1. JOI ITO 変革への道
  2. #11 生成系AIスタートアップと..
2023-06-19 35:51

#11 生成系AIスタートアップとビジネスの可能性を探る

今月は生成系AIとビジネスの可能性と題してお届けしています。先週は大企業における生成系AIに関するビジネスの最前線をお届けしましたが、今週はスタートアップに関するパネルディスカッションをお届けします。生成系AI ×スタートアップは今後どのように変化していくのか、新しいビジネスエコシステムを創るための必要なスタートアップサポートについて議論しています。


パネリストは、パークシャテクノロジーの代表 上野山 勝也さん、シブヤスタートアップスの代表 渡部 志保さん、そしてJoiさんの3人です。国内のベンチャーキャピタルの状況、海外から日本を選んで起業する人々の状況など生成系AIをめぐるスタートアップの動きについてディスカッションが行われました。


【編集ノート】

編集ノートには難しい用語や人物名などの詳しい解説をお伝えしています。

https://joi.ito.com/jp/archives/2023/06/19/005895.html


【登壇者プロフィール】 

上野山 勝也  

株式会社 PKSHA Technology代表取締役  


新卒でボストン コンサルティング グループの東京/ソウルオフィスにてBI業務に従事した後、米国にてグリー・インターナショナルのシリコンバレーオフィス立上げに参画、ウェブプロダクトの大規模ログ解析業務に従事。松尾研究室にて博士(機械学習)取得後、2012年PKSHATechnology創業。松尾研究室助教を経て、現在代表取締役。内閣官房デジタル市場競争会議構成員、経済産業省AI原則の実践の在り方に関する検討会委員等に従事。2020年、世界経済フォーラム(ダボス会議)の「ヤング・グローバル・リーダーズYGL2020」の一人に選出。2023年、G1新世代リーダー・アワード経済の部受賞。


渡部 志保  

シブヤスタートアップス株式会社 代表取締役社長  

スタンフォード大学院卒業後、モルガンスタンレー証券投資銀行部に就職。2008年にGoogle入社、日本、アジア太平洋地域、ヨーロッパ、アフリカにてマーケティング業務担当。2014年からGoogle本社勤務。2017年にメルカリ米国支社へ転職。2020年にELSA Corp.入社、Google出資のAIスタートアップである同社のマーケティング責任者としてビジネスの成長・資金調達に尽力。2021年に渋谷区アドバイザー就任。2023年2月から現職。




【JOI ITO 変革への道 - Opinion Box】

Joi Ito's Podcastではシーズン2からマンスリーテーマを掲げ、お便りをたくさん紹介していくことにしました。

6月のテーマは「生成系AIとビジネスの可能性」です。

GPTやmidJourneyなどの出現によりビジネスのあり方も変わりつつあります。この激変期にどんなビジネスが求められているのか?について深掘りしていきます。

「AIに関するこんなビジネスがあったら嬉しい」「AIビジネスって、どうなの?」

「AI時代、私の仕事もこう変えなきゃ」などどんな意見でも構いません。

もちろんJoiさん、奥井さんへの質問も引き続き募集中です。

おたよりを採用した方にはHENKAKU COMMUNITYへご招待いたします。是非あなたのメッセージをお寄せください。おまちしています!

https://airtable.com/shrKKky5KwIGBoEP0






【JOI ITO 変革への道 - Opinion Box】

番組では、リスナーの皆様からお便りを募集しています。番組に対する意見はもちろん、伊藤穰一への質問があればぜひ投函ください。

https://airtable.com/shrKKky5KwIGBoEP0


【コミュニティ醸成実験について】

Joi Ito’s Podcastのリスナーを中心としたコミュニティを形成しています。番組という枠を飛び出して、リスナーの方々同士が交流できる場となっています。詳しくは、下記リンクをご覧ください。

https://community.henkaku.org/ja




この実験に参加をご希望の方は下記リンクから参加メンバーの登録をお願いします。メンバーのダイバーシティを考慮しながら、徐々にメンバーを拡大していく予定です。参加時期がきましたら、スタッフから個別に連絡をさせていただきます。興味のある方、まずは登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。

https://airtable.com/shrbDbYUBoFgkg0tY




【求人サイトCool Job Listの開設】

番組にご出演いただいた方々と聞いている方々を結ぶプラットフォームとして、ジョブマーケットを作ってみました。今、実は仕事を探している、なんてあなた!ぜひこちらを確認してみてください。ぴったりの仕事がみつかるかもしれませんよ。

https://joi-ito-podcast-jobs.super.site/



【デジタルガレージ Web3のコア人材募集中】

https://recruit.garage.co.jp/fintech/


See Privacy Policy at https://art19.com/privacy and California Privacy Notice at https://art19.com/privacy#do-not-sell-my-info.

