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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、分かりやすくザクバラにお話ししていくチャンネルです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私の方は、一応、喧嘩は無事収まりまして、奥さんとですね。
最近、最近になって、うちの娘がですね、ようやく歌というか、歌に反応するようになったんですね。
たまには、泣き止まないから、youtubeで調べてみて、子供が泣き止む音楽とかっていうのを、いろいろちょっと調べて試してみたんですけれど。
なんかあの、やっぱ一つヒットするやつがあってですね。
それを流しながら、しかも僕も奥さんもゴスペルやってるから歌うのが好きでですね。
ニコニコニコニコしながら、めっちゃ言い聞かせるように歌ったらですね。
子供が笑うんですよ。笑うんですよ。ニコーって笑うんですよね。
音楽にちゃんと反応したような感じで。
いやーこれは、これはめちゃくちゃ嬉しいですね。
これからその意思疎通がだんだんとできるというらしいんですけれど。
いやー多分もう可愛さがもう、今の時点ですでにもう上限突破しそうなところなんで。
本当に親バカになりそうだなと真面目に感じております。
では、今日本題ですけれども。
今日お話しする内容はですね。
安心してくださいと。
ちゃんと声質、声質というものは変わっていきますよという。
そういうお話、勇気の持てるお話にしたいと思います。
えっとですね。
自分のことながらですね。
自分の声も結構人前で吟じたり歌ったりすると。
声いいですねっていうふうに褒めていただけることがだいぶ増えたなというふうに感じます。
ただですね。
元はというと僕は多分あんまり最初からそういう声ではなくてですね。
中学校の時とかですね。
自分のガラ系にですね。声録音したりして。
すごく嫌な声だったなというふうに覚えているんですよ。
というまあそういう意味も含めてですね。
声質は変わっていきます。
あとあのこの試吟を始めたばかりですね。
いや自分はこんな声質だから。
こんななんか先生みたいな立派な声なんてなかなかできないんだろうなとかっていうふうに。
その不安になっている方自信が持てない方。
そういう方をですね。
励ますつもりも含めて。
今日は安心してくださいと。
あなたの声質もちゃんと変わっていきますよという。
まあそれを根拠をもとに話していきたいと思います。
声はですね。変わります。
ちゃんと変わります。
まああの事実的なところからまあ行けばいいと思うんですけれども。
声っていうのはですね。
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思っている以上にその多くのものから構成されてるんですね。
もうそれこそ声っていうのはただのああって出すのを声というよりは。
声というのは相手に届けるために出すものです。
だからつまり相手にどう届くかどうかというものは。
いろんな要素が関わっているんですね。
それこそ声量であったり発音発声アクセント。
まあそういったものが関わってきます。
あとはですね。
まあその人の立ち振る舞い落ち着き具合とか姿勢とかですね。
まあその時の感情もあるかもしれないです。
どういう風に伝えようとしているか。
この伝えようとする気持ちの強さ。
まああとは声の距離感とかも関わってきますね。
距離感もありますし。
声の針で刺すように相手に届けようとしているのか。
ぶつけるように言おうとしているのかとかですね。
本当にあの声っていうのは変幻自在でもうあの変わる要素しかないんですよね。
むしろこれだという安定したものの方がないっていう形です。
例えばまあ僕別に楽器やってるわけじゃないんですけれど。
それでもバイオリンとかトランペットとかあるじゃないですか。
あれはもう外面は固定されてますよね。
硬くてそんな変化するようなものじゃない。
そういうものであっても奏者によって音色がもう全然変わってくるということがあります。
だからもう人間の体なんて太ったりも痩せたりもしますし。
もうぐにゃぐにゃぐにゃぐにゃしていくものなんですね。
