1. JOI ITO 変革への道
  2. #21 今週はWeekly gmでお馴染..

今週のポッドキャストは奥井さんがおやすみ!ということで、weekly gmのニュース解説でおなじみComugiさんにご登場いただき特別編成でお届けしました。




【編集ノート】

編集ノートには難しい用語や人物名などの詳しい解説をお伝えしています。

https://joi.ito.com/jp/archives/2023/09/26/005917.html




【おさらいクイズの申請先】

今週から始まりました新コーナー。「おさらいクイズ」の申請先は以下の通りとなります。おさらいクイズはKamonホルダーか否かによって申請方法が異なります。



<KAMONホルダー>

KAMONホルダーはHENKAKU COMMUNITYのQuestサイトから申請してください。正解した方には100HENKAKUをプレゼントします。こちらのサイトは新バージョンのポッドキャスト会員証を持っている人のみが対象となります。Kamonをゲットしたい方は、頑張ってコミュニティに入るか、おたよりを採用されるまで送り続けましょう。

HENKAKU COMMUNITY QUEST SITE: https://omise.henkaku.org/quests



<KAMONをまだお持ちでない方>

KAMONをまだお持ちでない方は、MintRallyのJoi Ito's Podcast特設イベントページでゲットしてください。正解された方には、NFTをプレゼントします。NFTは無料です。また、発行時にかかるガス代も不要となりました。


NFT受け取りのひみつの「あいことば」と書かれた部分に今日の問題に対する答えを記入してください。

MintRallyのJoi Ito's Podcast特設イベントページ: https://www.mintrally.xyz/ja/events/135





【JOI ITO 変革への道 - Opinion Box】

Joi Ito's Podcastではシーズン2からマンスリーテーマを掲げ、お便りをたくさん紹介していくことにしました。

おたよりを採用した方にはHENKAKU COMMUNITYへご招待いたします。是非あなたのメッセージをお寄せください。

https://airtable.com/shrKKky5KwIGBoEP0





【コミュニティ醸成実験について】

Joi Ito’s Podcastのリスナーを中心としたコミュニティを形成しています。番組という枠を飛び出して、リスナーの方々同士が交流できる場となっています。詳しくは、下記リンクをご覧ください。

https://community.henkaku.org/ja




この実験に参加をご希望の方は下記リンクから参加メンバーの登録をお願いします。メンバーのダイバーシティを考慮しながら、徐々にメンバーを拡大していく予定です。参加時期がきましたら、スタッフから個別に連絡をさせていただきます。興味のある方、まずは登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。

https://airtable.com/shrbDbYUBoFgkg0tY




【求人サイトCool Job Listの開設】

番組にご出演いただいた方々と聞いている方々を結ぶプラットフォームとして、ジョブマーケットを作ってみました。今、実は仕事を探している、なんてあなた!ぜひこちらを確認してみてください。ぴったりの仕事がみつかるかもしれませんよ。

https://joi-ito-podcast-jobs.super.site/




【デジタルガレージ Web3のコア人材募集中】

https://recruit.garage.co.jp/fintech/


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サマリー

今週、NounsDAOの分裂とローカルDAOの躍進がニュースです。ディスカッションではNounsDAOのフォークとその影響について話しています。今週、Comugiさんがポッドキャストに登場しました!ポッドキャストではニュース解説を書いています。NounsDAOの分裂とローカルDAOの躍進についてお伝えします。