00:05
JOI ITO'S PODCAST 変革への道
こんにちは、伊藤穰一です。
こんにちは、奥井奈々です。
JOIさん、最近サモルトマンが乱日してましたが、もうその裏でコントロールしているのが、実はJOIさんじゃないかっていうニュースが出てましたけど、あの真相はいかがですか?
そう、ちょこちょこなんか最近、新聞の人たちに聞かれてるんですけど、実際、僕はWeb3PTの平井さん、平井さん、塩崎さんとは仲良くて、ずっとWeb3とかAIでいろいろ相談には乗って話はしてるし、彼らがいることによって日本はすごく進んでると思うんで、できるだけ助けてるんだけども、
サムはたまたま前から知ってて、GPTを僕の本にも書いてあったけれども、結構早く見せてもらって、出る前に使ってたんで、でもこれ人に見せちゃいけないっていう本のチームと約束だったので、サムに自民党のこのAIチームを絶対見た方がいいからっていうので紹介してデモしてもらったのね。
で、それをきっかけに彼らが吉谷さんに紹介したようなことをやって、別に僕自民党をコントロールしてるわけでもないし、サムを売り込んだわけでもなくて、ただつないだだけなので、全くそういう陰謀がないので、もうここで。
はい、記者の皆さんよろしくお願いします。
というわけで、これで全てです。
ありがとうございます。
はい、今月は生成型AIとビジネスの可能性と題してお届けします。ではここでNCCで行われた講演をお届けしたいと思います。
先週は大企業における生成型AIに関するビジネスの最前線をお届けしましたが、今週はスタートアップに関するパネルディスカッションをお届けします。
今回のパネルリストは、パーク社テクノロジー代表の上野山克也さん、渋谷スタートアップス代表の渡辺志穂さん、そしてジョイさんの3名になっております。
タイトルは生成型AIとスタートアップビジネスの可能性となります。
それではどうぞ。
こんにちは、上野山さん渡辺さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まず最初は自己紹介から始めてもらっていいですか、上野山さんからもしよければ。
パーク社テクノロジーという会社をやっております、上野山と申します。
創業して10年ぐらいなんですけれども、ずっと未来のソフトウェアというものに興味がありまして、これをいろいろ作っては実験するということをやっています。
キーワードとして強進化という言葉は少し後でご説明できればと思うんですけれども、2個の事業をやっていまして、AIをいろいろと研究開発すると、
やっぱりそのラボの中でなかなか研究できなくなってきたというのは10年ぐらい前の機械学習の分野でして、
それを実際に試してデータフィードバックをもらって、プロアクターの形を変えていく、これを強進化と呼んでいまして、
最近だとチャットとかもですね、チャットと人間が強進化する、事業も形作ったけど出してみて強進化するみたいなことをずっとやっている会社です。
03:00
これが本郷にオフィスがありまして、この樹齢300年のクスノキが本郷文京区にありまして、
その麓にオフィスを構えたのが10年前だったんですけど、
なので初めはですね、さっきの2個の事業の1個目のR&Dというか研究をラボにこもらずみんなでやると、
ある種ガレージ的にやり始めたんですけど、そこでいろんな取り組みをやる中で見えてきた形を徐々にプロダクトにして、
今はですね、チャットGPTとか出てますけれども、今大体うちの会社今500人くらいなんですけど、
その10倍くらいのですね、600体くらいのAIエージェントを今大手の企業さんの社内であるとか、
日本全国に常時働いていただいていると、
大体1アシスタント年間200万くらい、これはですね、日本の平均年収がだいたい400万弱と、
大体半人前くらいのですね、アシスタントが常時6,000人稼働しているというようなことをやっています。
この中にGPTを組み込んだりしながら、いろんな機能を研究開発しながらやっている会社です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
そうですね、じゃあ渡部さんお願いします。
ありがとうございます。初めまして、渡部と申します。
今年4月にアップというプログラムを渋谷区さんとスタートしたばっかりというこのタイミングで、このような場に呼んでいただいてありがとうございます。
弊社は渋谷区と一緒にグローバルなスタートアップコミュニティをつくるというゴールのもと、
海外国内から集まってくださるスタートアップの袋を推進をするということをやっております。
サポート内容は、POC、パートナーシップ、ストラテジー、人材紹介、プロモーションなどです。
この他にも渋谷区と連携して、ビザサポート、銀行口座設立、ファストトラックサービス、英語の会計リーガルサービスにつなぐことだったり、
外国人の企業家の方のニーズに応えられるような体制にもなっております。
