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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル!
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴の長い長い私heyheyによる、
詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能のその魅力を、
分かりやすくお伝えしていくチャンネルです。
皆さん、暑い日が続きますが、夏バテしていませんか?
僕は多分今日は少し夏バテです。
奥さんの実家でちょっとキュウリ食べ過ぎましたね。やっぱりやりすぎですね。
ご飯が美味しくて食べ過ぎちゃいました。
今日はですね、とにかくお酒が飲みたくなるなという漢詩を一つご紹介させていただきます。
ご紹介するのはですね、死仙、死の仙人として名高い履薄が作られた三虫にて友人と対釈す。
こういう漢詩を一つご紹介させていただきます。
これは特に深い意味はないですね。三虫、山の中にて友人。
友人というのは友達的な意味はあるんですけれども、
こちら漢字で書くと幽霊の幽に人。
お互い山に隠れ潜んだ仲同士。
それで対釈す。釈を交わす。お酒を飲もうと。飲むと。
そういう漢詩になっております。
内容もまさにそれに沿ったものであるんで、分かりやすいのかなと思います。
では詩を先に読んでいきますね。
三虫にて友人と対釈す。履薄。
両人対釈して三花開き。開くか。
一杯、一杯、また一杯。
我寄て眠らんと欲す。君しばらく去れ。
明朝いあらば、ことを抱いて来たれ。
伝わりますかね、これ。
二人で両人対釈して三花開く。
二人で向かい合ってこの酒を組み交わす。
この山中はですね、花が今日添えるかのように綺麗に咲いていると。
一杯、一杯、また一杯。
そのまんまですね、杯を重ねるうちに、
俺はどんどん酔って眠くなってきたんだよということです。
我寄て眠らんと欲す。君しばらく去れ。
ひどい話ですね。
俺は眠くなってきたんだよ。ちょっと飲みすぎてねえと。
だから君今回はちょっと一回、一旦帰ってくれないかとか。
たぶんこんな隣に住んでるとかそういう話じゃないんだと思うんですけどね。
しかもですよ。
明朝いあらば、ことを抱いて来たれ。
明日、次の日の朝ですね、気が向いたら、
今度はことを持ってきてまたやってきてくれよということで、
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俺眠いからもうとりあえず帰ってよ。
もう次はこと、まあいわゆる今でいうとゲーム持ってきて遊ぼうぜみたいな。
そんな感じなのかなと勝手に解釈しております。
これはですね、もういいですね。
早くこんな感じにお酒が飲めるようになったらいいのかなと。
そういう世の中に戻れば嬉しいなと思っております。
死を吟じていく際には特に難しいところは本当にこれないですね。
死もわかりやすいです。初心者向けなのかなと思います。
一杯一杯また一杯。
はい、ここですねここ。
ここをできるだけ感情を込めて吟じるのがやっぱり一番いいんじゃないかなと。
ここだけはですね、もうお酒飲みながらやった方がいいんじゃないかなと勝手に思ったりしています。
ということで多分ここに思い入れが入っているかと思うんですけれども、
お酒を楽しむための吟として認識していただければ幸いです。
では吟じていきましょう。
三昼にて友人と退職す。
利伯。
両人退職して三花開く。
一杯一杯また一杯。
我寄て眠らんと発せ。
君しばなく去れ明朝。
居あらばこと抱いて来たれ。
いかがでしたでしょうか。
お酒飲みたいですね。でもちょっとしつこいかなみたいな感じがまたいいですね。
一杯一杯また一杯。
もういいわって感じになるかもしれないんですけど。
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早くお酒が飲みたいそんな感じでした。
今日は以上となります。
詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネル次はまたあさってありがとうございました。
バイバイ。