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2023-04-10 16:32

【詩吟ch】要注意!詩吟を「間延び」させない3つのコツ<後半:桶狭間を過ぐ>

桶狭間を過ぐ / 太田錦城
荒原古を弔う 古墳の前
戦克って将驕る 何ぞ全きを得ん
怪風雨を吹いて 昼晦の如し
驚破す 奇兵の天より降るかと


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00:02
詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、わかりやすくザックバランにお話ししていくチャンネルです。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今日はもうだいぶ真夏みたいな感じの暖かさになってきたんですけれども。
僕の娘は今保育園に、ならし保育ですけれど、結構ノリノリで通っておりますね。
朝9時に預けて、今日は4時まで預けたんですけれど、
特に泣くこともなく、そして預ける時に寂しい顔をするわけでもなくですね。
ただ迎えに行くとやっぱり嬉しい顔もしてくれるという、なんとも独り立ちの早そうな感じがしております。
明日は結構朝7時から預ける感じにはなるんですけど、本当におかげさまで順調に生きているので、
僕も本当にあと来週から仕事が始まるということで、覚悟しないなと考えております。
さて、今日の本題に移りたいと思うんですけれども、
死銀を間延びさせないための3つのコツということでお話ししていきたいと思います。
死銀、銀自体、特に銀力の浅い方はですね、
一音一音丁寧に音の動かし方とか、そもそも銀自分自体に不慣れなところもありますので、
それの丁寧さのあまり、
こんな感じでですね、間延びした感じになってしまうというところがあります。
一方ですね、銀力がそれなりにある方でも、この間延びした銀というのはあり、多い、多い、結構見ますね。
なので今回は、間延びしないためにはこの3つを押さえておけば、だいぶ良くなるんじゃないかなということでお話しさせていただきます。
では早速3つのところ行くんですけれども、
一つ目はですね、一つ目は言葉運びを早くする、言葉運びを早くするになりますね。
これはとてもシンプルなんですけれども、
やはり一音一音丁寧にやろうとすればするほど、
そもそも詞文を読むところからですね、遅くなってしまうと。
詞文が遅かったら、それはその後の節長なんてもう更に遅くなるんですね。
詞文があって節長、これで詞銀になるんですけれども、
基本的には、節長の方が長いんですね。
詞文の方が長いってことは基本あり得ない。
だから詞文以上の長さになるんですけれども、
03:01
その詞文がすでに長ければ、もう節長も自然と長くなってしまって、
全体としてのっぺりした感じになってしまいます。
ただ早口言葉にすればいいというわけではないんですけれども、
聞き取れる、ちゃんと真っ当な範囲で、
ちゃんと一歩一歩どっすんどっすん刻んでいたのをですね、
どんどんどんどんぐらいの、それぐらいの雰囲気で、
一音の大切さは変わらないけれども、踏みしめていくという形が大事かなと思います。
なので、例えばこの
ベンセイ
こんな風になるんではなくて、
ベンセイ
どんどんどんどんという風に入るとですね、
だいぶこの間延びを大幅にカットできるんじゃないかなと思います。
そして2つ目、これ結構大事なコツになるんですけれども、
節長の方ですね、先ほどは詩文だったので、
次は節長の方なんですけれども、
こちらは前半たっぷり、終わりは短く、
前半たっぷり、終わり短く、
こういうバランス感覚でですね、
とにかく終わりの方を、
このダラダラとしないことが大事になります。
大揺りとか、揺り落としであれば一番わかりやすいんですけれども、
全部をまったりしようとするとこんな感じになります。
こんな感じになります。
こんな感じになります。
それをですね、今度前半たっぷり、後半短く、
この大揺りと揺り落としやってみようと思うんですけれども、
こんな感じですね。
こんな感じに入っていきます。
本当にですね、節長が間延びしてしまう、
間延びしている要素の一番大きいのが、
この節長の後半ですね、下りと言った方がいいんでしょうか。
この下りの部分が、
まどろっこしいんですね。
まどろっこしくなってしまう。
ただ、これってですね、僕も長年経験してきたんですけれども、
そこを短くしてと言われると、なかなかにできないんですよ。
不思議なもので、体が勝手にバランスを取ろうとして、
短くするというのは難しいんですよ。
どうしたら自然と短くできるかという答えなんですけれども、
後半を短くするためにですね、前半をたっぷり伸ばすんですね。
たっぷりやればやるほどですね、後半を短くしようという気持ちが自然に入ってきます。
06:06
多分。
特に揺り落としとかはわかりやすいですね。
多分ですね、頭の中でこの節長はこれぐらいの枠を設けるっていうのは、
きっと頭の中にあってですね、
その枠の中で調整しようとするんです。
だから、前半中途半端に長くてやると後半も中途半端に長くなってしまう。
そうではなくて、前半はたっぷり伸ばして、
そうした分ですね、残りの時間枠が限られてますんで、
そこで勝手に自然と短めになるという、
そういう仕組みなんじゃないかなと僕は考えております。
なのでですね、なかなか短く切れないんですという方こそですね、
本当に最初の音をビブラートもせずにしっかりと、
しっかりとまっすぐたっぷり伸ばしてあげる。
そうするとですね、この短くする感覚、
そういうものがつかめてくるんじゃないかなと思います。
僕もこれ2年ぐらい悩んだようなテーマなんで、
ぜひぜひですね、多分僕言ってるのはだいぶ答えに近いんじゃないかなと思いますんで、
やってみていただければと思います。
そして3つ目のコツです。
3つ目のコツはですね、前に関する話になるんですけれども、
