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ゼロから詩吟を学べる、詩吟チャンネル
おはようございます。こんにちは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟って何?と、全く詩吟が分からないという人はですね、YouTubeだけで吟ずることができるようになるまで、それを目指したいというチャンネルになっております。
普段はですね、詩吟経験者に向けて配信している内容もあれば、今回のように、本当に全く詩吟を知らない人に向けても配信しているという形になっております。
YouTubeのサムネイルで言えば、緑色が経験者向け、オレンジ色、黄色が本当の超初心者向けという形になっているので、これを聞いている方は今回が第3回目になりますけれども、この黄色のサムネイルで見ていただければと思います。
ではですね、これまで詩吟、初心者のための内容を言ってきたわけなんですけれども、詩吟って何?詩吟って一体何が楽しいの?と起きてですね、今回は、じゃあどうやったら詩吟を吟ずることができるようになるのか、ここをですね、今日は話していきたいと思います。
この詩吟、初めて聞いたことがある方はですね、なんか本当に声がウニャウニャしていて、なんかすごく難しそうだなとか複雑そうだなというような、そういう感覚を受けるかもしれません。
ただですね、実際やってみるとですね、そこまで本当に難しいことではないので、まずはですね、どういうステップを踏んでいったら吟ずることができるようになるのか、ものすごくシンプルに簡単にやっていきたいと思います。
本当に詩吟はとても奥の長い、じっくり一長一短で身につかないようなことはあるんですけれども、まずはその入り口のところをお分かりやすくお話ししていきたいと思います。
じゃあ早速ですね、どうしたら吟ずることができるようになるのか、全部で5つのステップがあります。
まず一つ目ですけれども、吟ずる詩文を決めましょうということですね。
歌詞を決めないといけない。この場合詩吟ですから、漢詩の中から自分が好きなもの、もしくは先生から指定されたものとか、YouTubeの場合はですね、自分がこれが好きだなと思ったものを一つ選んでもらえれば良いのかなと思います。
特に僕のYouTubeチャンネルでですね、毎回後半に吟じているので、だから詩吟チャンネル、あと好きな漢詩のタイトルとか、それで調べていってもらっても参考になるものは見つかるかなと思います。
そして二つ目、この詩文を決めたら、漢詩を決めたらですね、まずはアクセントを確認するということになります。
詩吟はですね、歌と違って正しく日本語として発音して、それに節調という声を伸ばしたような、そういう独特な節回しをつけるというものになります。
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なので、まず正しく発音するということが大事になってきます。正しくとはどういうことかというと、言葉に対して正確なアクセント、それを表現するということになります。
なので、苦に破れて惨がありとかであればですね、苦に2が上がって、苦に破れてですね、ぶだけ高いとか、惨があり、惨がはさだけ高い、ありはあですね。
こういう形でアクセントを丁寧に丁寧に、まず一つずつ確認していって、この詩文を正確なアクセントで読めるようにするということ。これが二つ目になります。
そして三つ目ですね、詩文だけを読んでいても吟ずることはできませんので、まず詩吟でよく使う音階というものを知る必要があります。
音階、陰と陽の陰ですね、影という字を書きますけれども、ちょっと暗いような感じの音階になります。
音としてはですね、これかな、この音階を使うわけです。
ドレミファソラシド、ドレミファソラシド、ではなくて、
こういう形ですね、これを使うと。この陰音階というものをまず知っておいてください。
これが三つ目ですね。そして四つ目なんですけれども、本数を決めましょうということになります。
これは全然知らない言葉だと思うんですけれども、本、ブックの本ですね、に数と書いて本数と呼びます。
詩吟の世界はですね、カラオケで言う原曲キーというものはないんですよ。
原曲キーというものはない。正直ですね、自分の出しやすい音程でキーで吟じて良いんですね。
そのキーの高さのことを本数と言います。本当に1対1というふうに考えてもらって構わないですね。
