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2021-11-03 11:46

【詩吟ch】僕が詩吟に真剣に取り組んだ3つの理由<九月十三夜陣中の作>

九月十三夜陣中の作 / 上杉謙信
霜は軍営に満ちて 秋気清し
数行の過雁 月三更
越山併せ得たり 能州の景
遮莫 家郷 遠征を思う

#詩吟 #漢詩
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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。このチャンネルは、詩吟歴の長い長い私、heyheyによる
詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能のその魅力を、分かりやすくザックバラにお伝えしていくチャンネルです。
いつも通り週2、3回のペースで配信していくので、今日も楽しみに聴いていってください。 今日お話しする内容は、これまで続けてきた僕が詩吟を始めた理由とか
その流れで来て、詩吟を再開した、一時期やめて再開したわけなんですけれども、再開してからですね
真剣に取り組んだ理由、真剣に取り組んだきっかけと言いますか、そういったところをお話ししていきたいと思います。
そして最後にですね、自分に縁のゆかり、この話にゆかりのある吟を一つ吟じて終わりたいと思います。
では、私が詩吟を再開してですね、真剣に取り組んだ理由として3つあります。 1つ目は、詩吟の先生がとにかく褒めて伸ばしてくれたということ。
2つ目は、全国的な視野を常に入れてくれたということ。 3つ目は、
とにかく毎日外で練習しなさいと言ってくれたこと。 この3つがありますので、さらさらとお話ししていきたいと思います。
まず1つ目はですね、 とにかく褒めて伸ばしてくれたというところであります。
この詩吟の先生、前回のエピソードを聞いてもらえればわかると思うんですけれども、厳しいんですよ。
だいぶ厳しい。厳しいんですけれども、基本的に表情は常に笑顔なんですね。笑顔なんですよ。
だからこそ、叱られるときはものすごく2倍くらいきついように感じるんですね。 その一方で、やはり笑顔の通り
常に褒めてくれる。褒めてくれる割合の方が多いといったようなところかなと思います。 叱るときは、その叱るラインが明確なんですね。
こうあるべきだから、これを超えてしまったら叱る。 そういうようなあり方で叱ってくれたのだと今ならよくわかります。
叱るときはですね、教えたことが2回目3回目になってもまだ治っていないとき、 はいと言ったのに治っていないときとかだと叱られたりとかですか。
あとは前日に友達と遊びすぎて声を枯らしてしまった時とか、そういった時はものすごく叱られましたね。
何のためにお前はここに来ているんだと、そういうことができていないのなら、私は教える意味がないと、君も教わる資格がないというふうに淡々としっかりと言われるんですね。
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笑顔のまま。だからこそきついんですけれども、そうじゃないときは本当に 認じるたびに、いやー声が今日もよく出てるねーとか
覚えが早いねーとか、そういったことでも褒めてくれる割合が8割ぐらい、8対2ですね。 8割ぐらいの割合でもとにかくたくさん褒めてもらったと思います。
だから自分もよくわからないまま叱られるときは逆にも表情に出ていてですね、 われながらわかりやすいなと思ってたんですけど、そういった感じで自分の自信が少しずつ芽生えていったように思います。
まあ褒めて伸びるタイプだっていうと、この甘いものはというふうに思われるかもしれないんですけれども、こと詩吟に関して言えば、僕は先生に要所要所では叱ってもらえ、叱られながらも、やはり褒めて伸ばしてもらったのかなと思っております。
そして2つ目は全国的な、全国レベルの視野を与えてくれたということです。 詩吟の世界は小さくなろうとすればいくらでも小さくなれるんですね。
大きい流派、流派がまずたくさん分かれているんですよ。全国的な流派でも複数に分かれていて、さらにその流派の中でも各都道府県、都道府県の中でも各支部、そういったように細かく分かれてしまいます。
だからその小さな小さな団体の中で、ちょっとだけ上手くなろうとか、そこの中だけで認めてもらおうとか、そういうふうに考えていれば、正直もう全然大したレベルにはならないんですよ。