日本市場からグローバルな課題に取り組むというテーマを掲げて、アニメ、ゲーム、IP、防災だったりインバウンド、ツーリズム、
渋谷ならではのストリートカルチャーなどの分野にフォーカスしたスタートアップの方から応募を待っております。
プログラムのローンチから2ヶ月目になるのですが、たくさん問い合わせをいただいております。
応募者の方を見てみると、13カ国からプログラムに応募がありました。
大体40%ぐらいがアジアからの応募者、30%ぐらいが北米から、20%ぐらいがヨーロッパというような内訳で、残りは日本からという感じになっています。
ジェネレティブAIということで言うと、やっぱり多いなというふうに感じています。
アニメとかVTuberといった分野とか、マネタイズできるファン層がすごく多いとみられている。
06:04
音楽へのため、推しカルチャーをめがけて、世界中から応募してきている会社が多いなという感じです。
今回のカンファレンスのトピックは、生成AIということなんですが、高齢化社会の課題をAIをもって解決しようとする会社というのも数社、今回採択することができました。
他にもWeb3の会社とか、みんななんで日本かということをしっかり課題意識を持って応募してきてくれるという会社を採択していこうと思っています。
最後になりましたが、ご紹介させてください。渋谷スタートアップ株式会社の渡部秀穂と申します。
経歴のほうですが、新卒でモルガンスタンレイという会社で、教師銀行のアナリストとしてキャリアをスタートさせました。
2年弱くらい働いて、当時、学校の同級生がGoogleで働いていて、ランチがただで食べられるらしいということで、転職しました。
当時、リーマンショックの前だったんですが、すごく忙しくて、でもGoogleに転職しても全然忙しくて、そんなこんなで10年、日本のオフィス、東南アジアとか、
アフリカ、発展途上国諸国、ヨーロッパ、そして本社という感じで、いろんな市場と国でマーケティング、あとゴートゥーマーケット戦略ということで、キャリアを進むことができました。
2017年に、メルカリの北米支社に転職をしまして、同社の上場を経て、2020年には、AIのベンチャーであるエルサスピークという会社、パラルトに本社があるんですけれども、
転職しまして、2020年のパンデミックで一時帰国中に渋谷区のチームの皆さんと出会って、2021年にアドバイザー就任させていただきました。
今年の2月から現職に就任して、今に至ります。今日はよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
AIの話に行く前に、スタートアップの話かなと思っていて、2人とも海外にも行ったことがあるし、大企業を両方ともやって、今スタートアップ周辺を日本でやっているという感じで、
僕も林さんと30年近く前に自宅ライジングを立ち上げた頃って、個人保証の銀行借りでのベンチャーキャピタルもいない、ベンチャーって名前ついた下請け業者みたいなところから始まっていくんだけれども、
でもその頃ビットバレーとかいろいろあって、ベンチャーごっこは僕らやってたけども、シリコンバレーに比べて全然違ったし、僕もサンフランに行ったところほとんど日本人いなかったので、すごくそういうイメージがあって、話題ではいろいろ日本語が変わってるよねっていう話をしているし、
外国人も日本人も増えたし、日本人もサンフラン人も増えて、外から見てるんだけども、現場にいてシリコンバレーと比べていいのかどうかはないけども、日本は今違うのかどうかっていうのと、あと国が今回こそ本気でスタートアップやろうよって言ってるので、今日本がどんな状況で、どこが一番足りなくて、本当に日本スタートアップこれからバーンて伸びるかどうかとか、その辺少しもし何か意見が。
09:20
そうですね、変わってきてるから言うと、過去に比べて明らかに変わっていて、例えば本郷界隈の雰囲気っていうのは、いくつかの起業が多い研究室とかは、あなた起業しないのっていう、日本的な同調圧力による起業みたいなのが増えてくるレベルで、少し普通にはなってきてるっていうのはあるんですけど、ただやっぱグローバル、シリコンバレーに私がいたときも感じてたのは、ただどっちかというとグローバルの起業家の人って同調圧力で起業するわけで当然なくて、
あるいは母国を追われたり、結構比較的幼少期の現代圏で内部が揺さぶられて、それで自己確立して何かやろうっていうフォーマット。なので、当然相対的には増えてるんですけど、いわゆるグローバルの起業のフォーマットのそういうファクターっていうのはまだ足りてないんじゃないかなと。
私実は先月日本に帰ってきたばっかりなんですが、思うのは日本は今すごく面白い波が来ているなというのを感じていて、例えば我々のアクセラは海外から応募してきてくれる人が多いんですけど、やっぱりこの米中の政治的なテンションを背景に、
