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2020-10-15 09:01

第38回:僕の詩吟の失敗談、「酒(若山牧水)」

今回は僕の詩吟における失敗談です。
詩吟を真剣に練習するあまり、周りにご迷惑をお掛けしてしまいました
ということで、ちょっとした笑い話として聞いてもらえれば幸いです^^
後半では、若山牧水の「酒」という和歌を吟じました。
秋の夜空に向かって日本酒でも飲みながら聞いてみるといいかもです!#詩吟
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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。詩吟チャンネルのheyheyです。
この詩吟チャンネルは、詩吟というとってもマイナーな日本の伝統芸能のその魅力をですね、できるだけ分かりやすく発信していくチャンネルにしております。
私はというと、詩吟歴20年以上準詩藩の資格を持っていて、全国大会も優勝経験があるということで、その経験からいろいろお伝えできればなと思っております。
なおですね、この雑音が入っていると思うんですけれども、これは私の通勤時間の車の中から配信しています。
なので、このようなエンジン音であったりウインカーの音であったり、途中入るかと思うんですけれども、それに負けないように詩吟で培ってきた滑舌と肺活量でカバーしていきたいと思います。
そこはどうかよろしくお願いします。いつも通り前半に詩吟に関する話、後半に平日毎日違う吟を紹介して吟じていこうと思います。
今日もどうかよろしくお願いします。
それでは本編の方に移ります。今回の詩吟に関する話はですね、私が詩吟を通じて経験してきた失敗談ですね。
なかなか人に話すことはないんですけれども、その失敗談をいくつかお伝えしようかなと思います。
先日にですね、詩吟やっぱり外で声を出すということは、そういう場所はとても貴重な資源ですということをお伝えしました。
それを熱弁結構したんですけれども、なぜそこまで熱弁したのかというと、私の失敗談が結構あるからなんですね。
始めのうちは高専のうちはですね、5年間毎日外で練習をしていたということなんですけれども、
そこはですね、僕の地元富山県。富山県の結構周り田んぼだらけでですね、どいなかなんですよね。
寮の近くは田んぼだらけ半径200メートルぐらいがもう田んぼばかりで何もないようなところになります。
なのでそこでのびのびと詩吟の練習を今までしていたわけなんですけれども、
まずはですね、最初の失敗談としては声量が伸びすぎてですね、
すぐ近く、すぐ近くといっても200メートルぐらい先なんですけれど、そこに学校の校舎があるわけです。
そこで夜遅くまで先生方が研究したり、次の日の資料を作ったりしていたんですけれども、
そこに夜9時ぐらいにですね、毎日唸ったような変な声がお墓の方から聞こえてくるということがありました。
私の練習場所は田んぼのど真ん中なんですけど、お墓がポツンとあるんですね。
ちょうどそのすぐ近くで詩吟の練習を5年間黙々と毎日続けていたと。
そしてちょうど5年目ぐらいの時ですね、先生に対して僕実はそこで詩吟の練習してるんですよみたいな感じで話してみると、
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もう先生もですね、お前だったのかみたいなだいぶ驚いた感じでですね、
他の先生にもちょっと知らせてくるよっていう話になって、だいぶ先生の界隈では有名になっていたそうです。
なんかすごい怖いなみたいな平日毎日、平日じゃない本当に毎日夜定期的に聞こえてくる唸り声ということで、
その時は技術としてはあまりなかったんですけれども、声量だけはだいぶ伸びてきていたのでそういったことになりました。
そして次に大学でですね仙台に住んだんですけれども、仙台にいた時はそれこそやはり都会でですね、
周りに大きな声を出す場所がないんですよね。なので比較的広い公園で練習をしたことがあります。
と言ってもまあ半径100メートルないぐらいですね、のような公園で練習していたんですけど、やる時間がまず悪かったですね。
夜10時ぐらいとかにしてしまってですね、警察に注意されてしまいました。
近くの人に通報されてですね、なんかうるさい声が聞こえてくるよということで注意されてごめんなさいをして、
練習するときは夜7時ぐらいまでにしようということで話し合って落ち着きました。
そしてあと地元ですね、実家のところです。実家のところもまあ結構どいなかなんで声出しても構わないんですけれども、
その時はですね妙にやる気に満ち満ちていて夜10時ぐらいにですね、ちょっと離れた田んぼのところで声を出していたんですけれども、
そこにですねまああのとぼとぼと若い夫婦が歩いてくるんですね。
夜だったんで私の顔が見えなかったんだと思うんですけど、私の当時まあ高先生だからまあ学生ですね。
絶対若いはずなんですけれども顔が見えなかったせいなのとまあ死言をしていたということで、
すごい敬語でですねちょっとクレームが入ったんですね。
あのすいませんとお声は素晴らしいんですけれどもちょっと子供が寝る時間なのでどうかこの時間をちょっとやめていただけませんかということを言われましてですね、
もう僕が悪いのは100%事実なのでもうそこはとにかく丁寧にごめんなさいごめんなさいと申し訳ないです。
もうこんな時間にやることはしないんでご迷惑おかけしましたということで何とか収まりました。
こういうことでですねまあ死言やはり外で声を出すというのはとても鍛えられていいんですけれども、
それほどにですね鍛えれば鍛えるほど半径100メートル200メートルあろうがですねやはり迷惑になってしまうようなことになります。
なのでまあ僕の失敗談を生かしてですね海であったり河原であったり声を出しても怒られないような場所ここは本当に貴重だと思うのでそういった場所にいる人はぜひ日々5分でも10分でも声を出すトレーニングをしてみてもらえれば他の人よりも圧倒的に素晴らしい声量であったり声の指向性であったりそういったものが鍛えられるのかなと思います。
ということで前半は以上になります。
後半はですねこれから吟じていきたいわけなんですけれども今回は和歌を吟じたいと思います。
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お酒、酒という和歌ですね。
和歌山木水が作られた詩になります。
ご存知かと思います。
もうお酒の良さをありありと特にちょうど秋の季節にお酒を飲む方はぜひ楽しんでもらいたい詩になります。
酒和歌山木水
白玉の葉に染み通る秋の夜の酒は静かに飲むべかりけり
白玉というのは白い宝石のような意味ですね。
真っ白な葉に染み通ってくる秋の夜ですね。
葉に染み通ってくるお酒なんですね。
お酒をつーっと静かに飲むと。
そういったじっくりと静かに秋の夜の中でお酒を楽しむというような詩です。
僕はいい詩だなぁと思うんですけれどもいかがでしょうか。
では吟じていきたいと思います。
酒和歌山木水
白玉の葉に染み通る秋の夜の
酒は静かに飲むべかりけり
白玉の葉に染み通る
秋の夜の
酒は静かに
飲むべかりけり
いかがでしたでしょうか。
お酒をじっくり味わうときにこの詩を聞いてもらえればいいのかなと思います。
このように詩吟チャンネルでは平日毎日詩吟の魅力を発信していきたいと思いますので
明日もどうか楽しみにしていてください。
本日はどうもありがとうございました。
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