だからもうあの声はむしろ変わる要素しかないというふうに理解した方がそっちの方が正しいかなと思います。
なのでまああの試吟でですねまあ鍛えていくとだいぶ変わっていくと。
特にまああのまあいろんな要素からできてますよというのが一つなんですけれど。
あとは試吟というのはやはりだいぶ日常生活において特殊な状況なんですね。
まず声を思いっきり出すっていうこともなかなか日常生活でないじゃないですか。
どんなに喧嘩をしてもですねひたすら音量マックスでガーって声出し続けるなんてことはないですね。
本当に気持ちがピークに高まった一瞬ぐらいしか声は出さないと。
危険が迫っている遠くにいる人に呼びかける時とか本当そういう時しか大声っていうのはなかなか出さないんです。
でも試吟ではそれが通常で求められるというところですね。
しかもそれを結構長々と朗々と声を出していくわけですから普段使っていないところを使っていくことになります。
なので試吟を始めたばかりの方はですねそこがまだまだこれから練られていく体が試吟に合わさっていくというところになって時間はかかるんですけれども
しっかりと試吟のような力強い太い声に切り替わっていきます。
太さはもちろん人それぞれはありますけれども今自信のない声であってもですねだんだんと変わっていくんで
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そういう試吟をやっているという異常空間を異常な環境をちゃんと普段から日常的に1日5分でも持っていくだけでも声は変わっていきますよというところがありますね。
あとは何を話そうとしたっけな。
声質が変わっていくところではあるんですけれども
特に普段の喋っている声が急に変わるのかというとそれもちょっと違っていてですね
日常の声はまあ日常の声ただ吟じる時の声は吟じる声っていう風に切り替えるように意識を切り替えるようにした方がより吟における声というものがスパンとよくより変化が大きくなるかなと思います。
僕の試吟の先生が言っていたんですけれども
やはりいい吟をする人はですね大会において舞台の前にトコトコと歩いてきてそしてマイクの前に立つと
その時点でこの人はなんかいい声出しそうだなっていうのが分かる分かるんだそうですね
でも僕もなんかあのやはり試吟の大会見ていてわかります
立ち振る舞いですね立ち振る舞い
そしてこの人からきっとこんな声が出るんだろうなみたいな
それがまああんまり予想から大きくは外れないですね
いやでも女性の方は立ち振る舞いを綺麗にする方は上手いんで何とも言えないところがあるんですけれど
男性はですね結構わかりやすいですね
なんかのしのししてる人はちょっとうるさそうな声出しますし
やっぱスッとした声の姿勢がスッとしてる人はですねなんかあの愚直なというかまっすぐのいい声を出すなというイメージがある
そして猫背の人はなかなかちょっと特徴的な感じになるかもしれないですけれど
というところでですね
あれ何を話そうとしたんだっけな
そうあの試吟がこれから始まるぞっていう時に
自分の中で意識をスイッチを切り替えるようにスッと変えるんですね
で今からこういう吟をやるんだという気持ちから入ることでですね
日常の声があまり変わってないかもしれないと思っても試吟モードに入るんです
試吟モードに入ると僕は普段からこんな感じでヘラヘラヘラヘラ喋ってるんですけれど
吟の時にブーンスイーという風に声が切り替わるというところですね
なのでこの試吟の時はもう切り替わるという吟師としてですね
吟師になるんだという意識を持つというところも
声を変える一つのきっかけにコツになるのかなと思います
あとは僕が最後ですね
自己理由といいますか普段意識していることとしてですね
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僕はこんな声が出したいなっていうのをだいぶイメージしているというか
願い続けているというかそういうところがあります
田んぼでですね
毎日5年間外で練習していた時があったんですよ
そういう時はですねやはり遠くがどこまででも声が響くようなイメージを持っちゃうんですね
むしろあそこまで届けてやりたいなという野心といいますか
大きな声を出したら反響が来る
