00:02
詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございますこんばんは、詩吟チャンネルのheyheyです。このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、分かりやすくザクバラにお話ししていくチャンネルです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。いや最近はちょっとまあいろいろやっておりまして、配信は若干少なめではあるんですけれども、
まあ元気でやっております。最近はあのちょっとyoutubeでショート動画でですね、あの僕がの監視ロック、AIを使った監視を現代版の曲にリバイバルするみたいなやつをですね、ちょこちょこアップロードしております。
そう、【小屋仏法僧帳】がですね、なんか思いのほか再生2000回以上再生されていて、意外だったんですよね。個人的には【月下読釈】李博の【月下読釈】がめちゃくちゃ好きなんですけれど。
まだあとここ数日間ぐらいはですね、まだ順番に夕方6時に配信されるようにしてあるんですね。監視ロック楽しんで、あとコメントもいただけたら嬉しいです。新しい挑戦ですね。
転句の重要性と基本確認
ではでは、今日早速本題に行きたいと思うんですけれども、今日お話しする内容はですね、転句がうまく出ない時に気をつけたいこと、転句が出ない時の向き合い方ですね。
ということでお話ししていきます。これは詩銀やっている人あるあるの内容かなと思うんですよね。転句というのは、キック、ショーク、転句、決句のこの一番転句だから、盛り上がるところ、サビの部分みたいなところなんですけれど。
絵として大抵の監視においてはですね、転句が一番音が高いんですね。
一番高音というもの、場合によっては高高音とかも使うことがあったりするんですけれど、こういうふうに高い音が出てくるところは、喉が萎縮してですね、うまく出ないわということが往々にしてあります。
懐かしいかな、このレミオロメンのあの粉雪って歌あるじゃないですか。あれサビが来そうな時にですね、めちゃくちゃドキドキしていざサビのところでこうなーって言ったら失敗するみたいな。
だいたい似てるかなと思うんですけれども、この転句はですね、僕も特にこの銀の時は全然出ないんだよなっていうのがあってですね、長く悩まされてきました。
今回はその当時の自分にですね、どういうふうに声をかけるかなという視点でお話ししていきたいと思います。
では早速順番に行きたいと思うんですけれども、転句が出ない時はですね、まずちゃんと基本に立ち返る必要があります。
大前提としてですね、そもそも実力不足なのか、喉にものすごい負担をかけているんじゃなかろうかっていうところはありますね。
これはあの毎回必ずどの銀音やっても絶対にそこが出ないという場合ですね。
これにおいては本数を下げるというふうにやった方が良いかなと思います。
ただまぁあのなんというかあれですね、10代とか20代ぐらいの若者であればまだガンガン頑張っていたら喉は鍛えられていって次第に高い音が出るっていうことがあるかもしれませんが、
30代以降はそんなにその時点で全部毎回出ないのであれば本数の見直しというのが大前提としてあるかなと思います。
そして次にですね、どうしようかな、声がどんどん喉声みたいになっていって出なくなっているからですね、そこを抑え込む必要があるんですね。
副式を使ったたっぷりした声で出せればですね、大体の声は出るんですよ、ある程度はですね。
なので2つ目気をつけるべきはですね、一番先生がよく言うのは間合いをちゃんととれているかですね、天空に入る直前間合いをとれているか。
具体的にはですね、2拍ですね。
1、2、エツゾンとかですね、1、2、ユキワーとか、こういう風にちゃんとそのショークの最後のところがぷっと止まってから、1、2と入る。
これの間をちゃんと持つ。
大体これがどれくらいだろうな、感覚的には5割ぐらいはそういう人が多いですね。
もうトントンと言って、出ないっていう風になりがちなんですね。
だから喉に声が上がってきてるみたいな感覚があったとしてもですね、あったとしても2拍数えることは別にできますから、それをちゃんとやるということになります。
そして3つ目はですね、たっぷりと息を吸う。
2拍とるのと同じなんですけれども、たっぷり息を吸って溜めるか、この2拍の間にたっぷり吸って溜める。
声というのは呼吸がエネルギーですからね、エネルギーが少なければ少ないほど喉が無理をしようとするんですよ。
なので逆を言えばですね、呼吸がたっぷりやれば喉はですね、結構リラックスした状態、そんな頑張らなくても声が出るようになっているんですね。
