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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴の長い長い私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力を、分かりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです。
週に2、3回のペースで配信しているので、気楽に聞いていってください。
では、今日の内容に移りたいと思います。
今日お話しする内容はですね、吟じ出しをより良くするための3つのステップというテーマで、多分話しに行こうかなと。
もう10分前ぐらいに思いついた内容ですけれどもね。大事な話なのでしていきます。
吟じ出し。吟じ出し。
吟じ始めるところの一番最初のところですね。
寒詩、詩吟をやるというと、便静粛々、夜川を渡るというところから吟じ始めるわけですけれども、ここを吟じ出しとも言ったりします。
別に細かい言い方は正直どうでもいいんですけれども、ここはなぜ重要かと言いますと、
例えば詩吟の大会とかでですね、評価される8割方はこの吟じ出しで決まると言って正直全然過言でも何でもないんですね。
僕はまだ審査員をやったことはないんですけれども、審査員をよくやっていた先生は常々そのことを言っていました。
最初の数秒を聞いた瞬間にもうだいたい点数は決まるかなと。
あと細かいところを原点方式で見ていくとか、そういうようなことを常々おっしゃっていました。
ただこの一番最初のところがやっぱり評価されるだけあって一番難しいんですよね。
銀材を言って、場所によって作者も言って、いざ吟じ始めると言った瞬間にですね、あれ自分の音程ってなんだっけとか、そもそも歌詞がもう出てこないよとか、
テンパってしまってあっという間にもう流れるようにパパパパーッとテンポ良く行ってしまったとか、色々もうそこで大抵のトラブルは起きます。
ではこのとてもとても大事でかつ難しい吟じ出しをどういう風に良くしていけばいいのか、それを3つのステップでお話ししていきたいと思います。
まずはですね、まずはたっぷりと間を取る練習をするという感じですね。
目安としては2拍ぐらいですね。
1、2、こんな感じです。
1、2、もうすごい主観的なんですけれど、この1拍でも3拍でもちょっと多いですね。
感覚的にこの2拍。
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この1、2のこのテンポを常に数えるようにしてください。
こんな中途半端なやり方じゃわからないよって言われるかもしれないんですけれども、
指弦を練習するときに必ずやるようにすればですね、自然と自然とこのスピード感もだんだんと身についてくると思います。
完璧にする必要はないんです。
自分の心の中でたっぷりと2拍数えるということ。
これがですね、最初の吟を落ち着かせる吟じ出しを落ち着かせる第一歩となります。
そして2つ目のステップはこの1、2の間にですね。
1、2の前ぐらいですか。前かな。前ですね。
1、2の前のタイミングでできれば息を吸ってほしいということです。
この場合はですね、あのー、吟台を言わないときの方が多いかな。
川中島。あ、そうか。これはいいな。
吟台作者いう大会でも別にいいです。
言った後のこの2拍の間にしっかりと息を吸ってください。
しっかりと息を吸ってください。
2拍あれば大丈夫です。
ただ2拍かけて吸うというのではなくてですね、半拍ぐらいで吸って吸う感じですね。
川中島、伝説。
こんな感じでまあしっかりと息を吸うという方がいいのかなと思いますが。
僕も話していてちょっとこれ微妙かもしれないなと思います。
なぜなら、なぜならですよ。
やっぱりもうちょっと呼吸はですね、溜めた方がいいんですよ。
溜めた方がいいので最初の半拍ぐらいで吸った方がいいんじゃないかなと今喋りながら思いました。
川中島、伝説。
そうですね。最初ぐらいの方で半拍程度で吸った方がいいと思います。
川中島、伝説。
これで伝わりましたかね。
半拍で吸ってその後の残りをしっかりと溜めるという状態です。
そして3つ目のステップですね。
これはもうタイトルとかも言わないで伴奏がもう流れているような大会の方がお勧めかなと思います。
別にあの、
現代作者言ってるとどうやってやるかな。
まあ現代作者言わないようなバージョンでこれを実践してみてください。
その内容というのはしっかりと先に息を吐き切るということですね。
息を吐き切る。
今の場合で言うと川中島とか言わないバージョンなんで先にこんな状態で迎えて
伝説。
こういう入り方です。
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もう正直ステージに立っている、向かう直前とか向かっている場所に到達する直前とかで吐き切ってもいいですし
伴奏が流れているのであればもうここらへんの音の間までに息を吐き切ろうという風に決めておくんですね。
吐き切ってうーってなってからスッて半拍ぐらいで息を吸って
残りの一拍半ぐらいで溜める。
1、2、伝説!
こういう風にやる形です。
伝わりましたかね。ちょっと難しいかもしれないな。
息を吸う前にたっぷりと息を吐き切る。
吐き切るんですね。
なぜ吐き切るかというとその方がお腹の奥深くつまり鍛錬に向かってしっかりと呼吸が入りやすいからなんですね。
焦って呼吸すると結構胸の方に入りがちです。
そうならないためにしっかりと先に吐き切っておく。
そして吸った後にすぐ吟をしないのもお腹の中に溜めておく。
つまり丹田の方に息を溜めておくようなイメージを持つためですね。
ここで力を蓄えないとなんか声の圧がたまらないんですね。
ここらへんの説明をもっと改めて細かくしたいと思うんですけれども
この3ステップでまずやれるところから順番にやってみてください。
まず1つ目のステップは1、2と溜めるということ。
そして2つ目はその1、2の間に半泊程度で吸っておくということですね。
こんな感じです。
3つ目のステップは先に吐き切っておく。
こういう入り方になります。
これ本当に大事なのでぜひぜひ自分のできるところからやって継続して身につけてください。
それをやるだけで初心者というのは優に飛び越えられると思います。
ここがしっかりしているだけでいいねこの吟じ出しがうまくなったねと間違いなく言われると思いますのでやってみてください。
それでは今日後半の方ですね吟じていきたいと思います。
今日吟じるのは吐く虚意による菊花ですね。菊の花と書いて菊花。
最近もう寒くて寒くて仕方がないんですよ。
僕も関東の方に住んでいるんで北陸の方にもともといたんで北陸の方はやっぱりあの曇りなんですけれども寒さはちょっと和らいでるんですね。
湿度が高い分関東はやっぱりカラカラしていてとにかく寒い。
晴れているのはいいけれども寒い。だからなんかもうこの地が目につきました。
勘にたうるはただ通りの菊の実ありて。いやー寒さに耐えてるんだなぁと自分もこの寒さに耐えながらこれを吟じていきたいと思います。
いつも適当な選び方ですみません。
ではちょっと声震えないかな大丈夫かな。吟じていきます。
出だしが大事ですね。
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では聞くか吐くきょい。
場所は新たに折れて
はいかわん
勘にたうるは
通りの菊の実
ありて
金属の花開いて
あかつきさらに
清し
勘にたうるはこれちょっとアクセントがダメですね。
今日はちょっと声が乾燥してます。
出だしの方ちょっと伝わりましたかね。
たっぷりと間をとってちゃんと息を吸って吐くというところ。
タイトル言いながら吐ききるのはちょっと難しいですけれどもこんな感じです。
では次もまたあさってぐらいですかね。
引き続きコメント疑問点こういうリクエストこの詩吟やってほしいとかそれも含めてお待ちしております。
詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネルどうもありがとうございましたバイバイ