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2025-06-25 17:27

【詩吟ch】詩吟に「流れ」を付ける為に大切な3つのこと<後半:蛍を観る>

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<今日の一吟>
蛍を見る / 大槻磐渓
柳外の流光 水清を照らす
風無く月無く 夜三更
一螢忽ち被る 垂条に触るるを
誤って波心に墜ちて 滅復た明




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サマリー

詩吟に流れをつけるためには、基本に忠実に発声やアクセントを意識し、声を前に出すことが重要です。また、一歩先を意識することで、吟じる流れを途切れさせることなく、より感情的な表現が可能になります。詩吟において「流れ」を意識することは、表現力を高めるために重要です。このエピソードでは、次の言葉を考えることで、その実現方法とホタルを見る詩を吟じる過程が紹介されています。

00:02
詩吟の魅力を発信する、詩吟ch
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、
わかりやすくザクバラにお話ししていくチャンネルです。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
私はもう元気に忙しく過ごしているんですけれども、先日、今日は月曜日に配信してますね。
6月23日、月曜日。
これがいつも編集するまでに時間がかかって、若干タイム差があるんですけれども、
この土日の間にですね、ゴスペルのイベントがあって、
あとは音楽会を聴いてみたいな、すごくアクティブみたいですね。
なんか旗から見ると。
ゴスペルの方では、奥さんがゴスペルのイベントで、なぜかダンサーズをやっていてですね、踊るので、
僕は歌う側だけやっていたから、
娘をですね、必死に抱えて、いろいろ怪しながらステージのど真ん中に配置されたんで、
そこで歌おうと。
で、リハーサルの時はですね、
リハーサルの時はちょっと、ちょっと危なかったんですね。
ちょっと危なくて、やばいな、やばいなって直線もドタバタしていて、
本番の時に、本番もですね、ステージ脇にいるとですね、やっぱあの、やばいんですが、
もう周りの大人の人たちが、やんややんやといろいろ手をかけてくださって、
いざ本番って伴奏がかかったところで、寝たんですよね。
なんなんでしょうね、もう。
本当に、やっぱこういう、こういうもんかねと思いながら、
もう肩に15キロを抱えながらですね、楽しく歌いました。
きっといい感じで、この寝ている中で、ゴスペルというものがですね、
インプットされていくんだろうなと思っております。
まあ、こんな感じで、忙しなく動いているんですけども、
今日もですね、あの、詩吟の配信頑張っていきたいと思います。
詩吟の基本
今日お話しする内容はですね、
詩吟に流れをつけるために大切な3つのことというテーマでお話ししたいと思います。
えー、吟に流れを持たせる。
これあの、どうでしょう。
いや、持たせてみたいなとか、なんで自分の吟は流れが生まれないんだろうとか、
考えたことないですかね。
これちょっと中級者向けの話かもしれません。
えー、僕もそうですね、なんかそれを認識したのは、うーん、5年じゃないですね。
10年ぐらい経ってから、なんかあの、認識し始めました。
そう、先生からはですね、あの最初の頃はこの表面的なところを教わっていくんですよ。
ここはこれぐらいで止めましょうとか、
ここのアクセントはこうしましょうとか、
ここの発音は崩れやすいのでちゃんと口を開けましょうとかですね。
えー、そういう風に一個一個、まああの、表面からですね、粘土をペタペタとあの、塗るようなというか、
形作るような形で、えー、やっていくんですけれども、
だんだんとですね、あれ、なんか先生の吟は、その、緩急強弱ですね。
緩急強弱とか、市場表現を認識し始めるとですね、
なんか先生のすごく伝わってくるし、吟になんかあの、流れがあるのがわかるんだけれど、
自分が吟じていてもそんな感じが全然しないなーって、えー、思ったんですよ。
そう、で、じゃあどうやったらできるのか。
自分なりになんかもっと感情を込めて大げさにやったらいいのかなーとかってやるんですけれども、
どうも、どうも違うと。
で、先生からもそれはダメだとかですね、いろいろ言われるんですよ。
で、えー、まあ、今振り返るとですね、えー、今は、あの、それなりにこの吟に流れというものを持たせることができました。
だからこの当時の自分からですね、今、あの、自分が、当時の自分に対して話しかけるとしたら、