割と中国からシンガポールを経て日本に来たいっていう起業家の人がすごく多かったりとか、そういう意味でジェネリティブAIっていうエリアでもいい人材がすごく日本に集まってきてるんじゃないかっていうのを思います。
なるほどね。僕もこないだアメリカから日本に遊びに来た中国人の話だけども、日本ってちょっとアンチチャイニーズいるかなと思ったら、アメリカのアンチアジアよりは全然フレンドリーで、アジア人がいっぱいいる国としていこちいいなとかいう話はちょっと出てたんですけども、
そういう意味で日本はデスティネーションとしては人気は圧倒的に昔に比べたら今上がってるよね。ただ僕もでもさっきの話の中で投資家の質が日本は悪いっていうイメージがまだ残ってるんだよね。
結構、シリコンバレーって今はもうそうだと思うんだけども、結構ベンチャーキャピタリスト助けてくれるっていうイメージ。いいベンチャーキャピタリストだったら。ベンチャーキャピタリストって自分のことをすごく売り込むじゃない。
僕らがデジタル会社立ち上げた頃っていうのは誰とは言わないけども、結構サラリーマンベンチャーキャピタリストであぐらかいてあんまり助けてくれないお金を出す銀行の延長みたいな人たちがベンチャーキャピタリストに多かったと思うんですね。
その後、僕も一緒に投資してずいぶん増えてはいるけれども、シリコンバレーとかに比べたらコミュニティがないっていうイメージがあるんだけども、それはやっててどんな感じする。
そこが結構若い、やりたい人たちが増えてる感じがするけど、ベンチャーキャピタリストも充実してきてる感じがする。
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そういう意味でいうと、当然過去よりは充実してきてると思うんですけど、本当にテック企業家で財を成してVCやってるみたいな、アメリカの中枢にいるようなキャリアの方が日本に多いかっていうと、相対的にはやはり多くなくて、
一方で企業家がエンジェル的に投資するっていうのは明らかに10年前よりは増えていて、彼らはやっぱり一定の事業を作り出した経験をデリバーしてるんで、よくはなってると思うんです。
逆にいい会社だったら大体集まるっていうふうに思ってるんで大丈夫?
それは間違いなくそうだと思うんです。受給バランスでいうと、いい会社が足りなくてお金は一定あってっていう感じ。
昔はなかってもですね、そういう意味で。
なんか割とボーダレスになってきてるのかなと思っていて、割と早い段階から海外からリリースするっていうことも、今日本では出てきてるのかなと思いますし、
やっぱりベンチャーキャピタリストってアメリカではめちゃくちゃ人気の憧れの職っていうイメージがありますけど、
日本では意外とそうでもなかったんだなっていうのは、私すごく海外から見ててびっくりしたっていうのはあるんですけど、
最近ベンチャーキャピタリスト、日本ではキャピタリストっていう言葉があるみたいで、すごく人気がある職業になってきつつあるのかなって思ったり、
タッチアップっていうと日本が遅れてるみたいな感じに聞こえますけど、結構グローバライズというかノーマライズされてきてるのかなというのは思ったりします。
あとエンジニアの数が圧倒的に足りないっていうイメージもあるんだけども、データ見てるとまだそんな感じするけど、それは感じる?
明らかにニーズに比べると足りないですよね。ただ、国別人口比率でいったときにそもそも人が足りないだけ説もあるじゃないですか、若い人が。
なんでエンジニアリング選択率、コンピューターさん選択率、AI選択率が何パーなのかっていうのは、国比較してみたらどうなんですかね。
でも日本は圧倒的に足りないですね。
あと確かエンジニアの生産性が下がってる国は日本だけなのね。他の国は上がってるんだけど構造的に下がってるし。
ソフトエンジニアですか?全体の?
全体で。あとは理系になろうと思う大学生は中学校の成績が良い割には圧倒的に低いし、あとお給料も低いんだよね。ニーズが高い割にはお給料上げないっていうのが日本のもう一つの悲劇なんだけど。
という話の中で多分そこは足りないよね、全体的な感覚でいうと。
やっぱり企業の入社のインプットと対社のアウトプットがないので、当然全体を抱えて全体の生産性が下がるっていう。
だからそこにベンチャーがチャンスなのかどうかっていうのと、AIがそこに何かキーがあるかっていうのは結局大企業の中ではエンジニアの給料も低いし地位も低いんだよね。
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そうすると全体的に足りないかもしれないけれども、そういうお金がもらえないエンジニアたちをスタートアップに入れてちょっとAIで馬力を上げて、今大企業ができないようなところでベンチャーができるチャンスがあるような気がするんだけどどうなんだろうね。
