詩吟の基礎と重要性
詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、
わかりやすくザックバランにお話ししていくチャンネルです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。今日は9月の29日の月曜日の朝に仕事に行く前に収録しております。
ちょっと睡眠時間削りすぎてすでにハヤヘロヘロなんですけれども。
いやーちょっといろいろやりすぎてる感じはありますね。
今監視録という、詩吟の監視の現代版の音楽にするということも、
まあいろいろやっていて、ちょっとショート動画ですね。今予約投稿で5つぐらいやったかな。
まあやってみたんで、そういろいろあるんで、ぜひ聴いてみてもらいたいです。
今風景夜泊もですね、ちょっと挑戦しているところで、
今もうちょっとやりたいんだよなっていう、90点ぐらいまで来てるんですよね。
っていうところもあったり、あとはですね、今ショート動画、
監視録とは別でショート動画も今ちょっと挑戦していてですね。
詩吟という言葉の認知をですね、やっぱ一番広めれるのはショート動画だよなっていうのが思ったんで、
ちょっとそれも自分なりにできないか。
まあ2年前とかにチャレンジしてすぐ挫折したんですけれども、
ちょっと今、周りのコミュニティでそういう熱があるんですね。
これにあやかって自分ももう一回再チャレンジしようかなというところで。
昨日結局4時間半、4時間半しか寝てないんですよね。
ちょっとさすがに切り過ぎたんで、また今日はしっかり寝たいかなと思っております。
娘は、娘はもう元気です。
もう常に元気です。
今日は肩車しながら、保育園に連れて行きました。
可愛いですね、可愛いけれど本当に今15.5キロ、97センチ。
だいぶ大きい方だと思いますね。3ヶ月丸々なんですけど。
大きいし、僕に似て腕は長いし、奥さんに似て足が長かったら、
これは良いスタイルになるんじゃないかとか色々喋ってますけど。
はい、雑談はこれぐらいにしておきまして。
ではですね、今日お話しする内容はちょっと中級者向けの話になります。
これは初心者の人もぜひ覚えておいて損はない内容ですね。
かっこよく吟じようとしないということです。
かっこよく吟じようとしない、これがとても大事ですよというお話をしていきたいと思います。
これはですね、今まさに自分が先日、一昨日かな?
吟じる際の表現方法
一昨日、久しぶりにちゃんと市議の練習に行ってきたんですよ。
稽古で先生に稽古をつけてもらったんですけれども。
これからですね、次の大会が始まるんですね。
出られる方はいらっしゃると思うんですけど、財団のコンクールです。
去年、去年というか前回の時はですね、僕は二次予選ぐらいで大会2日前ぐらいに喉をやらかしてですね。
もうカスカスな状態で頑張ったんですけど。
足にも棒にも引っかからず、もう凹んだって感じなんですけれども。
今年から9月からですね、次の大会に向けて頑張るぞというところです。
で、早速ですね、銀大選びとかもやりまして、吟じ始めたと。
早速吟じたんですけれども、一番ポイントになったのは今日のテーマになるんですね。
かっこよく吟じようとしないということです。
僕の場合はですね、ついつい見栄張るんですよ。
初めて見る監視でも、私これぐらい吟じれますよみたいなのをちょっと見栄張っちゃったりするんですよね。
例えば、本当に素朴にやればですね。
こんな感じで素直に吟じるところなんですけれども。
見て、誇張してやるとですね、こんな感じですよね。
こんな感じですかね。
だいぶ誇張しましたけれども、
こういうもっとよく見せたいという意識、それが銀にもしっかり現れてくるとですね、
これはもうアカンですよというふうに話していきたいと思います。
大きく理由はですね、3つあるかなと思いますので、順番にお話ししていきます。
まずはですね、
まずは私分、私分そのものが素晴らしいんですというお話をしたいと思います。