風船と同じで、フワーとぷくぷくに膨らんだやつはですね、ただシューッとやるだけで簡単に口から息がブワーって出てきますけれども、少ないやつだとですね、口から息を強く出そうとしたら思いっきりギュッと絞り込むしかないですね。
じゃないと出ないんで、それと同じですね、もうあらかじめたっぷり吸ってやって、もう出るしかねーなーみたいな状態になっていたら、その方がですね、より出やすくなります。
たっぷりこの2拍を取るということ、そしてその間にしっかり吸って溜めてから出すということですね、これは本当に基本の確認という形になります。
さらに4つ目で言うとですね、ショークの最後ですね、ショークの最後をちゃんと滑走路を弾けているのかという話ですね、滑走路。
これから天空というところでですね、空に飛び立つんですよ、声という飛行機がですね、バーンとリリークするんです。
そのためにはですね、そこに至るまでの滑走路がガタガタであるとやっぱり良くないんですね。
富士山で言うとですね、道中の縁、行きは、この縁、行きは、このイですね、縁、ここをですね、よほどの指定がない限りは、ビターッと、極力ビブラートもなしです。
ビブラートもなしで、真っ直ぐやって、ブッと切る。真っ直ぐやって、ブッと切ってやると、そうしたら立派な滑走路が弾けるんですね。
そこに向けて行けば、よりリリックがしやすくなります。その直前がですね、縁、行きは、という風にやるとですね、結構機体がガタガタに傾いてしまうということがありますので、
この滑走路を意識すると、ショークの最後の滑走路をきれいに弾くということが大事になってきます。
これが4つ目で、5つ目はですね、このショークの最後で、呼吸をしっかりと吐き切るということです。
息を2拍でたっぷり吸いましょう、溜めましょうということをお話ししたんですが、これ吸うためにはですね、吐き切っていないといけないんですよ。
イメージトレーニングと音の取り方
中途半端に呼吸が残っていると、古い息がですね、残っていて、しかもそれってあまり使われづらいという、物理的に考えたらよくわからない話なんですが、そんなイメージを先生に教わったことがあります。
古い息は残しちゃダメなのよ、ちゃんと吐き切って新しい空気を入れる、吐き切るからこそ新しい空気が体奥そこまで入ってくれるようになるのよ、というお話がありました。
だからですね、ちゃんと吐き切る。
ここまでですね、ちゃんと吐き切るようにそれまでを計算しておいて、なくなるようにして。
この2拍をたっぷり持って、吸って、溜めてやるという感じですね。これが5つ目かなと。
そして6つ目いきたいと思うんですが、6つ目はですね、これから出す声がですね、声にならない状態で出すイメージを持てているかですね。
声にならない状態、まだ音にとして現れていない状態で出るイメージを持てているか。
だから僕の場合、今の場合はですね、フチ、ユキワのこのユを言う前にですね、今自分のこの体の中、この呼吸の状態を考えて、これから出す声を想像したら、この音は、この高い音が出せるのかというのはですね、できるだけイメージする、想像する。
まあ妄想でも別にいいんです。ちゃんとこれを出せるイメージを持った状態で、そこから実際に息を通して音を出していくという風にやる。この直前の一歩先を少し予測しておくということですね。
これも結構重要です。そのイメージの段階で何もできない、もしくはイメージの段階でもう喉に上がってきて、わーってなっているとですね、やっぱダメなんで、ちゃんと出せるイメージを持つっていうのも欠かせないかなと思います。
そして最後7つ目になるかな。下から上に上げるというイメージではなくて、上から掴み取るイメージで出した方がですね、結構良いのかなと思います。
この首を上に上げてですね、下から高いところを取ろうとしている、手を上に伸ばしているという感じよりはですね、木の上に手を伸ばしたいんですけれども、そこに下から手を伸ばすというよりはですね、自分は空に浮かんでいてですね、この木の一番高いところを上から下に向かって掴み取るような感じですね。
そんな感じで、上から下から上に上げるんじゃなくて、この上からスッと掴み取る、そんなイメージで高い音を取るんだという風にやる方がですね、喉が上振りにくいかなと思います。
これ、前のお話しした頭高のアクセントの取り方と一緒なんですけれども、この上をすくい取るような、そんな感じで高い音を掴んでいくという風にやるとですね、これもだいぶやりやすくなるのかなと思いますね。
転句の出し方
最後、本質的なところで言うとですね、この声がどんどん胸元に力点が胸元、口元に上がっていくから、より喉が閉まって出しにくくなるんですね。
