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2023-02-02 22:02

【詩吟ch】久しぶりで上手く吟じられない人の対策5つ<母を送る路上の短歌>

母を送る路上の短歌 / 賴山陽
東風に 母を迎えて來たり
北風に 母を送りて還る
來たる時は 芳菲の路
忽ち 霜雪の寒と爲る
鶏を聞いて 即ち足を裹み
輿に侍して 足槃跚たり
児の足の 疲るるを言わず
唯母の輿の 安らかならんことを計る
母に一杯を献じて 児も亦飲む
初陽店に滿ちて 霜已に乾く
五十の児 七十の母有り
此の福人間得ること 応に難かるべし
南去北來 人織るが如し
誰人か我が児母の 歓びに如かんや


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詩吟の魅力を発信する、【詩吟ch】
おはようございます。こんばんは。【詩吟ch】のheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、
詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、
わかりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
今日はですね、昨日はじけすぎたというか、頑張りすぎた感じがあってですね、
若干エネルギー切れな感じがあります。
あと、娘と奥さんと午前中に散歩したり、食事に行ったりして、
お昼もですね、ちょっとみんなエネルギー切れだったんで、
クイーンサイズの敷布団に3人でですね、革の地になって寝そべったり、
まあ、ちょっとようやく少し回復してきたかなというところです。
まあ、無理はせずなんですけれども、
まあ、これはやっぱり毎日コツコツ頑張りたいことなんで、
引き続き頑張っていきたいと思います。
よし、今日お話しする内容なんですけれども、
今日はですね、久しぶりに吟じることになって、
なかなかうまく吟じれないと、久しぶりでうまく声が出ないとか、
そういった方にお伝えしたい3つのポイント、
そういう内容でお話ししようかなと思います。
これはですね、僕がネット上で、ネット資吟教室で教えている生徒さんと言いますか、
生徒さんがそういう状態だったんですよね。
特にこの年末年始とかですね、やはりいろいろドタバタして、
いろんなことが重なって、久しぶりに吟じたけれども、
なかなかうまく声が出ないという、そういう状態でした。
やはり吟を聞いてみてもですね、そういう感じがすごく伝わってくるんですよ。
伝わってくるというか、やはり僕もそういう経験は過去に何度もあるので、
やっぱりこんな風になるよなというところを、
自分の経験と振り返りながらしみじみと感じて、
その時にも今回のようなアドバイスをさせていただきましたので、
共有したいと思います。
本当に毎日試吟を続けましょうということを言っているんですけれども、
いかんせん、うまくいかないというか、いろいろ重なってできないと、
それで1週間、1ヶ月、2ヶ月とか、それぐらい経ってしまってですね、
吟じてみると、本当にうまく声が出ない、
吟が浅いような感じがするとか、本当にあります。
もう少し具体的に言うとですね、
呼吸が浅くなって、吟がヒョロヒョロして、
音程がちょっと少し不安定な感じになるんですね。
血に足がついていないような感じ。
音程もなんか不安定な感じがするし、吟の表現もですね、
なんかどっしりしていないと、そういう。
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で、あと最後までうまく吟じきれないということがあります。
そこでですね、お伝えしたいことがいくつかあります。
今3つって言ったんですけれど、もうちょいあるかもしれないですね。
まず1つ目はですね、やはり喉、
もう声帯というものは筋肉ですので、
毎日使わないとですね、どうしても衰えてしまいます。
だから久しぶりにやると、うまく喉が動いてくれない、
声の艶が悪くなって、それで逆にさらに頑張ろうとして、
うまく声が出ないという悪循環になってしまうと。
なので、声も筋肉なので、
やはりある程度ですね、しばらくやらないと、
どうしてもうまくいかないよという、これは受け入れないといけないことです。
なのでそれは半分諦めた方がいいということなんですけれども、
2つ目のポイントですね、対策ってことになるんですが、
これはですね、しっかりと息を吸うことです。
本当に当然だという方もいらっしゃるかもしれないんですけれども、
久しぶりでですね、うまく吟じれない時のだいたいどれぐらいかな、