あと都道府県の大会とかでも、正直そこまでレベルが高いかというとそうではないんですね。でもその詩吟の先生は、一番レベルの高い全国一位をいつも基準に話してくれていました。
まず構成からお話してくれたんですね。全国には全国レベルの大会にはこういった流派の大会とこういった流派の大会があって、その大会はこういう予選が行われていくと。
そして一番最後にはこういう風な詩吟をすることが求められていると。こういったところに気をつけないといけなくて、こんなことをするとすぐ点数が減点されてしまうと。そういったような話を常日頃から本人の経験も踏まえて話してくれるんですよ。
その先生も一つの流派にとらわれないで、他の流派の全国大会とかにも参加していたわけなんですね。
だから僕としても、外にはこんな上の世界があるんだということを教えてもらって、師座が上がったといいますか、そういった視点で詩吟に取り組むことができました。
そして最後ですね。最後、じゃあこういった視野ができて褒めて伸ばされて、じゃあどこへ向かうのかどうやったらそういう全国のレベルに行けるのか。
そのためには、とにかく毎日外で声を出せと、これを言われたんですね。もう初日に言われました。先生にマナーのところに教わるようになって、初日でこれを言われました。
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とにかく毎日、どんなんでもいいから、ただの発声練習だけでもいいから、毎日外で声を出せ、出し続けろ。外だ、外だ。そういう感じで言われた記憶があります。
中で声を出すとですね、声が反響してきて、自分の声がさも大きいかのように、いい声かのように勘違いしてしまうんですね。お風呂の中で気持ちよく歌うのと全く同じです。
そうなると、やはり自力自分の声で勝負をする資金の世界だと全然ダメなんですね。マイク1本で戦う世界、むしろマイクすらないような世界で声を出して、それを評価されるような世界なので、自分の声をいかに鍛えていくかということが大事になります。
だから外でやることが大事なんですね。そして毎日やると。毎日声を出している人はなかなかいないんだと。だからお前もこの年から、その時はまだ10代ですね。その時からとにかく外で毎日声を出したら、全国レベルにはいけるよということを言ってくれたので、それぐらいなら俺でもできると思ってですね、それで毎日続けたわけです。
結果として、大学生になってさすがにちょっと続けられなくなったりはしたんですけれども、交戦の間の5年間、丸5年間は台風が来ようと大雪が降ろうと、とにかく外で毎日発声練習をしました。旅行の時は旅行先で、合宿の時は合宿の先で声を出せる場所を探してですね、それでも声を出していた記憶があります。
そんな感じですね。ということで僕が真剣に試吟をやった理由ですね、褒めて伸ばしてくれたということ、全国的な支援を与えてくれたということ、とにかく外で毎日声を出せと教えてくれたことということになります。
ということで、今日の話はここまでですね。ではこの先生と一番思い入れの深い詩吟が、今日これから吟じる詩吟です。植杉謙信作、九月十三夜人中の作です。
先生の下でこの詩吟をやったのが一番長いですね。大会でも何回も吟じてきた詩でもあります。石川県にですね、九月十三夜人中の作大会というものがあって、10代のうちに参加してですね、全国から集まるんですけれども、確か僕も2位を取れた記憶があります。
全員同じ吟を吟ずるので聞いてる方はめちゃくちゃ面倒くさいんですけれども、そういう記憶がある思い入れの深い吟です。今日は正直ですね、ワクチンでボロボロ明けの時なんで声がガサガサかもしれないんですけれども、ちょっと気合を入れるためにこちらの吟じていきたいと思います。
九月十三夜人中の作植杉謙信
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九月十三夜人中の作植杉謙信
九月十三夜人中の作植杉謙信
九月十三夜人中の作植杉謙信
いやーだめだ。いつもより体力が消耗してます。呼吸も続かない。
まあすいません。こんな感じの吟ですけれども、楽しんでいただけたならば幸いです。
自分を語るシリーズ、明日も次も続くかな。何話そうか今考え中ですけれども、もしあればやります。
まあなければ別の話をしていきたいと思いますので、これからも引き続きよろしくお願いします。
今日は以上です。ここまでありがとうございました。
詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネル、どうもありがとうございました。バイバイ。
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