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詩吟の魅力を発信する、【詩吟ch】
おはようございます。こんばんは。詩吟chのheyheyです。このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、分かりやすくザックバラーにお話ししていくチャンネルです。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。私は子供が生まれて2日目、3日目くらいかな。1日に20分しか面会できないので、この20分をどうやって楽しもうか。
でもやっぱりあっという間に楽しい時間は過ぎていってですね、子供が可愛くて可愛くて仕方がないという状態です。
いやー、これは何年後に聞いたらどういう風に思うんだろうなと思いながら、とりあえず残しておきますね。
では、今日お話する内容はですね、先に言っておきます。これは音声で伝わらないんじゃないか。ちょっと怪しいですね。
本当にもう細かい細かい詩吟の技術なので、私は分かってみせるという強気を持っている人はですね、何とか耳を澄まして、よくその違いを聞いてみてください。
ということで、今日お話しする内容はですね、言葉の止め方、銀の止め方には3種類あるということでお話ししていきます。
止め方、詩吟の止め方には3種類あるということです。
止め方って何ですかということなんですけれど、これはとてもシンプルですね。
ここで一回止まっています。
ここでも止まっていますね。
こういう風に詩吟は言葉と節回しがあるわけなんですけれども、とにかくたっぷり伸ばすんですね。
途中途中、言葉意味の区切りであったり、呼吸のための場合であったり、いろんな場面で区切れるところがあるわけです。
ここの一つ一つの止め、止めですよ止め、音が止まるところ、ここの止め方っていうのは実は3種類あるんですよ。
これは結構僕自分のためにも言い聞かせている内容なんですけれども、声を止めるためには、別にこれ歌声でも何でもいいんですけれど、声を止めるためにはどうしたらいいですかということです。
3種類あるんですね。
1つ目は口を閉じること。口を閉じること。口閉じたら声出ないですからね。
そして2つ目は口の中を閉じること。口の中を閉じること。舌で止めたり、喉をキュッと絞ったりとかですね、そこら辺が入ってきます。
そして3つ目ですよ3つ目。3つ目はお腹を使って止めること。このお腹を使ってですね。
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ということでこの3種類あります。
結論から言うとですね、死吟をやっている方は全部3つ目でやるべきですね。やった方がいいです。
そして僕は多分概ね2番しかやれてないですね。口の中でしか止めれていないです。
これはじゃあどういう違いがあるのかということです。
止め方ですね。本当に今日細かい話で、細かすぎる話で申し訳ないんですけれども、
この止め方ですよ止め方。どうしようかな。先にうんちくから語っていきましょう。
この止め方はですね、やはり簡単であれば簡単であるほど表現が軽いんですね。表現が軽い表面的な感じになってしまいます。
でんせい、しゅくしゅく、プップッと口をピッピッと毎回止めている状態ですね。
もうまるで子供のように口をパクパクしているアヒル、アヒルじゃねえな、ひよこのようにですかね。
そんなかひなのようにか。そんな感じで口をパクパクしている。
まずそれのデメリットとしてはですね、この人は一体どのタイミングで息を吸っているのかな。
流派によってはですね、肉三足といって息を吸える場所は4箇所ぐらいしかないんですけれども、
それ以外のところで吸っていないのかなとかいろいろ考えちゃうわけなんで、
それがバレないようにというか、それがバレないように息を吸っているタイミングを極力見せないようにということで、
口をやっぱり閉じない方がいいのかなということもあります。
ありますが、なんといってもですね、この声を止めるというのは間合いに通じる話になるんですよ。
間の取り方です。間の取り方。たくさん話すとどんどん話が脱線していきそうなんで怖いんですけれども、
この間の取り方。以前に僕結構熱弁したんですけど、間っていうのはですね、どんな意味を持たせるかということなんですね。
何秒、この場で、この詩のここなら何秒空ければいいとかそういう話ではなくて、
この詩ではこういう意味があってこういうことを伝えたいからこれだけの間を空けるんだとか、
ここはお客さんにとって落ち着いて天空に入る前だからたっぷりこういうふうに間を取るんだとか、
それぞれ一つ一つ意味を持たせて間を取らせるわけなんですけれども、
この間をですね、口を毎回閉じていたり、喉を止めていたりするとですね、この意味がどんどんどんどんと消えていくんですよ。
なかなか伝わらなくなってしまうんですよ。一番伝わる手段っていうのが、このお腹を使って止めるということなんですね。
伝わるかな?本当にこれは多分もう分かる人は分かるかもしれないけれど、
いやいや聞いてもほとんど分かんないよという人がもう一番多いんじゃないかなと思うんですけれど、
まあじゃあとりあえず適当に喋ったところで一応吟じてみたいと思いますね。
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弁性粛々、夜川を渡るですね。
これを、このここまでのフレーズをですね、まず一番ですね、口を、唇をピッてちゃんと閉じて、
お口チャックして止める場合、で二回目は口の中だけで止める場合、
そして三つ目はお腹を使って、喉とか口は開いたままですね、それで止める場合とやっていきます。
じゃあまず一番ですね、口を閉じる場合ですね。
粛々、夜川を渡る。
こんな感じですね。ピッピッと止めてる感じです。
そして二回目ですね、二番目は口の中で閉じる場合です。
弁性粛々、夜川を渡る。
どうでしょう?最初とはかろうじて違いが分かるかな?分からないかな?分からないかもしれないですけれど、
じゃあ三つ目ですね、三つ目。お腹だけで口開けた状態、喉も開けた状態でやる場合ですね。
弁性粛々、夜川を渡る。
いかがでしたでしょうか?
