあえて匿名でいきます
参考までにしてください
先生が言ったことを
一番大事にしていただかないと
先生の立つせがないので
ネットで知り合ったよくわからない
ヘイヘイさんという方が言ってますよ
ヘイヘイなんてどこのドイツだ
そこはやめてくださいね
ということで
去年の今夜清涼に
去年の
今夜
清涼に
こういう風に音の
二音目をいかに丁寧にやるか
これがアクセントで大事な
ところになります
では次にですね
節回しですよ
去年の
今夜
今夜
こんな
節回しが入ってくるわけなんですけれども
去年の
こんな風にやっちゃだめなんですね
大事なのは
去年ののところから
真っ直ぐ
びたーっと真っ直ぐ
声を伸ばすと
おー
その次に揺らすんですよ
揺らす
音程とかどういう風に揺らすかは
流派によって変わるかもしれませんが
おー
しっかり今
揺らしてるなっていうのがちゃんと伝わること
そして音が当たっていることですね
おー
おー
この音をちゃんと捉えながら
揺らしているのか
真っ直ぐ伸ばしているのかを明確にする必要があります
そして一番最後
おー
おー
ここを最後止めるんですよ
止める
最初のうちはすげー簡単に
思えるかもしれないんですけれども
正直一番難しいし
一番忘れがちなところなんですね
ついつい
止めることを忘れると
ふわーっと消えていくようになってしまうんです
去年の
おー
こういう止め方であると
ダメなんですよ
ちゃんと止めるならビタッと止める
あえて小さくするのであれば
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ちゃんと意識的に小さくする
無意識的に勝手に止まるっていうのが
一番やっちゃいけないんですね
こんにゃー
おー
おー
ちょっとだけ伸ばして止めるのか
揺らした後にビタッと止めるのか
そういったところでも変わってくると
おーいう感じですね
微量に
実
えーこういう風に
なかなか節回し慣れるのは難しいんですけれども
ちゃんと一つ一つに動きがあるんですね
まあでも動きといっても
伸ばすか揺らすか止めるか
それを意識的に
丁寧に人に伝わるように
やるだけでですね
いやこの人の義務は違うなと
正しいなと聞いていて
間違いがないなと
いう風に感じられるわけです
なんか至上を感じるとかという
前にその土台になるのが
この正しさなんですね
正しさがないとそこに違和感が生じて
しまって
なんか嫌だなという気持ちが先行して
しまいますそうなるといくら至上が
こもっていてもそもそも伝わる
土台に立つことができないんですね
だから正しいアクセント
正しい節回し
正確な節回し
そういったところをまず意識してみては
いいんじゃないかなと思います
僕もこれらをどれだけ
丁寧にやれてるか正直怪しいところではあるので
自分で言いながらですね
本当にできてるのかな怪しいなと
思いながら
ちょっと話してみました偉そうに話してみました
メッセージくれた方の参考になれば
幸いです
ということで
ちょっと時間も時間なんでですね
僕もちゃんと真面目に
吟じていきたいと思います
本当に
各流派によって若干アクセントとか
変わったりするのでそちらに
従ってやってみてください
ただ基礎的な考え方は
人にいい詩吟を
伝えるという意味であれば
気持ちが一緒だと思いますので
共通するところは
ぜひ参考にしてみてください
それでは吟じていきましょう
9月10日
菅原道真
去年の今夜
清涼に
自生
終始の
時変
12:03
一人
断腸
恩師の
行為
今ここに
あり
報じして
毎日
横
這いす
いかがでしたでしょうか
だいぶ丁寧めにやってみましたけれども
まだ甘いよって言われたら
精進します
ということで
今日は9月10日
特に
骨組みと肉付けの
話骨組みは
正しいアクセントとか
節回しのやり方ですね
そういったところをご説明させていただきました
参考になりましたら
幸いです
では詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネル
今日は以上ですどうもありがとうございました
バイバイ