扱う監視はですね、ほっといても100年から1000年ぐらいずっと長続きして今に残っている素晴らしいものばかりなんですよね。
もうすべてが金輪、朱玉の素晴らしいものばかりを扱っているんですよ。
私銀やってるとだんだんなんかその感覚をおざなりになってくるんですけれども、
すでにもう完成されているんですね。
だからそこに余計な装飾とかいらないから、
まずはもう基本に忠実に丁寧にただただやってくれという話です。
そんなちょっとたかが数年数年で考えたような表現力とかいいから、
もうまずそのままややりましょうというのがまず理由の一つになります。
まあこれもわかりますよね。
そう今そう僕ちょっと雑談すると漫画、漫画であのアカネ話ってやつ僕結構好きなんですよ。
落語の漫画なんですよ。ジャンプでやってるんですけど。
そうあれが今最新話の方ではですね、いろんなライバルがいてですね、
各々いろんな脚色をしたりいろんな表現の仕方をしたりして、
お客さんを笑わせたりするんですけれども、
今主人公のですねアカネがもう今一番ハードな課題を与えられていて、
笑わせようとするなっていう課題を与えられて、
今まさにやっているところなんですよね。
でもまあここに話には通じるところがあって、
そのもの落語の場合はその話そのものが完成されているから、
それにいかに忠実に真摯に変に上から目線とかなろうとせずにですね、
扱うというその姿勢そのものがですねやっぱり重要になってきます。
で二つ目、二つ目はですね、
一つ目にさっきちょっと言ったんですけれども、
表現が浅いと、かっこよくするようとすると表現が浅くなるという話です。
どういうことかというとですね、
今まで自分が言っている内容をちょっとちゃぶ台返しするような感じで、
非常に自分も聞き苦しい申し訳ない感じはするんですけれども、
ここでめちゃくちゃここのこの感情を思いっきり表現しようとかってやるとですね、
基本がすごく練り上げた人じゃない限り、
声がですね、だんだんと丹田の副式の発声から強式の発声になっていくんです。
で口周りの方にですね、だんだんと力がこもっていって、
そこだけの表現をやろうとしてしまうんですよね。
だから僕も本当に一番ノリノリでやっているところが一番、
そこ、そこ、ほら上に上がったって怒られます。
でそれを気をつけて、じゃあ次の弦やって、うんそうそう、そんな感じだよ。
じゃあ最後にもう一回通しでやってみようか。
あ、無意識でやってしまった。
ねえ、ほらまたやったでしょみたいな感じで怒られました。
こんな感じでですね、本当に、僕の場合はめちゃくちゃ無意識に擦り込まれてしまっていて、
だからこれを取り除いていくのは非常に大変なんですけれども、
まだそういう段階に至っていない人はですね、
変に自分なりの表現というものをやろうとしたり、
しゃくりを入れようとしたりとかですね、
そういうものは控えた方がよろしいかと思います。
やりすぎるとですね、それを取り除いていく方が大変だったりするんですね。
ただそうなると、四弦自体がなかなか、
なかなかまだ色んな形ができていないときにそれを取り組むとですね、
本当につまらなくて単調な感じになるので、
そこのバランスは難しいんです。
難しいんですけれども、銀道という道を歩む上でですね、
より遠くのところへ行こうとしたときに必ず出てくる壁はこれになってくるんですよね。
自分なりの表現をしようとしてしまうと。
そうなると声がどんどん浅くなってしまうというところになるかなと思います。
相手の目線を意識する重要性
僕もですね、しゃくりを練習するときに、
しゃくりできる人かっこいいなと思ってすごく思っていたんですけれども、
先生からは、自分からやろうとするんじゃないと。
発声練習していて、自然にできるようになったら、
その感覚を大事にしなさいというところですね。
だから自分から、ううううみたいな感じで、
こういうふうにしゃくりをコロコロコロコロ入れようとしたら、
それはもうひどいものだったら、むしろマイナスだからやめなさいというふうに言われました。