6割7割ぐらいの原因はですね、呼吸がどんどん浅くなっていることなんですね。
呼吸が浅くなると声がうまく出なくなって、
さらに苦しくもなりやすくなって、吟が浅くなっていく。
本当にあの悪循環はどんどん繰り返されていきますので、
まずはですね、本当に意識的に呼吸するときはですね、
むしろいつも以上にちょっと長めでもいいから、もう出だしとかですね、
川中島雷三葉分水、こういう方に1、2と本当にあのたっぷり息を吸って、
溜めて、それから声を出すということ。
なので吸ってということ、そして溜めるということですね。
吸って溜めて、それから出すということですね。
ここはできるだけ愚直にやったほうが良いのかなと思います。
そしてもういくつ目かな、吸うこと溜めること。
そしてまあこれも同じ意味になってくるんですけれども、
まああの間合いをしっかりととるということですね。
これはの呼吸においてもですけれども、言葉の区切りにおいても同じことになってくるかなと思います。
本当にあの気持ちがどんどん浮ついてしまって、
銀が浅くなってしまいますので、
分水、粛々、夜川を、っていう風にですね、本当にあの一音一音。
あのぶつ切りになると良くはないんですけれども、
でもですね、ぶつ切りにしないために銀が浅くなるっていうのも、
06:01
それも僕はそっちの方が良くないんじゃないかなと。
特に久しぶりな場合はですね、
意味をつなげるというよりも一音一音を丁寧にした方がやはりいいのかなと。
ペースも思い出しやすくなるのかなと思います。
なのでこれが5つ目になりますけれども、
そう言葉を一音ずつ味わおうということです。
まああの間合いをとるということも全部本当同じような感じで繋がってくるんですけれども、
息を吸うとか、溜めるとか、間合いをたっぷりとる、
そして言葉を一音ずつ味わうですね。
分水、粛々、夜川を、
本当に言葉一音一音、音の変化ですね。
それもちゃんとアクセントも丁寧にやるし、
節調においてもですね、音の変化、
粛々、どこでまっすぐにするのか、
どこで音を上げるのか、どこで止めるのかですね。
本当に焦る必要はないんですよ。
焦って吟じていいことは本当に一つもないです。
それよりも吟がですね、一個一個地に足をつけて、
そして意識してコントロールできているということが大事です。
久しぶりなのにですね、無意識で勢いで任せようってやっても本当にあのろくな吟にならないです。
それよりも地に足をつけた、そんな吟をやる方が大事ですので、
たぶん苦しいのは間違いないです。
喉が筋肉なんで久しぶりになってうまく動いてくれない、苦しい。
だけれども、その後に言った4つのことですね。
たっぷり吸って、そして溜めて、前もちゃんととって、
そして一音一音を味わって、こういうふうに当たり前のことをじっくりとやっていく。
そうするとですね、本当に比較的早めにいい調子に戻ってくるんじゃないかなと思います。
ですので、あまり焦らずにやってみれば、本当にすぐ良くなりますんで。
そして最初さえ吟じ始めたらですね、できればその後から毎日1日3分でも5分でもいいので、
少しずつ吟じることを繰り返していけばですね、
だんだん喉が整ってきて鍛えられていって、より伸び伸びと吟じれるようになると思いますので、
本当にあの久しぶりだなぁ、全然声出しないなぁ、大丈夫かなぁと、
そういうふうに不安になっている方は、今日言った話を大事にして吟じてみてください。
よし、では前半はこんなところで、後半はこちら、今日これを吟じようかなと思います。
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あ、そうだ、今日はですね、来三葉作、母を送る路上の短歌という仕様ですね。
これもちょっと目に入ったんで、吟じてみようかなと思います。
あまり今は僕の喉そんな調子良くはないんですけれど、なんかやりたいなという気持ちになったんです。
そう、こないだ母、松口月常の母を吟じてですね、あれ、自分だけで言えばやっぱり立志でしたね。
なんか調子調子って言ってたんですけど、間にいろいろ短歌が入ってくるんで長く見えたんですが、あれだけだと立志でした。
今回は2、4、6、2、4、6、2、6、4、今回はこれはさすがに調子ですね、調子。
多分吟じれるはず、初見ですが、初見ですが、ちょっと母繋がりなのと、来三葉はやっぱ本当にですね、
十余三春秋のあの詩はやっぱすごいなって思ったんで、その両方の縁を感じてですね、こちら味わいながら頑張って吟じたいなと思います。
詩文まず長いんで読んでいきますね。
母を送る路上の短歌 来三葉
東風に母を迎えて来たり 北風に母を送りて帰る
来たる時はほうひの道 たちまち早節の寒となる