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一票一票の重みっていうのが、まあそれぞれあるわけなんですけど、このアクティビストたちがこの一票の重みを持ってしまうと、やはりこのフェアな投票においては、これがフォークという形で最終的な結果になってしまったっていうところだと思うんですけども、やっぱりこのガバナンスのあり方っていうのが難しいなっていうふうに感じる事例でもあるかなと。
今週は、NounsDAOコミュニティーのクロスロードで、ローカル政府がDAOに深く入り込んで、日本のスタートアップシーンがフレッシュヘアーのブレーカーに乗り込まれています。これが私たちの変革への旅です。
Joe Ito's Podcast 変革への道
こんにちは、伊藤穰一です。
こんにちは、リサーチャンのコムギです。
今日は奥井さんが出張で出れないので、奥井さんの代わりにコムギさん登場です。
はい、初参加です。よろしくお願いします。
今週は私は藤田医科大学、名古屋に行って、そして協定を結んできました。
AIと医療のいろんな開発をしたいと思いますので、これから注目してください。
それとNeural Diversity Eventずっとここでプロモーションしてたのが、今週まだ行われている最中なので、海外から人も来てすごく盛り上がっているので、ぜひこの辺の話をまた後日させていただきたいと思います。
次のコーナーはコムギさんのニュースハイライト、Weekly GMではなくて、ここでライブでやっていただきたいと思いますけども、コムギさんよろしくお願いします。
はい、今週はWeekly GMがお休みというところで、こちらにお邪魔してニュースハイライトを紹介させていただきます。
いつもより少なめなんですけども、5本用意しておりまして、それぞれご紹介していこうと思います。
NounsDAOのフォーク
まず一つ目はNounsDAOという非常に有名なNFTプロジェクトがあるんですけども、そちらがフォークをしたという話ですね。
こちらのどういう内容かと言いますと、一部のこのフォルダ、NounsというNFTを持っているフォルダさんがこのDAOに参加するんですけども、
この一部のフォルダがこのNounsDAOの方針というものに対して一つの提案をしてですね、それがフォークと呼ばれるものですね。
ブロックチェーンにおけるフォークっていうと、ハードフォークとかよく言うんですけども、ブロックチェーンで一つ分割ができるみたいなことです。
分岐をするっていうのをフォークって言うんですけども、このフォークを提案したっていう話ですね。
かねてからこのNounsDAOっていうのは結構このNFTの成功事例としてよく取り上げられてきていて、
例えば本当にNHKの令和ネット論っていう番組で取り上げられていたりするぐらい結構有名な事例なんですけども、
このプロジェクトがなぜフォークしたのか、これ理由は明らかにはされてないんですけども、
どうやらこの提案内容からするとトレジャリー目当てなんじゃないのかっていう話が出ておりますと。
実際にフォークしました。
で、金庫にあたるトレジャリーからですね、約16,757イーサー、日本円にすると40億円ぐらいを持ち出して分岐したっていうところですね。
で、この分岐に参加したホルダーさんが全部で846個のコレクションがあるんですけども、
その56%相当472個のNounsNFTホルダー所有者がフォークに参加したっていう内容ですね。
こちらについては結構いろんな見方ができるというところで、
やっぱりこのお金目当ての人たちが去ったみたいな見方もできるっていうところなのかなというところで、
ここについてはジョイさんも意見があられるんじゃないかと思って、
少し聞いてみようと思っていたところではあったんですけども。
はい。たぶん元々このフォークっていうのがメインの経営を支持しない人たちは途中で抜けられるための手段っていう感じで、
それで確かに巨大なモニュメント作ろうとか、いろんなプロモーションに彼らの金庫から使うっていうことがあって、
よくないじゃんっていう人もいて、それが少しアクティビストみたいになっているんだけども、
僕がちょっと読んだ記事だと、ごてごて出した時から入ってきた人もいて、
結構大きな投資家。この人たちはフォークが起きると何が起きるかっていうと、
もう自分のお金返せっていうことをみんなができる。
会社だったらこういう会社が運営してると。
現金化しろと。そういう意味で言うと、今の日本の上場企業のアクティビストにもちょっと似ていて、
長期投資するんではなくて、短期的に全部金にしろっていうような人たちもここに入るわけ。
今回は本来であれば、方向性に意義がある人たちを守るためなんだけども、
でも実は半分以上の現金を持ち出して、そして現金化できちゃったので、
すごい短期的に稼げるアクティビストの人たちもこれで結構得してるっていうので、
そういう意味で言うとフェアなガバナンスなんだけれども、
残っちゃった人はすごく損した気分になってるのもあるし、
本当にこのアーバトラッジっていう、これを狙って投資した人たちだけが一番すごく得して、
その人たちはコミュニティ全く考えてなかったので、これなんか利用されたんじゃないかなっていう風に言ってる人もいるよね。
NounsDAOのフォークの影響
NFT一つ一つに対してガバナンストークンの役割を持たせていて、
その一票一票の重みっていうのがそれぞれあるわけなんですけども、
このアクティビストたちがこの一票の重みを持ってしまうと、やはりこのフェアな投票においては、
これがフォークという形で最終的な結果になってしまったっていうところだと思うんですけども、