なんか本当に海外で言うと、エンジニアってGoogleでもそうだったんですけど、本当ピラミッドのトップっていう感じで、エンジニアの下にPMがあり、まあ下って言うとあれですけど、それでその他みたいな感じだったので、
たぶんパーセプションっていうものもあると思いますし、そのお給料っていうこともあると思いますし、あとやっぱりロールモデル的にエンジニアが作った会社がすごく跳ねて、アイコンみたいなエンジニアの人っていうのが海外にはたくさんいるのに比べて、日本ではたぶん山田慎太郎さんとか誰なんだろうっていう、もちろん上野山さんも含めていう感じなんですか。
面白いのはフランスもエンジニアの地位は低かったのね。でもそれは確か国家戦略で上げるんですよね。確かにヨーロッパでは今フランス2位になるので、そこ結構重要だったと思うんで、日本でもいなくはないよね。
日本のミライズとかファンドでエンジニアに投資する日本のファンドの数字見てると、日本の上場企業でバリューエーションが高いのって意外にエンジニアだったりするので、合理的に考えるとエンジニアはいいんだけれども、なんとなく社会的にあんまり地位が高くならないっていうのはあるんだよね。
それでAIの午前中からやってるプロンプトエンジニアリングだとか、もしかするとAIで技術的なロールを今までのゴリゴリのエンジニアじゃない人にもアクセサビリティが上がるんじゃないかなっていうのって、もしかするとチャンスなのかなっていうのを聞いてて思ったんだけど、どうなのかな。
そうですね、今の生成AIはプロンプトレイヤーでポテンシャルを引き出すアプローチもあれば、あれをある種のレゴブロックの一つのパーツであると見立てて、そうは言ってもソフトエンジニアリングするっていうアプローチがあるという意味では、以前ソフトウェアテックの深さは一定必要だと思うんですけど、ただ今までと少し違うなと思うのは、やっぱりデジタル技術とかAIの社会普及って、
ここ15年くらい起こってたことに何なのかって言うと、やっぱり異分野、インターディスプリなりのコンポーネントがうまく組み合わさる探索をうまくやったものが社会にインプリされるっていう意味では、かなりそこの組み合わせできるような分野がバーって増えてるのが多分今なんじゃないかなと思いますけど。
だからあれだよね、マイクロソフトのコーパイロとか見てると、あと今回Appleもこのデベロッパーカンフェンスで発表してるけれども、世界的に見るともちろん色々あるけども、AIによってデベロッパーっていう仕事が楽しくなるし生産性が上がるので、違う言い方で言うと本当はデベロッパーの時代になってるのに、そこは日本行けないっていう可能性もなくはないよね。
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海外でも結構一人でできる開発量ってすごく上がってるよね。昔だったらパソコン買って20人、100人雇わないとできないことが、一人のCTOがAIとクラウドサービスを使えば作れちゃうけど、結構技術力が必要なんだよ、それやるのに。そこができないっていう逆のテーゼもあると思うんだよね。
なるほど。
どっちなんだろう。
どっちなのか。
デベロッパーの時代になったのか、デベロッパーがいらなくなった時代になるのか、両方なのか。
デベロッパーがいらない時代にはならないという感覚ですね。
ただデベロッパーじゃない方が参画しやすくなっているのも明らかにそうで、やっぱりAIがソフトウェアのバックエンドの部品だった時代が貫通してユーザーとUXをデザインする時代になるっていう時に、
じゃあここにどのようなデザインをするのかという時に異常なまでの人間理解が必要だったり、それを一人のAIエンジニアがそこまでデザインできるのかというと難しいよねっていう意味においては、デベロッパーは依然必要ですけど、今まで入れなかった人は入れるっていう。
今聞いてて思ったのが、本当にAIっていうものが入ってくると一人で全部できちゃうみたいな。
今コホートで入ってくる会社もすごく小さい会社が、特にAIの会社だと小さくて、本当にこのCEOとかCTOの守備範囲がめっちゃ広くて、チームも小さくて、このままだったら100人以下で上場する会社とか出てくるんじゃないかなっていうのを思ってて、
結構シュールな話なんですけど、さっきのピッチを見てても、AIをユーザーとするAIみたいなのが出てくるのかなって思ってて、AIの作業リレーみたいなのが起こって、それでもうCTOで全部チームができちゃうとか、そういう意味ですごく早くフラットな組織が小さな規模で上場するとか、
そういう意味でも、そんなに遠くない未来、そういう会社の働き方っていうふうになって、会社のあり方がそういうふうになってくるのかなと思う。
クラウドでなったよね。クラウドでまず何億のハードウェア買わなくてスタートアップができるようになって、その後クラウド上のウェブサービスでそれを自分たちでやらないで引っ付けるだけになって、それのクラウドの延長にあるような気はするんだけどね、今の話聞いてて。