鶏を聞いてすなわち足を足を包み 腰に上じて足半参たり
地の足の足の地の足のつかるるを言わず ただ母の腰の安らかならんことを図る
母に一杯を献じて地もまた飲む 所要天に満ちて詩もすでに渇く
五十の字七十の母あり この服人間売ることまさに語るべし
人間売ることか 売ることまさに語るべし
南京北来人居るが如し 誰か人か我が地母の喜びにしかんや
東風のそよ 東風まあこっちか東からこっちの
この道もわずかの間に霜や雪に覆 われて冬枯れする道となってしまっている
夜明け方鶏の声とともに起き出して 足ごしらえをするが母のかごに従う足は
誠に心もとない だが自分の足のことなどは口にもせず
ひたすら母のかごが立ち寄せられている この道もわずかの間に霜や雪に覆われて
冬枯れする道となってしまっている 夜明け方鶏の声とともに起き出して
12:00
だが自分の足のことなどは口にもせず ひたすら母のかごが揺れるようにと願うばかりである
母に茶店で一杯のお茶をすすめ自分も ご商売にお商売に預かると朝日が店に満ち満ちて
路上の島もしっかり乾いた様子である 50の息子に70の母が
かくなる幸せは世にざらにはないこと 今もこの道には南に北にと往来の人が激しいが
私たち親子のような喜びを持つ者はどこにいようか この時代の頃にですね
本人が50歳で母が70歳 それで京都に迎えてまた送る送っていくという
感じなんでしょうね すみませんね
という自分なんですけれどてっきりなんかの若い頃の母を思うとかそれかあの 若々しい20代30代国のことを思って故郷はいろいろあるけれどもというそういう自分は
感じで多いんですけれどもこういうふうにですね母を迎えてでさらにまた送り返す そういうような
自分はなんか僕は結構初めて見るなぁと思いましたので 今日はですね本当にあのじっくり味わいながら現実でみたいと思います
母を送る路上の探査 来山陽
東風に
母を迎えて
来たり
北風に
母を送りて
帰る
来たる時は
ほうひの
たちまち
創設の
関東なる
15:01
鶏を聞いて
すなわち足を
包み
腰にじして
半竿たり
地の足の
疲れを
言わず
ただ
母の腰の
安らかならんことを
はかる
母に
いっぱいをけんじて
自問のたのむ
所要
天に満ちて
死もすでに
かわく
五十の地
七十の母に
この服
人間
18:04
うることまさに
肩かるべし
南京北来
人おれが
もとし
誰人か
我自分の
よろこびに
しこんにゃ
一方
いやー調子はなかなか大変ですけれど
なんとか平均時期に切れたかなというところです
いやーちょっとあの最初前半はですね
どんな感じかなーっていうのを考えながら禁じていたんですけれど
やはりあの
市議員は本当に面白いものでですね
一応一応一言一言
なんかじっくり味わいながら
ここはこんなことかなこんなことかな
ああこういう風なんだとかですね
本当にあの頭の中でくるくるくるくる
考えながらですねやっていると
やっぱりあの気持ちがどんどんと
入り込んでいく感じがしますね
五十の地
七十の母あり
そう
僕の親ももう少しで70になるから
なかなか
人本当じゃないなと
この服人間うることまさに肩かるべし
この頃はまさに本当にこういう親子で
この年でこんな関係になれるの多分あまりないんだろうなと思いますけれど
南京北雷
ここがですねなんか気持ちが
本当にしんみりするんですよね
南京北雷
人おるが後年
我が自分の喜びにしかんや
本当にあの今
親がいるというこの
元気にいると
いうことのなんか幸せみたいなの
改めて感じたなというとこです
僕もそう今月末にはですね
ちょっと1回北陸の実家の方に
顔見せに行こうかなっていうところも考えてるから
そうですねなんかいろんなことを思いながら
21:01
まだまだまだ元気なんですけど
でも元気だからこそ
多分やっておかないといけない
やるべきこと話すべきこと
絶対あるはずなんですよね
限りある時間ですから
だからまあ本当に
2月末帰る時はですね
話したいこと見せたいこと
親の話を聞きたいこととかですね
それを僕の中でちょっとリスト化して
それをちゃんと一個一個忘れずに聞きって
できるだけなんか味わいたいなという風に思いました
最後すいません
ちょっと自分の話みたいになってしまったんですけれど
今日はこんな感じで
雷山陽の詩を吟じさせていただきました
よしでは引き続き
頑張っていきたいと思いますので
応援よろしくお願いします
あと質問疑問質問リクエスト
詩吟に関しても何でもいいので
お待ちしております
ではでは詩吟のミルクを発信する
詩吟チャンネルどうもありがとうございました
バイバイ
22:02

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