やっぱりこのガバナンスのあり方っていうのが難しいなっていう風に感じる事例でもあるかなと思いました。
そういう意味で言うと、株式会社のアクティビストも株式会社の株主を守るためのいろんな法律とかルールを利用して、
短期的に稼ごうってするのは似てるんだよね。
この事例はなかなか有名な事例だけに結構いろんな意見が起きてるなというところで、最初に取り上げさせていただいたものです。
ありがとうございます。
2つ目のニュースですけども、ブロックチェーンの分析会社、チェーンアナリシスという結構有名な分析会社で、国家が依頼するようなちゃんとした会社なんですけども、
こちらのチェーンアナリシスが毎年グローバル暗号資産採用指標、グローバルクリプトアダプションインデックスっていうものを出しておりまして、
こちらの2023年度版のようやくが先に出てたという話ですね。
こちらで注目すべきはですね、トップ10にランクインしている顔ぶれっていうのは引き続きそんなに大きくは変動はないんですけども、
1位がインド、2位がナイゼリア、3位がベトナム、4位にアメリカ、5位にウクライナ、6位にフィリピン、7位にインドネシア、8位にパケスタン、9位にブラジル、10位にタイという結果になっていて、
日本は何位かと言いますと18位になってます。
中国が11位といったような形でですね。
結構、昨年も上位にランクインしていた国々が顔つられていて、ベトナム、フィリピン、インド、パケスタン、タイ、中国は去年もトップ10入りしていたんですけども、
例えばナイゼリアのような国が入ってきたりというところで、ナイゼリアはご存知の通り不安定な国家通貨っていうところがあって、通貨の価値が下がるっていうことに対して、
もちろんCBDCと呼ばれる中銀デジタルマネーを導入しようっていう動きもあったりもするんですけども、結局そこも信用を得られていなく、仮想通貨のように暗号試算というもので価値を保存しようっていうような動きが出ていたりするっていうところもあったりしますので、
やっぱりこの国家の通貨の価値っていうものに結構左右されるっていうところが見えてるっていうところと、
もう一つはやっぱりこの中央南アジア地域が結構多く上位に入っているっていうところが面白いところになっていて、
特にこのレポートの中でですね、下位中間所得国っていうような位置づけの国々、ローミドルインカム、LMIと呼ばれる国々、
それがインドとかナイゼリアなんですけども、こういった国々が結構入ってるっていうことが注目されているっていうような話になっております。
グラブとの提携によるWeb3ウォレット
3番目のニュースは、サークル社ですね、ステーブルコインを発行しているアメリカの企業なんですけども、
サークル社がシンガポール拠点の会社アプリを展開しているグラブと提携してWeb3ウォレットを利用可能にしたというニュースですね。
こちらのニュース結構面白い話で、グラブというと、本当シンガポール、私も先月行ってきてですね、グラブがなくては生活ができないぐらい、
やっぱりグラブって移動の手段として非常に利用頻度が高いサービスで、
そこでこのグラブを使っている人たちに対してスーパーアプリっていうふうにですね、
例えば日本だとPayPayのように決済に使えるっていうようなアプリがあると思うんですけども、
同じようにグラブで決済をするっていうようなところで、
そういうふうにですね、いろんなものに使えるアプリを目指すスーパーアプリと呼ばれているもので、
この東南アジア地域を中心に1億8000万人のユーザーを持っていると呼ばれるこの大きなアプリが新しくですね、
このWeb3ウォレットっていう言い方っていうのは結構最近定着してきた言い方で、
確かにウォレットって普通に言われても何のことかわからないというところで、
日本経済新聞なんかもWeb3ウォレットってわざわざ言って開設したようなところで、
このWeb3ウォレットをなぜ備えるのかっていうところは結構面白いところだなというところで、
どんなふうに使うかというとですね、
店舗で使える割引券をNFTにしたものを例えば配布したりと、
あとはステーブルコインでまさに決済をするっていうところですね。
ですので、ブロックチェーンインフラに乗ったステーブルコインのような、
ドルに固定された通貨っていうものをウォレットの中に実装して、
さらにこのグラブのような大きなユーザーを抱えるサービスがそのまま使えるようにするっていうことのインパクトっていうのは非常に大きいんではないか。
Comugiさんがポッドキャストに登場
そういったような実験が試験的に導入されて、まずは使ってみましょうっていうふうになってるっていう話ですね。
この話ですね、日本の話としてはですね、大阪万博2025年に開かれるわけなんですけども、
こちらでもWeb3ウォレットが導入されるというところで話題になっております。
こちらは日本のスタートアップのハッシュポートが開発するというExpo 2025デジタルウォレットというアプリを導入するっていうところで、
こういった流れっていうのはやっぱり結構続いていくのかなっていうようなことを感じさせるようなところで、
例えばアメリカのスターバックスがNFTを発行して、このロイヤルカスタマー向けのエンゲージメントをですね、
この有料顧客に向けたサービスとしてスターバックスがNFTを発行して、
それを持っていると例えばポイントがもらえたりっていうようなサービスを展開したりというふうに、
何かウォレットの中にこのNFTのようなものが入っていて、
それがメンバーシップのような機能を果たすっていうところが結構大手の企業がチャレンジしてきてるっていうところが面白い状況かなと思って取り上げました。
