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2022-11-08 13:20

【詩吟ch】力みをとるコツ 続編(足の裏の力み方)<早に白帝城を発す>

早に白帝城を発す / 李白
朝に辞す白帝 彩雲の間
千里の江陵 一日に還る
両岸の猿声 啼いて住まざるに
軽舟已に過ぐ 万重の山

#詩吟 #漢詩
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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、
詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、
わかりやすくザクバランにお話ししていくチャンネルです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日は奥さんと結構派手に喧嘩をしてですね。
なかなかお互い激しく言い合ってしまったなと。
僕の方が結構口が達者だから、あんまり良くないなというところはあります。
一応僕もプリンを買ってきて、奥さんと一緒にごめんなさいをしてと。
あとは、やはり最後はですね、娘が泣いたらもう二人でやんやんやんやすることになって、
仲直りというところなんですけれども。
引き続きコツコツと頑張っていきたいと思います。
今日お話しする内容ですけれども、今回もですね、
いただいた質問に回答していく形にしたいと思います。
どういう質問かというとですね、
以前に私が吟じている際に力みを軽減する方法、力みにくくする方法とか、
それをお話しした際にですね、そのコツの一つとして、
足の裏に力を込めるということをお話ししました。
力んでいる時っていうのは、その喉に力が入っているのが良くない。
吟に対して良くないのであるから、それ以外に力みを移せばいいと。
その移す先の一例として、足の裏っていうのを僕はお勧めしたんです。
それに関してですね、足の裏ってどうやったら力を込めればいいんですかという質問をいただきましたので、
力を込めればいいんですかという質問をいただきましたので、
それについてですね、より詳しく深掘りしていきたいと思います。
力みを取る方法、その2みたいな内容になれますかね。
さて、詩吟において力みを取る、そのために足の裏に力を込めるという僕なりのアドバイスなんですけれども、
そうですね、まず足の裏に力を込めるというのはなかなかに難しいです。
難しいというか、普段することではないですね。
なので、まず一つ目は立った状態で、座っていると足の裏に力込めるというのは結構難しいなと思います。
まずは立った状態で想定していますね。
力を込める、力を込めるというと手をギュッと力んだりとか重きしギューにしたりとかですね、
そういうイメージがあるかと思うんですけれども、足の裏ってそういうことなかなかできないじゃないですか。
なので僕のイメージとしてはまず第一段階として意識をそこに集中させるんですね。
力んでいる場所っていうのは必然的にそこに意識が行っています。
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喉であったり手であったりですね、そういったところに力がこもっているので、
そこよりも足の裏の方に意識を持っていくという、そういうイメージが第一段階になります。
そして第二段階はですね、自分は地面にどっしりと立っているんだっていうそういうイメージを持つ感じですね。
本当にこれ足の裏に意識を持つというのと似通ってくるんですけれども、
足の裏にちゃんと体重が乗っているんだなというのを実感する形になります。
ただですね、ここ注意点としては、注意点としてはですね、
しっかり地面に根を張って立っているわけなんですけれども、ついつい前のめりになる場合があります。
あまりですね、前のめりになるのはお勧めしませんというか、避けた方が良い気がします。
人それぞれではあるんですけれども、力んでいる人ってですね、結構前のめりになるんですよ。
この運転が苦手な人がハンドルで前のめりになっているような状態ですね。
そういう場合って自分を客観視できていないような、そんな状態になっているんですね。
なので体が前のめりになっているという時も結構視野が狭くなっている可能性があって、
力みを取りたい、力みを取るというのは結構自分を客観視できていないといけないですから、
重心はですね、重心はかかととつま先というか、土踏まずより前のところ、足の裏ですね。
そこにできるだけ均等にドシンと、姿勢良くドシンと前でもなく後ろでもなく、
ちゃんとまっすぐ立っている状態ですね。そういうふうに意識するというところです。
あとさらにもっともっと力を込めたいというとですね、足を少し外側に広げるなり、内側に、
外側よりは内側の方がいいですね。内側にちょっと絞り込むような感じですね。
内股に力を絞り込むような感じにすると、足の裏をもっとギュッと力を込めるようなことができるんじゃないかなと思っています。
なので僕があの吟じている際はですね、まず本当に地面をしっかりと感じるようにして、
かつ重心はですね、前のめりにならないようにそこを気をつけていきますね。
で、あともっと力みたい力みたいってなっていくと、できるだけちょっとやや内股気味に力を込める。
ただそんな吟じている最中にですね、内股になるわけじゃないですよ。
まっすぐに足はまっすぐにしたまま内に絞ろうとするっていう、そんな感じになりますかね。
というふうにやっていけば、この足の裏に力を込めるっていうのはできるかなと思います。
ただですね、こういうやり方を多分提唱しているのは完全に僕だけだと思いますので、
なかなか他に客観的な検証してくださった方がいないので何とも言えないんですけれども、
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足の裏に力を込めるというのはそういうところになります。
そこがどうしても苦手だという方はですね、とにかく喉や手のひら、そこ以外に力を込めればいい。
できれば下半身ですね。なので、股間でのあたり、丹田であったり太ももであったり、
力の込めやすい下半身のところに込めてあげれば、できるだけ喉の方がリラックスして、
よりのびのびとした吟を吟じられるようになるんではないかとかなと思います。
よし、ということで、こちら質問いただきましたけれども、大丈夫でしたでしょうか。
よし、じゃあ後半の方ですね、一つ吟じていきたいと思います。
今日吟じるのはですね、利伯作、こちらも有名ですね。
つとに伯邸城を発すですね。ではまず詩文の方から読んでいきます。
つとに伯邸城を発す利伯。
あしたに自す伯邸。
左雲の漢。
千里の香梨を一日に帰る。
両岸の遠征。
泣いて山ざるに。
景州すでに棲む番長の山。
これもなんか詩吟の大会で吟じている人をよく見るようなイメージがあります。
とにかく特徴としてはですね、言葉が多いかなというところはありますね。
もう最初にあしたに自す伯邸ですからね、もうここで長ったらしいなというところがあります。
あとは両岸の遠征。
ここのちょっと節調が複雑なんで僕もうまくできるかわからないですけれど、
あと泣いて山ざるにですね。
とかそんなところでしょうか。
詩の雰囲気といえばまあまあまあまあですね。
詩文の内容読んでませんでした。
さらさらって読んで吟じていきたいと思います。
朝早く朝焼け雲が美しくたなびいている頃に。
伯邸城を出発して丘陵を下ると千里の彼方の香梨をまでわずか一日で帰り着いてしまった。
両岸の猿の鳴く声は絶え間なく続いているが、
私の乗っている軽い小舟は早くも行方にも重なる山々の間を通り過ぎていたのである。
この素晴らしい風景を味わうような、そういう詩文になるかなと思います。
外に伯邸城を発す利伯。
明日に実す伯邸。
幸運の半千里。
09:15
香梨を一日に帰る。
両岸の猿の鳴く声は絶え間なく続いているが、
私の乗っている軽い小舟は早くも行方にも重なる山々の間を通り過ぎていた。
外に伯邸城を発す利伯。
明日に実す伯邸。
早すぎず。
明日に実す伯邸。
香梨を一日に帰る。
両岸の猿の鳴く声は絶え間なく続いているが、
外に伯邸城を発す利伯。
景州すでにすぐ。
12:07
晩朝の山。
香梨を一日に帰る。
両岸の猿の鳴く声は絶え間なく続いているが、
外に伯邸城を発す利伯。
13:20

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