だから声の低い人はですね、今の言った陰音階を低い本数で、
こういう一本という男性の低めの音階でやる方もいらっしゃればですね、女性であれば
この音階で吟ずる方もいらっしゃるということになります。
なのでこの音階、陰音階をですね、
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この音階を声を出してみて、この一番高い音がですね、ちょっと苦しいなって思うぐらいのこの本数は何なのか、キーは何なのかですね、それを決めるということになります。
男性であれば声が高い人は3本から4本、私は普段3本から4本ですね、声の低い人は1本とかになります。
女性であれば声の高い人は8本、9本、低い人は6本から7本、そんな形になります。
スマートフォンでですね、アプリがあるんですよ、ギントレっていうアプリがあるので、それをダウンロード、インストールするとですね、そこに8本とか7本とかの本数が選べますんで、それで自分に合った本数を探すということになります。
これはこれで本数を決める4番ですね、になります。
そして5番目、本数が決まって、詞文も決まって、音階というものを知って、アクセントも知ると、今ぐちゃぐちゃ順番で言いましたけど、そこまでできたらですね、ようやく一息分ずつ、ギンを真似ていくというステップになります。
こればっかりはですね、先生の吟じた通り、YouTubeであれば僕の吟じた通りに、まず小分けしていってですね、それを真似ていくということになります。
例えば、弁性しゅくしゅく、こういう風に先生が吟じたら、まずは自分の理解の程度でいいんで、そのままにですね、何とか真似てみると。
弁性しゅくしゅく、こういう風にですね、本当に真似ていくんですね。
だいたい漢詩一つ分はですね、6つのブロックに分けてやっていくわけなんですけれども、その6つずつをですね、一つずつ言われた通りに真似っこしていくと。
それをだんだんとつなげていって、最初から最後まで一人で吟じるようになるということになります。
だいたい本当に最後は真似ていくしかないというところになるんですけれども、ここでですね、こういう質問が出てくるんじゃないかなと思います。
この詩吟の中にですね、楽譜ってものはないんですかっていう話ですね。
こういう複雑な動きをしているからこそ楽譜が欲しいという気持ちはものすごくよくわかります。
これに対する答えはですね、流派によってあったりなかったりしますと、そして必ずしも必要ではないというのが僕の答えになります。
詩吟においてはですね、この音の上がり下がりというものは、それは楽譜があればいいんですけれども、
音楽と違うのはリズムじゃないんです。リズムではなくて間合いですね。
間合いで詩を表現することになります。
この間合いというものはですね、本当に普段の楽譜で表現できるものではないんです。
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楽譜で表現できるのは均等なテンポとあくまで音の上がり下がりだけなので、この間合いというものが本当にわからないんですね。
そしてこの間合いがですね、詩文によってやはり伸びたり縮んだりというのがあります。
あとはここをこういうふうに表現したいんだ。激しく表現したいんだというところであれば、間合いはもう短くなるかもしれないし、たっぷりと表現したい場合はですね、間合いも長くなっていくということで本当にこの間合いを表現するのが難しいということもありまして、
楽譜を用意している流派もあれば、教室もあればそういうことを全くしないところもあると。
僕の方はそういうものは準備されていなかったんですね。だから基本的には先生の言われた通りに真似をする。
それで自分で何度も繰り返しているうちにこの間合いというものがだんだんとわかってくる。
最初は間違っていて先生に指摘されていい弦とはどういうものかがだんだんと固まっていって、それで弦字でいけるようになる。きれいな弦になっていくということになります。
だから本当に楽譜というものはないんですけれども、まずは小分けにして、詩文を6つくらいに小分けにして、それを見よう見真似、聞きよう聞き真似で真似ていく。
こうすることでまずあなたにあった最低限の弦字型ができるかなということになります。
ここから先はこの緑色のサムネイルの経験者向けの配信内容を聞いていただければと思います。