吟じている方はですね、結構の違いを感じているんですけれど、これを音声で伝わるかどうかはなはだ疑問なんですけれども、
これですね、吟じてみるといよいよ分かってきますが、自分自身もですね、気持ちが途切れるんですよ。途切れる。
本当は繋げたいのに、繋げようと思っているのに、喉が寸断されたり口を閉じたりすると、そこで気持ちがスパッと切れてしまうんですね。
それが間としての、間の表現としても現れてしまう。
一方、口とか喉が開いていれば、本当に感情全部一つながりで連続した状態のまま音だけ止めることができるんですよ。
なので、やはり死吟の表現をどんどんどんどん突き詰めていきたい。
ここは繋げているとか、息吸うところとかもういいかもしれないんですけれども、
本当に表現の幅を広げたいという人はですね、ぜひぜひ喉も口も開けたままの状態でどうやったら止められるのか。
お腹をクッと止めるだけなんですけれど、これが難しいという方はまたちょっとコメントをください。
ということで今日はだいぶだいぶマニアックなお話をしました。
音の止め方、吟の止め方は口を閉じる方法、口の中を閉じる方法、そしてお腹で止める方法。
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これがありますけれども、やはり気持ちを伝えるためにはお腹だけで止める方法をやってみてはいかがでしょうか。
僕は多分8割方口の中で閉じております。ぜひぜひ頑張ってみましょう。
では後半ですね。後半一つ吟を吟じていきたいと思います。
こちらは結構教訓的な話になりますけれども、中江藤次、有名な先生ですね。
授学だったかな?の先生の、
これ初めて僕も吟じるんですけれども、なかなか考えさせられるなというものです。
詩文は、難しいな言葉は。
西洋酒とすべし、明月は波に沈まず。
語音絶句ですね。
ものの考え方にわずか一筋の一号もですね、一筋のけほども食い違いがあると。
その食い違いに対する現実の結果というものは、本来よりも千里も、千里も誤ると。
かけ離れて違うものになってしまう。
なので、心を静かに落ち着かせてですね、物事を正しく考察する。
考えるということが一番最初にした方が良いということです。
これはまるでですね、明月、月の明るさが波に移ってですね、これが沈まないようにゆらゆらと漂っている。
そういった状態ですね。
そのような状態になった心も、この世の中の様々な荒波に飲まれることなく、悩まされることもなく、
ちゃんとぷかぷかとしっかりとそこにいると、乱されることがないのであるという話ですね。
なかなか自分も今思うことがあるので、こちらを吟じていきたいと思います。
広実の船、周中に月を見て感あり。
中江東寺。
燃料に
一号の
たがえば
しゅうおは
せんりも
あやまる
ちんしんは
よろしく
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せいよ
しゅとすべし
めいにつわ
なみに
しずまず
難しい!これは難しい!
せんりもあやまる。
ここの伏し回しどうやるんかな?
めいにつわなみにしずまず。
いやー五言絶句でさらにもう伏し回しがいろんな形があって、これは難しかったですね。
一回見てやるっていうのはちょっと無茶がありましたけれども、
じっくり本質はなんだっけなとか考えること。
揺るがないものはなんだっけなと考えることっていうのは本当に大事だなと月を見て、
この中江東寺先生は感じたわけなんですけれども。
でもそうですね、なんか一つ学びがあるなと思います。
簡単なすごいペラペラなコメントで申し訳ないですけど。
それでは今日は以上となります。
詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネル今日は以上です。
どうもありがとうございました。
ばいばい。