やっぱりここらへんが大事だよなーというところをお話ししていきたいと思います。
そう、あの、緩急強弱の話になりますかね。
で、と、3つのポイントになるんですけれども、
まず1つ目はですね、
基本に忠実にやるということです。
発声、発音、アクセント、音程、あとは、えー、間合い、言葉運びですかね。
このあたりを、えー、今まで先生から教わってきたところ、
まあ、私も常日頃から言っている、多分だいぶ基礎に特化して発信内容になってると思うんですけど、
えー、そこに本当に忠実に、真面目に、愚直にやっていく。
これがやっぱり、あの、ベースになるんですね。
発音が雑な人、アクセントが雑な人、発声が適当な人、
えー、こういう人の吟にですね、流れは生まれません。
うん。
生まれないんですね。
まあ、あの、全部が100点満点である必要はないんですけれども、
全然意識してないわ、みたいな、
そういう適当にここをやればいいというような認識レベルであれば、
吟に流れというものはできなくてですね、
本当にあの、継ぎはぎだらけな感じになります。
なんかあの、デザインでですね、あの、パワーポイントで適当なイラストで作ったんだろうな、みたいな。
そういうデザインとか、あの、トイレの張り紙になるじゃないですか。
なんかそんな感じになるんですね。
なんか、で、それをちょっと整えたとしても、なんか継ぎはぎ感が拭えないな、みたいな。
そんなレベルに落ち着いてしまいます。
この基本に忠実に。
まあ、あの、深掘りするとエンドレスになるので、ちょっとやめておくんですけれども、
そして2つ目ですね、2つ目。
声を前に出す重要性
これも地味に重要なんですが、声は前に出すです。
声は前に出す。
これあの、まあ、基本に忠実にの延長線上になるんですけれども、
詩吟においてはですね、
歌においては別にこの声を前に出すのを常に意識する必要はないんですけれども、
この、詩吟においては前に出すというのはすごく重要なんですね。
なんというかな、前に出すという力が働いているからですね、
それを少し、少し抜いた時に、このグワッと出すから戻る力が発生する。
この波というものが生じるって言った方がいいんですかね。
ただ何もしていなければですね、
表面がフヨフヨフヨってただ小さな波があるだけですね。
そこを声を前に押し出すことで、グワッと大きな波を作る起点になるんですね。
グワッと作るから波がまたザバーンと戻ってくる。
それをもう一度グワッと押すから出てくると。
これはなんというかな、押したら抜いていいっていうのとちょっと違うんですね。
押すかすごく押すかちょっと押すかの違いなんですが、
この前に押し続ける力があるからこそですね、
銀に流れというものが出てきます。
こういう風に声を弾きながら弾きながらやると一見良さそうにいけるんですけど、
銀においてはやっぱ違ってですね、しっかりマイナス。
前に前に前に押すからですね、この銀に流れというものが出てきます。
だからお腹はゆめることはできないんですね。
これもちょっともう少し深掘りしたいんですけど、とりあえずここに留めておきましょう。
一歩先を意識する
そして3つ目。3つ目は今日特に分かりやすいしお伝えしたいところはですね、3つ目になります。
それはですね、銀一息の時に一塊のその一歩先、一歩先を意識して、
一歩先を意識するか、一歩先を意識すると、ちょっとうまく言語化できなかったんですけど、
これになります。何度も言いますが、一歩先を意識する。
どういうことかというと、
弁政粛々、夜、川を渡る。ここであればですね、弁政粛々の塊と、夜と川を渡る。
この3つの塊があるわけですね。もちろん人によって別に分かれていいんですけれども、
この弁政粛々だけを最初は多分意識して、吟じて、止めまで頑張ろうってやるんですけれども、
大事なのはですね、その一歩先を常に考えるということです。
弁政粛々
ここで止めるんですけれども、この止めると同時に次の夜ですね。
夜っていうのはどういうタイミングで入ろうか、どうやったらこの詩文の流れが切れないか、途切れないか、
むしろ自分はここで途切れさせたいのかですね。
そういうのを考えて、一歩先を常に考えておく。
これまあ難しいは難しいんですけども、慣れになってくるんですね。
であればこの意識しているとですね、これ結構繋がってくるんですよ。
意識しない場合はこんな感じですね。
弁政粛々
夜変わろうと。
こんな感じに、うまく伝わるかな、こんな感じになってくるんですけれども、
詩吟の流れを意識する
これを意識すると全部繋がってくるんですね。
弁政粛々
夜変わろうと。
どうでしょうかね。この違いちょっとわかりますかね。
何を意識しているかというと、弁政粛々で、
ここで夜をですね、ここである意味文が1個途切れるから、
ここを途切れた後に夜って入ろうと。
ちゃんとここに間を設けて夜って入ろうっていうプログラムがですね、