本当に深い内容と、まだ吟力1年目2年目といった方に向けてもいろいろやってありますので、
これは自分に必要だなと思う内容をピックアップして聞いていただければよいのかなと思います。
声はどういうふうにこういう練った声はどうやったら出せばいいのか。
腹式呼吸はどうしたらいいのか。
間隙強弱はどうしたらいいのか。
そういうことも基本的にいっぱいしゃべってきていますので、
それは緑色のサムネイルのyoutubeをぜひご覧になってみてください。
ということで今回はどうやったら吟ずることができるんですかということを5つのステップで解説しました。
まず詩文を決めましょう。
2つ目はアクセントを確認する。
3つ目は韻音階というものを知りましょう。
4つ目はあなたにあった本数を決めましょう。
そして5つ目は小分けにして真似ていきましょうということになります。
楽譜は基本頼らずにできるだけ耳で聞いてやってみるというのがよいのかなというところです。
10分にまとめなかったんですけどなかなか難しいですね。
ではでは後半一つ吟じていきたいと思います。
今日吟ずるのはですね、詩吟と言ったらこれでしょうという本当に最も有名、
前は漢詩ですごく有名というのを絶句紹介したんですけれど、
今回は詩吟において最も有名だと言われている川中島という漢詩ですね。
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雷山陽が作った川中島。
もしくは別名不思議案、奇山を打つの図に大巣という詩文があります。
こちらをですね吟じていきたいと思います。
ではまず詩文からですね。
これはですね最初に前提で話しておくと、戦国武将の有名な植杉謙信ですね。
植杉謙信が武田信玄と戦っている川中島の戦い。
これで植杉軍がですね武田軍に奇襲をかけようとしているそういう場面になります。
では詩文の内容を言っていきますけれども。
夜明け方川切りの晴れ間から植杉の大軍が大正旗を押し立てて、
武田勢の前に陣取っているのがよく見えると。
謙信にとってかえすがえすも残念なことは、長い年月の鍛錬で磨いたこの腕映えの甲斐もなく、
流れ星のきらめく一瞬の差で強敵武田信玄を逃してしまったことだということです。
本当に奇襲をかけてですねいいところまで行ったんですよ。
そして武田信玄に一刀振り下ろしたんですよ。
そこまで差し迫ったにもかかわらず武田信玄を打ち取ることができずにですね逃してしまった。
本当に悔しいというこの銘場面を雷山陽が作ったというところですね。
本当にあの詩銀といえばこれでしょう。
弁政粛々っていう風に本当に言う年配の方がたくさんいらっしゃいますので、
詩銀をやってます。やり始めましたという方は、
この川中島をですねぜひ覚えておけば間違いないんじゃないかなというところです。
よしではこちらを吟じていきましょう。
川中島、雷山陽、
弁政粛々
夜川を渡る
暁に見る
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戦兵の大我を
要するを
異国なり
十年一犬を
身ごき
流星
皇帝
長男
一世
いかがでしたでしょうか。
本当にですね僕もこれを吟じてくれと言われるとですね、
多分毎回あんまり良くはないんですけれど、
気分に応じてですねだいぶ吟じ方が変わってくるんですよ。
演歌歌手の方がですね、ある程度同じなんだけれども、
やはりその時の気分によってですね、
ノリが変わってくるのと同じですね、
本当に伸ばし方とかが結構変わってくるんですよ。
なのであまり楽譜にこだわりすぎないで、
どうやったらこの詩吟が楽しくなるのかなとかですね、
どうやったらこの作者が伝えたいことが本当に伝わるだろうかなとか、
そういうことを考えながら自分なりにもですね、
少しずつ微調整していく。
それがまあいとか詩上表現とか、
そういった深い話に入っていって、
詩吟の楽しさがよくわかってくるかと思いますので、
今日の内容をですね、ぜひぜひ参考にしてみてください。
では引き続きですね、今回3回目ですけれども、
全部で10回か15回ぐらいに分けてですね、
詩吟が一通りYouTubeだけでわかるように解説していきたいと思います。
興味があれば引き続きフォローしてくださって、
コメントなどもいただければ本当に助かります。
では今日は以上となります。
詩吟の魅力を発信する、また間違えた、
ゼロから詩吟を学べる詩吟チャンネル、どうもありがとうございました。
バイバイ!