第四十八話『マイナスをプラスに転じる』-【高知篇】 ジョン万次郎-
2016-07-30 10:51

第四十八話『マイナスをプラスに転じる』-【高知篇】 ジョン万次郎-

四国、高知県の最南端、足摺岬に銅像が立っています。
袴、羽織姿のその人物は、ジョン万次郎こと、中濱万次郎。
手には、コンパスと三角定規を持っています。
彼が見つめるのは、太平洋。海の先には、アメリカ大陸があります。
もともと彼は、好き好んで大好きな母がいる土佐を離れ、アメリカに渡りたいとは思っていませんでした。
海での漁を許される満14歳、初めての航海に出て、いきなり遭難してしまったのです。
無人島に流れ着き、なんとか生き延びた万次郎。
彼を救ったのが、アメリカ合衆国の捕鯨船『ジョン・ハウランド号』でした。
土佐では貧しさゆえに、ろくな教育も受けることができなかった万次郎は、アメリカに渡り、猛勉強の結果、日本に戻ると英語の教授職を得るまでになりました。
さらに、幕末から明治への「日本の夜明け」に、大いなる貢献をしたのです。
万次郎を翻弄する数々のアクシデント。
では、彼はただ運命に身を任せていただけだったのでしょうか?
いいえ、彼は、じっと待つだけの男ではありませんでした。
今やれることは何かを考え、瞬時に行動する。
決して諦めない心を持つ。
そんな彼の気質は、生まれ育った土佐清水の風土が培ってくれました。
どんなときも「生きること」に賭けた男、ジョン万次郎が、生涯でつかんだ、明日へのyesとは?

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