でも、じゃあ日本はどうすればいいのかなと。じゃあこういう状況の中で渋谷としてなのか、アントプレーナーからしての、あと2人とも外国の経験があるので。
だから日本のデータ見てると頭もいいし、結構チャンスはあるんだけども、多分今足りないと思うんだよね、AIのエンジニアにしても普通のエンジニアにしても。
だから仮説は海外からやっぱりタレントを連れてきて、日本の何かをアンロックしなきゃいけないというような気がするけども、なんか自分の会社なのか、今の日本、塩崎さんもいなくなっちゃったけど、政治家なのか。
21:02
どこをいじると日本の今回のスタートアップのエンジンがかかると思う?
まず前提としてはやはり日本の大きな産業自体が流動化しない限りホワイトスペースが相対的に圧倒的に大きいっていうのは間違いないと思うんですよね。
そこにどういうチームをデザインするかっていう話で、生成AIの話で言うと、いわゆるファンデモンションモデルレイヤーとその上に乗っかるアプリケーションレイヤーがあって、こっち側とかはグローバル化を含めたアントレプレナー的なチームをいっぱい作ることで一定成立するような気もしますし、
ファンデモンションレイヤーはちょっとまた違う話になってくるとは思うんですけど、全体感で言うとそんな感じだと思います。
そうですね、まさに今伊藤さんが振ってくださったように、我々のアクセラって結構海外からの起業家をベースに考えていて、今のところ採択した会社まだ発表してはないんですが、初めの6社っていうのがあって、そのうち本当に4社が日本の外の会社っていう形で、
グローバルで日本に動いてくるかわからないし、拠点はどこかわからないけれども、日本の市場でエクセキューションしたいっていう会社が結構多くて、先ほども申し上げた通り、ジェネレイティブAIっていうところでは本当にコンテンツだとか、
著作権の特徴、日本の特徴だとか、文化、そしてあるセクターではすごいたくさんデータがありますっていうことで、来る会社が多い中、もうどんどんどんどん外国からファウンダーでもいいし、デベロッパーでもいいし、呼んじゃって、何か起こるかもしれないっていう、そういう結構フィーセスというか持っていて、
なので、答えにはなってないんですが、そういうところで科学反応を見ていって、とりあえず明日につなげていくっていうような試みをしています。
大企業はちょっと、他の企業がどう言ってもらわないとダメっていうのも一つあると思うんだけど、それ以外に弊害になっているものって何だと思う?
私は一個は人事制度だと思っていまして、人間側にフィードバックをかけているアルゴリズムにすごい興味があって、社会システムであったりあるいは会社の中の人事制度であるわけですけど、ここは相当日本って特殊で、ここがある種システムが人間を守させるみたいなことがすごい起こっていると思うんですけど、
AIの可能性一応は、ここがもう少し柔らかになり、相互インタラクションになることで、ポテンシャルがアンロックされていくって方向が明らかにあると思うので、でもこれは明らかに弊害になっていると思うんですよね。
弊害というのは、スタートアップがもっと増えて日本がシリコンバレーだとか、スタートアップとしてグローバルスタンダードに行くにはっていう話ですよね。
やっぱり全てだと思います。文化だったり教育だったり、でもやっぱり我々が見つめ直せるんじゃないかなと思うのは、日本でユニーク、世界から愛される日本、我々が日本で大事にしているもの、ユニークなものって何なんだろうっていうことを考えて、そこにどうやって投資していくべきか。
24:12
本当にシリコンバレーになるのが正解なのか、そうじゃないのか。やっぱり思ったのが、日本って、私、阪神大震災を中学校の時に経験してるんですが、やっぱり日本の文化って耐える文化っていうか、すごく行くぞって言って突撃するっていうよりかは、もうぐっと耐えたり、押されても動かなかったり、そういうところがすごい強いなっていうふうに思っていて、
そういうところだとか、あと我々のアクセラーでよく言うのが、高齢化社会に対してどういうソリューションを日本だけでできるかもしれないことをどうやってやるかっていうことを考えたり、そういうアングルもあるんじゃないかなと思っていて、結構オンリーワンになれる方法だとか、
多様性とこの時代って言いますけど、世界の一つ一つの国が生徒で、学校だったら日本ってどういうキャラの、どういう特徴がある国なんだろうっていうことを見つめ直して、ちょっとユニークに物事をやってみようかなっていうのが、私がこの会社を社長に就任したときに思ったっていうのはありました。
そういう意味でLLMは翻訳もできるけれども、文化の役もやってくれるよね。なんか僕も日本語がそんなにちゃんとできないので、日本語にしろってやった後にもっと丁寧にして、もっとわかりやすくして、もっと丁寧にしろとか、なんかそういう指示できるから、外国人が入ってくるときには結構それは役に立つよね。