そういう意味で、なんかクリプトウィンターの中でペイパールとはいい、ステーブルコインが淡々と伸びてるっていう感じもするし、
で、プログマもこの間いろいろ発表もあるけれども、プログマで日本がステーブルコインをもっと活性化するかっていうのは一つの注目ところかなという感じしますね。
本当ですね。やっぱりステーブルコインっていうものの意味っていうのが非常に大きくて、
今までは例えばビットコインが明日10%上がってしまったら決済に使われるって言った時に、
例えば商売をやってる人も明日10%下がったり上がったりするものを価値として売り上げとして形成するって非常に難しいわけですね。
これが円やドルにペグされた固定されたステーブルコインのようなもので流通し始めると、それがもう本当に普通に円やドルと同じように流通し始めるんじゃないのか。
こういうふうな節目に今いるっていうところなのかなという話かなと思いました。
NounsDAOの分裂とローカルDAOの躍進
4番目のニュースですね。こちらは山越住民会議ネオ山越村がですね、令和5年度仮想地域持続的発展有料事例表彰において総務大臣賞を受賞しましたというようなニュースになっております。
こちらの長い名前の総務大臣賞と歌っているものなんですけども、
実際主催しているのはですね、総務省と一般社団法人全国仮想地域連盟という2社でやっているもので、今回総務大臣賞を受賞したというところで、山越村については非常にこのローカルダオと呼ばれるものの先駆者として知られているところで、
本当に多くの参加者がいて、この実際の住民をデジタル住民が人数を上回ったというところでも注目を集めたというところがありますと、この山越村の取り組みっていうものが結構面白い広がりを見せているなっていうところで言いますと、
ローカル×NFTってかなり盛り上がっておりまして、例えばふるさと納税をするとご当地NFTみたいなものがもらえるっていうような取り組みが広がっているっていうのが面白くて、そもそも全国津々浦々北海道から沖縄までいろんなNFTが登場していてですね、この動きっていうのは結構グローバルに見ても地域で盛り上がるっていうような活用のされ方、
WEB3やNFTの活用のされ方っていうのはかなり特異な例として、日本ならではで非常に面白いものになっているのではないかなと思いまして、今回の受賞はめでたいことだと思って取り上げさせていただいたものになっております。
そうですね。で、総務省もなんか盛り上がってるっていうのはすごく聞いて嬉しかったので、もっともっと頑張っていただけるといいなって感じします。
いろんな官庁がそこを盛り上げてくれると、さらにこのNFT×ローカルってところは盛り上がっていくだろうという話ですね。
はい、5番目、最後のニュースになります。国内の暗号差をめぐる法改正の動きにつきまして、1個動きがあったというところですね。
スタートアップが仮想通貨で資金調達ができるようになるという話で、これ少しテクニカルな話ではあるんですけども、今までのものですとLPSと呼ばれるですね、
投資事業有限責任組合と呼ばれるファンドが唯一この資金調達において、ストックオプションや株式に限ってセキュリティートークンですね、
これは法的に金融商品取引法で規定されているセキュリティートークンに限って今まで投資できたものが新しいルールを今策定しようとしておりまして、
政府は来年ですね、2024年からこのLPSに対してもう暗号差やトークンを加えるっていうような案が出されていて、これを国会に提出するっていうようなニュースになっております。
LPSも最初出た頃も海外に投資できるのもリミットされて結構叩かれて、その後トークンもできないじゃんみたいなのでいろいろ言われて、
今回それを改正したことによって、LPSを使うファンドというのは増えるんじゃないかなという気はするので、これ結構多分いろんな骨格思いの人たちも頑張ってやってくれたと思うので、
ありがたいですし、私も次のファンドLPSも検討したいなと思います。
以上5本のニュース、最新トピックを取り上げさせていただきました小麦でした。
はい、ありがとうございます。
それでは最後はクイズです。
今日いろいろニュースを紹介していただいたWeb3リサーチャーの名前をスペルしてください。
それでは今週のポッドキャストを終わりにしたいと思います。小麦さん本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
来週お送りさん戻りますので、またレギュラーのフォーマットに戻ります。
それではまた来週。
このポッドキャストでお話しする内容は、クリプトやWeb3に関する一般的な情報に過ぎず、これらへの投資の関与を目的としたものではありません。
また、特定のトークンなどの推奨を目的とするものでもありません。
クリプトの投資と売買はとてもリスクが高いものです。
自分もやりたいと思ったら、プロのアドバイスをもらってから参加してください。
また、最終的な投資決定は皆さんご自身の判断でなさるようにお願いします。
デジタルガレージは、危険な海に最初に飛び込むファーストペンギンスピリットを、創業以来大事にし続けています。
これからくるWeb3、オープンソース時代を見据えた、テクノロジーで新たなビジネスを生み出す仲間を募集しています。
番組詳細欄にあるリンクより是非ご覧ください。
NEW CONTEXT DESIGNER
DIGITAL GARAGE
16:40

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