ただもっともっと遠くまであそこの遠い家まで声を届かせてやりたいなという気持ちが出てくるんです
そしてさらにですねできるだけスカーッと声をスカーンと出したいなという
そういうなんか気持ちも持っているんですよ
なのでまるで本当にホームランを打つかのような感じですね
カッキーンと行くような
そんな声が出せたらいいなということを想像しながら結構吟じることが多いです
富士山とかですね特にわかりやすいですよね
雪はこんな感じでスカーンと行くようなこんなイメージを出すと
それも声が変えられる大きな原動力になっていきます
本当に冒頭に戻りますけれど
声っていうのは声を出す元になるものはもうぐにゃぐにゃのヘニャヘニャでもう変わるものだらけなんですよ
だからこそイメージというものはですねすごく力を持つんですね
体の中の空気をこれだけの圧力でこう使いましょうなんてことを考えたところで
いい声が出せるわけがないんですよ
そういうことをすべてひっくるめたものがある意味イメージになるんですね
こんな声を出したいと望めばですね
体が自然にそういうふうにうまいことをやってくれるような
多分それなりの機能は備わっていると思うんです
なので自分はこんな風な声出したいなとか
力強い朗々とした声を出したいなとか
太い太い声を出したいなとかですね
こういういろんなイメージを持つと
やりすぎは良くないですね
やはり喉に自然に声を通る方がいいですね
引っ掛けるとかそういうのはやめた方がいいんですけれども
本当にあのイメージを持つというところも
声を変えられる大きな原動力になりますので
ぜひ無料でいつでも今日からできることなんですね
やってみてくださいということです
だいたいこんなところですかね
ということで僕も本当に20何年死銀をやってきて
やはり最初の頃から比べれば断然声が変わってきたなと思います
そして死銀を始める瞬間に
パリッと変えられるようにもなったなというふうに実感しております
なので今死銀を始めて1年2年3年とかで
私の声は死銀ぽくないなとか
っていう思われている方も本当に安心してください
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もう全然声っていうのは変わります
意識によっても変わります
場面で切り替わっても変わりますし
普段の練習を続けている骨組みとかを
しっかりやっていくだけでも変わっていくんで
引き続きですね長い目線でじっくり頑張っていきましょう
よしでは後半ですね
一つ吟じていきたいと思います
今日吟じるのはですね
徳川成明作大難航ですね
兵は死して川をとどむ
あに偶然ならんや
港川の遺跡
遺跡かな港遺跡
遺跡にします
水天に連なる
人生限りあり
名は作るなし
何しの生中
万古につとう
兵ですね動物の兵
兵というのは死して川をとどむ
人は死して名を残すというのは
決して偶然のことではないと
大難航くすのきまさしげが
戦死を遂げた港川の遺跡は
その川の流れは天まで続いているように
いつまでも残るだろう
人生には限りがあるが
その人の残した功績は尽きることはない
大難航のこの上ない忠誠は
永久に伝わって消えることがないだろう
この詩ですね
あまり最初の頃は特に感じるところ
そんなになかったんですけれども
詩吟を一緒に教わっていた
90歳のおじいちゃんがいらっしゃいまして
今もうまだ存命なのか
ちょっと本当に音は音沙汰は
今ちょっとないんでわからないんですけど
本当にヨボヨボなんですけれど
これがこの銀河大好きなんですね
そして若い頃の話を聞くと
本当にすごい経歴を持っていて
タイに高速道路を引いたなと
ジャングルを切り開いたとかですね
そういうすさまじいエピソードとかもあって
こういう人も本当に川を留めている
ということなんだろうなと思っております
まだその亡くなっているとかわからないんですけどね
そういうふうに
人の歩んだところが一つ一つ
残っていくんだなというふうに感じました
そしてその方がですね
人生限りあり名は作るなしという
このセリフの重みたるや
僕なんかもう本当にもう米粒みたいなもんです
だからこういう場合は
銀的が銅とか銀がうまいとか
大揺りとかが綺麗にできるとか
そういう話じゃないんだなっていうのを
この90歳のおじいちゃんの大難故を聞いてですね
めちゃくちゃに感じました
だから市銀というのは本当に何年経っても