成長の次の台詞を、次の詞文を意識するということですね。
この成長をただ吟じ終わるんじゃなくて、
この成長を吟じ終わったら、次の詞文が何が来るのかをですね、
もうちゃんと準備をするという、こういう心構えを持つことになります。
これを持たないとどうなるか、
これはですね、ここまでたっぷり吟じたぞ、さあ次も頑張るぞ、
みたいなこんな感じのテンポに行くんで、本当に遅くなるんですね。
渡る 暁に見る 旋径の
こんな感じのテンポになります。
これはですね、渡るから暁に見る、この暁の入りをですね、意識するんですよ。
渡るの終わりのところからすでに次に暁にを意識するんです。
そうすると、渡る 暁に見る
この意識を持つことでですね、どっこいしょという気持ちがだいぶなくなるんですね。
このどっこいしょがあるかないかで、なかなか次に進んでくれないなと、
映画で見るとですね、ワンシーンワンシーンが全部均等間隔で長いみたいな、
戦闘シーンもたっぷりあればですね、その後の感動シーンもたっぷりあるし、
最後のエピローグもたっぷりあるみたいな、どれが一番メインなんだよという気持ちになってくるんですね。
09:00
そうではなくて、やはり抑えるべきところは短くした方が良いんですね。
この間間をですね、この間合いのところ、詩文がつながっているところであれば、
やはりそこは極力抑えた方が良いです。
間合いの話、先日したんですけれども、もちろん間合いによってはいろんな目的があるので、
すべての間合いを詰めるという必要はありません。
ただ、詩文に関わらずかな、
常にですね、この節調が終わったら、次の詩文の言葉は何かなという意識を持つだけでですね、
だいぶこの詩文は自然に流れていったり、必要なところで切れたり、
入り方がですね、ちゃんと適正なスタートダッシュを切れるということになります。
なので、今日は詩言が間延びしないための3つのコツをお話しさせていただきました。
1つ目は言葉運びを早くする。
2つ目は節調は前半たっぷり、後半短くと。
そして、3つ目がこの節調の終わりのところで次のセリフを意識するということになります。
どれもきっと経験的に役立つものばかりですので、参考にしていただければと思います。
そんなところかな。
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そういう方はこのYouTubeのメンバーシップのところで月額990円でYouTube詩言教室というものをやっております。
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入り方はですね、第216回のYouTubeを見ていただければと思います。
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星も4.5個ぐらいあるかな。だいぶ高い評価をいただいている詩言が始めたばかりの方の、
このYouTubeの内容も含めてですね、とても分かりやすく整理してある、
堅苦しくもない実践的な内容になっておりますので、
ぜひぜひお買い求めいただけるととっても嬉しいです。
そのお金でですね、僕もこの詩言のチャンネルをもっともっと拡充していきたいなと、
そのお金でとか言っちゃったんですけど、そんな感じで応援していただければ嬉しいです。
では後半ですね、一つ言じていきたいと思います。
今日言じるのは、大田錦二を咲く桶狭間をすぐ。
こちらあの戦物です。僕の大好きな戦物。
だいぶ動きが激しくてですね、戦国絵巻のような感じがあります。
やはりあのまったりとしている銀というよりはですね、
力強くも言じたいし、もっと描きたい感じも僕はやっぱり強いんで、
12:00
それが詰まっているのがこういう戦国絵巻タイプの詩文になっております。
まず詩文を読んでいきますね。
桶狭間をすぐ大田錦二
黄炎いにしえをとむろう
古墳の前
戦い勝って将をもる
なんぞ全きは縁
開封雨を吹いて
ひる闇の如し
強発機兵
天より下るかと
機兵員の如ったかな?ですね。
桶狭間の戦いですね。
終わりの荒野
桶狭間にある古い塚の前に立つと
過去のことが感慨深く忍ばれると
王子っていうのかな?王子が忍ばれる。
初戦に勝った大将今川義元は
勝利におもり高ぶったのだから
どうしてその目的を全うすることができようか
果たせるかな?怪しい風が雨を吹きつけると
一点にわかにかきくもって
まるで闇のように暗くなる
敵が天から降ってきたかと思わせる
この織田信長の奇襲を受けると
仰天するばかりでついに滅ぼされてしまったではないか
桶狭間の戦いをまさに描いているものになります。
とても有名な詩文
戦いなんでイメージしやすいかなと思いますね。
そういう風にイメージしていただきながら
聴いていただければと思います。
高校に出るかな?頑張ってみよう。
桶狭間を進む
織田信長
高原
西をとむろう
古墳の前
戦い勝手
将をおのる
のんぞまったきを
えん
海風
雨をふいて
昼闇の落とし
15:03
強波数
奇兵の
天より
くだれかと
いかがでしたでしょうか?
結構僕はノリノリで楽しくやっちゃいましたね。
体だけだいぶ動かしちゃったんですけど
本当は動かさずにやった方がいいんですけど
今日はもうノリノリでステージに踊ってるような感じで
吟じちゃったんですけど
たまにはこういうの
こんな感じの吟じ方もたまには悪くないんじゃないかなということで
勘弁してください。
詩吟の面白さ楽しさ
そんなのは少しでも伝わったのであれば幸いです。
では今日は以上となります。
明日は限定配信にするかな?
なのでお休みになるかもしれませんが
少なくとも明後日には必ずまた同じように配信をしていきますので
よろしくお願いします。
ではでは詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネルどうもありがとうございました。
バイバイ!
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