そうならないように意識を下に下に、声というものはですね、もっと胸元とか腹から、丹田から出ているような、そんな下から出ているイメージを持つということ。
下にイメージを持ちながら高い音を出すのがわかりづらい人はですね、下に強くバーンと地面を踏みしめてですね、踏みしめた分だけ高くジャンプできるという、そういうイメージを持つといいかなと思います。
そう伝わるかな。しっかり下に力を込めるからこそ、高いところにジャンプできて、そこでジャンプした状態で木の上の先端をすくい取るみたいな。
伝わりますかね。もう僕のイメージが暴走している感じなんですけど。
そんな感じで、この下への力点、それで上からすくい取るという、この両方をイメージでうまいこと繋ぎ合わせられればですね、結構やりやすいんじゃないのかなと思います。
7つ8つ話したと思いますけれども、いかがでしたでしょうか。
全部は全部というわけではなくてですね、どれか順番にやってもらえればと。
あともう一個ですね。全部通しでやると毎回ダメになる人はですね、分解しましょうという話です。
木くしょうくからやって天空をやると失敗する人はですね、しょうくから始めてやってみて、それで自信をつなげてやると。
しょうくでもダメな場合は、しょうくの一個直前から入ってみてやるとかですね、そういう風に分解してちょっとずつやっていくっていうのも、現実的で具体的なんでですね、これもやってみると良いかなと思います。
ぜひぜひ参考にしてみてください。
キャンペーンと吟じる詩
あとはですね、キャンペーンのご紹介をさせてください。
11月29日にですね、私のしゃべれる限りのすべてを網羅した資金の教科書中級編という結構ハイレベルな内容の電子書籍を出版します。
その日までにですね、3つのキャンペーンを予定しておりまして、一つ目はですね、無料でアドバイスを、銀のアドバイスをします。
このメールアドレスのところに銀をスマホとかでロックオンして、それをこのメールアドレスに送っていただければですね、特に公開することもなくアドバイスをいたします。
まあ大体10分から15分ぐらいの長さで音声で僕がここをこうしましょう、こうしましょうっていうのをお話しする感じになります。
それプラスですね、この新しい原稿全部で6章まであるんですが、そのうちの3分の1、2章までを原稿としてお渡しするという無料プレゼントキャンペーンですね。
第2つ目のキャンペーンとしては、このアドバイス内容をこのyoutube上で、匿名でもちろんいいんですが、公開してもいいよという方は第4章までプレゼントしますというキャンペーンです。
そして最後ですね、この11月29日までに銀猫道場に参加してくださった方、銀猫道場ですね、このyoutubeのメンバーシップ、確かブラウザから入れば月額990円なんですけれども、
この中に入っていただければですね、原稿すべてを無料で読めるような形で情報をお伝えするか、原稿プレゼントかちょっとそういう形で全部無料で読める形にしようと思っております。
なので11月29日までぜひぜひ私のこのやる気が続く限り、このキャンペーン頑張っていきたいと思いますので、活かしていただければと思います。
では後半一つ吟じて終わりたいと思います。
今日吟じるのはですね、亀田豊採作、光月です。
えーもう月ですね、月が今日は綺麗です。
では詩文から。
満江の明月、満天の秋、一色光天万里の流れ。
半夜酒さむれば人見えず、騒風消失たり、
てきろしゅう。
うん、てきろ、てきろしゅうかな。
てきろしゅう、てきろしゅう。
うん。
いつもこれなんか悩んでた気がします。
ではどういった内容かですね。
明月は川の流れをくまなく照らし、
秋季は天に満ちて澄み渡り、
空と見分けがつかぬ色の大河の水は、
遠く離れて天に接しているようである。
夜半に酒の酔いもさめて気づいてみると、
辺りに人影ひとつ見えない。
ただ秋風がそよそよと、
萩や露の茂る巣を吹いているのみである。
ではこちらですね。
まあこの、これは半夜。
うん、まあ天空はそこまででもない気がしますが。
では吟辞でいきたいと思います。
今月、かめだ豊採、
満光の月、
一色、
豊天、
豊獅。
そう、新聞配達をしている私の母親からですね、
いや今日はスーパーブーンめっちゃ綺麗だったよっていう朝ですね。
なんかあのLINEが入ってですね。
だからちょっとこれは今日選んでみました。
いや満光の明月、満天の秋、
一色、豊天、万里の流れ。
いやまあこれだけで本当になんかあの、
月を想像の中で味わえるなという風に感じました。
いかがでしたでしょうか。
では今日はこんな感じで終わりたいと思います。
キャンペーンですね、11月29日まで是非是非、
ご利用いただければと思います。
ではシギンの魅力を発信するシギンチャンネルどうもありがとうございました。
バイバイ。