他の翻訳ソフトに比べたらチューニングできるし、あと質問、あれが結構LLMがいいのは、フィードバックくれる。文章あげて、これを大企業の幹部の人の目線で読んで、フィードバックくれって言うと、この言い方はああだったし、これはこうだと思うよっていう、そういう学びもできるんで、そこは外国の人連れてくるときには便利かなと思う。逆もあると思うんだよね。
ちょっとオンラインの質問にいきましょう。このテキストブック、教育の話しようか。今、教科書を見てすごいたくさん情報が入っていて、今、国とか学校とか単位でAI使わないっていう人たちと、徹底的に使おうっていう人たちと、あとはそもそもインターネットに情報があるのに、情報詰め込み型がまだ残ってたりするのに、それの上にAIを乗っけちゃう。
今でも学生で、なんで学校に行ってるんだろうみたいな人もいる中に、AI使っちゃダメっていう学校に行ったら、もうますます何のためにこんなところにいるかっていうふうに思う子が増えてくると思うんだけども、なんかその辺、自分の体験なのか、一般的な話でも。
子供が小学1年生なんですけど、とても机じゃなくて外で遊ぶのを重視している学校に行かせてまして、なんでかというと、人間のバイオのところを考えるときに、身体値みたいな、神経系みたいな、体験して育つニューロンみたいなものと、その上に乗っかってる大の真実があるよねって考えると、
27:13
知識側のレイヤーで、さらにその上、インターネットとかAIでその上のレイヤーだとすると、こっちが本当のファンデーションモデルで、その上にスタックで重なってるって考えると、こっち側が柔軟っていくんじゃないかなとすごい思うんで、やっぱりデスクに座るものじゃなくて、相互作用するものとかのやつを幼少期にどれくらいやるかっていうのが肝になるんじゃないかって仮説を持ってはいます。
うちも実は双子なんですが、小学1年生で、思うんですが、やっぱりAIがあるにしろないにしろ、人間のそのコアっていうのは多分普遍的なもので、この子はこういうふうなものが好きとか、みんな違うじゃないですか。
なので、多様性とか、あといろんな子どもがいる中、個々の違いっていうのを尊重できるって意味で、AIっていうのはすごくいいツールなんじゃないかなっていうふうに思います。
結構ネットでも今、教育者の間でいろいろ議論されていて、今、やっぱりLLMの話をしているとすると、結構間違いも多いし、さっきからコーパイロットという話をしているので、なんかAIに質問して答えをもらうっていう考え方ではなくて、やっぱりブレイスと一緒にするとか、意見を言ってもらうとかっていう、答えじゃないものを求める使い方ってだんだん使ってくるとわかってくる。
今、GPTに質問して、なんかボロッと言われて、それを信じる人、今だんだんいなくなってきたよね。
最初出た頃には、やっぱり答えを求める、検索エンジンがなくなるっていう話があった。
今日のパネル見てても、やっぱり検索はなくならないよね。やっぱりソースは欲しいけれども、そうすると、自分が言ったことに対して意見を聞くとか、意見を聞くっていう方が増えてきてるよね。
多分それって、教育の現場の文明学の中ですごく取り込みやすくて、でもやっぱり使ってみないとGPTをどういうとこが役に立って、どういうとこが役に立たないかってわからないと思うので、
多分情報量をたくさん持ってるから、それがメインかと思うと、その情報が確実じゃないとそのままじゃ使えないっていうのが、今のものだとなんかあるような気がするんだけど。
今、子供たちに、でも1年生だとまだ使ってないか。
社員が子供にGPTプロンプとちょっといじったものを使わせる実験っていうのを結構やってるんですけど、なんか大人と違う反応を見せていて、
学校行きたくないって言ったらしいんですよ、そのボットに。
そしてなんかこういうふうに言った方がいいよって励まされて、それに感動して泣いたらしいんですね。
30:02
なんで子供たちってイマジナリーフレンドとか持ってたのに。
そうですよね。
そういう話そうです。
あとやっぱりAmazonとかSiriとか、Alexaとちっちゃい子喋るのって結構あるので、
やっぱり言葉の認識とテキストスピーチとそれにあとはマルティモーダルで絵が見えるように多分もう1年以内になるので、そこでかなりガッとアクセスも下がって。
そうですね、やっぱりなんかうちの子たちも初めてのOK Googleは2、3歳とかですごくテクノロジーネイティブという感じなんですが、
やっぱりうち双子なんですごい顕著に違いが見えるというか、興味があるトピックが違ったりして、
でもそのトピックを掘り下げることですごく何でも学べるんじゃないかっていうふうに、そっちの方が自然な学習の仕方なんじゃないかって思う時もあるので、
そういう時にちゃんとGTPと会話しながら、何で何でとか、ファクトチェックも自分でしながらとか、興味があること、学校で教えてくれないこと、