だから今しゃくりができないんですよっていう方は、
そんなに全然気にする必要は全くなくてですね、
気にせずしっかりと声を前に出す、
お腹がちゃんと疲れるぐらいに、
ぼくとつに従順に、
盲目にって言うとちょっとあれなんですけれども、
淡々とやると、
もう修行みたいな感じになるのかなと思います。
そして、そして三つ目ですね。
三つ目はですね、
相手目線になっていないからという話をしていきたいと思います。
かっこよくですね、吟じようとするということはですね、
相手目線になっていないんですよ。
これどういうことかというと、
いや、ぼくもまだまだ本当に意識しないといけないんですけれども、
自分の声を吟じるとですね、
聞いている側としては、
この人はこういう吟がいいわね、落ち着くわね、聞きやすいわね、
特に年配の方であればあるほど、
そういう吟の一番本質的な安定する落ち着くようなところを聞こうとするんだと思います。
審査員とかのそういう先生であれば、
なおさらこの人のこういう声質がいいよなって多分思うんですよね。
本質的なところ。
ただそこにかっこよく吟じようとした場合、
それがすべてノイズになってくるんですよ。
本当にゆらゆらした波、
ただずっと単調だったらつまらないんで、
小さい波、大きい波、小さい波、大きい波っていうのを
ゆらゆら聞く側、審査員側は聞いているし、
その後もそういう風になってほしいなっていう希望があるんですよ。
そんなところでですね、急に気をてらったような感じで、
急に声量が一気にガツンと上がったりですね、
もしくは発声の仕方が変わったりとか、
発声の仕方が変わるというよりは、
ガツンとやろうとするから発声が悪くなってしまうと言った方がいいかもしれないですね。
っていう風になると、聞く側にとってはノイズでしかないから、
なんでここでこんなことを入れたんだろうとかって思っちゃうんです。
もっとそれよりも、
かっこつけの落とし穴
聞くの落ち着いた感じの吟じ方をやってくれればそれでいいのにとかですね。
そんな風に思っちゃうんです。
それがどんどん邪魔されて、
かっこつけシーンによってどんどん原点されていって、
最終的になんか残念だったな、本来はいいもの持ってるはずなのに残念だったなとかですね。
そんな風になっていく。
各々がですね、やはりいい声は持っているんですけれども、
それが変なかっこつけによって原点方式でマイナスマイナスになっていく。
これは相手目線になっていないかっこの付け方なんですよね。
市議員におけるかっこの付け方っていうのはやっぱり、
もっともっと先なんだと思います。
めちゃくちゃに骨組みを十分にやっていてですね、
そこから色を付けようとしても発声がガタつかない。
アクセントも発声も発音も音程もガタつかない。
そんな万全なですね、万全な基礎ができている状況で、
その上でですね、少しずつちょっとこの色味を付けていくみたいな。
そんな状態がようやく自分に許されたかっこの付け方、
かっこつけていいよっていうタイミングがそこら辺になってくるのかなと思っています。
僕も市議員歴27年経っちゃったんですけれども、
まだまだですね、本当にまだまだなんだろうなと。
今学んでいる感じ聞くと、
あと早くて5年、もしくは意識しなかったら10年経っても
まだ上手くいかないんじゃないかなとかっていうふうに思います。
それほどに自分を殺すというよりは自分を客観視して、
自分の素晴らしさは何なのかというのを真摯に向き合って、
そして聞いている人にとって良い銀というものは何なのかなという、
この相手目線の銀を考えて、
そして自分の声質っていうのは本質はどこにあるんだろう、
ちゃんと基礎の声はどこなんだろうっていうのも、
ちゃんと逃さないようにズレないようにして。
そういうところの考えが、下手なカッコつけはもうダメですよという話につながっていくのかなと思っております。
どうでしょうか?非常に難しいです。
非常に難しいです。