体に組み込まれるんです。
次を予測しようとしたら、そういうのがですね、ある程度慣れてくるとかな、
頭にそういうのが勝手にインストールされていって、
そういう表現がしやすくなってきます。
夜、川を、夜を言った時に、次は川を意識するとですね、
夜、川を渡る、ここは文章を繋がってくるよなってなった場合に、
夜、川、川、この小さな川っていうやつがですね、自然と早めに出てくるんですよ。
本当はですね、じゃあここは早めに入れましょうとか、
ここは長めに取りましょうとか、そういうのを全部一個一個丁寧に学んでいくっていうのも
一つの手なんですけども、あんまり現実的じゃないのとですね、
たぶん覚えるコストが多すぎて頭がパンクするんですよ。
そうならないために覚えておくことは、この一つ一つの塊が終わるところで、
次を予測する。次のことを考えてちゃんと止める。
終わる時にすぐ次のところを考えていく。
次、次、次という風に意識しておくとですね、
それが全部繋がるためのこの粘着剤みたいな感じ、接着剤みたいな感じになってくれるんですよね。
これは本当に繋がるところで意識するというよりは、
繋がるところも繋がらないところも次を意識することによって、
ちゃんとそのメリハリが効いてくるようになります。
だから転句に入るところもですね、じゃあ次は転句だ。
だから多めに溜めて息もしっかり吸ってからガツンと入ろうというようなのはですね、
この次、次、次と次の四分はどうかな。
次はどう入ってみようかなとかっていうのを考える。
これを全く考えていない人はこの継ぎはぎ的な銀になるんですが、
それを意識していると繋がるような銀になってくるというお話です。
どうでしょうか。僕はうまく説明できた気があんまりしないんですけれども、
銀じているときに次ってあんまり意識できなかったなという人はですね、
それをちょっとやる、それを継続的に意識していくとだんだんと鍛えられていって、
自分の銀がですね動き始めるんです。
動き始めたらそこからようやく何というかな、
緩急強弱を意識的にコントロールするフェーズに入ってきます。
それができないとですね、全部継ぎはぎの銀になっているので、
そこに無理やり緩急強弱をやっても継ぎはぎ感が拭えなくなるというところなので、
やってみてください。
わからなければコメントにいただければ幸いです。
ホタルを見る詩吟
よし、では後半行く前に2つ宣伝です。
1つはですね、市銀の本を作っております市銀の教科書初心者編と入門編があります。
入門編は2ヶ月前に出版しても50冊以上かな、売れている形になってまして、
市銀の教科書初心者編もあれ300から400冊ぐらい売れているというところで、
市銀についてわかりやすく学べる本になっております。
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そしてあとは市銀メルマガ、こちらもですね、今ちょっと滞っているんですけれども、
お得な情報とか、私の発信内容で特に重要なものっていうのは、
その市銀メルマガを通じて最初にお伝えしようと思いますので、
あとは最初無料登録の特典もありますので、ぜひぜひ使っていただけたら嬉しいです。
登録していただけたら嬉しいです。本当に1分ぐらいで終わると思います。
では後半一つ吟じて終わりたいと思います。
今日はですね、大月晩景作ホタルを見るにしました。
本当に関東も多分日本全国この間暑くてですね、38度とか7度ぐらいなんですよね。
まともな涼しい心地よい夏を思い出したいという思いからですね、
今年は選ばさせていただきました。では詩文を読んでいきます。
すごく想像できますけれども、なんか遠い昔のようにも感じますよね。
風なくとかって聞くと、揃えの時点でめちゃくちゃ暑いんじゃなかろうかって思ってしまう。
現代に侵された感覚が寂しいです。
ではこちらを吟じて素敵な夏をですね思い出したいと思います。
ホタルを見る大月晩景
いかがでしたでしょうか。先を先を考えて。
普段から別にこのギーに慣れているわけじゃないんですけど、それでも次はこういう感じやからこうやろうっていうのを
先を常に考えると少しずつ銀が繋がってくる感じになるかなと思います。
いやーなんか本当にイメージしやすい。こんな感じあったよなーって本当に子供の頃思い出しました。
では次の配信は明後日になるかなと思います。
明日は限定広告アドバンスの銀猫道場の方だけのやつになると思いますので、
引き続き楽しみにしていただければと思います。
コメントとかリクエストやご相談もお待ちしております。
詩銀の魅力を発信する詩銀チャンネルどうもありがとうございました。バイバイ!
17:27

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