親がちょっと時間なくて教えられないこととかを会話でどんどん教えてもらえればいいなというのを思うんですが、
それが本当に本当の情報であれ、嘘の情報であれ、それは自分でどんどん掘り下げていけばいいと思うので、そのモデルはいいなというのを思います。
知識だけじゃなくて、やっぱり自分の内在的な動機を持ったアントプレーナーとか技術者になりたいような子に育つことがあれば、そういうプラスだと思うんですけど、
最後、もし一言あれば、そろそろ時間になってきたので。
そうですね、本当にAIってすごく、さっき登壇された金岡の方もそうだったかと思うんですが、課題ありきっていうか、こういう課題があって、
課題ってやっぱりこの人類の歴史の中で普遍なものであって、皆さんその課題意識にAIをぶつけてどうやって前に進んでいくか、
やっぱりこの長い人間とAIの歴史というか、まだ始まったばかりだと思っていて、間違いなくこれからどんどん、今すごいオーバーハイプされているような感じのAIのテクノロジーだけれども、
多分長期的に見ると、私が今想像していない未来が待っているんだろうなっていうふうに思っていて、今こういう会話を重ねて、今どんどん会社が、
もう毎日のようにAIの会社は生まれていると思うんですが、やっぱり今日登壇していた方々、そして宇野山さん、パイオニアの方々だと思うので、
未来を今日登壇した方、そして私たちの未来を見るのがすごい楽しみだなって、AIはそういう楽しい気持ちにさせてくれるテクノロジーだと思います。
そうですね。ソフトエンジニアリングもAIも、レゴブロックを組み上げては壊しては試すっていうすごく面白いものなので、
ぜひいろんな産業の方々とやっていきたいですし、いろんなスタートアップもらえればいいなと思っています。
33:05
やっぱり未解決問題がまだいっぱい残っていて、それってどっちかというと人間が人間であるぐらいに残されている問題である可能性が高いみたいなものっていっぱいあると思うんですけど、
情報技術ってやっぱりそういう空間を越えて認知を変えていくので、今まで解けなかったもので解ける可能性があるっていう意味で超面白いっていうのもありますので、ぜひっていうところです。
最後にジョイさんには、今日我々が喋ってますけど、日本こうしたいみたいなのをぜひまたみんなの前でいっぱい喋ってほしいなと個人的に思います。
ありがとうございます。最後のラップアップのセッションでリリーとこの辺の話をしたいと思います。
今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
では、リスナーの皆さんからお便りが届いていますのでご紹介していきます。
まずは、カズノオスケさんからのお便りです。
生成KIは日々新しい使い方や機能が発信されていて進歩の速さに驚かされます。
これまでは機関システムでは使い慣れた技術を利用するのが定番でしたが、最近ではデジタル庁に代表されるように最新技術をいち早く導入しているところが増えてきたように思います。
私はこれをポジティブに捉えています。
新しい技術を採用するリスクは管理して、失敗や修正は起こり得るものだと寛容でありたいし、世間の風潮も新しい技術に前向きな姿勢になるといいようなと思っています。
生成系AIにはドラえもん的な親近感を沸かせるところもあり、世間の姿勢を変えるきっかけになればいいと思っています。
はい、ということですけれども、なんか日本語意外とポジティブかなと思うんですけれども、ジョイさん。
いや、素晴らしいと思います。
ドラえもんって初めて聞いたけどすごく負に落ちるイメージだよね。
なんかちょっとたまに間違ったものも出てくるし、でも結構のび太くんを応援する立場なので、やっぱり作っている側もドラえもんのイメージをしてくれると嬉しいと思うんだよね。
海外の人たちも結構真面目すぎるところもちょっとあって、やっぱりその遊び心も入っているっていうのをすごく学ぶときも作るときもあってもいいんじゃないかなと思います。
そうですね、ドラえもんみたいなのび太くんみたいな落ちこぼれをアップするみたいな、地へアップしていくみたいなそういうマインドも大事ですね。
素晴らしい。
はい、番組では引き続きお便りを募集しています。
AIに関するこんなビジネスがあったら嬉しいというアイディアや、AI時代のキャリア形成といったAIとビジネスに関する話題であれば何でも構いません。
ぜひジョイさんにお答えいただけるチャンスですのでよろしくお願いします。
お便りを採用させてもらった方には変革コミュニティへご招待いたします。
はい、ではジョイさん今日は以上になります。
ありがとうございました。
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36:00
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