今朝も車の中でちょっと練習してたんですけど、
すぐ出ますね。
すぐ本当に無意識的にカッコつけ、
下手に多分銀歴が上がってくるとここから、
呪縛から逃れられないような気がしなくはないんですが、
それをちゃんと自分を戒めてやっていくことが大事なのかなと思います。
ぜひぜひ意識してみてください。
今まで言っている内容と、別にバッティングするわけではないんですけども、
分からなくなったよという方はまたコメントでご相談いただければ、
そこも詳しく喋っていきたいと思います。
吟じることの挑戦
疲れた。本当に疲れた。
ではでは、後半一つ言じたいと思うんですが、
今日はですね、
どうせまだ覚えていないだろうと、
これから僕が次の財団の大会に行く時にですね、
今のところ多分これになりそうだなっていうので、
こちらの黄巡作、万里の頂上の頂上をですね、
こちらを言じたいと思います。
今まだ習い始めなんでですね、
私分すらろくにまだ覚えきれておりません。
そしてこれを練習していて、
カッコつけしやめろというふうに言われております。
ではまずこちらを今日やって、
大会が近づくにつれ予選が半年後ですよね。
そこまでにどんな風に良くなっていくのか、
1、2ヶ月に1回ぐらいのペースですね。
記録していこうかなってしれっと思っております。
ではまず詩文を読んでいきますね。
ではどういった内容かですね。
そういう歴史上の変化の激しさ、
対筆体の面白さとかですね、
そういったところが入ってくる詩文なのかなと思っています。
どういう気持ちで吟じればいいのか、
正直まだつかみきれてはいないんですが、
僕この頃の時代の好きなんですよね。
神とか、キングダムめちゃくちゃ読んでますからね。
三国志とかも好きですし、
孔雀も好きですし、
そこらへん感じるんですが、
こちらを今日は吟じて終わりたいと思います。
いや本当にまだまだ、
全然まだまだなんですね。
これでなんとかというところですかね。
今詩文を見ながら、申し訳ないですが、
吟じたいと思います。
頂上
応じゅん
しん
頂上を
気づいて
鉄路に
ひす
断じゅう
あえて
銀と
てまらず
いずくんぞ
知らん
おかい
いかがでしたでしょうか。
いかがだったんですかね。
本当にこれ、
メンタル的にも、
難しいです。
多くの人が聞いてくださっている配信で、
こんな銀やってつまらないんじゃないかっていうのが、
常に頭をよぎるんです。
普段の僕の銀聞いている方に比べると、
すごくおとなしかったなとか思われると思うんですが、
僕はですね、
こっちの大会で、
もっとトップを目指すためにはですね、
もっともっと上に行くためには、
こっちの方向性でやらないといけないんですが、
最初に感じる壁がこれですね。
すげえ単調だけどいいのかなとかですね。
こんなに見せどころが、
あんまりうまくできてなくていいのかな、
っていうところなんですが、
これが自分をかっこよくつけたいっていう視点なんだと思います。
でもこれ、
すごい単調に見えるんですけど、
銀じてる側としては本当に苦しいんですよ。
お腹痛いし、
本当に疲れるんですよね。
2分間でもう勘弁してくれってなるんですけど、
疲れるんですが、
それはその方がいいはずなんですよね。
いいはずなんですが、
これだけ自分で喋っておきながらも、
これだけ気持ちが揺れ動くというのは、
やっぱり難しいんだなと思います。
こういう銀じ方をもう少しちゃんと続けていってですね、
自分がまだ見えていない視銀の良さ、
監視の本質的な良さ、
ここの銀じ方よくよく聞いてみると、
こういうとこ良いよなっていうのが分かってくると、
なんかまた見えてくるものが違うのかなと思うんですけど、
多分まだ僕も見えていないものがあるんだなということですね。
難しいですね。
ではでは、今日はちょっとややこしい話だったかもしれないんですけれども、
コメントとかリクエストをご相談いただけたら幸いでございます。
では、視銀の魅力を発信する視銀チャンネルどうもありがとうございました。
バイバイ。