何歳になってもずっと味わえるもんだな
というふうに思いましたね
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ということでこちら銀でいきたいと思います
大難故 徳川成明
氷を足して川をとどむ
あに偶然ならんや
港側の遺跡
水天にすらなる
人生限りあり
名は作るなし
乱死の世中
ボンコニー
ストーン
あー疲れた
あー疲れた
腹が痛い 腹が痛いですね
結構ですね僕は普段銀じてるとき
うまいことちょろまかしてるんですよ
お腹若干緩んだりとかですね
単然使えって言ってる割には
僕も結構楽に出そうとするときが多いんですけれど
今日はやめました
やめましたというかですね
その90歳のおじいちゃんの話
自分で話しながら感化されてですね
いやいやこんな若造はですね
こんなすごい市銀をですね
銀じていいものか
むしろそれに
その90歳のおじいさんはですね
それだけの恐ろしいまでの人生の厚みがあるからこそ
素晴らしい銀ができるんです
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逆にですね僕みたいなペラペラの人間にとってはですね
じゃあ逆にどうやったら重みを出せるかって言ったら
もう単然に力を込めるしかないんですね本当に
そこで単然すらも緩めようもんなら
もうこの市を僕は冒涜してるんじゃなかろうかみたいな
そんな気持ちになってですね
前半一カ所ちょろっとですね
兄偶然並んやとかですね
一瞬なんかお腹が緩んだんですけれども
そういう気持ちがなんかフツフツと出てきてですね
いやいやこの銀をやる
なんかの礼儀として
もうお腹は緩めたらあかんだろうみたいな
そういうスイッチが入ってですね
だからもう後半とかギンギンに銀じていった感じです
多分いつもよりもなんか声がうるさかったかもしれないですね
もしお問われとかしていたら申し訳ないんですけれども
いやーなんか頑張りました
ちょっとあのだいぶ荒々しいところはあるんですけれども
いやーこの市はやっぱりこういう風に銀じるべきだろうみたいな
そういうのがですね本当に
なんかちょうどいい感じで頭にイメージが湧いて
自分としてはやはり銀じたなと
満足のいく銀ができたなと思っております
まあこの市は本当に気持ち込めやすいところはあるんですけど
出だしはとにかく強くやらないと意味がないですね
力強い教訓ですから
氷は死して川をとどむ
あに偶然ならんや
港側の遺跡水天に連なる
ここらへんは淡々とやる感じですけれども
やはり本当に一番言いたいところというか
自分もやっぱついつい言いたくなるのはもう天空ですよね
人生限りあり名は作るなし
ここのセリフがもう弱っちかったり
もう走ってしまったりですね
軽くやろうもんならもうこの市をやる意味がないっていうぐらいに
もうこの市はもうここがすべてですよね
なので一音一音丁寧に
だけど間延びもせずに
で走りすぎ走ることもせずにですね
一つの言葉言葉をいかにしっかりと伝えるか
というまあそれがやはりこの市のポイントになるのかなと思います
でその勢いのままもうあの結局に行っちゃうと
ノリノリでやったらもうこれあの2分オーバーして
もう失格になりかねないかもしれないんですけれど
いやそんなところですね
いやーちょっと久しぶりにちゃんと吟じていて汗が出ました
いやーこれ毎回ちゃんと本来はやらないといけないですね
吟じながら一回吟じるだけで汗が垂れてくるぐらい
っていうのは本当にやっぱあるべき姿
僕も前はちゃんとやってたんですけど
ちょっとやらないとなと改めて思いました
今日はすいませんちょっといつも以上にペラペラペラペラと
長めに喋ってしまいましたけれども
こんな感じになります
本当にいつもコメントとかですね
ご相談とかリクエストとかくださって
めちゃくちゃありがとうございます
引き続きこれからも続けていく上でですね
原動力になりますんで
普段コメントしていない方もですね
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なんか一言でもいいんでいただければめちゃくちゃうれしいです
全部返信していきます
では今日はこんなところですね
士銀のミルクを発信する士銀チャンネル
どうもありがとうございました
バイバイ